■4月上場、今期は売上高23%増、営業利益56%増など予想
サークレイス<5029>(東証グロース)は5月24日の後場寄り後に17%高の1702円(253円高)をつけ、大きく出直りながら取引時間中としては今年5月2日以来の1700円台を回復している。今年4月12日に新規上場し、5月12日に961円の上場来安値をつけたが、同日に発表した2022年3月期の決算が上場時に開示した予想などを大きく上振れたことなどを受け、翌日から断続的に回復する相場となっている。
SaaSクラウドシステムの提供などを行い、『Circlace』は、「業務でやりとりされた会話、情報、ファイルを全て記録し、形式知化することで、組織のナレッジへと変貌」(同社HPより)する統合型デジタルコミュニケーション・プラットフォーム。今期・23年3月期の業績予想は売上高を前期比23%増加、営業利益を同56%増加などとしたことなどが好感され、期待の衰えない相場が続いている。(HC)
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(05/24)サークレイスは後場17%高、3月決算が大きく上振れ今期も拡大予想で期待膨らむ
(05/24)住友金属鉱山は8日続伸基調、決算発表の翌日を下値に出直り続く
(05/23)川崎汽船が2ヵ月ぶりに上場来高値を更新、株主還元策に期待強く大手海運株の中で値上がり突出
(05/20)Jトラストが戻り高値に進む、業績予想の増額修正など発表後ジリジリ上値追う
(05/20)光陽社は連日ストップ高、決算発表前から急伸したが発表後も急伸とあって丸く収まる様子
(05/20)セイコーエプソンは創立80周年の記念配当と自社株買いなど好感され急伸
(05/20)凸版印刷が2日ぶりに高値を更新、決算発表後5連騰となり評価の高い銘柄の見方
(05/19)AIメカテックが3日続伸、「売り上げ翌期繰り越し」で下げた後は順調に回復
(05/17)Birdmanが後場一段高、第3四半期決算の黒字化など連日好感
(05/17)ステムセル研究所は今期50%増益予想の好決算など好感され3日続伸基調
(05/17)フェローテックHDが急伸、「パワー半導体」用基板など好調で連続大幅増益予想を好感
(05/17)極洋が反発幅を広げる、今期営業利益9.5%増など見直す、自社株買いも好感
(05/17)ENEOSホールディングスが年初来の高値を連日更新、大幅増益決算と自社株買いなど好感
(05/17)アイスタイルが連日出直る、通期の売り上げ過去最高の見込みなど好感
(05/16)ユーグレナは後場もジリ高基調、第1四半期決算など好感される
(05/16)ブシロードが15%高、トレーディングカードゲームなど好調で経常利益の予想を32%引き上げる
(05/16)Jトラストが21%高、業績予想の増額修正など好感され急伸商状
(05/16)東映アニメが連日大幅高、今期微増益予想だが「複数の大型作品」などに期待強い
(05/13)上村工業が後場急伸、自社株買いの上限拡大と3月決算の上振れ着地など好感
(05/13)三井化学が後場一段高、今期業績予想の為替前提など保守的の見方
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2022年05月24日
サークレイスは後場17%高、3月決算が大きく上振れ今期も拡大予想で期待膨らむ
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:08
| 業績でみる株価
住友金属鉱山は8日続伸基調、決算発表の翌日を下値に出直り続く
■今期は減益予想だが銅や金の業績前提に慎重すぎとの見方
住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は5月24日、5520円(148円高)まで上げた後も上げ幅100円前後で推移し、8日続伸基調の出直り継続となっている。3月決算では今期・2023年3月期の業績予想を大幅減の見込みとしたが、株価は発表翌日(5月11日)を下値に回復基調。24日は、米バイデン大統領の中国を巡る発言を受け、中国が「断固たる行動を取る」などと強い姿勢を示したと伝えられ、資源高騰の観測が再燃したもようで追い風の期待が出ている。
今期・23年3月期の連結業績予想(IFRS)は、売上高を10%増としたが、利益面では税引前利益を前期比46%減の見込みとし、22年3月期の2.9倍から一転、減益の予想とするなど、全体に減益の予想とした。前提となる金属価格は、銅9000$/t(前期実績9691$/t)、ニッケル9.50$/lb(同9.35$/lb)金1750.0$/TOZ(同1818.4$/TOZ)とし、ニッケルを除いて値下がりを想定するが、これには慎重すぎとの見方が出ている。為替前提は1米ドル120円(同112.39円)とした。(HC)
住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は5月24日、5520円(148円高)まで上げた後も上げ幅100円前後で推移し、8日続伸基調の出直り継続となっている。3月決算では今期・2023年3月期の業績予想を大幅減の見込みとしたが、株価は発表翌日(5月11日)を下値に回復基調。24日は、米バイデン大統領の中国を巡る発言を受け、中国が「断固たる行動を取る」などと強い姿勢を示したと伝えられ、資源高騰の観測が再燃したもようで追い風の期待が出ている。
