[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (10/17)アスタリスクは連続最高益予想の業績動向や顔認証クラウドサービスでの資本業務提携など好感され、大きく出直る
記事一覧 (10/17)日本駐車場開発は「スキー場事業」と「テーマパーク事業」も好調で2006年以来の高値に進む
記事一覧 (10/17)ソシオネクストが上場来の高値を連日更新、新顔で株式需給に乱れなく全体安のなかで浮上
記事一覧 (10/14)イオンファンタジーが出直り継続、第2四半期の黒字化(営業・経常利益)など連日好感
記事一覧 (10/13)ロイヤルホテルが4日続伸、未定の今期業績予想などに期待強まり昨年来の高値を更新
記事一覧 (10/13)サイゼリヤは朝方の6.5%安から切り返し2%高、7か月ぶりに2800円台を回復
記事一覧 (10/13)トレジャー・ファクトリーが値上がり率1位で高値更新、業績・配当予想の増額修正と自社株買いなど好感され大活況
記事一覧 (10/13)久光製薬が急伸、第2四半期の経常利益3割増と自社株買いなど好感
記事一覧 (10/12)ラクト・ジャパンは明日の第3四半期決算発表に期待強まり前後場ともジリ高傾向
記事一覧 (10/12)カーリットHDが業績予想を増額修正、後場急激に上値を追う
記事一覧 (10/07)青山商事は9月のビジネスウェア事業27%増加など好感され2020年以来の高値に向けて出直る
記事一覧 (10/07)乃村工藝社は時間とともに上げ幅拡大、商業施設の改装需要など好調の見方
記事一覧 (10/06)オンワードHDが戻り高値を更新、きょう四半期決算発表の予定、買い意欲強い
記事一覧 (10/05)加賀電子が2000年以降の最高値に接近、第1四半期は売上高41%増など世界的な半導体不足のなか部品調達力の強さ見せつける
記事一覧 (10/05)大東建託は9月の受注高26%増など好感され出直り継続、4月からの累計では37%増加
記事一覧 (10/04)伊藤忠商事は買い気配で始まる、通期の純利益、配当予想の増額修正と自社株買いなど好感
記事一覧 (10/03)三益半導体が逆行高、未定だった今期の業績予想を営業利益46%増などとし好感買い先行
記事一覧 (09/28)タムラ製は円安効果「相殺」でも営業利益を2倍に増額修正、次第高、好調のほどに注目集まる
記事一覧 (09/28)サイボウズは8月の月次売上高24%増など好感され戻り高値に迫る
記事一覧 (09/28)オンワードHDが急伸、通期の予想営業利益95%増額修正など好感
2022年10月17日

アスタリスクは連続最高益予想の業績動向や顔認証クラウドサービスでの資本業務提携など好感され、大きく出直る

■前8月期は営業利益77%増加、今期は11%増を見込む

 アスタリスク<6522>(東証グロース)は10月17日の後場、12%高の1340円(140円高)で始まり、前場の一時1346円(146円高、12%高)に続いて大きく出直る相場となっている。前取引日の14日午後に発表した8月決算が営業利益76.6%増加するなどで売上高から各利益まで最高を更新した上、顔認証クラウドサービス拡大に向けたCANDY HOUSE JAPAN株式会社(東京都中央区)への出資・業務提携も発表し、買い材料視された。

 2022年8月期の連結決算は、売上高が前期比34.3%増加し、営業利益は76.6%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は85.5%増加した。今期・23年8月期の連結業績予想は、売上高を20.7%増、営業利益を10.9%増、純利益は2.5%減とした。純利益は小幅減の見込みとしたが、スマートフォンで顔を読み取り人物を特定するクラウド型の認証サービス「AsReader One」(2022年4月発表)の本格展開などへの期待は強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:33 | 業績でみる株価

