[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (09/10)大和ハウスは8日続伸基調で一段高、月次受注状況14%増加し抗ウイルス・抗菌仕様のマンションも注目される
記事一覧 (09/10)大幸薬品が出直り拡大、行動制限緩和による空間除菌剤の再拡大など期待
記事一覧 (09/09)早稲田アカデミーは9月中間配当の増配が好感され後場強含む
記事一覧 (09/09)アイモバイルが急伸、7月期決算の大幅回復と今期の続伸予想など好感される
記事一覧 (08/31)ダイコク電機は株主優待の復活、増配など好感され後場もストップ高買い気配続く
記事一覧 (08/30)Sansanが上場来の高値、クラウド請求書サービス拡大など材料視され一段高
記事一覧 (08/30)パナソニックは中間配当の5円増配が好感され約2週間ぶりに1300円台復帰
記事一覧 (08/26)JNSホールディングスは譲渡益651百万円に注目集まり大きく出直る
記事一覧 (08/26)早稲田アカデミーは大きく出直る、既存校、夏期開設3校とも好調で業績予想を増額修正
記事一覧 (08/23)川崎近海汽船は7%高、業績好調で大手海運株の再騰とともに高値に迫る
記事一覧 (08/23)マルマエは増配と月次受注高など好感され時間とともに上げ幅拡大
記事一覧 (08/19)デジタルハーツHDは高値に顔合わせ、四半期決算発表ラッシュが一巡し好業績を再評価
記事一覧 (08/19)昭和電線HDは上場来高値に向けて出直る、EV普及、脱炭素・DX化は追い風の見方
記事一覧 (08/18)東和薬品は70周年記念品や大幅増益が好感され2019年来の高値に迫る
記事一覧 (08/18)FRONTEOは2日連続大幅高、AI好調、業績急回復などに注目集まる
記事一覧 (08/18)大塚商会は業績堅調など見直される様子で出直り強める、投資判断の引き上げ相次ぐ
記事一覧 (08/17)アイスタイルは収益の大幅改善や韓国企業の買収など好感され急反発
記事一覧 (08/16)建設技術研究所は後場も一段高、第2四半期の大幅増益など好感される
記事一覧 (08/16)ジーニーは第1四半期の大幅増益と自社株買いなど好感され大きく出直る
記事一覧 (08/16)フェローテクHDがストップ高、業績・配当予想の大幅増額修正など好感される
2021年09月10日

大和ハウスは8日続伸基調で一段高、月次受注状況14%増加し抗ウイルス・抗菌仕様のマンションも注目される

■8月の受注状況、期初からの累計では16%増加

 大和ハウス工業<1925>(東1)は9月10日、3758.0円(102.0円高)まで上げた後も強い相場を続け、8日続伸基調で一段高となっている。9日に発表した月次動向「月次受注状況(個別・8月度)が14%増加したことが好感されているほか、東日本で初めての抗ウイルス・抗菌仕様のマンションも注目されている。

 8月の月次受注状況は戸建て住宅が前年同月比16%増加し、マンション、商業施設などを合わせた全体では同14%増加。4〜8月累計では前年同期比16%増加した。また、10日11時には、東日本で初めて抗ウイルス・抗菌加工を施した建材を採用し非接触キーなどを導入したマンション「プレミスト和光丸山台」(埼玉県和光市)の発売開始を発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:35 | 業績でみる株価

大幸薬品が出直り拡大、行動制限緩和による空間除菌剤の再拡大など期待

■ワクチン接種とともに「クレベリン」鈍化し第2四半期は赤字だったが

 大幸薬品<4574>(東1)は9月10日、3日続伸基調で始まり、取引開始後は11%高の1035円(103円高)まで上げて値上がり幅を広げている。新型コロナによる行動制限が情勢によっては10,11月にも緩和されることになり、空間除菌剤「クレベリン」の需要拡大などが期待されている。第2四半期決算発表後の8月10日以降は4ケタ(1000円)割れとなっていた。

 8月初旬に発表した第2四半期の連結業績(2021年1〜6月・累計)は各利益とも一転、赤字に転換した。新型コロナワクチンの接種開始とともに「クレベリン」などへの需要が鈍化し、感染管理事業は「昨年同時期に突発的に発生したような需要は当期においては発生しておらず(中略)、除菌関連製品の流通在庫は過剰な傾向にあり、調整段階のまま推移」(決算短信)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42 | 業績でみる株価
2021年09月09日

