■10月27日に業績予想の下方修正を発表し水準を下げていたが
KHネオケム<4189>(東証プライム)は11月8日の後場、一段と強含み、14時過ぎには8%高の2720円(203円高)前後で推移して出直り幅を広げている。7日に発表した第3四半期決算などが好感され、10月下旬の業績下方修正による急落直前の水準(10月27日の終値2684円)を回復している。値動きからは業績の鈍化を完全に消化し終えた形になり、今後は好材料に反応しやすくなるとの見方が出てきた。
さる10月27日の15時に今期・2022年12月期の連結業績予想の下方修正を発表し、株価はこの日の終値2684円に対し翌28日は7%安(184円安の2500円)となった。その後は2500円台で小動きを続けてきたが、11月7日15時の第3四半期決算発表を受け、翌日の株価は急回復となった。今12月期の連結業績予想は、10月下旬に下方修正した際の数値をそのまま継続したが、営業利益を見ると、第3四半期決算(2022年1〜9月・累計)が90.80億円となり、12月通期予想130億円の69.8%を確保。下方修正の要因の一つだった生産性の低下などは最悪期を越えたとの見方が出ている。(HC)
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(11/08)KHネオケムは業績修正安前の株価を回復、好材料に反応しやすくなるとの見方
(11/08)味の素は小安く始まった後切り返す、業績・配当予想の増額修正、自社株買いなど好感
(11/08)マルハニチロは業績予想の増額、自己株式の消却など好感され2ヵ月ぶりに2500円台を回復
(11/07)サンリオが一時ストップ高、第2四半期の営業利益など予想を6割上回り通期予想を大幅に増額修正
(11/07)KYBは海外、国内とも想定以上、業績、配当予想の増額修正など好感され戻り高値を更新
(11/07)JFEホールディングスが戻り高値を更新、今3月期の利益予想を増額修正し好感買い先行
(11/04)CSSホールディングスが再び出直り強める、ホテル支援事業の回復や次世代WEB会議AVソリューションなどに期待強い
(11/04)極洋が後場一段高、円安でホタテや北洋魚の輸出、北米でのエビ販売など伸び営業利益67%増加
(11/04)日本電技がストップ高、3月期末配当を従来予想の98円から140円に大幅増額
(11/02)神鋼商事が後場一段高、経常益の最高更新と通期業績・配当予想の増額修正など好感される
(11/01)トライアイズは後場一段と上げ年初来の高値を更新、前週発表の特別利益など受け熟慮の買いが入ったとの見方
(11/01)フクダ電子は年初来の高値に迫って推移、業績・配当予想の増額と株式分割など好感
(11/01)メルカリはクレジットカード事業の開始や大幅増益決算が好感され7ヵ月ぶりに2800円台を回復
(11/01)東洋水産は一夜明けて買い先行、31日の決算発表直後は売られたが業績予想の増額など再評価
(10/31)ミロク情報サービスが後場一段と上げる、第2四半期決算が予想を上回り3月通期の予想も大幅に増額修正
(10/31)東京エレクトロンデバイスが急伸、第2四半期の大幅増益を受け今3月期の予想を増額修正
(10/31)アルプスアルパインが一時21%高、第2四半期大幅増益、通期業績予想を増額修正、為替前提は割安
(10/31)セイコーエプソンは業績予想の増額修正が好感され反発スタートの後も堅調に推移
(10/31)日立製作所は急反発で始まる、売上収益の増額修正やカナダの新原子炉開発など材料視
(10/28)日野自動車が急反発、未定としてきた今3月期の業績予想を公表し「安堵感」
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2022年11月08日
KHネオケムは業績修正安前の株価を回復、好材料に反応しやすくなるとの見方
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:49
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味の素は小安く始まった後切り返す、業績・配当予想の増額修正、自社株買いなど好感
■3月期末配当は予想を2円上回る31円(前期比3円の増配)に
味の素<2802>(東証プライム)は11月8日、小安く始まった後4159円(39円高)と切り返し、2000年以降の高値4216円(2022年11月2日)に向けて出直っている。7日15時に7日15時に第2四半期連結決算と今3月期・通期の業績・配当予想の増額修正、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。自社株買いは、取得株数1000万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.86%)、取得総額300億円を各上限に、2022年11月8日から23年2月28日まで実施するとした。
今3月期・通期の連結業績予想は、5月に開示した従来予想に対し、売上高は4.4%上積みし1兆3670億円の見込みに見直し、事業利益は同7.3%上積みし1330億円の見込みとするなど、全体に増額修正した。業績予想の前提となる為替レートは1ドル=135円で設定。また、中間・期末配当も増額修正し、3月期末配当は1株につき従来予想を2円上回る31円の予定(前期比3円の増配)とした。(HC)
味の素<2802>(東証プライム)は11月8日、小安く始まった後4159円(39円高)と切り返し、2000年以降の高値4216円(2022年11月2日)に向けて出直っている。7日15時に7日15時に第2四半期連結決算と今3月期・通期の業績・配当予想の増額修正、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。自社株買いは、取得株数1000万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.86%)、取得総額300億円を各上限に、2022年11月8日から23年2月28日まで実施するとした。
今3月期・通期の連結業績予想は、5月に開示した従来予想に対し、売上高は4.4%上積みし1兆3670億円の見込みに見直し、事業利益は同7.3%上積みし1330億円の見込みとするなど、全体に増額修正した。業績予想の前提となる為替レートは1ドル=135円で設定。また、中間・期末配当も増額修正し、3月期末配当は1株につき従来予想を2円上回る31円の予定(前期比3円の増配)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:31