日本駐車場開発は「スキー場事業」と「テーマパーク事業」も好調で2006年以来の高値に進む

■全国旅行支援と訪日観光客の流入再開を受け一段と期待強まる

 日本駐車場開発<2353>(東証プライム)は10月17日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時50分にかけて5%高の242円(12円高)まで上げて2006年以来の高値を2日ぶりに更新している。駐車場事業のほかに「スキー場事業」と「テーマパーク事業」を行い、両事業の連結売上高に占める割合は42%。22年7月期は「駐車場、テーマパークの両事業が過去最高の売上・営業利益を達成」(決算短信より)し、スキー場事業も「当ウィンターシーズン(21年12月から22年5月上旬)は3月の国内来場者数はコロナ前の2019年3月を超える水準までになるなど、回復傾向は鮮明」(同)とあって、全国旅行支援と訪日観光客の流入再開を受けて一段の拡大に期待が出ている。

 連結業績は2ケタの伸び率で拡大する見通しとし、売上高は22年7月期の10.4%増に続き今期・23年7月期の予想は11.9%増。営業利益は前期の40.4%増に続き今期の予想は24.3%増としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:12 | 業績でみる株価

ソシオネクストが上場来の高値を連日更新、新顔で株式需給に乱れなく全体安のなかで浮上

■為替前提1ドル125円、直近実勢の148円から大幅な為替差益圏に

 ソシオネクスト<6526>(東証プライム)は10月17日、続伸基調で始まり、取引開始後は4%高の4600円(180円高)台に乗り、10月12日の株式上場後、連日高値を更新している。特定の発注者向けに必要な機能の一部、または全てを一つに実装した半導体チップ「カスタムSoC」を提供するソリューションSoC事業を行い、富士通<6702>(東証プライム)(39.68%保有)、パナソニック ホールディングス<6752>(東証プライム)の半導体事業統合会社。新顔で株式需給に乱れがなく、業績予想の為替前提を下期は1ドル120円、年間平均では1ドル125円とするため、円安の進行などが買い材料視されている。

 業績見通し(2023年3月期・連結、会社発表)は、売上高が1700億円(前期比45.3%増)、営業利益が170億円(同100.9%増)、経常利益は170億円(同87.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は130億円(同73.8%増)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:15 | 業績でみる株価
2022年10月14日

イオンファンタジーが出直り継続、第2四半期の黒字化(営業・経常利益)など連日好感

■ニトリなどイオングループ以外にも出店、海外はアセアン事業が最高益

 イオンファンタジー<4343>(東証プライム)は10月14日、3日続伸基調となり、午前9時30分を過ぎては8%高の3445円(255円高)まで上げ、出直りを続けている。10月5日に発表した第2四半期の連結決算(2022年3〜8月・累計)が営業・経常利益とも前年同期比で黒字化したことなどが連日好感されている。全体相場が日経平均700円高などと急反発のため買い余力が回復してきた面もある。

 第2四半期の連結決算(2022年3〜8月・累計)は、カプセルトイ専門店「TOYS SPOT PALO」の積極拡大や、ニトリHD<9843>(東証プライム)などイオングループ以外の施設への積極出店(モーリーファンタジーニトリモール枚方店)などが奏功し、売上高は前年同期比24.4%増加した。海外事業では、「アセアン事業」の営業利益が過去最高を達成した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:56 | 業績でみる株価
2022年10月13日

ロイヤルホテルが4日続伸、未定の今期業績予想などに期待強まり昨年来の高値を更新

■全国旅行支援、訪日外国人の入国上限撤廃など受け注目集まる

 ロイヤルホテル<9713>(東証スタンダード)は10月13日の後場、3%高の1362円(42円高)で始まり、前場1370円(50円高)まで上げて昨年来の高値を更新した後も堅調で4日続伸基調となっている。11日に実施された全国旅行支援、訪日外国人の入国者数の上限撤廃、外国人の個人旅行客の入国解禁、短期滞在ビザの取得免除、などが買い材料視されている。また、先の四半期決算発表で今3月期の業績予想について未定としたため、これが発表されれば一段高の要因になるといった期待も出ている。ホテル株は総じて高い。