早稲田アカデミーは9月中間配当の増配が好感され後場強含む

■業績動向を踏まえ2円増の7円に、3月期末の予想は据え置く

 早稲田アカデミー<4718>(東1)は9月9日の前引け後、配当予想の修正(増配)を発表し、9月中間配当を1株当たり7円(今年5月に開示した従来予想比2円増)の予定に見直した。株価は後場強含み、992円(22円高)まで上げる場面を見せて再び上値を指向している。

 8月25日に発表した業績予想の増額修正を踏まえ、株主により一層の利益還元を行うため、22年3月期・第2四半期末配当予想を1株当たり2円増配し、7円にすることとした。前年同期実績は5円だった。3月期末配当については従来予想を据え置き15円の予定とした。前3月期末も15円だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:59 | 業績でみる株価

アイモバイルが急伸、7月期決算の大幅回復と今期の続伸予想など好感される

■営業利益は前期51%増加し今期は11%増を見込む。

 アイモバイル<6535>(東1)は9月9日、買い気配で始まり、取引開始後は10%高の1632円(149円高)まで上げて大きく出直っている。8日の取引終了後に7月決算、中期計画などを発表し、期待が強まった。

 2021年7月期の連結決算は売上高が前期比19.7%増加し、営業利益は同50.6%増加などとなり大幅に回復した。今7月期の予想は営業利益を10.9%増とするなど回復継続を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37 | 業績でみる株価
2021年08月31日

ダイコク電機は株主優待の復活、増配など好感され後場もストップ高買い気配続く

■第2四半期の利益予想も増額し営業利益は従来予想の3倍強に

 ダイコク電機<6430>(東1)は8月31日、取引開始早々にストップ高買い気配の1065円(150円高)に達し、後場も13時30分にかけて買い先行のまま値のつかない相場になっている。30日の取引終了後に業績予想と配当予想の増額修正、株主優待の再開を発表し、好感買いが殺到。買い注文の大引け比例配分が不可避との見方が出ている。

 第2四半期の連結業績予想(2021年4〜9月・累計)のうち、売上高は据え置いたが、各利益を大幅に増額修正し、営業利益は従来予想の3.25倍の6.5億円に見直した。グループ全社を上げたコスト削減への取組みと働き方の見直しを含めた業務改善や効率化が寄与した。3月通期予想は据え置いた。9月中間配当予想は1株25円(従来予想比15円増、前年同期比でも15円の増配)に見直した。3月期末配当は同30円のまま据え置いた。また、株主優待は、21年3月期に廃止したが、中長期保有などを目的に再開し、毎年9月末日時点の単元以上株主を対象に、保有数および継続保有期間に応じてクオカードを贈呈するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:37 | 業績でみる株価
2021年08月30日

Sansanが上場来の高値、クラウド請求書サービス拡大など材料視され一段高

■「それ、早く言ってよ〜」で有名なテレビCM最新作を8月28日開始

 Sansan<4443>(東1)は8月30日、一段高となり、取引開始から1時間を過ぎた午前10時過ぎに8%高の1万1130円(840円高)まで上げ、上場来の高値に進んでいる。クラウド請求書受領サービスを「丸亀製麺」などのトリドールHD<3397>(東1)が導入と発表してから一段高に弾みがつき、再び値幅妙味が強まっている。

 8月26日、トリドールホールディングスがクラウド請求書受領サービス「Bill One」を導入、と発表した。この翌日に大きく上げ、直近まで上場来の高値だった1万300円(2021年4月)に顔合わせ。続いて週明けは一段高となった。

 また、27日には、「それ、早く言ってよ〜」で有名なテレビCMのシリーズ最新作を8月28日から関東・関西エリアで開始すると発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:46 | 業績でみる株価

パナソニックは中間配当の5円増配が好感され約2週間ぶりに1300円台復帰

■未定だった9月中間配当の予想を発表し1株15円の予定に

 パナソニック<6752>(東1)は8月30日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高の1308.0円(34.5円高)まで上げて8月18日以来、約2週間ぶりの1300円台復帰となっている。NY市場で高かった上、前週末取引日の27日の夕方、未定だった9月中間配当の予想を増配と発表し好感されている。

 27日の17時、未定としてきた9月中間配当を1株15円の予定(前年同期実績比5円の増配)と発表した。3月期末配当については引き続き未定としたが、こちらについても増配の期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 業績でみる株価
2021年08月26日

JNSホールディングスは譲渡益651百万円に注目集まり大きく出直る

■持分会社バリューデザインの株式をアララに売却、引き続き12.1%保有

 JNSホールディングス<3627>(東1)は8月26日、大幅反発となり、午前11時過ぎには9%高の526円(43円高)前後で推移し、大きく出直っている。25日の取引終了後、持分適用会社バリューデザイン<3960>(東マ)の株式をアララ<4015>(東マ)へ譲渡することと連結決算に約651百万円の特別利益が発生することを発表し、注目集中となった。

