[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (03/05)マルマエが急反発、業績予想を増額修正、超高純度アルミ企業の子会社化も好感
記事一覧 (03/05)内田洋行は一気に出直る、業績予想の増額修正を好感、約6カ月ぶり7500円台に進む
記事一覧 (03/04)巴工業は続伸し逆行高、連続最高益予想の高業績を評価、下水道関連株としての注目も強まる
記事一覧 (02/28)協立情報通信は逆行高、第3四半期決算の決算説明資料を開示、改めて評価される様子
記事一覧 (02/28)イトーキが逆行高、今期も最高益の見込みでPER10倍前後、割安さ目立つ
記事一覧 (02/27)マーケットエンタープライズは決算説明会の質疑応答に株価好反応、後場も堅調に推移
記事一覧 (02/27)日本精鉱が後場上場来の高値を更新、未定だった業績予想と大幅増配など好感
記事一覧 (02/27)JPホールディングスが一段と出直る、引き続き株主優待制度の導入、増配などを好感
記事一覧 (02/26)エコナックHDが後場急伸、1969年以来の復配と業績予想の増額を好感
記事一覧 (02/26)JPホールディングスが急伸、株主優待制度の導入、増配、業績予想の増額修正を好感、一時ストップ高
記事一覧 (02/21)日清食品HDが反発、2月は値上がりした日が1回しかなく売られ過ぎ感
記事一覧 (02/21)クロスキャットは業績・配当予想の増額修正が好感され急伸
記事一覧 (02/20)アイデミーの値動き堅調、AI開発事業への投資強化などで事業構造の転換を加速
記事一覧 (02/20)山崎パンは昨年来の安値圏から出直り強める、決算説明会資料を開示、評価し直される
記事一覧 (02/19)マルマエが再び出直る、半導体株高を受け今第2四半期の大幅黒字化予想など見直される
記事一覧 (02/19)トレジャー・ファクトリーは調整一巡感、月次売り上げ8か月ぶりに20%台の伸び率など再び上向く
記事一覧 (02/19)免疫生物研究所が急伸、利益率の高い主力製品など好調で利益予想を大幅に増額修正
記事一覧 (02/18)クリーク・アンド・リバー社が戻り高値に進む、業績上向き傾向、証券会社の目標株価も出て買い安心感
記事一覧 (02/18)ワンキャリアが上場来の高値を更新、初配当、株式3分割など好感、2日続けて大幅高
記事一覧 (02/18)鈴茂器工は3日ぶりに上場来高値を更新、北米でも寿司ロボット拡大などで大幅増益を評価
2025年03月05日

マルマエが急反発、業績予想を増額修正、超高純度アルミ企業の子会社化も好感

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■半導体分野で懸案だった消耗品を取り巻く状況が好転

 マルマエ<6264>(東証プライム)は3月5日、急反発となり、10%高の1561円(143円高)まで上げた後も1500円台で強い値動きを続けている。4日午後、第2四半期の業績予想(2024年9月〜25年2月、中間期)の増額修正と、超高純度アルミ製品企業の株式取得(子会社化)について発表し、注目が強まっている。

 半導体製造装置の心臓部にあたる真空装置などを手がける。25年8月期・第2四半期累計期間(中間期)の業績見通しは、半導体分野で懸案だった消耗品の過剰在庫の解消傾向が出てきたことで、当初の想定以上に受注が好調だったことから、売上高を24年10月に開示した前回予想に対し6.7%上回る38億96百万円(前年同期比9.1%増)の見込みに見直した。営業利益は同34.3%上回る9億40百万円(前年同期は78百万円の損失)の見込みに、純利益は同39.4%上回る6億44百万円の見込み(同1億01百万円の損失)に見直した。

 また、4月8日(予定)を株式譲渡実行日として、半導体スパッタリングターゲット用の超高純度アルミニウム製品やアルミ電解コンデンサー用の高純度アルミニウム製品などを手がけるKMアルミニウム株式会社(福岡県大牟田市、KMAC社)の株式100%を取得し子会社化するとした。マルマエの半導体分野と親和性が高く、共に成長する関係を構築する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:14 | 業績でみる株価