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マルハニチロは業績予想の増額、自己株式の消却など好感され2ヵ月ぶりに2500円台を回復
■今3月期の営業利益は従来予想を12.5%上積み
マルハニチロ<1333>(東証プライム)は11月8日、飛び出すように大きく出直って始まり、取引開始後は7%高に迫る2502円(158円高)まで上げ、ほぼ2ヵ月ぶりに2500円台を回復した。7日15時に第2四半期連結決算と今3月期・通期業績予想の増額修正、自己株式の消却を発表し、好感されている。消却する株式は201万7300株(自己株式を除く消却前の発行済普通株式総数に対する割合3.99%)で、消却日は2022年11月10日とした。
第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)の売上高は前年同期比17.7%増の4852.41億円となり、営業利益は同27.9%増の159.33億円だった。今期・23ねん3月期の連結業績予想は、5月に開示した従来予想に対し、売上高を7.8%上積みして9700億円の見込みに見直し、営業利益は12.5%上積みして270億円の見込みとするなど、全体に増額修正した。(HC)
マルハニチロ<1333>(東証プライム)は11月8日、飛び出すように大きく出直って始まり、取引開始後は7%高に迫る2502円(158円高)まで上げ、ほぼ2ヵ月ぶりに2500円台を回復した。7日15時に第2四半期連結決算と今3月期・通期業績予想の増額修正、自己株式の消却を発表し、好感されている。消却する株式は201万7300株(自己株式を除く消却前の発行済普通株式総数に対する割合3.99%)で、消却日は2022年11月10日とした。
第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)の売上高は前年同期比17.7%増の4852.41億円となり、営業利益は同27.9%増の159.33億円だった。今期・23ねん3月期の連結業績予想は、5月に開示した従来予想に対し、売上高を7.8%上積みして9700億円の見込みに見直し、営業利益は12.5%上積みして270億円の見込みとするなど、全体に増額修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15
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2022年11月07日
サンリオが一時ストップ高、第2四半期の営業利益など予想を6割上回り通期予想を大幅に増額修正
■配当も増配し期末配当は前回予想比5円増の15円に
サンリオ<8136>(東証プライム)は11月7日、飛び出すように一段高となり、午前9時30分にかけて一時ストップ高の4650円(700円高)まで上げ、2014年以来の高値に進んでいる。前週末取引日・4日の16時に発表した第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)の営業・経常利益が今年8月に発表した従来予想を6割上回るなど大幅に伸び、今3月期の業績予想の大幅な増額修正なども発表し、取引開始から買い集中となった。
22年4〜9月・累計の連結営業利益は従来予想を62.0%上回る53.46億円だった。今3月期・通期の連結業績見通しは、従来予想に対し売上高を8.5%上積みして623億円に、営業利益は48.9%上積みして70億円に、親会社株主に帰属する当期純利益は60.0%上積みして40億円に、各々増額修正した。、営業利益は中期経営計画の最終年度である24年3月期の計画値を上回ることになる。
また、配当は、9月中間配当(第2四半期末)を1株につき前回予想の10円から5円増配の15円に、また、期末配当は、前回予想の10円から5円増配の15円に各々増配するとした。(HC)
サンリオ<8136>(東証プライム)は11月7日、飛び出すように一段高となり、午前9時30分にかけて一時ストップ高の4650円(700円高)まで上げ、2014年以来の高値に進んでいる。前週末取引日・4日の16時に発表した第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)の営業・経常利益が今年8月に発表した従来予想を6割上回るなど大幅に伸び、今3月期の業績予想の大幅な増額修正なども発表し、取引開始から買い集中となった。
22年4〜9月・累計の連結営業利益は従来予想を62.0%上回る53.46億円だった。今3月期・通期の連結業績見通しは、従来予想に対し売上高を8.5%上積みして623億円に、営業利益は48.9%上積みして70億円に、親会社株主に帰属する当期純利益は60.0%上積みして40億円に、各々増額修正した。、営業利益は中期経営計画の最終年度である24年3月期の計画値を上回ることになる。
また、配当は、9月中間配当(第2四半期末)を1株につき前回予想の10円から5円増配の15円に、また、期末配当は、前回予想の10円から5円増配の15円に各々増配するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:22
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KYBは海外、国内とも想定以上、業績、配当予想の増額修正など好感され戻り高値を更新
■下期の為替前提は1USドル135円、1ユーロ135円に
KYB(カヤバ)<7242>(東証プライム)は11月7日、大きく出直って始まり、取引開始後は6%高の3480円(195円高)まで上げて今年9月21日以来、約1か月半ぶりに3400円台を回復している。前週末取引日・4日の16時に発表した第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)が想定を上回り、今3月期の業績、配当予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。