 バリューデザインの株式合計576,000株を8月25日付でアララへ譲渡。バリューデザイン社は持分法適用関連会社から外れるが、引き続き議決権比率12.1%を保有し、協業を継続する予定。連結ベースでの特別利益約651百万円が今期・2022年2月期の通期業績に与える影響は、その他の要因を含め現在精査中で、業績予想の修正が必要になった場合には速やかに開示するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:16 | 業績でみる株価

早稲田アカデミーは大きく出直る、既存校、夏期開設3校とも好調で業績予想を増額修正

■現在開催中の夏期講習会も計画を大きく上回って推移

 早稲田アカデミー<4718>(東1)は8月26日、8%高に迫る1000円(73円高)で始まり、大きく出直っている。25日の取引終了後第2四半期・3月通期の業績予想の大幅な増額修正を発表し、注目再燃となった。

 売上高、各利益とも全体に増額修正。うち、第2四半期の連結経常利益(2021年4〜9月・累計)は2021年5月に公表した予想を78.2%上回る8.25億円の見込みとし、3月通期の連結経常利益は同じく30.2%上回る15.87億円の見込みとした。

 既存校、夏期開校の新校3校(品川校、豊洲校など)とも好調な集客状況が継続している上、現在開催中の当社夏期講習会も計画を大きく上回って推移しているとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35 | 業績でみる株価
2021年08月23日

川崎近海汽船は7%高、業績好調で大手海運株の再騰とともに高値に迫る

■内航部門は予想並みの見通しだが近海部門は大きく上回る見込み

 川崎近海汽船<9179>(東2)は8月23日、7%高の3180円(211円高)まで上げて売買され、3日前につけた2020年以来の高値3290円(8月17日)に迫っている。7月末に業績予想の増額修正を発表するなどで業績は好調。大手海運株がここ数日調整相場だったため上げ一服となっていたが、大手海運株が再び上値を指向し始め、川崎近海汽船も買いやすくなったとの見方が出ている。

 第2四半期累計期間(2021年4〜9月)の連結業績予想は、内航部門が前回発表予想並みとなる見通しである一方、近海部門は市況の回復に伴い運賃や貸船料が増加し、収支は前回発表予想を大きく上回る見通しとし、売上高を従来予想比4.2%引き上げ、各利益は前年同期比で黒字化知る見通しとした。同時に、3月通期の予想も、売上高は同5.1%引き上げ、経常利益は4.3倍に、純利益は4.1倍に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:41 | 業績でみる株価

マルマエは増配と月次受注高など好感され時間とともに上げ幅拡大

■8月期末配当は従来予想比2円増の1株14円に

 マルマエ<6264>(東1)は8月23日、時間とともに上げ幅を広げ、取引開始から1時間を過ぎた午前10時過ぎに1933円(106円高)まで上げ、本日の現在高となっている。20日の取引終了後に増配と7月の月次受注残高を発表、今期・2021年8月期の期末配当予想を1株につき14円(従来予想比2円増、前期実績比2円増)の予定とし、好感買いが増加している。

 7月の月次受注残高は、引き続き半導体分野、FPD分野とも前年同月比で大幅な伸びを示し、前月比では0.9%の増加だが前年同月比では92.7%増の16.35億円となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:15 | 業績でみる株価
2021年08月19日

デジタルハーツHDは高値に顔合わせ、四半期決算発表ラッシュが一巡し好業績を再評価

■DXの加速や巣ごもり需要など追い風に主事業がそろって好調に推移

 デジタルハーツホールディングス(デジタルハーツHD)<3676>(東1)は8月19日、再び上値を指向し、8%高の1835円(122円高)まで上げて約1週間前につけた2018年以来の高値に顔合わせとなっている。10日発表の第1四半期決算は営業利益が4倍、経常利益は3倍。四半期決算の発表ラッシュが一巡した頃合いで好業績銘柄の再発掘・再評価の動きが波及してきたとの見方が出ている。

 第1四半期は主事業がそろって好調に推移し、、「エンタープライズ事業」では、リモートワークの増加やDXの加速を背景に増加するシステムテストやセキュリティに関する需要を確実に取り込んだことにより、高い成長を継続した。また、「エンターテインメント事業では、巣ごもり需要等による市場拡大の追い風を受け、コンソールゲーム向けのデバッグ案件の獲得が進んだことにより好調に推移した。売上高は前年同期比19.7%増加した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:51 | 業績でみる株価