 第1四半期連結決算(2022年4〜6月)は8月4日に発表し、売上高は前年同期比95.5%増加、営業利益は10.88億円の赤字で、前年同期の25.71億円の赤字が3分の1近くまで大きく改善した。一方、3月通期の予想については、「未だに新型コロナウイルス感染症の収束が見通せず、当社業績に与える影響も不透明であることから、現時点で適正かつ合理的な算定が困難であるため未定」とし、「合理的に算定可能となった時点で速やかに公表」するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:09 | 業績でみる株価

サイゼリヤは朝方の6.5%安から切り返し2%高、7か月ぶりに2800円台を回復

■8月決算は予想に届かなかったが今期の大幅増益見通しに期待強まる

 サイゼリヤ<7581>(東証プライム)は10月13日、取引開始後の6%安(164円安の2580円)を下値に切り返し、午前10時過ぎには2%高(65円高の2809円)まで上げて約7か月ぶりに2800円台を回復している。12日の15時に8月決算を発表し、今年4月に発表した業績予想を全体に下回ったが、今期・2023年8月期の連結業績予想を営業利益75億円(前期の17.8倍)などとし、期待する投資家が少なくない相場になっている。なお、松谷秀治社長の12日夕方の決算発表会見を受け、「サイゼリヤが『値上げしません』宣言」(朝日新聞デジタル)などと伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:26 | 業績でみる株価

トレジャー・ファクトリーが値上がり率1位で高値更新、業績・配当予想の増額修正と自社株買いなど好感され大活況

■2月期末配当は15円(従来予想比5円増、前期比6円増)に

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は10月13日、再び急伸し、午前10時にかけて20%高の1993円(328円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに実質的な上場来の高値を更新し、東証プライム市場の値上がり率トップに躍り出ている。12日の15時に発表した第2四半期の連結決算が予想を大幅に上回り、2月通期の連結業績予想、配当予想を増額修正したほか、中期経営計画の目標値も上方修正、自己株式の取得(自社株買い)も発表し、好感買い集中の様相を呈している。

 第2四半期連結決算(2022年3〜8月・累計)は、リユースへの需要が引き続き強く推移し、既存店の売上も高い伸びを見せたことなどを受け、売上高が前年同期比19.5%増加し、営業利益は同6.5倍、経常利益は同5.7倍となり、営業・経常利益とも初めて10億円の大台に乗った。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:27 | 業績でみる株価

久光製薬が急伸、第2四半期の経常利益3割増と自社株買いなど好感

■疼痛治療剤「ジクトルテープ」6月に効能追加承認も寄与開始

 久光製薬<4530>(東証プライム)は10月13日、急伸商状となって始まり、午前9時20分過ぎには13%高に迫る3765円(420円高)まで上げ、約6ヵ月ぶりに3700円台を回復している。12日の15時に発表した第2四半期決算(2022年3〜8月・累計)の連結経常利益が前年同期比29.7%増加し、自己株式の取得(自社株買い)も発表、好感されている。6月に経皮吸収型非ステロイド性疼痛治療剤「ジクトルテープ」が効能追加承認(腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群及び腱鞘炎)を取得し業績に寄与しはじめた。

 第2四半期連結決算(2022年3〜8月・累計)は、連結営業利益が売上原価の増加により前年同期比13.9%減となったが、経常利益は為替差益の増加などで同29.7%増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は同30.0%増加した。

 自社株買いは、取得株式総数200万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.51%)、取得総額100億円(各上限)、取得期間は2022年10月13日から23年2月28日までとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:44 | 業績でみる株価
2022年10月12日