4〜9月の連結売上高は前年同期比12.9%増の2098.86億円で、営業利益は同7.5%増の148.26億円だった。今3月期の連結業績見通しは、従来予想に比べ、売上高を7.8%引き上げ、営業利益は12.1%、親会社の所有者に帰属する当期利益は13.3%各々引き上げた。為替前提レートは通期で1USドル134.49円、1ユーロ136.86円(第3四半期連結会計期間以降は1USドル135円、1ユーロ135円)。3月期末配当も1株につき従来予想比10円増の70円の予定とした。(HC)
KYB(カヤバ)<7242>(東証プライム)は11月7日、大きく出直って始まり、取引開始後は6%高の3480円(195円高)まで上げて今年9月21日以来、約1か月半ぶりに3400円台を回復している。前週末取引日・4日の16時に発表した第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)が想定を上回り、今3月期の業績、配当予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。
4〜9月の連結売上高は前年同期比12.9%増の2098.86億円で、営業利益は同7.5%増の148.26億円だった。今3月期の連結業績見通しは、従来予想に比べ、売上高を7.8%引き上げ、営業利益は12.1%、親会社の所有者に帰属する当期利益は13.3%各々引き上げた。為替前提レートは通期で1USドル134.49円、1ユーロ136.86円(第3四半期連結会計期間以降は1USドル135円、1ユーロ135円)。3月期末配当も1株につき従来予想比10円増の70円の予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49
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JFEホールディングスが戻り高値を更新、今3月期の利益予想を増額修正し好感買い先行
■事業利益は従来予想を8.5%上積みし当期利益は10.7%上積み
JFEホールディングス<5411>(東証プライム)は11月7日、急反発で始まり、取引開始後は5%高の1447円(67円高)まで上げて2日ぶりにも反り高値を更新している。前週末取引日・4日の16時に第2四半期連結決算と今3月期の連結事業利益の増額修正などを発表し、好感買いが先行している。
第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計、IFRS)の売上収益は前年同期比32.0%増加した一方、各利益は事業利益が同5.5%減となるなど減益だった。しかし、今3月期・通期の予想は、事業利益を従来予想より8.5%上積みして2550億円の見込みとし、親会社の所有者に帰属する当期利益は同10.7%上回る1550億円の見込みとし、増額修正した。(HC)
JFEホールディングス<5411>(東証プライム)は11月7日、急反発で始まり、取引開始後は5%高の1447円(67円高)まで上げて2日ぶりにも反り高値を更新している。前週末取引日・4日の16時に第2四半期連結決算と今3月期の連結事業利益の増額修正などを発表し、好感買いが先行している。
第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計、IFRS)の売上収益は前年同期比32.0%増加した一方、各利益は事業利益が同5.5%減となるなど減益だった。しかし、今3月期・通期の予想は、事業利益を従来予想より8.5%上積みして2550億円の見込みとし、親会社の所有者に帰属する当期利益は同10.7%上回る1550億円の見込みとし、増額修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24
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2022年11月04日
CSSホールディングスが再び出直り強める、ホテル支援事業の回復や次世代WEB会議AVソリューションなどに期待強い
■第3四半期は「スチュワード事業」で新たに7件の業務を受注
CSSホールディングス<2304>(東証スタンダード)は11月4日、再び出直りを強める相場となり、前場17%高の432円(62円高)まで上げた後も400円台で堅調に推移し、約1ヵ月半前につけた2018年以来の高値473円に迫っている。2日付で、子会社の音響特機(株)が次世代WEB会議向けAVソリューションなどの新製品を映像・音響、放送・通信の総合イベント「Inter BEE 2022」(11月16〜18日、幕張メッセ)に出展と発表しているが、中核事業はホテル・レストランを中心に、食器洗浄などの厨房管理業務、清掃業務を全国展開する「スチュワード事業」。全国旅行支援や訪日外国人の規制撤廃の開始などによる人流活発化の効果などに期待する相場が再燃してきたとの見方が出ている。
第3四半期の連結業績(2021年10月〜22年6月・累計)は売上高が前年同期比13.7%増加し、営業赤字は4分の1に改善。経常・純利益は黒字に転換した。「スチュワード事業」での外部環境好転に加え、きめ細かいサービスの提供に努めたこと、新たに7件の業務を受注(ラグジュアリーホテル、リゾートホテル、レストラン、ハウスウェディング施設など)などが寄与とした。9月決算の発表は例年11月中旬に行っているため、来期の予想数値の開示などに期待が強まっているようだ。(HC)
CSSホールディングス<2304>(東証スタンダード)は11月4日、再び出直りを強める相場となり、前場17%高の432円(62円高)まで上げた後も400円台で堅調に推移し、約1ヵ月半前につけた2018年以来の高値473円に迫っている。2日付で、子会社の音響特機(株)が次世代WEB会議向けAVソリューションなどの新製品を映像・音響、放送・通信の総合イベント「Inter BEE 2022」(11月16〜18日、幕張メッセ)に出展と発表しているが、中核事業はホテル・レストランを中心に、食器洗浄などの厨房管理業務、清掃業務を全国展開する「スチュワード事業」。全国旅行支援や訪日外国人の規制撤廃の開始などによる人流活発化の効果などに期待する相場が再燃してきたとの見方が出ている。
第3四半期の連結業績(2021年10月〜22年6月・累計)は売上高が前年同期比13.7%増加し、営業赤字は4分の1に改善。経常・純利益は黒字に転換した。「スチュワード事業」での外部環境好転に加え、きめ細かいサービスの提供に努めたこと、新たに7件の業務を受注(ラグジュアリーホテル、リゾートホテル、レストラン、ハウスウェディング施設など)などが寄与とした。9月決算の発表は例年11月中旬に行っているため、来期の予想数値の開示などに期待が強まっているようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:55