今期・23年3月期の連結業績予想(IFRS)は、売上高を10%増としたが、利益面では税引前利益を前期比46%減の見込みとし、22年3月期の2.9倍から一転、減益の予想とするなど、全体に減益の予想とした。前提となる金属価格は、銅9000$/t(前期実績9691$/t)、ニッケル9.50$/lb(同9.35$/lb)金1750.0$/TOZ(同1818.4$/TOZ)とし、ニッケルを除いて値下がりを想定するが、これには慎重すぎとの見方が出ている。為替前提は1米ドル120円(同112.39円)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:21
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2022年05月23日
川崎汽船が2ヵ月ぶりに上場来高値を更新、株主還元策に期待強く大手海運株の中で値上がり突出
■「年間配当300円に加え1000億円以上の追加株主還元策を検討」
川崎汽船<9107>(東証プライム)は5月23日、一段高となり、取引開始後に9770円(340円高)まで上げて約2ヵ月ぶりに上場来の高値を更新し、大手海運株の中で突出した値上がりとなっている。5月初旬に発表した3月決算で、今期・2023年3月期の株主還元方針として、「年間配当金1株当たり300円(うち中間配当金150円)の基礎配当に加え、1000億円以上の追加的な株主還元策を検討する予定」(決算短信より)としており、引き続き増配や自社株買いの発表に期待の強い相場となっている。
この「1000億円以上の追加的な株主還元策」については、「配当に加え自己株式取得も検討予定」(同)とした。(HC)
川崎汽船<9107>(東証プライム)は5月23日、一段高となり、取引開始後に9770円(340円高)まで上げて約2ヵ月ぶりに上場来の高値を更新し、大手海運株の中で突出した値上がりとなっている。5月初旬に発表した3月決算で、今期・2023年3月期の株主還元方針として、「年間配当金1株当たり300円(うち中間配当金150円)の基礎配当に加え、1000億円以上の追加的な株主還元策を検討する予定」(決算短信より)としており、引き続き増配や自社株買いの発表に期待の強い相場となっている。
この「1000億円以上の追加的な株主還元策」については、「配当に加え自己株式取得も検討予定」(同)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:40
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2022年05月20日
Jトラストが戻り高値に進む、業績予想の増額修正など発表後ジリジリ上値追う
■東南アジア金融事業の改善が計画以上のスピードで進む様子
Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は5月20日、次第高となって一段と出直り、午前11時過ぎには7%高に迫る404円(26円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。5月13日、16時に第1四半期決算(2022年1〜3月)と12月通期の連結業績予想の増額修正などを発表し、翌取引日に急伸。以後、ジリジリ上値を追いながら一段高となった。テクニカル的な観点からは、移動平均をいくつか上回ったため、年初から続いてきた調整相場に転機が到来したとの見方が出ている。
第1四半期決算(IFRS・連結)では、Jトラスト銀行インドネシア(BJI)が黒字転換するなどで、特に東南アジア金融事業の改善が計画以上のスピードで進んだと発表した。営業収益は前年同期比25.2%増加し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同28.2%増加した。12月通期の連結業績予想は、従来予想に対し税引前利益を49.5%上回る70億円の見込み(前期比では18.7%増)に、親会社の所有者に帰属する当期利益は同3.2倍の46億円(同約4倍)に見直した。(HC)
Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は5月20日、次第高となって一段と出直り、午前11時過ぎには7%高に迫る404円(26円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。5月13日、16時に第1四半期決算(2022年1〜3月)と12月通期の連結業績予想の増額修正などを発表し、翌取引日に急伸。以後、ジリジリ上値を追いながら一段高となった。テクニカル的な観点からは、移動平均をいくつか上回ったため、年初から続いてきた調整相場に転機が到来したとの見方が出ている。
第1四半期決算(IFRS・連結)では、Jトラスト銀行インドネシア(BJI)が黒字転換するなどで、特に東南アジア金融事業の改善が計画以上のスピードで進んだと発表した。営業収益は前年同期比25.2%増加し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同28.2%増加した。12月通期の連結業績予想は、従来予想に対し税引前利益を49.5%上回る70億円の見込み(前期比では18.7%増)に、親会社の所有者に帰属する当期利益は同3.2倍の46億円(同約4倍)に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13
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光陽社は連日ストップ高、決算発表前から急伸したが発表後も急伸とあって丸く収まる様子
■経常利益と当期純利益は予想を大きく上振れる