内田洋行は一気に出直る、業績予想の増額修正を好感、約6カ月ぶり7500円台に進む

■情報セグメント、公共セグメントなど下期も好調続く見込み

 内田洋行<8057>(東証プライム)は3月5日、買い気配で始まった後11%高の7570円(730円高)まで上げ、一気に約6カ月ぶりの7500円台に進んでいる。4日15時30分に第2四半期決算と通期業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。

 第2四半期決算(中間期、2024年7月21日〜25年1月20日・連結)は売上高が前年同期比14.0%増加し、営業利益は同21.1%増加など好調だった。第1四半期はインボイス制度に伴う需要の反動減があったが、第2四半期に教育ICTビジネスの需要などがあり拡大した。下期は、情報セグメントが大手企業向けライセンス事業やIT関連が引き続き堅調に推移しており、公共セグメントは、自治体の標準化案件が開始することなどから期初計画を上回って推移すると予想する。7月通期の連結業績予想は、売上高を24年9月に開示した前回予想比2.3%上回る見込みに見直し、営業利益は同5.0%上回る見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.2%上回る見込みに見直した。売上高、各利益とも最高を更新する見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:56 | 業績でみる株価
2025年03月04日

巴工業は続伸し逆行高、連続最高益予想の高業績を評価、下水道関連株としての注目も強まる

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■全体相場が大幅安のなか投資の基本「業績」に立ち返って選別

 巴工業<6309>(東証プライム)は3月4日、3795円(30円高)まで上げた後も堅調に売買され、後場も3780円(15円高)で売買を開始。全体相場の大幅反落に逆行し続伸基調となっている。業績が好調で今期も連続最高益、最高の売上高を見込むため、全体相場がさえない中で投資の基本である業績に立ち返って銘柄を選別する動きがある。また、同社は下水道関連事業も展開しており、「老いる下水道、まち脅かす、耐用年数超えは最大6割も」(日本経済新聞3月1日付朝刊)などと現状が伝えられる中で連想買いも少なくないようだ。

 遠心分離機を中軸とする機械事業と化学品事業が2本柱。前10月期(2024年10月期)の連結業績は売上高、各利益とも最高を更新し、今期(25年10月期)も売上高、各利益を続伸の見込みとしている。24年12月に開示した同年10月期の「決算説明会質疑応答要旨」では、質問:下水向けの元請工事の受注に注力して成果が出てきているとのことだが(中略)どのような業績への影響があるのか教えてほしい、との問いに対し、「機械だけではなく、付帯する設備等も含む元請工事を受注することにより、機械販売と比べ売上利益ともに大きくなる」「近年は実際に大きな工事の受注増加といった成果も出てきている」などと回答している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:21 | 業績でみる株価
2025年02月28日

協立情報通信は逆行高、第3四半期決算の決算説明資料を開示、改めて評価される様子

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■ソリューション事業は「サービス比率拡大により利益率上昇」

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は2月28日、堅調相場となり、午前10時半を過ぎて1747円(2円高)をつけた後も強い値動きを続け、全体相場の大幅安に逆行高となっている。27日午後に第3四半期決算(2024年4〜12月・累計)の決算説明資料を開示し、業績推移が改めて評価される様子となった。

 第3四半期決算は2月12日に発表済み。説明資料では、ソリューション事業について、「サービス比率拡大により利益率は上昇、営業利益は前年同期を上回る」とし、「PC−LANインフラ改善やクラウド化支援により、受注高が増加、受注残高は前年同期比で微増」などとした。

 また、NTTドコモショップのモバイル事業については、「閉店による店舗数減少の影響もあり、売上高は前年比大幅減」としたが、「法人サービス事業は堅調に推移」「端末販売は低調ながらも第2四半期以降収益は緩やかに改善」などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 業績でみる株価