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極洋が後場一段高、円安でホタテや北洋魚の輸出、北米でのエビ販売など伸び営業利益67%増加
■「鰹・鮪」は外食ルート回復を背景に力強い需要、国産養殖クロマグロも堅調
極洋<1301>(東証プライム)は11月4日の後場、一段と強含んで始まり、午後の取引開始後は3800円(155円高)まで上げ、今年8月につけた2018年以来の高値3845円に迫っている。午前11時30分に第2四半期の連結決算を発表し、4〜9月累計の営業利益は前年同期比66.8%増加などの大幅増益が好感されている。今3月期の予想は据え置いたが上振れ期待が出ている。
第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)は、売上高が前年同期比8.4%増の2750億円となり、営業利益は同66.8%増の53.75億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同72.6%増の42.08億円となった。原材料価格の高騰や原油価格の高止まり、輸送費の上昇などがあったものの、水産商事セグメントでは業務用の需要回復、販売単価の上昇などが寄与し、海外では、円安の影響もあり、ホタテや北洋魚の輸出、北米でのエビの販売が伸長した。鰹・鮪セグメントでは、外食ルートの回復を背景とした力強い需要があり、計画を大幅に上回る利益を確保し、国産養殖クロマグロは安定供給で収益を確保した。(HC)
極洋<1301>(東証プライム)は11月4日の後場、一段と強含んで始まり、午後の取引開始後は3800円(155円高)まで上げ、今年8月につけた2018年以来の高値3845円に迫っている。午前11時30分に第2四半期の連結決算を発表し、4〜9月累計の営業利益は前年同期比66.8%増加などの大幅増益が好感されている。今3月期の予想は据え置いたが上振れ期待が出ている。
第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)は、売上高が前年同期比8.4%増の2750億円となり、営業利益は同66.8%増の53.75億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同72.6%増の42.08億円となった。原材料価格の高騰や原油価格の高止まり、輸送費の上昇などがあったものの、水産商事セグメントでは業務用の需要回復、販売単価の上昇などが寄与し、海外では、円安の影響もあり、ホタテや北洋魚の輸出、北米でのエビの販売が伸長した。鰹・鮪セグメントでは、外食ルートの回復を背景とした力強い需要があり、計画を大幅に上回る利益を確保し、国産養殖クロマグロは安定供給で収益を確保した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:00
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日本電技がストップ高、3月期末配当を従来予想の98円から140円に大幅増額
■株主還元方針を変更しDOEを基準に累進的とし自己株式取得も積極化
日本電技<1723>(東証スタンダード)は11月4日、急伸商状となり、ストップ高の3400円(500円高)で売買されながら約1ヵ月ぶりに3000円台を回復している。2日の15時30分に株主還元方針の変更と第2四半期決算を発表し、営業・経常利益は前年同期比3割減だったが、配当予想(今期・2023年3月期末)を5月に公表した従来予想の1株98.0円から140.0円に大幅増額修正し、好感買いが集中した。「機動的な自己株式取得」も実施するとした。
発表によると、今般、中長期的な企業価値向上と長期経営指針実現に向けた議論がなされた結果、資本効率性への取り組みと株主還元策の充実が重要と判断した。これまで、配当性向は一定に保ち、現在のところ概ね30%前後の水準としているが、変更後は「成長投資」、「株主還元」、「財務健全性」のバランスを取りながら、資本コストを踏まえた積極的な成長投資と株主還元の実現を目指し、株主還元については、業績に多大な影響を及ぼす事象が無い限り、DOE(連結株主資本配当率)4%を基準に累進的な配当を基本とするとともに、機動的な自己株式取得も実施していく。(HC)
日本電技<1723>(東証スタンダード)は11月4日、急伸商状となり、ストップ高の3400円(500円高)で売買されながら約1ヵ月ぶりに3000円台を回復している。2日の15時30分に株主還元方針の変更と第2四半期決算を発表し、営業・経常利益は前年同期比3割減だったが、配当予想(今期・2023年3月期末)を5月に公表した従来予想の1株98.0円から140.0円に大幅増額修正し、好感買いが集中した。「機動的な自己株式取得」も実施するとした。
発表によると、今般、中長期的な企業価値向上と長期経営指針実現に向けた議論がなされた結果、資本効率性への取り組みと株主還元策の充実が重要と判断した。これまで、配当性向は一定に保ち、現在のところ概ね30%前後の水準としているが、変更後は「成長投資」、「株主還元」、「財務健全性」のバランスを取りながら、資本コストを踏まえた積極的な成長投資と株主還元の実現を目指し、株主還元については、業績に多大な影響を及ぼす事象が無い限り、DOE(連結株主資本配当率)4%を基準に累進的な配当を基本とするとともに、機動的な自己株式取得も実施していく。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:07
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2022年11月02日
神鋼商事が後場一段高、経常益の最高更新と通期業績・配当予想の増額修正など好感される
■鉄鋼、非鉄金属の各セグメントが引き続き業績を牽引
神鋼商事<8075>(東証プライム)は11月2日の後場、13時頃から一段と値上がりし、8%高の4410円(310円高)まで上げた後も上げ幅を保って推移し、2か月半ぶりに高値を更新、2007年以来の高水準に進んでいる。13時に2022年度・第2四半期連結決算と今3月期の予想の増額修正を発表し、好感買いが増加した。第2四半期・4〜9月累計の売上高は前年同期比24.3%増加し、経常利益は同40.0%増加するなど大幅に伸び、経常利益は半期としては過去最高となった。鉄鋼、非鉄金属の各セグメントが引き続き業績を牽引した。