光陽社<7946>(東証スタンダード)は5月20日、取引開始後に2日連続ストップ高の1788円(300円高)をつけ、今年1月初の年初来高値を更新している。19日の16時に2022年3月期の連結決算などを発表、21年5月に開示した予想に対し経常利益と親会社に帰属する当期純利益が大きく上振れたことなどが好感されている。株価は19日の発表前から急伸してストップ高となったため、株式市場関係者の中には不自然だといった見方があるが、発表の翌日も一段高とあって、「投資家の立場からは何も言うことはない」「水清ければ魚棲まずだ」といった受け止め方が出ている。(HC)
光陽社<7946>(東証スタンダード)は5月20日、取引開始後に2日連続ストップ高の1788円(300円高)をつけ、今年1月初の年初来高値を更新している。19日の16時に2022年3月期の連結決算などを発表、21年5月に開示した予想に対し経常利益と親会社に帰属する当期純利益が大きく上振れたことなどが好感されている。株価は19日の発表前から急伸してストップ高となったため、株式市場関係者の中には不自然だといった見方があるが、発表の翌日も一段高とあって、「投資家の立場からは何も言うことはない」「水清ければ魚棲まずだ」といった受け止め方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:35
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セイコーエプソンは創立80周年の記念配当と自社株買いなど好感され急伸
■記念配当は今期(23年3月期)実施、1株につき10円
セイコーエプソン<6724>(東証プライム)は5月20日、買い気配から2132円(180円高)で始まり、飛び出すような急伸となって年初来の高値を更新している。19日の15時に創立80周年の記念配当10円と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが集中した。
この時期に配当関連の発表が出る場合、往々にして終わった期(2022年3月期)の配当額についての発表が多い中で、同社の記念配当は今期(23年3月期)の実施とあって買いを増幅させる効果が大きいようだ。今期の配当は、1株につき中間配当を31円(前年同期比変わらず)、期末配当は記念配当10円を加えて41円(同10円の増配)の予定とした。
自社株買いは、取得株式総数3300万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合9.53%)、取得総額300億円を上限として、2022年5月20日から23年5月19日まで実施する。(HC)
セイコーエプソン<6724>(東証プライム)は5月20日、買い気配から2132円(180円高)で始まり、飛び出すような急伸となって年初来の高値を更新している。19日の15時に創立80周年の記念配当10円と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが集中した。
この時期に配当関連の発表が出る場合、往々にして終わった期(2022年3月期)の配当額についての発表が多い中で、同社の記念配当は今期(23年3月期)の実施とあって買いを増幅させる効果が大きいようだ。今期の配当は、1株につき中間配当を31円(前年同期比変わらず)、期末配当は記念配当10円を加えて41円(同10円の増配)の予定とした。
自社株買いは、取得株式総数3300万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合9.53%)、取得総額300億円を上限として、2022年5月20日から23年5月19日まで実施する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:47
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凸版印刷が2日ぶりに高値を更新、決算発表後5連騰となり評価の高い銘柄の見方
■今期の営業利益は0.7%増の見込みだが「強いモノにつけ」
凸版印刷<7911>(東証プライム)は5月20日、反発して始まり、取引開始後は2454円(83円高)まで上げ、2日ぶりに年初来の高値を更新し、2017年以来の2400円台に進んでいる。3月決算は5月11日に発表し、今期の予想連結営業利益は0.7%増の見込みと微増程度にとどめたが、株価は翌12日から5日続伸となって高値を更新。評価の高い銘柄として「強いモノにつけ」と注目されている。
2022年3月期の連結営業利益は前期比25.0%増の735億円だった。加した。セグメント別には、情報コミュニケーション事業の営業利益が512億円、生活・産業事業は285億円、エレクトロニクス事業は300億円、調整額が363億円あり合計で735億円だった。(HC)
凸版印刷<7911>(東証プライム)は5月20日、反発して始まり、取引開始後は2454円(83円高)まで上げ、2日ぶりに年初来の高値を更新し、2017年以来の2400円台に進んでいる。3月決算は5月11日に発表し、今期の予想連結営業利益は0.7%増の見込みと微増程度にとどめたが、株価は翌12日から5日続伸となって高値を更新。評価の高い銘柄として「強いモノにつけ」と注目されている。
2022年3月期の連結営業利益は前期比25.0%増の735億円だった。加した。セグメント別には、情報コミュニケーション事業の営業利益が512億円、生活・産業事業は285億円、エレクトロニクス事業は300億円、調整額が363億円あり合計で735億円だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:24