ラクト・ジャパンは明日の第3四半期決算発表に期待強まり前後場ともジリ高傾向

■第2四半期までの利益進ちょく率6割、好決算を先取る買い

 ラクト・ジャパン<3139>(東証プライム)は10月12日、前後場ともジリ高傾向を続け、後場も一段高。14時40分過ぎには2230円(89円高)まで上げて出直り幅を広げている。第3四半期の決算発表を明日・10月13日に予定しており、業績に期待する向きの先取り買いが広がったと見られている。

 7月に発表済みの今11月期・第2四半期の連結決算(2021年12月〜22年5月・累計)は、売上高が前年同期比32.6%増加し、営業利益は同22.0%増加、当期純利益も同19.4%増加した。11月通期の予想は据え置いたが、営業利益額をみると、第2四半期累計は18.67億円で、通期予想31.0億円の6割を確保した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:03 | 業績でみる株価

カーリットHDが業績予想を増額修正、後場急激に上値を追う

■化成品、電子材料など好調で営業利益は5割増に

 カーリットホールディングス(カーリットHD)<4275>(東証プライム)は10月12日の14時に業績予想の増額修正を発表し、株価は急動意となり、それまでの5円安(657円)前後での推移から14時20分過ぎには680円(18円高)まで上げる場面を見せて出直り幅を広げている。化成品、電子材料、半導体用シリコンウェーハなど好調のため、第2四半期の連結業績予想(2022年4〜9月・累計)のうち、営業、経常利益は従来予想を50.0%上回る額に増額修正した。

 第2四半期累計期間(2022年4〜9月)は、化学品事業部門における化成品分野・電子材料分野・セラミック材料分野および産業用部材事業部門における半導体用シリコンウェーハ等が好調で、価格改定の効果もあり、売上高は従来予想を2.4%上回る174億円の見込みに見直し、営業利益は同50.0%上回る10.5億円の見込みに、親会社株主に帰属する四半期純利益は同54.5%上回る8.5億円の見込みに見直した。通期の業績予想については、今後の原材料およびエネルギー価格高騰リスクが不透明であることを踏まえ、開示可能となった時点で速やかに実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:48 | 業績でみる株価
2022年10月07日

青山商事は9月のビジネスウェア事業27%増加など好感され2020年以来の高値に向けて出直る

■上期の速報が出そろい既存店は前年同期比23%の増加に

 青山商事<8219>(東証プライム)は10月7日、前場の中頃から一段と強含み、午前11時にかけて993円(23円高)まで上げ、後場も988円(18円高)スタート。再び出直りを強める相場になっている。午前10時30分に9月の月次動向「月次売上高前年比(速報)」を発表し、ビジネスウェア事業の9月の全店売上高が前年同月比27.4%増加と開示したことなどが好感されている。9月12日につけた2020年以来の高値1018円に向けて出直っている。

 発表によると、9月はフォーマルを中心に好調に推移し、全店売上高は前年同月比27.4%増加し、既存店売上高も同27.3%増加した。これにより、上期(4月から9月)の売上高は全店が前年同期比18.1%増加し、既存店は同22.6%の増加となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:38 | 業績でみる株価

乃村工藝社は時間とともに上げ幅拡大、商業施設の改装需要など好調の見方

■第2四半期累計の連結営業利益は13%増加

 乃村工藝社<9716>(東証プライム)は10月7日、時間とともに上げ幅を広げ、午前9時30分を過ぎては8%高の1022円(73円高)まで上げ、約4週間ぶりに戻り高値を更新している。6日の16時に発表した第2四半期決算(2022年3〜8月・累計、連結)が前年同期比で営業利益13.1%増、純利益14.8%増などとなり、商業施設の「脱コロナ」「リオープン」改装需要などが大方の市場予想を上回る出来だったとみられている。

 第2四半期累計の連結売上高は同8.6%増加し、「複合商業施設市場および余暇施設市場等において売上が増加」(決算短信)。首都圏で大型商業施設の新装や改装やテーマパーク施設、ホテルのリニューアルなどを取り込み好調に推移した。今2月期の予想は据え置いた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:54 | 業績でみる株価
2022年10月06日