今期・2023年3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高は今年4月に公表した予想を6.9%上回る5770億円の見込み(前期比16.7%増)とし、経常利益は同13.2%上回る120億円の見込み(同23.4%増)に、親会社株主に帰属する純利益は同25.7%上回る88億円の見込み(同23.3%増)に、各々引き上げた。また、業績修正にともない、年間配当も前回公表予想の1株240円を同300円の見込みに上方修正した。(HC)
神鋼商事<8075>(東証プライム)は11月2日の後場、13時頃から一段と値上がりし、8%高の4410円(310円高)まで上げた後も上げ幅を保って推移し、2か月半ぶりに高値を更新、2007年以来の高水準に進んでいる。13時に2022年度・第2四半期連結決算と今3月期の予想の増額修正を発表し、好感買いが増加した。第2四半期・4〜9月累計の売上高は前年同期比24.3%増加し、経常利益は同40.0%増加するなど大幅に伸び、経常利益は半期としては過去最高となった。鉄鋼、非鉄金属の各セグメントが引き続き業績を牽引した。
今期・2023年3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高は今年4月に公表した予想を6.9%上回る5770億円の見込み(前期比16.7%増)とし、経常利益は同13.2%上回る120億円の見込み(同23.4%増)に、親会社株主に帰属する純利益は同25.7%上回る88億円の見込み(同23.3%増)に、各々引き上げた。また、業績修正にともない、年間配当も前回公表予想の1株240円を同300円の見込みに上方修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:35
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2022年11月01日
トライアイズは後場一段と上げ年初来の高値を更新、前週発表の特別利益など受け熟慮の買いが入ったとの見方
■今12月期の業績予想は売上高など下方修正したが純利益は黒字転換に修正
トライアイズ<4840>(東証グロース)は11月1日、ジリ高傾向となり、後場一段と上げて14時過ぎに11%高346円(35円高)をつけ、約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。10月28日の夕方に固定資産の譲渡による特別利益の発生と借入金の返済、2022年12月期の連結業績予想の修正を発表。翌取引日の10月31日は前日比変わらずで終わり反応薄だったが、11月1日になって実際に買う動きが現れ、株価が動き出したと見られている。
今12月期の業績予想は、今年2月に開示した業績予想に比べてファッションブランド事業の売り上げ回復が重く、投資事業においても収益物件の入替のための投資物件の売却が当初の計画より遅れたことにより、連結売上高は従来予想を21.2%下回る見込みとし、営業・経常利益は赤字の見込みとした。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は予想の2.9倍の3億5800万円の見込みで黒字転換とした。(HC)
トライアイズ<4840>(東証グロース)は11月1日、ジリ高傾向となり、後場一段と上げて14時過ぎに11%高346円(35円高)をつけ、約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。10月28日の夕方に固定資産の譲渡による特別利益の発生と借入金の返済、2022年12月期の連結業績予想の修正を発表。翌取引日の10月31日は前日比変わらずで終わり反応薄だったが、11月1日になって実際に買う動きが現れ、株価が動き出したと見られている。
今12月期の業績予想は、今年2月に開示した業績予想に比べてファッションブランド事業の売り上げ回復が重く、投資事業においても収益物件の入替のための投資物件の売却が当初の計画より遅れたことにより、連結売上高は従来予想を21.2%下回る見込みとし、営業・経常利益は赤字の見込みとした。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は予想の2.9倍の3億5800万円の見込みで黒字転換とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:06
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フクダ電子は年初来の高値に迫って推移、業績・配当予想の増額と株式分割など好感
■11月30日を基準日とし株式2分割、3月期末配当は実質増配の70円
フクダ電子<6960>(東証スタンダード)は11月1日、一段と出直る相場となり、午前10時過ぎに12%高の8660円(900円高)まで上げて年初来の高値8670円(2022年1月4日)に迫り、後場も13時過ぎには10%高の8550円(790円高)前後で強い推移となっている。31日の15時に第2四半期連結決算と今3月期の予想の増額修正、増配、11月30日を基準日とする株式2分割を発表し、好感買いが広がった。
9月中間配当は1株につき従来予想比40円増の140円(普通配当110円、特別配当を30円)とし、3月期末配当は株式分割後のため70円(株式分割前に換算すると従来予想比25円増の140円)とした。
今期・2023年3月期の連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症に関連する継続した医療需要に伴う製品の伸長により、売上高が1250億円(前回予想から50億円、4.2%増加)の見通しとなり、利益面では、製品ミックスの良化もあり、営業利益は前回予想を25.0%上回る200億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同27.3%上回る140億円の見込みに見直した。(HC)
フクダ電子<6960>(東証スタンダード)は11月1日、一段と出直る相場となり、午前10時過ぎに12%高の8660円(900円高)まで上げて年初来の高値8670円(2022年1月4日)に迫り、後場も13時過ぎには10%高の8550円(790円高)前後で強い推移となっている。31日の15時に第2四半期連結決算と今3月期の予想の増額修正、増配、11月30日を基準日とする株式2分割を発表し、好感買いが広がった。