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2022年05月19日
AIメカテックが3日続伸、「売り上げ翌期繰り越し」で下げた後は順調に回復
■受注は好調で押し目買い強い様子
AIメカテック<6227>(東証スタンダード)は5月19日、3日続伸基調となり、午前10時過ぎに1243円(40円高)まで上げた後も堅調に推移。第3四半期決算と業績予想の下方修正を発表した翌日の5月16日に下げたが、下方修正の要因は売り上げの翌期繰り越し。その後は連日高の回復相場となっている。
受注は好調で、3月に「海外大手半導体パッケージ基板メーカーよりはんだボールマウンタ設備を検査・リペア装置含めたシステム一括ラインとして大口受注」と発表し、5月初旬には、「米国大手半導体メーカーよりはんだボールマウンタ設備をシステム一括ラインとして受注」と発表した。売り上げの翌期繰り越しについては、コロナ禍の影響による台湾地域への入境制限、中国での行動制限強化の影響、主要顧客の工場建設遅延、などが要因とした。(HC)
AIメカテック<6227>(東証スタンダード)は5月19日、3日続伸基調となり、午前10時過ぎに1243円(40円高)まで上げた後も堅調に推移。第3四半期決算と業績予想の下方修正を発表した翌日の5月16日に下げたが、下方修正の要因は売り上げの翌期繰り越し。その後は連日高の回復相場となっている。
受注は好調で、3月に「海外大手半導体パッケージ基板メーカーよりはんだボールマウンタ設備を検査・リペア装置含めたシステム一括ラインとして大口受注」と発表し、5月初旬には、「米国大手半導体メーカーよりはんだボールマウンタ設備をシステム一括ラインとして受注」と発表した。売り上げの翌期繰り越しについては、コロナ禍の影響による台湾地域への入境制限、中国での行動制限強化の影響、主要顧客の工場建設遅延、などが要因とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:22
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2022年05月17日
Birdmanが後場一段高、第3四半期決算の黒字化など連日好感
■営業利益の進ちょく率9割近くに達し注目強まる
Birdman<7063>(東証グロース)は5月17日の後場寄り後に一段高の2739円(366円高)まで上げ、続伸幅を拡大。4月21日以来、約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。13日に発表した第3四半期決算(2021年7月〜22年3月・累計)の売上高が前年同期比77.5%増加し、営業、経常利益は前年同期比で黒字転換したことなどが連日好感されている。
第3四半期決算(2021年7月〜22年3月・累計)の営業利益は1.88億円となり、前年同期の0.82億円の赤字から大幅に黒字化した。今6月期・通期の業績予想は全体に据え置き、営業利益は2.10億円。第3四半期までで9割に迫る進ちょく率となった。通期の予想売上高は前期比88.6%増の33.15億円。(HC)
Birdman<7063>(東証グロース)は5月17日の後場寄り後に一段高の2739円(366円高)まで上げ、続伸幅を拡大。4月21日以来、約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。13日に発表した第3四半期決算(2021年7月〜22年3月・累計)の売上高が前年同期比77.5%増加し、営業、経常利益は前年同期比で黒字転換したことなどが連日好感されている。
第3四半期決算(2021年7月〜22年3月・累計)の営業利益は1.88億円となり、前年同期の0.82億円の赤字から大幅に黒字化した。今6月期・通期の業績予想は全体に据え置き、営業利益は2.10億円。第3四半期までで9割に迫る進ちょく率となった。通期の予想売上高は前期比88.6%増の33.15億円。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11
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ステムセル研究所は今期50%増益予想の好決算など好感され3日続伸基調
■新たな半月板治療法の開発を目指し阪大大学院に共同研究講座
ステムセル研究所<7096>(東証グロース)は5月17日の後場4095円(150円高)で始まり、前場に続き3日続伸基調となっている。12日の15時30分に発表した2022年3月期決算が営業利益2.6倍となるなど、全体にV字急回復となり、今期・23年3月期の予想も営業利益を50.4%増とするなどで注目の強まる相場になっている。
また、12日付で、大阪大学大学院医学系研究科に共同研究講座「運動器スポーツバイオメカニクス学講座」を開設と発表し、さい帯由来MSCを組み合わせた新たな半月板治療法の開発を目指し、開発のフェーズを一段階高め、さらなる進展を図るため、本共同研究講座の参画に至ったとした。これに注目して買い材料視する様子もある。(HC)
ステムセル研究所<7096>(東証グロース)は5月17日の後場4095円(150円高)で始まり、前場に続き3日続伸基調となっている。12日の15時30分に発表した2022年3月期決算が営業利益2.6倍となるなど、全体にV字急回復となり、今期・23年3月期の予想も営業利益を50.4%増とするなどで注目の強まる相場になっている。