昭和電線HDは上場来高値に向けて出直る、EV普及、脱炭素・DX化は追い風の見方

■電気機械向けや自動車向け電線が堅調で第1四半期の売上高34%増加

 昭和電線ホールディングス(昭和電線HD)<5805>(東1)は8月19日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は2180円()まで上げて8月10日につけた上場来の高値2235円に向けて出直っている。第1四半期の大幅増益を契機に一段高相場となり、電気自動車(EV)の普及、脱炭素社会・デジタル化(DX)の進展はいずれも同社にとって需要増の要因とされている。

 第1四半期の連結決算(2021年4〜6月)は、売上高が前年同期比33.6%増加し、営業利益は同4.1倍となった。電線業界は、建設・電販向け電線の需要は原材料価格の高騰の影響もあり減少した。一方、電気機械向けや自動車向け電線が堅調に回復した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:42 | 業績でみる株価
2021年08月18日

東和薬品は70周年記念品や大幅増益が好感され2019年来の高値に迫る

■第1四半期の営業利益は34%増加し通期予想の36%を確保

 東和薬品<4553>(東1)は8月18日の後場寄り後、3090円(50円高)前後で推移し、2日前につけた2019年以来の高値3115円に向けて出直っている。12日に「創業70周年記念品の贈呈」を発表し、第1四半期の好業績とともに買い材料視されている。

 2021年6月1日に創業70周年を迎えたことを記念し、同年9月30日時点の株主名簿に記載又は記録された100株(1単元)以上株主を対象に、保有株式数に応じてクオカードを贈呈する。

 第1四半期(2021年4〜6月)の連結決算は売上高が前年同期比13.3%増加し、営業利益は同33.7%増の61.8億円となるなど大幅な増収増益だった。3月通期の予想は全体に据え置き、営業利益は174億円。第1四半期の段階でこの36%を確保したため、進ちょく率が注目された。傾向的なジリ高相場をイメージして臨む投資家が少なくないようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:01 | 業績でみる株価

FRONTEOは2日連続大幅高、AI好調、業績急回復などに注目集まる

■リーガルテックAI事業で大型案件を受注、業績予想を2倍に引き上げ

 FRONTEO<2158>(東マ)は8月18日、19%高に迫る1310円(207円高)まで上げた後も強調推移となり、昨17日のストップ高に続いて2日連続大幅高となっている。16日に発表した第1四半期決算が大幅増益となり、3月通期の業績予想を各利益とも従来予想の2倍に引き上げ、注目集中となった。

 リーガルテックAI事業で推進している、AIレビューツール「KIBIT Automator」を活用した案件を主体としていくポートフォリオトランスフォーメーションが奏功し、日本・アジアで大型案件を受注したこと、などにより、第1四半期(2021年4〜6月)の連結営業利益は前年同期の約15倍の5.98億円となった。3月通期の連結営業利益は、従来予想の2倍の12億円の見込みとした。20年3月期を底に急回復となる。

 今年7月に2014年以来の高値1380円をつけており、当面はこの水準を指向するとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:59 | 業績でみる株価

大塚商会は業績堅調など見直される様子で出直り強める、投資判断の引き上げ相次ぐ

■上期の推移が好調で12月通期の予想を増額修正

 大塚商会<4768>(東1)は8月18日、出直りを強めて始まり、取引開始後は5900円(270円高)まで上げ、8月2日以来の5900円台に復帰している。前週半ばから直近にかけてSMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券による目標株価の引き上げが伝えられており、8月2日に発表した第2四半期決算などを見直す動きが広がったと見られている。

 第2四半期の連結決算(2021年1〜6月・上期)は、厳しい経済環境の中で同社へのIT投資需要は堅調に推移し、売上高は前年同期比7.8%増加し、経常利益は同10.5%増加した。これを受け、12月通期の予想を全体に増額修正し、通期の連結経常利益は従来予想を2.9%上回る607億円に、純利益は同4.9%上回る415億円に見直した。

 6月に株式分割調整後の2010年以降の高値6150円をつけており、これに向けて出直る可能性が言われている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40 | 業績でみる株価
2021年08月17日

アイスタイルは収益の大幅改善や韓国企業の買収など好感され急反発

■6月決算は純利益が黒字転換し今期は営業・経常利益も黒字化の見込み

 アイスタイル<3660>(東1)は8月17日、急反発で始まり、取引開始後は12%高の468円(49円高)まで上げて大きく出直っている。16日に発表した6月決算が予想を上回り、純利益は黒字に転換。今期は営業・経常利益も黒字化の見込みとしたほか、韓国企業の買収も発表し買い材料視されている。

