■第2四半期は利用企業数6%増加、連結売上高は15%増加
インフォマート<2492>(東証プライム)は8月23日、6%高の282円(18円高)まで上げた後も280円前後で堅調に売買され、8月初旬に全体相場が急落した局面からの回復を一段と強めている。BtoBプラットフォーム(企業間電子商取引サービス)の運営などを行い、企業間の書類をデジタル化して取引を完結させるES事業では「外食を含む買い手企業全般の復調により新規食材の調達ニーズが高まる」(説明資料より)傾向となっており、23日は、為替の円高を受けて「外食を含む買い手企業」の復調が一段と強まればインフォマートにとっても追い風になるとの期待があり、注目再燃となっている。
7月末に発表した第2四半期決算(2024年1〜6月・累計、連結)は好調で、BtoBプラットフォーム全体の利用企業数は、前連結会計年度末比6万2195社(6.2%)増の107万3371社となり、売上高は前年同期比15.1%増加した。営業利益は同15.1%減だったが、データセンターのクラウド化に向けた検証を実施したことにより、サーバー関連費用が一時的に増加したことなどが要因で、12月通期の連結業績見通しは、売上高20.4%増、営業利益も20.4%増を据え置いた。
傾向的には、22年度まで3期続いた低水準利益&減益のトレンドを終え、再び拡大成長軌道に乗っており、業績の変化妙味が大きい銘柄として注目する様子もある。(HC)
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(08/26)インフォマートは一段と回復強める、BtoBプラットフォームの拡大好調で円高が追い風になる期待も
(08/23)ヤマシタヘルスケアHDは戻り高値を更新、3年後の営業利益23%増など計画
(08/23)西武HDは2015年以来の高値を連日更新、足元の業績好調で東京・高輪・芝公園エリアの再開発や軽井沢の大規模開発などにも期待強い
(08/22)ゼリア新薬が年初来の高値に迫る、業績好調で8月初の下げを完全に回復
(08/22)ウエストHDが回復相場の高値に進む、8月期末配当を増額修正、出直り強める
(08/22)メルカリの出直り続く、今期も連続最高益を見込み、投資ファンドの保有も思惑要因に
(08/21)ミロク情報サービスが後場一段と回復強める、トップラインの伸び好調の評価などで買い優勢続く
(08/21)キャリアデザインセンターは一段高で始まる、配当方針の変更と今9月期末配当の増配を好感
(08/20)京写は後場一段と回復を強める、今期20%増益予想、いぜん割安感が強い
(08/20)クリーク・アンド・リバー社は8月初旬の下げを完全に回復、割安感強く1か月ぶりの1500円台に進む
(08/20)メルカリが再び出直る、今期のコア営業利益16%増から32%増めざす業績予想に期待再燃
(08/20)あいHDが年初来の高値を更新、6月決算など好調で「岩通」の100%子会社に向け期待強まる
(08/19)生化学工業の株価回復進む、第1四半期の業績好調で腰椎椎間板ヘルニア治療剤への期待も続く
(08/19)荒川化学が年初の高値を更新、業績回復が目立ちIR情報を強化、PBR向上への取組にも期待強い
(08/19)住友ファーマは年初来の高値を連日更新、業績が大幅改善し相次ぐニュース発表にも期待強い
(08/19)ジェイテックコーポが続伸、今期は各利益とも増益転換を見込み3週間ぶりに1500円台を回復
(08/16)京写は4日続伸、今期の予想営業利益20%増など見直され株価の回復続く
(08/16)TWO STONE & Sonsが後場ストップ高、業績予想を大幅増額修正、好感買い集中
(08/16)C&R社は5日続伸基調、割安感が強く「8月5日」以降の回復好調
(08/16)ブイ・テクノロジーが出直り拡大、フォトマスク欠陥修正装置の受注など好感、12%高
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2024年08月26日
インフォマートは一段と回復強める、BtoBプラットフォームの拡大好調で円高が追い風になる期待も
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:43
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2024年08月23日
ヤマシタヘルスケアHDは戻り高値を更新、3年後の営業利益23%増など計画
■25年5月期は増収減益を見込むが回復軌道への転換を先取る
ヤマシタヘルスケアHD(ヤマシタヘルスケアホールディングス)<9265>(東証スタンダード)は8月23日、前後場ともジリ高相場となり、14時半にかけて2735円(41円高)まで上げ、8月初旬に発生した全体相場急落後の回復相場で再び高値に進んでいる。医療機器卸売/医療IT/設備設計・施工・メンテナンス/消耗品管理・物流などを行う山下医科器械(株)などの持株会社で、今期・2025年5月期の連結業績予想は増収減益を見込むが、現在進行中の中期計画(〜27年5月期)では到達年度の営業利益を9.5億円(25年5月期の予想比23.2%の増加)などを見込む。こうした回復軌道への転換を株価は織り込み始めてきたとの見方が出ている。
25年5月期の連結売上高の予想は前期比9.4%増の673.19億円で、中期計画に掲げる27年5月期の売上高は730億円(同8.4%の増加)、同じく経常利益は10億円(同21.8%の増加)を計画している。(HC)
ヤマシタヘルスケアHD(ヤマシタヘルスケアホールディングス)<9265>(東証スタンダード)は8月23日、前後場ともジリ高相場となり、14時半にかけて2735円(41円高)まで上げ、8月初旬に発生した全体相場急落後の回復相場で再び高値に進んでいる。医療機器卸売/医療IT/設備設計・施工・メンテナンス/消耗品管理・物流などを行う山下医科器械(株)などの持株会社で、今期・2025年5月期の連結業績予想は増収減益を見込むが、現在進行中の中期計画(〜27年5月期)では到達年度の営業利益を9.5億円(25年5月期の予想比23.2%の増加)などを見込む。こうした回復軌道への転換を株価は織り込み始めてきたとの見方が出ている。