オンワードHDが戻り高値を更新、きょう四半期決算発表の予定、買い意欲強い

■9月下旬に第2四半期・2月通期の業績予想の増額修正を発表

 オンワードHD(オンワードホールディングス)<8016>(東証プライム)は10月6日、再び一段高となり、取引開始後は5%高の317円(15円高)まで上げ、6日ぶりに戻り高値を更新し、今年1月につけた年初来の高値320円に迫っている。きょう(10月6日)に第2四半期決算の発表を予定しており、業績動向への期待が強いようだ。業績予想につては、9月27日に第2四半期、および2月通期の連結業績予想の増額修正を発表した。このため、第2四半期決算の発表にサプライズ感がない場合は株価が反落する可能性もあるが、投資家の買い意欲は強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:53 | 業績でみる株価
2022年10月05日

加賀電子が2000年以降の最高値に接近、第1四半期は売上高41%増など世界的な半導体不足のなか部品調達力の強さ見せつける

■日米株価の持ち直しとともに再び注目が再燃する様子

 加賀電子<8154>(東証プライム)は10月5日の後場、一段と強含む相場となり、取引開始後に4315円(170円高)まで上げ、今年9月12日につけた2000年以降の最高値4335円に迫る相場となっている。世界的な半導体不足が言われる中で、第1四半期決算(2022年4〜6月)は連結売上高41%増、営業利益2倍超となるなどで部品調達力の強さを見せつけ、連結業績は連続最高を更新する見込み。今期予想PERは7倍前後で割安感も強く、日米株価の持ち直しとともに再び注目が再燃する様子となっている。

 次の四半期決算発表は11月8日を予定するが、SBI証券では9月中旬に加賀電子の業績予想を上方修正し、目標株価を450円引き上げて6200円に設定した。同社の事業セグメントは電子部品事業とEMS(受託製造)事業が主力で、EMS事業も好調持続の見込み。EMS事業の特色は機動的で小回りの利く受託生産とされるが、世界的な半導体不足の中で、部品調達の強さが下支えになっていると見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:57 | 業績でみる株価

大東建託は9月の受注高26%増など好感され出直り継続、4月からの累計では37%増加

■目標株価引き上げも伝えられ2週間ぶりに1万4500円を回復、

 大東建託<1878>(東証プライム)は10月5日、続伸基調となり、午前10時過ぎに1万4580円(260円高)まで上げて出直りを強め、取引時間中としては約2週間ぶりに1万4500円台を回復している。4日に発表した9月の月次動向「月次業績速報」が全体に好調で、受注高は前年同月比26.2%増加したことなどが好感されている。証券会社による目標株価の引き上げも伝えられている。

 9月の建設事業:受注関連指標の受注高は前年同月比26.2%増加し656.27億円だった。これにより、4月から9月までの累計受注高は前年同期間比36.7%増の2513.0億円となった。また、不動産事業:仲介・管理指標では入居率、空室在庫とも健全水準域でほぼ横ばいを保った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:08 | 業績でみる株価
2022年10月04日

伊藤忠商事は買い気配で始まる、通期の純利益、配当予想の増額修正と自社株買いなど好感

■3月期末配当は従来予想の130円を140円に

 伊藤忠商事<8001>(東証プライム)は10月4日、買い気配のあと5%高の3739.0円(177.0円高)円で始まり、取引時間中としては今年9月26日以来1週間ぶりに3700円台を回復した。

 朝8時30分、今3月期(2023年3月期)の連結純利益と配当予想の増額修正、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、NYダウ765ドル高などとともに好感されている。今3月期の期末配当予想は、1株につき従来予想の130円から10円増の140円とし、「下限保証」するとした。

 今3月期の連結純利益の予想は、従来予想を14.3%(1000億円)上回る8000億円の見込みに見直した。引続き基礎収益が順調に積み上がっている状況等を踏まえた。

 また、自社株買いは、取得株式総数1100万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.7%)、取得総額350億円を各上限とし、2022年10月4日から23年1月31日まで実施する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:08 | 業績でみる株価
2022年10月03日