 2021年6月期の連結営業利益は6.04億円の赤字だったが、前期の23.25億園の赤字から大幅な改善となった。今期は5億円の黒字を見込む。また、21年6月期の親会社株主に帰属する当期純利益は繰延税金資産の上乗せもあり3.79億円の黒字となり、前期の50.20億円の赤字から黒字に転換した。今期も黒字を見込む。

 また、100%子会社を通じて韓国企業Glowdayz,Inc.(ソウル特別市)の株式を取得し、連結子会社化することを発表した。Glowdayz,Inc.社はネットマーケティング事業と化粧品流通事業を展開し、化粧品のクチコミやランキングのプラットフォームである「GLOWPICK」は、現在では韓国国内において最大級の規模を誇る美容の総合プラットフォームにまで成長しているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:39 | 業績でみる株価
2021年08月16日

建設技術研究所は後場も一段高、第2四半期の大幅増益など好感される

■自然災害が年々激甚化する傾向のため将来性への期待も強い

 建設技術研究所<9621>(東1)は8月16日、次第高となり、後場も一段と強含んで13時過ぎには2454円(153円高)まで上げている。13日に発表した第2四半期決算の大幅増益などが好感され、今年6月23日以来の2400円台復帰となっている。

 第2四半期の連結決算(2021年1〜6月・累計)は、売上高が前年同期比9.8%増加し、営業利益は同34.2%増の35.65億円だった。国内が防災・減災対策やインフラ老朽化対策にかかわる国土強靭化計画などにより引き続き堅調で、海外では東南アジアで複数の大型受注があり、欧州では受注環境が好転した。

 12月通期の連結業績予想は据え置き、営業利益は前期比3.6%減の49億円。ただ、受注が好調とみられる上、日本列島を取り巻く自然災害が年々激甚化する傾向のため、事業環境は拡大傾向を強めると期待を強めるの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:40 | 業績でみる株価

ジーニーは第1四半期の大幅増益と自社株買いなど好感され大きく出直る

■EBITDAは0.5億円の赤字から1.93億円の黒字に大きく転換

 ジーニー<6562>(東マ)は8月16日、13%高の1099円(129円高)で始まったあとも4ケタ(1000円)台で強い推移を続け、大きく出直っている。13日に発表した第1四半期決算が大幅増益となり、自己株式の取得(自社株買い)、従業員向け株式給付信託の導入も発表し、好感されている。

■自社株買いは、35万株、総額3.5億円を上限に22年8月まで実施

 自社株買いは、普通株式35万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.94%)、取得総額3.5億円を上限として、2021年8月16日から22年8月15日まで実施する。

 第1四半期の連結決算(2021年4〜6月)は、広告プラットフォーム事業、マーケティングSaaS事業とも好調に推移。営業、経常、純利益とも前年同期の赤字から黒字に転換し、とりわけ同社が経営指標として重視するEBITDA(償却前利益)は前年同期の0.5億円の赤字から1.93億円の黒字に大きく転換した。通期の業績予想は据え置き、EBITDAは12.6億円から14.6億円(前期比2.1倍から2.5倍)。営業利益は6.4億円から8.4億円(同3.3倍から4.3倍)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:27 | 業績でみる株価

フェローテクHDがストップ高、業績・配当予想の大幅増額修正など好感される

■9月中間配、3月期末配当とも各々23円(従来予想比9円増)に

 フェローテックホールディングス(フェローテックHD)<6890>(JQS)は8月16日、気配値のままストップ高の3190円(504円高)に達し、取引開始から1時間半に迫る午前10時20分現在、まだ値がついていない。13日に発表した第1四半期決算の大幅増益と第2四半期、3月通期の業績・配当予想の増額修正が好感され、急反発となっている。

 第1四半期連結決算(2021年4〜6月)は、売上高が前年同期比34.8%増加し、営業利益は同3.1倍の48.17億円となった。世界的な電子部品の需給ひっ迫を受け、半導体製造装置向けの真空部品などが好調に推移しているほか、5G関連機器向け、PCR検査装置などの医療検査機器向けなども好調に推移している。

 3月通期の連結業績予想は、一部子会社を連結から持分適用会社に移行したことにより償却負担など連結への取り込みが無くなることで営業・経常利益ともに大きく改善するため、営業利益は従来予想を33.3%上回る200億円の見込みとした。

 9月中間配当は1株につき23円(従来予想比9円増)の予定とし、3月期末配当も同23円(同9円増)の予定とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:38 | 業績でみる株価