9月中間配当は1株につき従来予想比40円増の140円(普通配当110円、特別配当を30円)とし、3月期末配当は株式分割後のため70円(株式分割前に換算すると従来予想比25円増の140円)とした。
今期・2023年3月期の連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症に関連する継続した医療需要に伴う製品の伸長により、売上高が1250億円(前回予想から50億円、4.2%増加)の見通しとなり、利益面では、製品ミックスの良化もあり、営業利益は前回予想を25.0%上回る200億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同27.3%上回る140億円の見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:33
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メルカリはクレジットカード事業の開始や大幅増益決算が好感され7ヵ月ぶりに2800円台を回復
■第1四半期(7〜9月)の営業利益は3.7倍に
メルカリ<4385>(東証プライム)は11月1日、一段と出直り、午前10時にかけて15%高の2842円(367円高)まで上げて今年4月以来、約7ヵ月ぶりに2800円台を回復している。10月31日の15時に発表した第1四半期連結決算(2022年7〜9月)の営業利益が前年同期比3.7倍の31.19億円となるなど大幅に回復し、子会の株式会社メルペイがクレジットカード事業を開始することも発表、期待が強まった。現在は「マーケットプレイス関連事業」の単一セグメントだが、「複線化」による業績拡大などに期待が出ている。
第1四半期は、アプリ内部の大幅なアップデートに加え、BtoCにおいてはショップをサポートする機能の改善などを行った結果、流通取引総額が前年同期比で73%(162億円)増の2204億円と激増した。連結売上高は同19.0%増の400.29億円だった。業績予想(第2四半期、6月通期)については、合理的な業績予想の算定が困難であるため記載していないとした。
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メルカリ<4385>(東証プライム)は11月1日、一段と出直り、午前10時にかけて15%高の2842円(367円高)まで上げて今年4月以来、約7ヵ月ぶりに2800円台を回復している。10月31日の15時に発表した第1四半期連結決算(2022年7〜9月)の営業利益が前年同期比3.7倍の31.19億円となるなど大幅に回復し、子会の株式会社メルペイがクレジットカード事業を開始することも発表、期待が強まった。現在は「マーケットプレイス関連事業」の単一セグメントだが、「複線化」による業績拡大などに期待が出ている。
第1四半期は、アプリ内部の大幅なアップデートに加え、BtoCにおいてはショップをサポートする機能の改善などを行った結果、流通取引総額が前年同期比で73%(162億円)増の2204億円と激増した。連結売上高は同19.0%増の400.29億円だった。業績予想(第2四半期、6月通期)については、合理的な業績予想の算定が困難であるため記載していないとした。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:20
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東洋水産は一夜明けて買い先行、31日の決算発表直後は売られたが業績予想の増額など再評価
■通期の売上高は従来予想を9%上回り営業利益は12%上回る見込みに
東洋水産<2875>(東証プライム)は11月1日、急反発で始まり、午前9時30分にかけて7%高の5990円(410円高)まで上げ、大きく出直っている。10月31日の昼12時過ぎに第2四半期連結決算と今3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、発表後は売り買い交錯だったが、一夜明けて急激に買われている。第2四半期累計(2022年4〜9月)
の連結売上高は5月に開示した従来予想を10%近く上回り、前年同期比24.9%増の2129.40億円となり、同期間として過去最高を記録した。営業利益も従来予想を19%近く上回る489.78億円となり、前年同期比28.3%増加して過去最高を更新した。
今3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高は今年5月に開示した従来予想を9.4%上回る4430億円の見込み(前期比22.5%増)に、営業利益は同12.3%上回る410億円の見込み(同37.9%増)に見直した。為替前提は1米ドル=144.00円とした。(HC)
東洋水産<2875>(東証プライム)は11月1日、急反発で始まり、午前9時30分にかけて7%高の5990円(410円高)まで上げ、大きく出直っている。10月31日の昼12時過ぎに第2四半期連結決算と今3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、発表後は売り買い交錯だったが、一夜明けて急激に買われている。第2四半期累計(2022年4〜9月)
の連結売上高は5月に開示した従来予想を10%近く上回り、前年同期比24.9%増の2129.40億円となり、同期間として過去最高を記録した。営業利益も従来予想を19%近く上回る489.78億円となり、前年同期比28.3%増加して過去最高を更新した。
今3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高は今年5月に開示した従来予想を9.4%上回る4430億円の見込み(前期比22.5%増)に、営業利益は同12.3%上回る410億円の見込み(同37.9%増)に見直した。為替前提は1米ドル=144.00円とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47
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2022年10月31日
ミロク情報サービスが後場一段と上げる、第2四半期決算が予想を上回り3月通期の予想も大幅に増額修正