イトーキが逆行高、今期も最高益の見込みでPER10倍前後、割安さ目立つ

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■前12月期の連結決算は売上高、営業利益など最高を更新

 イトーキ<7972>(東証プライム)は2月28日、堅調相場となり、1621円(39円高)まで上げた後も1600円前後で売買され、日経平均1000円安などの全体安に逆行している。約2週間前に1812円の高値をつけたあと調整含みの相場だったが、業績は好調。株価1600円前後は今期予想PER9.8倍になり、10倍を下回る水準のため割安感が強まると見られている。

 前期、2024年12月期の連結決算は、売上高が3期連続の増収となり、過去最高を更新した。営業利益も5期連続の増益となり、2期連続で過去最高を更新した。今期・25年12月期の予想も売上高を前期比4.7%増、営業利益を同14.1%増とし、親会社株主に帰属する当期純利益は同11.4%増の80億円、1株利益は162円59銭。株価は1株利益の10倍で1626円に相当する。東証プライム銘柄の平均PER約15倍(日本経済新聞より)との比較でも割安さが目立っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:04 | 業績でみる株価
2025年02月27日

マーケットエンタープライズは決算説明会の質疑応答に株価好反応、後場も堅調に推移

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■売上高は前年同期比34.6%増、前期比で大きく増収フェーズに入る

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は2月27日午前10時に「第2四半期決算説明会に関する質疑応答概要」を公開。株価は一時2%高の1443円(28円高)まで上げ、後場も堅調で10日ぶりの反発基調となってる。

 質疑応答は6項目開示した。以下の応答もあった。

Q:前期末の決算説明会では、当期から成⾧ドライブがかかるということだったが、スピードは減速していないか。前期末の想定と変化している点があれば教えてほしい。

A:連結売上高としては前年同期比34.6%増と、前期と比べ大きく増収フェーズに入っている。また、その伸びにおいては、まずネット型リユース事業において、売上高の伸びもそうだが、営業利益(セグメント利益)の伸びを見ていただければと思う。買取チャネルの最適化施策を進捗させることにより、業務効率が上がっているなかで、しっかりと利益体質になり、進みはじめているのが当期のネット型リユース事業。加えて、モバイル通信事業の認知施策進展が増収基調を力強いものにしている。なお、個別に見ればマシナリー分野において、想定を上回る海上運賃の高騰等があり、少し足踏みしているタイミングであったりもするが、全体としては前年同期比34.6%の増と順調に進んでいる状況だと認識している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:35 | 業績でみる株価

日本精鉱が後場上場来の高値を更新、未定だった業績予想と大幅増配など好感

■3月期末配当は100円(前回予想比55円増配)に

 日本精鉱<5729>(東証スタンダード)は2月27日13時に未定だった今3月期の連結業績予想と大幅増配、株主優待制度の一部見直しを発表、株価は急動意となり、一時7%高の5940円(410円高)まで上げて上場来の高値を更新している。

 25年3月期の連結業績予想は、アンチモン事業を取り巻く環境に中国の輸出管理実施などの大きな変化があり、合理的に算定することが困難であったため未定としてきたが、売上高を252億円(前期比61.7%増)、営業利益を34.8億円(前期の5.2倍)、親会社株式に帰属する当期純利益は23.5億円(同4.7倍)の見込みとした。3月期末配当は1株100円(前回予想比55円の増配)とした。売上高、利益とも過去最高に達する見込み。

■ただアンチモン原料価格は異例の事態で予断を許さぬ状況と

 ただ、アンチモンについては、原料地金価格が「24年4月のトン当たり約13,000ドルから、最近は50,000ドル前後まで急騰しており、異例の事態となっている」「中国における原料地金の輸出許可が下りる時期や、今後の原料地金価格の動向は依然として不透明であり、予断を許さない状況が続いている」などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:08 | 業績でみる株価

JPホールディングスが一段と出直る、引き続き株主優待制度の導入、増配などを好感

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■株主優待は年2回、3月期末配当は12円(前期比4円増配)に