また、12日付で、大阪大学大学院医学系研究科に共同研究講座「運動器スポーツバイオメカニクス学講座」を開設と発表し、さい帯由来MSCを組み合わせた新たな半月板治療法の開発を目指し、開発のフェーズを一段階高め、さらなる進展を図るため、本共同研究講座の参画に至ったとした。これに注目して買い材料視する様子もある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:36
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フェローテックHDが急伸、「パワー半導体」用基板など好調で連続大幅増益予想を好感
■「大きく売上を伸ばし」「増産投資と研究開発を意欲的に」推進
フェローテックホールディングス(フェローテックHD)<6890>(東証スタンダード)は5月17日、急伸相場となり、午前11時過ぎに20%高の2945円(498円高)上げて大きく出直っている。16日の15時30分に発表した2022年3月期の連結決算が営業利益2.3倍など大幅増益となり、今期・23年3月期の予想も営業利益を32.7%増とするなどで、注目集中となった。「パワー半導体用基板は大きく売上を伸ばし」「新工場建設を含む増産投資と研究開発を意欲的に進めていく」(決算短信)。(HC)
フェローテックホールディングス(フェローテックHD)<6890>(東証スタンダード)は5月17日、急伸相場となり、午前11時過ぎに20%高の2945円(498円高)上げて大きく出直っている。16日の15時30分に発表した2022年3月期の連結決算が営業利益2.3倍など大幅増益となり、今期・23年3月期の予想も営業利益を32.7%増とするなどで、注目集中となった。「パワー半導体用基板は大きく売上を伸ばし」「新工場建設を含む増産投資と研究開発を意欲的に進めていく」(決算短信)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34
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極洋が反発幅を広げる、今期営業利益9.5%増など見直す、自社株買いも好感
■自社株買いは5月16日から8月31日まで実施
極洋<1301>(東証プライム)は5月17日、時間とともに強含む相場となり、午前10時30分にかけて3295円(105円高)まで上げて反発幅を広げている。13日に発表した2022年3月期の連結決算が営業利益37%増加するなどで会社予想を上回り、同時に自己株式の取得(自社株買い)も発表。翌取引日の16日は朝高のあと値を消したが、17日は見直し買いが優勢との見方が出ている。
今期・23年3月期の連結業績予想は、売上高が8.4%増の2750億円、営業利益は9.5%増の70億円、親会社株主に帰属する当期純利益は5.7%増の49億円。自社株買いは、取得株式総数4万5000株(自己株式を除く発行済株式総数の0.42%)、取得総額1億5000万円を上限として、2022年5月16日から同年8月31日までとした(HC)
極洋<1301>(東証プライム)は5月17日、時間とともに強含む相場となり、午前10時30分にかけて3295円(105円高)まで上げて反発幅を広げている。13日に発表した2022年3月期の連結決算が営業利益37%増加するなどで会社予想を上回り、同時に自己株式の取得(自社株買い)も発表。翌取引日の16日は朝高のあと値を消したが、17日は見直し買いが優勢との見方が出ている。
今期・23年3月期の連結業績予想は、売上高が8.4%増の2750億円、営業利益は9.5%増の70億円、親会社株主に帰属する当期純利益は5.7%増の49億円。自社株買いは、取得株式総数4万5000株(自己株式を除く発行済株式総数の0.42%)、取得総額1億5000万円を上限として、2022年5月16日から同年8月31日までとした(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:57
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ENEOSホールディングスが年初来の高値を連日更新、大幅増益決算と自社株買いなど好感
■今期は減益を予想するが原油・銅などの市況に期待強い
ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)は5月17日、続伸一段高となり、午前10時を過ぎては4%高に迫る515.0円(17.7円高)前後で推移し、年初来高値を連日更新している。引き続き、13日の13時に発表した大幅増益の3月決算と自己株式の取得(自社株買い)などが好感されている。
2022年3月期の連結決算(IFRS)は、売上高が前期比42.6%増加し、営業利益は3.1倍、親会社の所有者に帰属する当期利益は4.7倍となり、当期利益などが4期ぶりに最高を更新した。今期・23年3月期の予想は売上高を17.1%増とし、各利益は57%減から68%減としたが、原油相場、銅などの非鉄金属相場の動向によっては前期のようなこともあり得ると期待されている。
自社株買いは、取得総数3億株(自己株式を除く発行済株式総数の9.30%)、取得総額1000億円を上限に、2022年5月16日から同年12月30日まで行う。(HC)
ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)は5月17日、続伸一段高となり、午前10時を過ぎては4%高に迫る515.0円(17.7円高)前後で推移し、年初来高値を連日更新している。引き続き、13日の13時に発表した大幅増益の3月決算と自己株式の取得(自社株買い)などが好感されている。