25年5月期の連結売上高の予想は前期比9.4%増の673.19億円で、中期計画に掲げる27年5月期の売上高は730億円(同8.4%の増加)、同じく経常利益は10億円(同21.8%の増加)を計画している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:14
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西武HDは2015年以来の高値を連日更新、足元の業績好調で東京・高輪・芝公園エリアの再開発や軽井沢の大規模開発などにも期待強い
■ガーデンテラス紀尾井町は年内の売買契約締結を予定
西武HD(西武ホールディングス)<9024>(東証プライム)は8月23日、一段高となり、午前10時過ぎに2889.5円(79.5円高)まで上げ、2015年以来の高値を連日更新している。第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)で営業利益が前年同期比36%増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益は71%増加などと大幅増益だった上、中長期戦略として不動産回転型ビジネスの本格化、東京・高輪エリア・芝公園エリアの再開発、軽井沢「千ヶ滝地区」の大規模複合開発などを進めており、期待度は強いようだ。
この四半期までで、高輪エリア・芝公園エリアの再開発計画では、都市計画手続きに向けた協議を関係機関と継続して実施した。長野県軽井沢町「千ヶ滝地区」の大規模複合開発に向けては、野村不動産株式会社と共同開発に向けた基本協定書を締結した。また、東京ガーデンテラス紀尾井町の流動化に向けては一次入札プロセスを終了。二次入札プロセスを経て年内の売買契約締結を予定する(決算説明資料より)。(HC)
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西武HD(西武ホールディングス)<9024>(東証プライム)は8月23日、一段高となり、午前10時過ぎに2889.5円(79.5円高)まで上げ、2015年以来の高値を連日更新している。第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)で営業利益が前年同期比36%増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益は71%増加などと大幅増益だった上、中長期戦略として不動産回転型ビジネスの本格化、東京・高輪エリア・芝公園エリアの再開発、軽井沢「千ヶ滝地区」の大規模複合開発などを進めており、期待度は強いようだ。
この四半期までで、高輪エリア・芝公園エリアの再開発計画では、都市計画手続きに向けた協議を関係機関と継続して実施した。長野県軽井沢町「千ヶ滝地区」の大規模複合開発に向けては、野村不動産株式会社と共同開発に向けた基本協定書を締結した。また、東京ガーデンテラス紀尾井町の流動化に向けては一次入札プロセスを終了。二次入札プロセスを経て年内の売買契約締結を予定する(決算説明資料より)。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:37
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2024年08月22日
ゼリア新薬が年初来の高値に迫る、業績好調で8月初の下げを完全に回復
■第1四半期は営業利益33%増加、回復力の強い銘柄として注目
ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は8月22日、2256円(48円高)まで上げて約3週間ぶりに直近の高値を更新し、後場も2240円前後で堅調に推移。日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月初旬の全体急落からの回復が強い銘柄として注目されており、年初来の高値2270円(2024年2月2日)に迫っている。
8月1日に第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)を発表済みで、売上高は前年同期比17.2%増加、営業利益は同32.6%増加、経常利益は同62.7%増加などと好調だった。経常利益以下の増益は、売上の増加に加え、スイスフラン安の進行にともなう為替差益の上乗せも加わった。
今期・25年3月期の連結業績予想は、「第2四半期以降についても、概ね計画通りに推移する見込み」(決算短信より)とした。通期の業績予想については、「エネルギー・原材料価格や為替動向が不透明なため、現時点では24年5月9日に公表した連結業績予想を変更していない」(同)としたが、株式市場関係者には上振れる期待が多いようだ。(HC)
ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は8月22日、2256円(48円高)まで上げて約3週間ぶりに直近の高値を更新し、後場も2240円前後で堅調に推移。日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月初旬の全体急落からの回復が強い銘柄として注目されており、年初来の高値2270円(2024年2月2日)に迫っている。
8月1日に第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)を発表済みで、売上高は前年同期比17.2%増加、営業利益は同32.6%増加、経常利益は同62.7%増加などと好調だった。経常利益以下の増益は、売上の増加に加え、スイスフラン安の進行にともなう為替差益の上乗せも加わった。
今期・25年3月期の連結業績予想は、「第2四半期以降についても、概ね計画通りに推移する見込み」(決算短信より)とした。通期の業績予想については、「エネルギー・原材料価格や為替動向が不透明なため、現時点では24年5月9日に公表した連結業績予想を変更していない」(同)としたが、株式市場関係者には上振れる期待が多いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:53
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ウエストHDが回復相場の高値に進む、8月期末配当を増額修正、出直り強める