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は2月27日、6%高の643円(38円高)まで上げた後も強い値動きを続け、昨26日の一時ストップ高に続いて一段と出直りを強めている。引き続き、25日の夕刻に発表した業績・配当予想の増額修正と株主優待制度の導入が好感されている。

 株主優待は年2回の実施(毎年3月末日および9月末日を基準日)とし、5単元(500株)以上の同社普通株式を6ヶ月以上継続保有する株主を対象として、年間合計2万円分のQUOカード(年間2回、各基準日1万円のQUOカード)を進呈するとした。25年3月末の基準日から開始する。

 今3月期末配当は1株12円の予定(前期比4円の増配)とした。今3月期の連結業績見通しは、保育士の処遇改善にともなう補助金の精査を織り込み、売上高は従来予想を6.3%上回る409億40百万円(前期比8.1%増)の見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同25.9%上回る39億12百万円(同33.6%増)の見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:40 | 業績でみる株価
2025年02月26日

エコナックHDが後場急伸、1969年以来の復配と業績予想の増額を好感

■「テルマー湯」新宿店が大きく回復し西麻布店は2年で収益貢献

 エコナックHD(エコナックホールディングス)<3521>(東証プライム)は2月26日の後場急伸し、取引開始後に33%高の177円(44円高)まで上げて一気に昨年来の高値を更新している。午前の取引終了と同時に業績予想の増額修正と1969年以来の復配(配当復活)を発表、好感買いが殺到した。25年3月期末に1株5円の配当を実施するとした。

 発表によると、配当は、「1969年9月期より財務状況に余力がある状態が続かず、ながらく無配当を余儀なく継続して」きたが、新型コロナウイルス感染症の収束とともに「テルマー湯 新宿店(初号店)」(東京都新宿区歌舞伎町)に客足が戻り始め、サウナブームの到来やインバウンドの増加といった状況・傾向も追い風となり、業績を大きく回復させることができた。また、23年4月にオープンし「テルマー湯 西麻布店」(東京都港区西麻布)が、開業より2年目において、早くも温浴事業の収益に貢献できるまでに成長した。

 また、25年3月期の連結業績予想は、24年5月期開示誌が従来予想に対し、売上高は5.3%上回る見込みに見直し、営業利益は同25.0%上回る見込みに、親会社株主に帰属する純利益は同30.8%上回る見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:12 | 業績でみる株価

JPホールディングスが急伸、株主優待制度の導入、増配、業績予想の増額修正を好感、一時ストップ高

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■株主優待は年2回、3月末および9月末を基準日として開始

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は2月26日、買い気配のまま急伸して始まり、ストップ高の617円(100円高)で始値をつけ、急激に出直る相場となっている。保育園運営の最大手で、25日の18時前に今3月期(2025年3月期)の連結業績・配当予想の増額修正と株主優待制度の導入を発表、好感買いが殺到した。今3月期末配当は1株12円の予定(前期比4円の増配)とした。

 今3月期の見通しは、2月12日の第3四半期決算発表の時点では、政府による保育士の大幅な処遇改善にともなう補助金の精査中だったことから予想を据えておいていたが、売上高は従来予想を6.3%上回る409億40百万円(前期比8.1%増)の見込みとなった。親会社株主に帰属する当期純利益は同25.9%上回る39億12百万円(同33.6%増)の見込みとなった。

 株主優待は年2回(毎年3月末日および9月末日を基準日として)実施することとし、5単元(500株)以上の同社普通株式を6ヶ月以上継続保有する株主を対象として、年間合計2万円分のQUOカード(年間2回、各基準日1万円のQUOカード)を進呈するとした。25年3月末の基準日から開始する。(HC)

【関連記事情報】2025年02月26日
JPホールディングスは25年3月期増益幅拡大、配当予想を上方修正、株主優待制度導入も発表
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:02 | 業績でみる株価
2025年02月21日