2022年3月期の連結決算(IFRS)は、売上高が前期比42.6%増加し、営業利益は3.1倍、親会社の所有者に帰属する当期利益は4.7倍となり、当期利益などが4期ぶりに最高を更新した。今期・23年3月期の予想は売上高を17.1%増とし、各利益は57%減から68%減としたが、原油相場、銅などの非鉄金属相場の動向によっては前期のようなこともあり得ると期待されている。
自社株買いは、取得総数3億株(自己株式を除く発行済株式総数の9.30%)、取得総額1000億円を上限に、2022年5月16日から同年12月30日まで行う。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:29
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アイスタイルが連日出直る、通期の売り上げ過去最高の見込みなど好感
■21年8月開示の業績予想には届かないが回復基強める印象
アイスタイル<3660>(東証プライム)は5月17日、続伸基調で始まり、取引開始後は7%高に迫る189円(12円高)まで上げ、連日出直っている。13日の夕方に発表した第3四半期連結決算(2021年7月〜22年3月・累計)が各利益とも赤字縮小となり、通期業績予想は全体に下方修正したものの、「連結売上高は(中略)過去最高になる見込み」「営業利益(中略)も下期から黒字化」などとしたことなどが好感されている。
今期・2022年6月通期の連結業績予想は、On Platform事業およびBeauty Service事業が牽引し過去最高となる見込みの347億円とし、営業利益は下期から黒字化することにより、前期比で赤字額を圧縮しての着地となる見込みで4.5億円の赤字とした。21年8月に開示した前回予想には届かないが回復基調を強めている印象になった。(HC)
アイスタイル<3660>(東証プライム)は5月17日、続伸基調で始まり、取引開始後は7%高に迫る189円(12円高)まで上げ、連日出直っている。13日の夕方に発表した第3四半期連結決算(2021年7月〜22年3月・累計)が各利益とも赤字縮小となり、通期業績予想は全体に下方修正したものの、「連結売上高は(中略)過去最高になる見込み」「営業利益(中略)も下期から黒字化」などとしたことなどが好感されている。
今期・2022年6月通期の連結業績予想は、On Platform事業およびBeauty Service事業が牽引し過去最高となる見込みの347億円とし、営業利益は下期から黒字化することにより、前期比で赤字額を圧縮しての着地となる見込みで4.5億円の赤字とした。21年8月に開示した前回予想には届かないが回復基調を強めている印象になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:28
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2022年05月16日
ユーグレナは後場もジリ高基調、第1四半期決算など好感される
■このところの調整相場は移動平均の手前で下げ止まる
ユーグレナ<2931>(東証プライム)は5月16日、後場もジリ高基調を続け、13時過ぎに11%高の907円(92円高)まで上げて大きく出直っている。前取引日の13日15時30分に今期・2022年第1四半期(2022年1〜3月)の連結決算を発表し、キューサイ株式会社の連結入りがあったものの売上高が21年第1四半期(決算期変更にともない21年10〜12月)の2.8倍の108.22億円になったこと、このところの調整相場が移動平均の手前で下げ止まったことなどが好感されている。
同社はキャッシュ・フロー創出力を示す指標として「調整後EBITDA(償却前等利益)」を開示しており、調整後EBITDAは15.54億円となり、前年同期の1.29億円の赤字から大幅に改善した。12月通期の連結業績予想は期初と変わらず2項目のみの開示で、売上高480億円、調整後EBITDA21億円を据え置いた。(HC)
ユーグレナ<2931>(東証プライム)は5月16日、後場もジリ高基調を続け、13時過ぎに11%高の907円(92円高)まで上げて大きく出直っている。前取引日の13日15時30分に今期・2022年第1四半期(2022年1〜3月)の連結決算を発表し、キューサイ株式会社の連結入りがあったものの売上高が21年第1四半期(決算期変更にともない21年10〜12月)の2.8倍の108.22億円になったこと、このところの調整相場が移動平均の手前で下げ止まったことなどが好感されている。
同社はキャッシュ・フロー創出力を示す指標として「調整後EBITDA(償却前等利益)」を開示しており、調整後EBITDAは15.54億円となり、前年同期の1.29億円の赤字から大幅に改善した。12月通期の連結業績予想は期初と変わらず2項目のみの開示で、売上高480億円、調整後EBITDA21億円を据え置いた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:18
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ブシロードが15%高、トレーディングカードゲームなど好調で経常利益の予想を32%引き上げる
■4月発売の新製品は「全国のカードショップで完売が相次ぐ」と