■1株65円の予定(前回予想比10円増)に、権利付最終日は8月28日
ウエストHD(ウエストホールディングス)<1407>(東証スタンダード)は8月22日午前10時に今8月期末配当の増額修正を発表。株価は午前11時にかけて5%高の2480円(122円)まで上げ、このところの回復相場で高値に進んだ。後場も2465円で始まり強い相場となっている。
発表によると、「今年度において、これまで立ち上げに時間を要していた非FIT発電所開発販売事業が軌道に乗り、相応の規模の実績をお示し出来る水準となったため」、今期・24年8月期の期末配当金を1株65円の予定(前回予想比10円増、前期比でも10円の増配)とした。今年の8月期末の配当などの権利付最終日は8月28日(水)になる。(HC)
ウエストHD(ウエストホールディングス)<1407>(東証スタンダード)は8月22日午前10時に今8月期末配当の増額修正を発表。株価は午前11時にかけて5%高の2480円(122円)まで上げ、このところの回復相場で高値に進んだ。後場も2465円で始まり強い相場となっている。
発表によると、「今年度において、これまで立ち上げに時間を要していた非FIT発電所開発販売事業が軌道に乗り、相応の規模の実績をお示し出来る水準となったため」、今期・24年8月期の期末配当金を1株65円の予定(前回予想比10円増、前期比でも10円の増配)とした。今年の8月期末の配当などの権利付最終日は8月28日(水)になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:58
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メルカリの出直り続く、今期も連続最高益を見込み、投資ファンドの保有も思惑要因に
■3日続伸し8月初旬の下げを完全に回復
メルカリ<4385>(東証プライム)は8月22日、3日続伸基調となり、午前10時にかけて6%高の2352.0円(142.0円高)まで上げ、7月30日以来の2300円台を回復。出直り相場が続いている。19日に香港系の投資ファンド、オアシス・マネジメントによる保有が伝えられて再び出直りを強めており、日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月5日にかけての下げを完全に回復した。
8月13日に2024年6月期の連結決算を発表し、業績の好調さが改めて確認された形になっている。売上収益は前期比9.0%増加し、コア営業利益は同12.9%増加。ともに最高を更新した。今期・25年6月期の連結業績予想は売上高とコア営業利益のみの開示だが、コア営業利益は220億円から250億円(前期比16.6%増から32.5%増)を見込み、連続の最高更新となる。(HC)
メルカリ<4385>(東証プライム)は8月22日、3日続伸基調となり、午前10時にかけて6%高の2352.0円(142.0円高)まで上げ、7月30日以来の2300円台を回復。出直り相場が続いている。19日に香港系の投資ファンド、オアシス・マネジメントによる保有が伝えられて再び出直りを強めており、日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月5日にかけての下げを完全に回復した。
8月13日に2024年6月期の連結決算を発表し、業績の好調さが改めて確認された形になっている。売上収益は前期比9.0%増加し、コア営業利益は同12.9%増加。ともに最高を更新した。今期・25年6月期の連結業績予想は売上高とコア営業利益のみの開示だが、コア営業利益は220億円から250億円(前期比16.6%増から32.5%増)を見込み、連続の最高更新となる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:19
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2024年08月21日
ミロク情報サービスが後場一段と回復強める、トップラインの伸び好調の評価などで買い優勢続く
■第1四半期は増収減益だが営業所やソリューション支社の新設など先行投資
ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は8月21日の後場、一段と強い相場になり、後場寄り後には1816円(35円高)まで上げている。日経平均が過去最大の下げ幅を喫した8月5日にかけては全体相場の下げに巻き込まれるように下押したが、以後は、第1四半期(2024年4〜6月・連結)の売上高6.4%増などを挙げてトップラインの好調などを評価する声があり、相場は買い優勢の様子。終値でも1800円台を回復すれば8月1日以来になる。株価は2000円まで戻っても予想1株利益の13倍(PER13倍)台のため、いぜん割安感の強い位置にあるといえる。
第1四半期(2024年4〜6月)の連結決算は、会計事務所向けや中小企業向けのERP製品の販売が好調で、売上高は111億57百万円(前年同期比6.4%増)となった。「サブスクリプション型での提供に徐々に移行しているためソフトウェア使用料収入が大きく伸長し、ストック型の安定的なサービス収入が増加」(決算短信)した。一方、営業利益は同4.0%減、経常利益も同4.2%減だったが、先行投資となる新卒入社社員の積極採用やベースアップなどがあった。4月に全国で32番目の拠点となる浜松営業所を新設するとともに、中堅・中小企業へのソリューションビジネスに特化したソリューション第三支社(東京都内)、ソリューション京都支社をそれぞれ新設した。
今期・25年3月期の連結業績予想は5月に開示した数値を継続し、売上高は455億円(前期比3.5%増)、営業利益は67億40百万円(同10.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は44億40百万円(同4.7%増)、1株利益は148円40銭。(HC)
ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は8月21日の後場、一段と強い相場になり、後場寄り後には1816円(35円高)まで上げている。日経平均が過去最大の下げ幅を喫した8月5日にかけては全体相場の下げに巻き込まれるように下押したが、以後は、第1四半期(2024年4〜6月・連結)の売上高6.4%増などを挙げてトップラインの好調などを評価する声があり、相場は買い優勢の様子。終値でも1800円台を回復すれば8月1日以来になる。株価は2000円まで戻っても予想1株利益の13倍(PER13倍)台のため、いぜん割安感の強い位置にあるといえる。