三益半導体が逆行高、未定だった今期の業績予想を営業利益46%増などとし好感買い先行

■第1四半期決算は営業利益76%増加

 三益半導体工業<8155>(東証プライム)は10月3日、急反発で始まり、取引開始後は14%高の2185円(263円高)まで上げ、約3週間ぶりに2100円台を回復している。9月30日の15時に第1四半期決算と未定だった今期の業績・配当予想を発表し、好感買いが先行。TOPIXや日経平均が一段安の中で逆行高となっている。

 第1四半期(2022年6〜8月)決算は、売上高が前年同期比17.8%増加し、営業利益は同75.7%増加した。また、未定としていた今期・2023年5月期の業績予想は、売上高を前期比14.2%増の850億円、営業利益を同45.6%増の110億円、当期純利益は同46.3%増の75億円の見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:27 | 業績でみる株価
2022年09月28日

タムラ製は円安効果「相殺」でも営業利益を2倍に増額修正、次第高、好調のほどに注目集まる

■3月通期の営業利益は従来予想を50%上回る額に修正

 タムラ製作所<6768>(東証プライム)は9月28日、小安く始まったあと次第に切り返し、午前10時過ぎに715円(29円高)まで上げて700円台を回復している。27日の18時前に今期・2023年3月期の連結業績予想の増額修正を発表し、第2四半期(22年4〜9月・累計)の営業利益を従来予想の2倍の16億円としたことなどが注目されている。円安効果については、海外生産・輸入の多い電子部品事業
と国内生産・輸出の多い電子化学実装事業で相殺されるとしたため、好調のほどがうかがえると注目されている。

 第2四半期累計の売上高は従来予想を10.7%上回る505億円の見込みとし、3月通期の売上高は同11.7%上回る1050億円の見込みとした。3月通期のの営業利益は同50.0%上回る45億円の見込みとした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:01 | 業績でみる株価

サイボウズは8月の月次売上高24%増など好感され戻り高値に迫る

■クラウド関連事業、2ヵ月連続2割台の伸びに

 サイボウズ<4776>(東証プライム)は9月28日、続伸基調となり、取引開始後に1444円(59円高)まで上げた後も堅調で今年9月9日につけた戻り高値1506円に向けて出直っている。27日に月次動向「2022年8月度・月次業績推移:クラウド関連事業売上高」を発表し、8月の売上高が前年同月比23.7%増加したことなどが好感されている。2ヵ月連続2割台の伸びとなった。

 8月の売上高は18.70億円で前年同月比23.7%増加した。期初からの累計売上高は142.96億円で前年同期間比19.32%増加した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43 | 業績でみる株価

オンワードHDが急伸、通期の予想営業利益95%増額修正など好感

■第2四半期は各利益とも黒字化の見込みに

 オンワードホールディングス(オンワードHD)<8016>(東証プライム)は9月28日、一段高で始まり、取引開始後は7%高の308円(21円高)まで上げ、約2週間ぶりに戻り高値を更新し、今年1月につけた年初来の高値320円に迫っている。27日の17時に今期・2023年2月期の連結業績予想の大幅な増額修正を発表し、好感買いが先行している。今2月期の通期連結営業利益は従来予想を95.2%上回る41億円の見込みとした。

 発表によると、第2四半期連結累計期間(2022年3〜8月)の連結売上高は従来予想を6.7%上回る821億円の見込み(前年同期比1.6%増)とした。一転増収になる。3〜8月の各利益は黒字に転換し、営業利益は従来予想の18億円の赤字から1.8億円の黒字の見込みとした。OMOサービスを導入した店舗での販売が特に好調に推移したことや、オーダーメードも含めた顧客本位の商品施策で主力のブランド事業が復調した。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29 | 業績でみる株価