■通期の営業利益は予想を21%上回る58億円の見込み(前期比21%増)に
ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は10月31日の14時に第2四半期連結決算と通期業績予想の増額修正を発表し、一段と強含んで1532円(63円高)まで上げ、出直りを強めている。第2四半期累計(2022年4〜9月)の連結業績が従来予想を軒並み上回り、今3月期の連結業績予想も増額修正。3月通期の営業利益は従来予想を20.8%上回る58億円の見込み(前期比21.1%の増加)としたことなどが好感された。
第2四半期累計の連結業績は、売上高が従来予想を5.5%上回り、営業利益は同30.9%上回るなどで大きく拡大した。今3月期の連結業績予想は、売上高を従来予想比5.2%増の408億円(前期比11.5%の増加)、営業利益は同20.8%上回る58億円(同21.1%の増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は同24.1%上回る36億円(同20.3%の増加)に見直した。(HC)
ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は10月31日の14時に第2四半期連結決算と通期業績予想の増額修正を発表し、一段と強含んで1532円(63円高)まで上げ、出直りを強めている。第2四半期累計(2022年4〜9月)の連結業績が従来予想を軒並み上回り、今3月期の連結業績予想も増額修正。3月通期の営業利益は従来予想を20.8%上回る58億円の見込み(前期比21.1%の増加)としたことなどが好感された。
第2四半期累計の連結業績は、売上高が従来予想を5.5%上回り、営業利益は同30.9%上回るなどで大きく拡大した。今3月期の連結業績予想は、売上高を従来予想比5.2%増の408億円(前期比11.5%の増加)、営業利益は同20.8%上回る58億円(同21.1%の増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は同24.1%上回る36億円(同20.3%の増加)に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:12
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東京エレクトロンデバイスが急伸、第2四半期の大幅増益を受け今3月期の予想を増額修正
■通期の経常利益は従来予想を29%上回る110億円(前期比50%増)に
東京エレクトロン デバイス<2760>(東証プライム)は10月31日、一段高となり、取引開始後に16%高の7020円(990円高)まで上げてストップ高まで10円に迫り、約1年ぶりに7000円台を回復、その後も7000円前後で売買されている。28日に発表した第2四半期決算が連結営業利益2.4倍となるなど大幅に拡大し、今3月期の業績予想を増額修正、好感買いが殺到した。9月下旬に第2四半期決算の見込みを増額修正しており、3月通期予想の上振れはある程度予想されていたが、あらためて好感されている。
第2四半期の連結経常利益(2022年4〜9月・累計)は前年同期の2.1倍の52.08億円だった。今3月期の予想は従来予想を29.4%上回る110億円の見込み(前期比50.3%増)とした。(HC)
東京エレクトロン デバイス<2760>(東証プライム)は10月31日、一段高となり、取引開始後に16%高の7020円(990円高)まで上げてストップ高まで10円に迫り、約1年ぶりに7000円台を回復、その後も7000円前後で売買されている。28日に発表した第2四半期決算が連結営業利益2.4倍となるなど大幅に拡大し、今3月期の業績予想を増額修正、好感買いが殺到した。9月下旬に第2四半期決算の見込みを増額修正しており、3月通期予想の上振れはある程度予想されていたが、あらためて好感されている。
第2四半期の連結経常利益(2022年4〜9月・累計)は前年同期の2.1倍の52.08億円だった。今3月期の予想は従来予想を29.4%上回る110億円の見込み(前期比50.3%増)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:11
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アルプスアルパインが一時21%高、第2四半期大幅増益、通期業績予想を増額修正、為替前提は割安
■営業利益は第2四半期89%増加、通期42%増の見込みに
アルプスアルパイン<6770>(東証プライム)は10月31日、急伸商状となって大きく出直り、午前10時過ぎには20.5%高の1335円(227円高)まで上げて今年8月19日以来の1300円台を回復している。28日に発表した第2四半期決算(2022年4〜9月・累計)の連結営業利益が89%増と大幅に伸びるなど好調で、今3月期の業績予想を増額修正。好感買いが殺到した。下期の業績見通しの為替前提レートを1米ドル=135円、1ユーロ=135円としたため、この為替水準が続けば為替差益が上乗せされることになる。
4〜9月・累計の連結営業利益は前年同期比88.7%増加し199.13億円だった。今3月期の連結営業利益は、従来予想を5.3%上回る500億円の見込み(前期比42.0%増)とした。(HC)
アルプスアルパイン<6770>(東証プライム)は10月31日、急伸商状となって大きく出直り、午前10時過ぎには20.5%高の1335円(227円高)まで上げて今年8月19日以来の1300円台を回復している。28日に発表した第2四半期決算(2022年4〜9月・累計)の連結営業利益が89%増と大幅に伸びるなど好調で、今3月期の業績予想を増額修正。好感買いが殺到した。下期の業績見通しの為替前提レートを1米ドル=135円、1ユーロ=135円としたため、この為替水準が続けば為替差益が上乗せされることになる。
4〜9月・累計の連結営業利益は前年同期比88.7%増加し199.13億円だった。今3月期の連結営業利益は、従来予想を5.3%上回る500億円の見込み(前期比42.0%増)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:49
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セイコーエプソンは業績予想の増額修正が好感され反発スタートの後も堅調に推移