第1四半期(2024年4〜6月)の連結決算は、会計事務所向けや中小企業向けのERP製品の販売が好調で、売上高は111億57百万円(前年同期比6.4%増)となった。「サブスクリプション型での提供に徐々に移行しているためソフトウェア使用料収入が大きく伸長し、ストック型の安定的なサービス収入が増加」(決算短信)した。一方、営業利益は同4.0%減、経常利益も同4.2%減だったが、先行投資となる新卒入社社員の積極採用やベースアップなどがあった。4月に全国で32番目の拠点となる浜松営業所を新設するとともに、中堅・中小企業へのソリューションビジネスに特化したソリューション第三支社(東京都内)、ソリューション京都支社をそれぞれ新設した。
今期・25年3月期の連結業績予想は5月に開示した数値を継続し、売上高は455億円(前期比3.5%増)、営業利益は67億40百万円(同10.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は44億40百万円(同4.7%増)、1株利益は148円40銭。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:49
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キャリアデザインセンターは一段高で始まる、配当方針の変更と今9月期末配当の増配を好感
■90円の予定(前期比20円の増配)利益還元をより充実
キャリアデザインセンター<2410>(東証プライム)は8月21日、一段と出直って始まり、取引開始後は9%高の1845円(153円高)まで上げて7月31日以来の1800円台を回復している。20日の夕方、「配当方針の変更および配当予想の修正(増配)」について発表し、これまで1株80円の予定としていた今期・2024年9月期末配当を同90円の予定(前期比20円の増配)とし、好感買いが先行している。
過去の配当は、毎期の状況に合わせ、普通配当に加え特別配当などを実施してきたが、今9月期の業績は期初の業績予想を下回る見込みであり、2021年11月に公表した26年9月期までの中期経営計画『Beyond200』は、概ね計画通りに進捗している。今後は株主への利益還元の姿勢を明確にし、より充実を図るため、目安とする配当性向を普通配当のみで40%以上とし、業績動向や財務状況等を考慮しながら継続的な配当を実施することとした。(HC)
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キャリアデザインセンター<2410>(東証プライム)は8月21日、一段と出直って始まり、取引開始後は9%高の1845円(153円高)まで上げて7月31日以来の1800円台を回復している。20日の夕方、「配当方針の変更および配当予想の修正(増配)」について発表し、これまで1株80円の予定としていた今期・2024年9月期末配当を同90円の予定(前期比20円の増配)とし、好感買いが先行している。
過去の配当は、毎期の状況に合わせ、普通配当に加え特別配当などを実施してきたが、今9月期の業績は期初の業績予想を下回る見込みであり、2021年11月に公表した26年9月期までの中期経営計画『Beyond200』は、概ね計画通りに進捗している。今後は株主への利益還元の姿勢を明確にし、より充実を図るため、目安とする配当性向を普通配当のみで40%以上とし、業績動向や財務状況等を考慮しながら継続的な配当を実施することとした。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23
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2024年08月20日
京写は後場一段と回復を強める、今期20%増益予想、いぜん割安感が強い
■PER8倍ソコソコに過ぎず買い先行
京写<6837>(東証スタンダード)は8月20日、一段と回復を強める相場となり、13時過ぎに9%高の368円(29円高)まで上げて8月2日以来の360円台に進んでいる。プリント配線基板の大手で、7月31日に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は経常利益と純利益が減益だったものの、本業の収益を示す営業利益は前年同期比5%増と堅調だった。今期予想1株利益は44円34銭で、株価はこの8倍(PER8倍)ソコソコに過ぎず、引き続き割安感の強い位置にある。
今期・2025年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比1.7%増の250億円、営業利益が同20.3%増の13億円、予想1株利益44円34銭。(HC)
京写<6837>(東証スタンダード)は8月20日、一段と回復を強める相場となり、13時過ぎに9%高の368円(29円高)まで上げて8月2日以来の360円台に進んでいる。プリント配線基板の大手で、7月31日に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は経常利益と純利益が減益だったものの、本業の収益を示す営業利益は前年同期比5%増と堅調だった。今期予想1株利益は44円34銭で、株価はこの8倍(PER8倍)ソコソコに過ぎず、引き続き割安感の強い位置にある。
今期・2025年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比1.7%増の250億円、営業利益が同20.3%増の13億円、予想1株利益44円34銭。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:00
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クリーク・アンド・リバー社は8月初旬の下げを完全に回復、割安感強く1か月ぶりの1500円台に進む
■第1四半期は過去最多の採用などで投資先行
クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は8月20日、再び上値を追う相場となり、後場寄り後に6%高の1501円(85円高)をつけて7月19日以来、約1か月ぶりに1500円台を回復した。全体相場が急落した8月初旬の下げを完全に回復している。クリエイティブ分野(映画・TV番組・ゲーム・Web・広告・出版等の制作)の専門家を派遣するプロフェッショナル・エージェンシー事業やプロデュース(制作請負・アウトソーシング)事業などを行い、株価は今期予想1株利益140円93銭の10倍台なかばに過ぎないため、割安感が強い状態。20日は、「最低賃金、16都道府県1000円超す」(日経電子版8月19日夜)と伝えられたことに着目して同社株に注目する様子もあるようだ。
7月に発表した第1四半期決算(2024年3〜5月・連結)は、売上高が前年同期比0.8%増加し、営業利益は同20.2%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は同17.7%減だった。「過去最多の新卒採用等に伴い、当初より前年を下回る利益を計画」(決算説明資料より)する。ただ、今2月期の連結業績予想は4月に開示した前回予想を継続し、売上高は前期比10.4%増、営業利益は同17.0%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同16.6%増。「下期以降に向け、案件獲得は増加傾向」(同)とするなど、足元の推移は堅調な様子だ。(HC)
クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は8月20日、再び上値を追う相場となり、後場寄り後に6%高の1501円(85円高)をつけて7月19日以来、約1か月ぶりに1500円台を回復した。全体相場が急落した8月初旬の下げを完全に回復している。クリエイティブ分野(映画・TV番組・ゲーム・Web・広告・出版等の制作)の専門家を派遣するプロフェッショナル・エージェンシー事業やプロデュース(制作請負・アウトソーシング)事業などを行い、株価は今期予想1株利益140円93銭の10倍台なかばに過ぎないため、割安感が強い状態。20日は、「最低賃金、16都道府県1000円超す」(日経電子版8月19日夜)と伝えられたことに着目して同社株に注目する様子もあるようだ。
7月に発表した第1四半期決算(2024年3〜5月・連結)は、売上高が前年同期比0.8%増加し、営業利益は同20.2%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は同17.7%減だった。「過去最多の新卒採用等に伴い、当初より前年を下回る利益を計画」(決算説明資料より)する。ただ、今2月期の連結業績予想は4月に開示した前回予想を継続し、売上高は前期比10.4%増、営業利益は同17.0%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同16.6%増。「下期以降に向け、案件獲得は増加傾向」(同)とするなど、足元の推移は堅調な様子だ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:37
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メルカリが再び出直る、今期のコア営業利益16%増から32%増めざす業績予想に期待再燃
■6月決算発表後は反落したが底堅く見直し強まる
メルカリ<4385>(東証プライム)は8月20日、再び出直る相場となり、7%高の2147.0円(136.5円高)まで上げた後も値上がり率6%台で強い推移となっている。8月13日に6月決算を発表し、翌14日は7%安(154円安の2021円)と反落したが、その後は終値で2000円を割ることなく底堅い相場を続け、再び出直ってきた。今期・25年6月期の連結業績予想は売上高とコア営業利益のみの開示だが、コア営業利益は220億円から250億円(前期比16.6%増から32.5%増)を見込み連続の最高更新となる。
24年6月期の連結決算は、売上収益が前期比9.0%増加し、コア営業利益は同12.9%増加、ともに最高を更新した。27年6月期に向けても、「トップラインの高成長を最重要視しつつ、成長と収益のバランスを意識し、トップラインの成長を目指す」(説明資料より)。(HC)
メルカリ<4385>(東証プライム)は8月20日、再び出直る相場となり、7%高の2147.0円(136.5円高)まで上げた後も値上がり率6%台で強い推移となっている。8月13日に6月決算を発表し、翌14日は7%安(154円安の2021円)と反落したが、その後は終値で2000円を割ることなく底堅い相場を続け、再び出直ってきた。今期・25年6月期の連結業績予想は売上高とコア営業利益のみの開示だが、コア営業利益は220億円から250億円(前期比16.6%増から32.5%増)を見込み連続の最高更新となる。
24年6月期の連結決算は、売上収益が前期比9.0%増加し、コア営業利益は同12.9%増加、ともに最高を更新した。27年6月期に向けても、「トップラインの高成長を最重要視しつつ、成長と収益のバランスを意識し、トップラインの成長を目指す」(説明資料より)。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:05
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あいHDが年初来の高値を更新、6月決算など好調で「岩通」の100%子会社に向け期待強まる
■今期の業績予想は売上高36.5%増、純利益13.5%増を予想
あいHD(あい ホールディングス)<3076>(東証プライム)は8月20日、一段高で始まり、取引開始後は12%高の2600円(275円高)まで上げ、約3週間ぶりに年初来の高値を更新している。19日の15時に発表した6月決算(2024年6月期・連結)の経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益が岩崎通信機<6704>(東証プライム)の持分適用化などにより大幅に増加して最高を更新した上、今期・25年6月期も純増の予想としたため安心感が出たとみられている。