日清食品HDが反発、2月は値上がりした日が1回しかなく売られ過ぎ感

■証券会社の目標株価を下回って推移、既存事業の利益は堅調推移

 日清食品HD(日清食品ホールディングス)<2897>(東証プライム)は2月21日、6日ぶりに反発し、2946.0円(33.0円高)まで上げた後も堅調に売買され、2022年以来の安値圏から出直っている。2月に入ってから昨20日まで値上がりした日が1回しかない低迷相場だが、19日にUBS証券が同社株の目標株価を3100円に見直したと伝えられ、従来から引き下げたものの3000円台とした。3000円割れは売られ過ぎとの見方が出ている。

 2月5日に発表した第3四半期決算(2024年4〜12月・累計、IFRS/連結)は売上収益が前年同期比ィ6.1%増加した一方、既存事業コア営業利益は同7.4%減など各利益とも減益だった。国内即席めん事業は増収微減益。海外事業も増収減益。一歩、国内非即席めん事業は増収増益となり、「足許では、冷凍・シスコ・湖池屋が大幅増収」(決算説明資料より)だった。「既存事業コア営業利益は前期比減益も、社内計画を超過。通期では期初ガイダンス達成を見込む」(同)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13 | 業績でみる株価

クロスキャットは業績・配当予想の増額修正が好感され急伸

■3月期末配当は31円(前回予想比3円増)に

 クロスキャット<2307>(東証プライム)は2月21日、買い気配で始まった後24%高の1300円(255円高)で売買開始となり、一気に2024年8月以来の1300円台に進んで急伸相場となっている。20日15時30分に今期・2025年3月期の連結業績予想と配当予想の増額修正を発表し、好感買いが先行した。

 今期は、コア事業の金融、官公庁・自治体・公共企業向け案件が好調に推移した上、賃上げなど積極的な人的資本への投資を行いつつも、販管費が計画内に推移した。営業利益、経常利益は24年5月に開示した前回予想を10%上回る見込みになり、親会社株主に帰属する当期純利益は同11%上回る見込みになった。3月期末配当は1株31円の予定(前回予想比3円増、前期比でも3円の増配)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:53 | 業績でみる株価
2025年02月20日

アイデミーの値動き堅調、AI開発事業への投資強化などで事業構造の転換を加速

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■業績予想を下方修正後の軟調相場から出直る

 アイデミー<5577>(東証グロース)は2月20日、反発相場となり、3%高の660円(20円高)をつけた後も堅調に売買され、2月14日に業績予想の下方修正を発表した後の軟調相場から出直っている。「AI/DXプロダクト事業」や「AI/DXソリューション事業」などを行い、今期・2025年5月期の連結業績予想は営業・経常・純利益とも損失発生の見込みに見直したが、今後の成長イメージとして、2年間はAI開発事業への投資を強化し、事業構造の転換を加速するとしたことなどに期待が強いようだ。

 今期は、E−learning市場の競争激化や主要顧客の戦略変更による影響が顕在化し、連結営業利益の見通しはこれまでの3億円から1.1億円の損失の見込みに見直した。ただ、今後の成長イメージとして、25年5月期および26年5月期の2年間はAI開発事業への投資を強化し、27年以降の再成長に向け事業構造の転換を加速する、2030年までに、AIの活用によりソフトウェア開発の生産性を導入前の5倍に向上させ、ソフトウェアエンジニア一人当たりの売上増を実現することで、収益性の改善を図る、などの計画を開示した。展望が示されたことで、見直し買いの機運が広がる可能性が言われている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:25 | 業績でみる株価

山崎パンは昨年来の安値圏から出直り強める、決算説明会資料を開示、評価し直される

■1月にリニューアルした「ダブルソフト」が2桁伸長、不二家が増益に転転換

 山崎製パン<2212>(東証プライム)は2月20日、次第に強含む相場となり、午前11時にかけて5%高の2704.5円(126.0円高)まで上げ、昨年来の安値圏から出直りを強めている。同日午前、2024年12月期の決算説明会資料を同社ホームページに開示し、「2期連続で連・単ともに最高益を更新」「新規技術による品質向上を実現し売上拡大。子会社も利益増」(説明会資料より)などとした。高業績が改めて評価し直されている。コメの価格に不透明感がぬぐえないとの見方もあり、「コメ離れ」への期待もあるようだ。