■デバイス事業好調などで通期の営業利益は従来予想を6%上回る見込みに
セイコーエプソン<6724>(東証プライム)は10月31日、反発して始まり、取引開始後に2040円(64円高)まで上げた後も2000円台で堅調に推移している。28日の15時に発表した第2四半期決算が好調で、今3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、好感されている。第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計、IFRS)の営業利益は前年同期比22.9%増の591.52億円となり、今3月期の連結営業利益は従来予想を5.9%上回る1080億円の見込みに増額修正した。
4〜9月の売上収益は、半導体不足や物流遅延の影響が徐々に改善したこと、値上げによる高値販売、デバイス事業における市場需要の継続、さらに為替のプラス影響などにより、前年同期比15.0%増の6331.27億円となった。今3月期の予想は従来予想を2.2%上回る1兆3900億円(前期比23.1%増)の見込みに見直した。(HC)
セイコーエプソン<6724>(東証プライム)は10月31日、反発して始まり、取引開始後に2040円(64円高)まで上げた後も2000円台で堅調に推移している。28日の15時に発表した第2四半期決算が好調で、今3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、好感されている。第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計、IFRS)の営業利益は前年同期比22.9%増の591.52億円となり、今3月期の連結営業利益は従来予想を5.9%上回る1080億円の見込みに増額修正した。
4〜9月の売上収益は、半導体不足や物流遅延の影響が徐々に改善したこと、値上げによる高値販売、デバイス事業における市場需要の継続、さらに為替のプラス影響などにより、前年同期比15.0%増の6331.27億円となった。今3月期の予想は従来予想を2.2%上回る1兆3900億円(前期比23.1%増)の見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48
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日立製作所は急反発で始まる、売上収益の増額修正やカナダの新原子炉開発など材料視
■今3月期の連結業績見通しは売上収益などを増額修正
日立製作所<6501>(東証プライム)は10月31日、急反発で始まり、取引開始後は5%高の6690円(315円高)まで上げ、大きく出直っている。28日に発表した第2四半期決算で今3月の連結業績見通しを増額修正したことや、前週後半、米GE(ゼネラル・エレクトリック)と日立製の合弁会社、GE日立・ニュークリアエナジーが設計を担当するカナダの小型モジュール原子炉(SMR)開発にカナダ政府が9億7000万カナダドルの援助を行うとロイターニュースで伝えられ、買い材料のひとつとして注目されている。
今3月期の連結業績見通しは、売上収益が10兆4000億円(前回見通し比6%増)、Adjusted
EBITA8770億円(同320億円増)、コア・フリー・キャッシュ・フロー2兆2500億円(同150億円増)、当期利益は従来予想通りだが過去最高の6000億円となる見通しとした。(HC)
日立製作所<6501>(東証プライム)は10月31日、急反発で始まり、取引開始後は5%高の6690円(315円高)まで上げ、大きく出直っている。28日に発表した第2四半期決算で今3月の連結業績見通しを増額修正したことや、前週後半、米GE(ゼネラル・エレクトリック)と日立製の合弁会社、GE日立・ニュークリアエナジーが設計を担当するカナダの小型モジュール原子炉(SMR)開発にカナダ政府が9億7000万カナダドルの援助を行うとロイターニュースで伝えられ、買い材料のひとつとして注目されている。
今3月期の連結業績見通しは、売上収益が10兆4000億円(前回見通し比6%増)、Adjusted
EBITA8770億円(同320億円増)、コア・フリー・キャッシュ・フロー2兆2500億円(同150億円増)、当期利益は従来予想通りだが過去最高の6000億円となる見通しとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29
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2022年10月28日
日野自動車が急反発、未定としてきた今3月期の業績予想を公表し「安堵感」
■売上高と営業利益のみ公表し営業利益は83%減の見込みに
日野自動車<7205>(東証プライム)は10月28日、急反発となり、取引開始から30分を過ぎた午前9時32分には7%高の638円(43円高)まで上げ、昨年来の安値圏から大きく出直っている。27日の15時に第2四半期連結決算を発表し、これまで未定としてきた今3月期の業績予想のうち売上高と営業利益の予想を発表。営業利益は前期比83%減の見込みとしたが、「この銘柄の場合、五里霧の中だった業績予想がおぼろげにつかめただけでも安堵感がある」(株式市場関係者)ようで、買い戻しに繋がっているようだ。
今3月期の連結売上高は同4.8%増の1兆5300億円の見込みとし、連結営業利益は前期比83%減の60億円の見込みとした。経常利益、純利益の予想は引き続き見送った。(HC)
日野自動車<7205>(東証プライム)は10月28日、急反発となり、取引開始から30分を過ぎた午前9時32分には7%高の638円(43円高)まで上げ、昨年来の安値圏から大きく出直っている。27日の15時に第2四半期連結決算を発表し、これまで未定としてきた今3月期の業績予想のうち売上高と営業利益の予想を発表。営業利益は前期比83%減の見込みとしたが、「この銘柄の場合、五里霧の中だった業績予想がおぼろげにつかめただけでも安堵感がある」(株式市場関係者)ようで、買い戻しに繋がっているようだ。
今3月期の連結売上高は同4.8%増の1兆5300億円の見込みとし、連結営業利益は前期比83%減の60億円の見込みとした。経常利益、純利益の予想は引き続き見送った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:09
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