ブシロード<7803>(東証グロース)は5月16日の前場、大きく出直り、15%高の1570円(200円高)まで上げた後も強い推移を続け、取引時間中としては5月2日以来、2週間ぶりに1500円台を回復している。前取引日の13日15時30分に第3四半期決算と6月通期業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行した。
デジタルIP事業のなかでも利益率の高いTCG(トレーディングカードゲーム)部門が国内・海外ともに好調に推移し、「共同事業となる新TCG「ShadowverseEVOLVE(シャドウバースエボルヴ)」が2022年4月28日に発売となり、全国のカードショップでは完売が相次ぐなど、大きなヒットとなって」いる上、「海外拠点においても英語版ヴァイスシュヴァルツが事前の受注数で過去最高となり、前回予想を上回る見通し」などとし、今6月通期の連結経常利益の予想を従来比32%引き上げるなど、全体に予想を増額修正した。(HC)
ブシロード<7803>(東証グロース)は5月16日の前場、大きく出直り、15%高の1570円(200円高)まで上げた後も強い推移を続け、取引時間中としては5月2日以来、2週間ぶりに1500円台を回復している。前取引日の13日15時30分に第3四半期決算と6月通期業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行した。
デジタルIP事業のなかでも利益率の高いTCG(トレーディングカードゲーム)部門が国内・海外ともに好調に推移し、「共同事業となる新TCG「ShadowverseEVOLVE(シャドウバースエボルヴ)」が2022年4月28日に発売となり、全国のカードショップでは完売が相次ぐなど、大きなヒットとなって」いる上、「海外拠点においても英語版ヴァイスシュヴァルツが事前の受注数で過去最高となり、前回予想を上回る見通し」などとし、今6月通期の連結経常利益の予想を従来比32%引き上げるなど、全体に予想を増額修正した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:37
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Jトラストが21%高、業績予想の増額修正など好感され急伸商状
■東南アジア金融事業の黒字化などで第1四半期決算が予想を上回る
Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は5月16日、急伸商状となり、21%高の350円(60円高)まで上げた後も上げ幅50円台で推移し、取引時間中としては今年4月20日以来、約4週間ぶりに350円を回復した。前取引日の13日16時に第1四半期決算(2022年1〜3月)と12月通期連結業績予想の増額修正などを発表し、注目集中となっている。
第1四半期決算(IFRS・連結)は営業収益が前年同期比25.2%増加し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同28.2%増加した。Jトラスト銀行インドネシア(BJI)が黒字転換するなど、特に東南アジア金融事業の改善が計画以上のスピードで進み、期初予想を上回ったとした。12月通期の連結業績予想は営業収益を除いて各利益を増額修正し、税引前利益は従来予想を49.5%上回る70億円の見込み(同18.7%増)に、親会社の所有者に帰属する当期利益は同3.2倍の46億円(同約4倍)に各々見直した。(HC)
Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は5月16日、急伸商状となり、21%高の350円(60円高)まで上げた後も上げ幅50円台で推移し、取引時間中としては今年4月20日以来、約4週間ぶりに350円を回復した。前取引日の13日16時に第1四半期決算(2022年1〜3月)と12月通期連結業績予想の増額修正などを発表し、注目集中となっている。
第1四半期決算(IFRS・連結)は営業収益が前年同期比25.2%増加し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同28.2%増加した。Jトラスト銀行インドネシア(BJI)が黒字転換するなど、特に東南アジア金融事業の改善が計画以上のスピードで進み、期初予想を上回ったとした。12月通期の連結業績予想は営業収益を除いて各利益を増額修正し、税引前利益は従来予想を49.5%上回る70億円の見込み(同18.7%増)に、親会社の所有者に帰属する当期利益は同3.2倍の46億円(同約4倍)に各々見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:22
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東映アニメが連日大幅高、今期微増益予想だが「複数の大型作品」などに期待強い
■連続最高益予想の決算と連続増配の予定など好感される
東映アニメーション(東映アニメ)<4816>(東証スタンダード)は5月16日、16%高に迫る1万2100円(1630円高)まで上げた後も上げ幅1500円前後で推移し、前取引日のストップ高に続いて2日連続大幅高となっている。5月12日に発表した2022年3月期の連結決算で今期.23年3月期も連続最高益の予想とし、連続増配の予定としたことなどが引き続き買い材料視されている。
2022年3月期の連結決算は当期純利益などが2期ぶりに最高を更新した。今期・23年3月期の予想は経常利益0.4%増などと全体に微増程度の予想としたが、「複数の大型作品の劇場公開が予定されており」(決算短信)とし、新型コロナの感染動向などから劇場興行などの回復に期待を強める様子がある。(HC)