 1月にリニューアルした「ダブルソフト」の売上が2桁伸長するなど好調で、グループ会社も「不二家が増益に転じ、サンデリカやヤマザキビスケット、ヴィ・ド・フランスが業績を伸ばすとともに、東ハトが増益を確保。また、YKベーキングカンパニーが黒字を確保するとともに、海外事業の改善も進む」とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:36 | 業績でみる株価
2025年02月19日

マルマエが再び出直る、半導体株高を受け今第2四半期の大幅黒字化予想など見直される

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■今期の受注高は第1四半期の段階で半導体分野が194.6%増加

 マルマエ<6264>(東証プライム)は2月19日、反発相場となり、1505円(20円高)まで上げた後も堅調に売買され、再び出直っている。半導体製造装置などの心臓部である真空パーツを製造。この日は、トランプ大統領の関税に関する発言を受け、半導体分野への影響は限定的との見方から東京エレク<8035>(東証プライム)キオクシアHD<285A>(東証プライム)が値上がりし、半導体株への買いが再燃している。これを受け、第2四半期累計(2024年9月〜25年2月)の業績予想を前年同期で大幅な黒字転換の予想としていることを再評価する動きもあるようだ。

 今期は、第1四半期決算(2024年9〜11月)の段階で、半導体分野の受注高が18億25百万円(前年同期比194.6%増)と3倍近くまで急増した。前第2四半期累計(2023年9月〜24年2月)の営業利益は78百万円の損失だったが、今第2四半期累計(2024年9月〜25年2月)は7億円の黒字を予想する。同じく、中間純利益は前第2四半期に1億01百万円の損失だったが、今第2四半期は4億62百万円の黒字と予想している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:11 | 業績でみる株価

トレジャー・ファクトリーは調整一巡感、月次売り上げ8か月ぶりに20%台の伸び率など再び上向く

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■四半期決算発表後に26%上昇し15%調整、過熱感おさまる

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は2月19日、1564円(49円高)まで上げた後も堅調に売買され、3週間ほど続いた調整相場から2日続けて出直っている。第3四半期決算発表(1月14日)を受けて1390円前後から1745円まで半月ほどで355円(約26%)上昇し、その後は昨2月18日の1485円まで260円(約15%)の調整を入れ、調整一巡感が強まってきたとの見方が出ている。

 2月7日に発表した1月の「月次売上概況(単体)」は好調で、全店売上は前年同月比21.3%増加し、24年6月以来8か月ぶりに20%台の伸び率となった。既存店は同10.6%増加し、同じく24年6月以来8か月ぶりに10%台の伸び率となった。

 第3四半期決算(2024年3〜11月・累計/連結)は、売上高が前年同期比22.7%増加し、営業利益は同20.5%増加など、引き続き好調だった。3か月ごとにみた営業利益が増益に転換したため再び注目が強まったと見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:31 | 業績でみる株価

免疫生物研究所が急伸、利益率の高い主力製品など好調で利益予想を大幅に増額修正

■営業利益は前回予想を50%、純利益は87%上回る見込みに

 免疫生物研究所<4570>(東証グロース)は2月19日、急伸相場となり、19%高の602円(95円高)まで上げて約4か月ぶりに600円台を回復し、その後も580円前後で活況高となっている。18日午後に今期・2025年3月期の連結業績予想の大幅な増額修正を発表、好感買いが集中した。営業利益と経常利益の予想は前回予想を各50%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同87.0%上回る見込みに見直した。

 25年3月期は、売上高は予想通り推移する見込みとしたが、利益については、抗体関連事業で利益率の高い主力製品が海外CRO企業における治験に採用されていること、国内外の体外診断用医薬品原料抗体の販売が大幅に増加したことやコストの管理強化などにより大幅に計画を上回る見込みとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 業績でみる株価
2025年02月18日