前6月期の連結決算は、売上高が前期比7.4%増で営業利益は同4.4%増だったが、経常利益は同88.7%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同90.2%増と急増した。今期は、24年9月に岩崎通信機が100%子会社になる予定。連結業績予想は、売上高を前期比36.5%増とし、営業利益は同6.6%増、経常利益は同7.4%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同13.5%増の予想とした。(HC)
あいHD(あい ホールディングス)<3076>(東証プライム)は8月20日、一段高で始まり、取引開始後は12%高の2600円(275円高)まで上げ、約3週間ぶりに年初来の高値を更新している。19日の15時に発表した6月決算(2024年6月期・連結)の経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益が岩崎通信機<6704>(東証プライム)の持分適用化などにより大幅に増加して最高を更新した上、今期・25年6月期も純増の予想としたため安心感が出たとみられている。
前6月期の連結決算は、売上高が前期比7.4%増で営業利益は同4.4%増だったが、経常利益は同88.7%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同90.2%増と急増した。今期は、24年9月に岩崎通信機が100%子会社になる予定。連結業績予想は、売上高を前期比36.5%増とし、営業利益は同6.6%増、経常利益は同7.4%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同13.5%増の予想とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52
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2024年08月19日
生化学工業の株価回復進む、第1四半期の業績好調で腰椎椎間板ヘルニア治療剤への期待も続く
■今期の連結業績予想は売上高11%増、当期利益58%増)
生化学工業<4548>(東証プライム)は8月19日、872円(21円高)まで上げて7日続伸基調となり、8月1日以来、約3週ぶりに870円台を回復している。8月5日に第1四半期決算を発表。この日は日経平均が過去最大の下げ幅を記録した日で、巻き込まれるように株価も大きく下押したが、翌日からは回復を強める相場となっている。
8月5日に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は、売上高が前年同期比3.7%増加し、営業利益は同26.3%増加するなどで好調だった。今期・25年3月期の連結業績予想は5月に開示した予想に変更なく、売上高は400億円(前期比10.5%増)、営業利益は39億50百万円(前期の9.1倍)、親会社株主に帰属する当期純利益は34億50百万円(同57.8%増)、1株利益は63円23銭。
24年3月にSI−6603(腰椎椎間板ヘルニア治療剤、開発地域:米国)に関する生物製剤承認申請(BLA)を行い、5月にはBLAが米国食品医薬品局(FDA)によって受理された。現在、承認取得に向けて準備を進めている。全身麻酔の必要がなく、手術療法と比較して身体的侵襲(しんしゅう)が小さいという特徴を有し、注目されている。(HC)
■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
生化学工業<4548>(東証プライム)は8月19日、872円(21円高)まで上げて7日続伸基調となり、8月1日以来、約3週ぶりに870円台を回復している。8月5日に第1四半期決算を発表。この日は日経平均が過去最大の下げ幅を記録した日で、巻き込まれるように株価も大きく下押したが、翌日からは回復を強める相場となっている。
8月5日に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は、売上高が前年同期比3.7%増加し、営業利益は同26.3%増加するなどで好調だった。今期・25年3月期の連結業績予想は5月に開示した予想に変更なく、売上高は400億円(前期比10.5%増)、営業利益は39億50百万円(前期の9.1倍)、親会社株主に帰属する当期純利益は34億50百万円(同57.8%増)、1株利益は63円23銭。
24年3月にSI−6603(腰椎椎間板ヘルニア治療剤、開発地域:米国)に関する生物製剤承認申請(BLA)を行い、5月にはBLAが米国食品医薬品局(FDA)によって受理された。現在、承認取得に向けて準備を進めている。全身麻酔の必要がなく、手術療法と比較して身体的侵襲(しんしゅう)が小さいという特徴を有し、注目されている。(HC)
■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:38
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荒川化学が年初の高値を更新、業績回復が目立ちIR情報を強化、PBR向上への取組にも期待強い
■第1四半期決算で黒字転換、5日IR情報のメール配信を開始
荒川化学工業<4968>(東証プライム)は8月19日、次第に上げ幅を広げて午前11時過ぎに6%高の1280円(69円高)まで上げ、約1か月ぶりに年初の高値を更新して2021年以来の高値に進んでいる。第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)では各利益とも黒字に転換し、業績回復が目立っている上、8月5日付で「IR情報メール配信を開始」と発表。株価水準がいぜんPBR(株価純資産倍率)0.5倍前後のため、IR情報発信の強化に続いて資本コスト重視の方針などを強化する期待が出ている。
PBRの低い銘柄については、東証が23年春にPBR向上に向けた取組の強化を要請したと伝えられた。東証の市場区分の改編後は、各市場への上場維持基準の達成などとともにPBRの向上も投資家の注目材料としての比重が強まっている。(HC)