東映アニメーション(東映アニメ)<4816>(東証スタンダード)は5月16日、16%高に迫る1万2100円(1630円高)まで上げた後も上げ幅1500円前後で推移し、前取引日のストップ高に続いて2日連続大幅高となっている。5月12日に発表した2022年3月期の連結決算で今期.23年3月期も連続最高益の予想とし、連続増配の予定としたことなどが引き続き買い材料視されている。
2022年3月期の連結決算は当期純利益などが2期ぶりに最高を更新した。今期・23年3月期の予想は経常利益0.4%増などと全体に微増程度の予想としたが、「複数の大型作品の劇場公開が予定されており」(決算短信)とし、新型コロナの感染動向などから劇場興行などの回復に期待を強める様子がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:04
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2022年05月13日
上村工業が後場急伸、自社株買いの上限拡大と3月決算の上振れ着地など好感
■取得上限株数は40万株から100万株へと拡大
上村工業<4966>(東証スタンダード)は5月13日の13時過ぎに2022年3月期の連結決算と自社株買いの上限拡大、中期計画の更新などを発表し、株価は急激に堅調転換して上値を追い、9%高の6160円(500円高)まで上げる場面を見せて反発幅を広げている。
22年3月期の連結決算は売上高が前期比29.2%増の723.03億円となり、昨年11月に開示した予想を11.2%上回った。営業利益は前期比47.0%増の139.47億円となり、予想を16.2%上回った。親会社株主に帰属する当期純利益も予想を15.3%上回った。
また、22年4月1日から実施している自己株式の取得(自社株買い)について、取得株式総数(上限株数)をこれまでの40万株から100万株へと拡大し、取得総額(上限金額)も20億円から50億円に拡大、取得期間は約3ヵ月延長し22年11月30日までとした。(HC)
上村工業<4966>(東証スタンダード)は5月13日の13時過ぎに2022年3月期の連結決算と自社株買いの上限拡大、中期計画の更新などを発表し、株価は急激に堅調転換して上値を追い、9%高の6160円(500円高)まで上げる場面を見せて反発幅を広げている。
22年3月期の連結決算は売上高が前期比29.2%増の723.03億円となり、昨年11月に開示した予想を11.2%上回った。営業利益は前期比47.0%増の139.47億円となり、予想を16.2%上回った。親会社株主に帰属する当期純利益も予想を15.3%上回った。
また、22年4月1日から実施している自己株式の取得(自社株買い)について、取得株式総数(上限株数)をこれまでの40万株から100万株へと拡大し、取得総額(上限金額)も20億円から50億円に拡大、取得期間は約3ヵ月延長し22年11月30日までとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:18
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三井化学が後場一段高、今期業績予想の為替前提など保守的の見方
■前3月期は予想を上回り「コア営業利益」は90%増加、本社移転も
三井化学<4183>(東証プライム)は5月13日の後場、一段高となり、13時20分過ぎに5%高の3115円(163円高)まで上げた後も堅調に推移し、今年4月5日以来の3100円台を回復している。13時に2022年3月期の連結決算を発表し、「コア営業利益」が90%増加するなどで、2月の第3四半期決算発表時点での通期予想を全体に上回った上、本社移転に関する定款変更なども発表し、買い先行となった。
22年3月期の連結決算のコア営業利益は前期比90.1%増の1618.15億円となり、2月の第3四半期決算発表の時点での予想1600億円を上回った。今期・23年3月期の連結業績予想は、コア営業利益を14%減の1400億円とし、親会社の所有者に帰属する当期利益も9.1%減の1000億円の減益予想とした。ただ、この前提とする為替レートは120円/$、国産ナフサ価格は75,000円/KLとしたため、市場実勢と比べて保守的過ぎるとの受け止め方が出ている。(HC)
三井化学<4183>(東証プライム)は5月13日の後場、一段高となり、13時20分過ぎに5%高の3115円(163円高)まで上げた後も堅調に推移し、今年4月5日以来の3100円台を回復している。13時に2022年3月期の連結決算を発表し、「コア営業利益」が90%増加するなどで、2月の第3四半期決算発表時点での通期予想を全体に上回った上、本社移転に関する定款変更なども発表し、買い先行となった。
22年3月期の連結決算のコア営業利益は前期比90.1%増の1618.15億円となり、2月の第3四半期決算発表の時点での予想1600億円を上回った。今期・23年3月期の連結業績予想は、コア営業利益を14%減の1400億円とし、親会社の所有者に帰属する当期利益も9.1%減の1000億円の減益予想とした。ただ、この前提とする為替レートは120円/$、国産ナフサ価格は75,000円/KLとしたため、市場実勢と比べて保守的過ぎるとの受け止め方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:54
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