クリーク・アンド・リバー社が戻り高値に進む、業績上向き傾向、証券会社の目標株価も出て買い安心感

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■バンダイナムコHDとの合弁事業などにも期待強い様子

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は2月18日、一段と強含む相場となり、1754円(19円高)まで上げた後も堅調に売買され、2日続けて戻り高値に進んでいる。このところは、1月9日に第3四半期決算を発表して以降、ジリ高傾向を強める相場となっており、東海東京証券グループが1月27日付で同社株の目標株価を2590円(従来比430円アップ)に見直したと伝えられたこともあり、買い安心感の強まる相場となっている。

 第3四半期決算(2024年3〜11月・累計/連結)では、3か月ごとに見た損益が改善傾向となり、「来期以降を含めた案件獲得は着実に進展」(決算説明資料より)などとした。また、1月30日には、バンダイナムコHD(バンダイナムコホールディングス)<7832>(東証プライム)のバンダイナムコエンターテインメントとの合弁会社設立を発表して注目された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:47 | 業績でみる株価

ワンキャリアが上場来の高値を更新、初配当、株式3分割など好感、2日続けて大幅高

■3月14日時点の株主の所有株式を1株につき3株の割合で分割

 ワンキャリア<4377>(東証グロース)は2月18日、12%高の5780円(600円高)まで上げて約3か月ぶりに上場来の高値を更新し、後場も5700円台で売買され、2日続けて大きく上げている。14日午後に12月決算と初配当、株式3分割を発表し、好感買いが連日先行する相場になっている。

 株式3分割は、2025年3月15日(土曜日、同日は株主名簿管理人の休業日につき、実質的には14日)の最終の株主名簿に記録された株主の所有株式を1株につき3株の割合で分割するとした。数か月先といった例もある中でスピード感が好感されている。

 また、24年12月期末配当として1株当たり30円00銭(初配)を実施するとした。これまでは、成長過程にあることを踏まえ、内部留保の充実、財務体質の強化を図り、事業拡大への投資等に充当することで、一層の企業価値の向上を実現することが、株主に対する最大の利益還元に繋がると考え、創業以来配当を実施してこなかった。しかし、上場来、業績は堅調に推移しており、現時点での内部留保の水準を踏まえると、安定的、継続的な株主還元を行うことが十分可能であると判断し、1株当たり30円00銭の期末配当(初配)を実施することとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:57 | 業績でみる株価

鈴茂器工は3日ぶりに上場来高値を更新、北米でも寿司ロボット拡大などで大幅増益を評価

■第3四半期決算は売上高が14.5%増加し営業利益は82.8%増加

 鈴茂器工<6405>(東証スタンダード)は2月18日、次第高となり、午前10時30分にかけて6%高の2420円(139円高)まで上げ、3取引日ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。寿司ロボット、ごはん盛りつけロボットなどで知られ、14日に発表した第3四半期決算は営業利益が82.8%増加するなど大幅な増収増益。通期の業績予想を増額修正しなかったことなどが言われ、翌取引日の株価は一時6%安と反落する場面があったが、「人手不足の深刻化や人件費の高騰による省人化の動き」(決算短信より)などが改めて見直される相場になっている。

 第3四半期(2024年4〜12月)は、北米で「大手スーパーマーケットチェーンでの店内調理向けに寿司ロボットの導入が開始された」ほか、国内でも「寿司ロボットはスーパーマーケットからの新規出店に伴う製品需要が堅調」「ご飯盛付けロボット(Fuwarica)はレストラン・食堂業態における大手チェーン店を中心とした入替需要や新規出店に伴う製品需要が増加」。第3四半期決算(2024年4〜12月・累計/連結)は、売上高が前年同期比14.5%増加し、営業利益は同82.8%増加するなど、大幅な増収増益だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:03 | 業績でみる株価