荒川化学工業<4968>(東証プライム)は8月19日、次第に上げ幅を広げて午前11時過ぎに6%高の1280円(69円高)まで上げ、約1か月ぶりに年初の高値を更新して2021年以来の高値に進んでいる。第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)では各利益とも黒字に転換し、業績回復が目立っている上、8月5日付で「IR情報メール配信を開始」と発表。株価水準がいぜんPBR(株価純資産倍率)0.5倍前後のため、IR情報発信の強化に続いて資本コスト重視の方針などを強化する期待が出ている。
PBRの低い銘柄については、東証が23年春にPBR向上に向けた取組の強化を要請したと伝えられた。東証の市場区分の改編後は、各市場への上場維持基準の達成などとともにPBRの向上も投資家の注目材料としての比重が強まっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:43
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住友ファーマは年初来の高値を連日更新、業績が大幅改善し相次ぐニュース発表にも期待強い
■約1年ぶりの600円台に進む
住友ファーマ<4506>(東証プライム)は8月19日、一段高となり、10%高の612円(58円高)まで上げて年初来の高値を連日更新し、約1年ぶりの600円台に進んでいる。7月末に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)が大幅に改善したことが好感されて8月1日に年初来の高値を更新し、その後は日経平均の最大の下げ幅を受けて値を消したが、8日には再び年初来の高値を更新し、一段高相場が続いている。
第1四半期決算(2024年4〜6月・連結、IFRS)では営業赤字が大幅に改善し、四半期利益と親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期比で黒字に転換した。このところは、8月5日に発表した「、他家iPS細胞由来網膜⾊素上⽪細胞のフェーズ1/2試験における最初の被験者への移植のお知らせ」、8月7日に発表した「2型糖尿病治療剤『ツイミーグ』の国内での製造販売後臨床試験の解析結果の速報について」などが買い材料視されている。更なるニュース発表への期待も強いようだ。(HC)
住友ファーマ<4506>(東証プライム)は8月19日、一段高となり、10%高の612円(58円高)まで上げて年初来の高値を連日更新し、約1年ぶりの600円台に進んでいる。7月末に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)が大幅に改善したことが好感されて8月1日に年初来の高値を更新し、その後は日経平均の最大の下げ幅を受けて値を消したが、8日には再び年初来の高値を更新し、一段高相場が続いている。
第1四半期決算(2024年4〜6月・連結、IFRS)では営業赤字が大幅に改善し、四半期利益と親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期比で黒字に転換した。このところは、8月5日に発表した「、他家iPS細胞由来網膜⾊素上⽪細胞のフェーズ1/2試験における最初の被験者への移植のお知らせ」、8月7日に発表した「2型糖尿病治療剤『ツイミーグ』の国内での製造販売後臨床試験の解析結果の速報について」などが買い材料視されている。更なるニュース発表への期待も強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:25
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ジェイテックコーポが続伸、今期は各利益とも増益転換を見込み3週間ぶりに1500円台を回復
■全体の下げに巻き込まれたが6月決算発表後は回復次第に強める
ジェイテックコーポレーション<3446>(東証プライム)は8月19日、続伸基調で始まり、午前9時30分過ぎに10%高の1560円(147円高)まで上げて8月1日以来の1500円台を回復している。日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月5日は全体の急落に巻き込まれるように下押したが、翌日は急反発。8月9日に6月決算と中期計画のローリングを発表してからは日々の上値をジリジリ上げながら一段と回復傾向を見せている。
オプティカル事業、ライフサイエンス事業、機器開発事業、細胞培養センター(大阪大学大学院工学研究科との共同研究を推進)などを行い、2024年6月期の連結決算は売上高が過去最高を更新した一方、各利益は微減だった。今期・25年6月期の連結業績予想は、上期まで赤字が残る見通しとしたが、通期では売上高を26億40百万円(前期比31.4%増)、営業利益を同27.9%増などとし、売上高は連続最高を更新、各利益とも増益転換を見込む。
中期計画は毎年ローリング方式で3か年計画を策定し、今回の中期経営計画は22年5月に公表した長期成長戦略「Innovation2030」で掲げた目標を達成するため、非常に重要な中期経営計画と位置づけた。ローリング後の数値目標のうち、売上高は25年6月期に26億40百万円、26年6月期に34億50百万円、27年6月期に45億円を掲げた。(HC)
ジェイテックコーポレーション<3446>(東証プライム)は8月19日、続伸基調で始まり、午前9時30分過ぎに10%高の1560円(147円高)まで上げて8月1日以来の1500円台を回復している。日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月5日は全体の急落に巻き込まれるように下押したが、翌日は急反発。8月9日に6月決算と中期計画のローリングを発表してからは日々の上値をジリジリ上げながら一段と回復傾向を見せている。
オプティカル事業、ライフサイエンス事業、機器開発事業、細胞培養センター(大阪大学大学院工学研究科との共同研究を推進)などを行い、2024年6月期の連結決算は売上高が過去最高を更新した一方、各利益は微減だった。今期・25年6月期の連結業績予想は、上期まで赤字が残る見通しとしたが、通期では売上高を26億40百万円(前期比31.4%増)、営業利益を同27.9%増などとし、売上高は連続最高を更新、各利益とも増益転換を見込む。
中期計画は毎年ローリング方式で3か年計画を策定し、今回の中期経営計画は22年5月に公表した長期成長戦略「Innovation2030」で掲げた目標を達成するため、非常に重要な中期経営計画と位置づけた。ローリング後の数値目標のうち、売上高は25年6月期に26億40百万円、26年6月期に34億50百万円、27年6月期に45億円を掲げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:00
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2024年08月16日
京写は4日続伸、今期の予想営業利益20%増など見直され株価の回復続く
■第1四半期は主力の産業機器、航空機向け受注が好調
京写<6837>(東証スタンダード)は8月16日の後場、一段と株価回復を強め、13時40分にかけて345円(13円高)をつけて4日続伸基調となっている。日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月5日には、全体の下げに巻き込まれるように一時261円まで下押したが、その後は回復の動きが快調。7月末に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)が堅調で、今3月期の連結業績予想は営業利益20.3%増などの予想を据え置き、引き続き業績拡大への期待が強い相場になっている。
プリント配線基板の世界的大手で、第1四半期の連結決算は、売上高が前年同期比2.2%増加し、営業利益は同5.1%増加した。営業外の利益は前期の補助金収入の反動で減益だったが、主力の産業機器、航空機向けの受注が好調で、海外では、インドネシアで事務機分野の受注が回復し、ベトナムで引き続き北米向けの自動車関連分野の受注が好調に推移した。
今3月期は、前期に生産ラインを増設したベトナム工場で引き続き旺盛な自動車需要が期待され、中国では、付加価値の高い金属基板増加や、国内では実装事業が堅調に推移する見込み。連結業績予想は全体に据え置き、売上高は250億円(前期比1.7%増)、営業利益は13億円(同20.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億40百万円(同5.8%増)を継続した。(HC)
京写<6837>(東証スタンダード)は8月16日の後場、一段と株価回復を強め、13時40分にかけて345円(13円高)をつけて4日続伸基調となっている。日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月5日には、全体の下げに巻き込まれるように一時261円まで下押したが、その後は回復の動きが快調。7月末に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)が堅調で、今3月期の連結業績予想は営業利益20.3%増などの予想を据え置き、引き続き業績拡大への期待が強い相場になっている。
プリント配線基板の世界的大手で、第1四半期の連結決算は、売上高が前年同期比2.2%増加し、営業利益は同5.1%増加した。営業外の利益は前期の補助金収入の反動で減益だったが、主力の産業機器、航空機向けの受注が好調で、海外では、インドネシアで事務機分野の受注が回復し、ベトナムで引き続き北米向けの自動車関連分野の受注が好調に推移した。
今3月期は、前期に生産ラインを増設したベトナム工場で引き続き旺盛な自動車需要が期待され、中国では、付加価値の高い金属基板増加や、国内では実装事業が堅調に推移する見込み。連結業績予想は全体に据え置き、売上高は250億円(前期比1.7%増)、営業利益は13億円(同20.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億40百万円(同5.8%増)を継続した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:34
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TWO STONE & Sonsが後場ストップ高、業績予想を大幅増額修正、好感買い集中
■今8月期の営業利益は従来予想を78%上回る水準に見直す
TWO STONE & Sons<7352>(東証グロース)は8月16日の13時に今期・2024年8月期の通期連結業績予想の大幅な増額修正を発表し、株価は13時過ぎにストップ高の1032円(150円高、17%高)まで上げ、終値ベースでは8月2日以来の1000円台を回復している。
24年8月期は、Midworks事業を中心としたエンジニアプラットフォームサービスの業績が想定を上回って推移しているとし、連結売上高は3月に開示した従来予想を0.9%上回る140億06百万円の見込みに見直し、営業利益は同78.3%上回る3億60百万円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.5倍の1億59百万円の見込みに見直した。(HC)
TWO STONE & Sons<7352>(東証グロース)は8月16日の13時に今期・2024年8月期の通期連結業績予想の大幅な増額修正を発表し、株価は13時過ぎにストップ高の1032円(150円高、17%高)まで上げ、終値ベースでは8月2日以来の1000円台を回復している。
24年8月期は、Midworks事業を中心としたエンジニアプラットフォームサービスの業績が想定を上回って推移しているとし、連結売上高は3月に開示した従来予想を0.9%上回る140億06百万円の見込みに見直し、営業利益は同78.3%上回る3億60百万円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.5倍の1億59百万円の見込みに見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:56
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C&R社は5日続伸基調、割安感が強く「8月5日」以降の回復好調
■第1四半期は投資など先行したが「下期以降に向け案件獲得は増加傾向」
C&R社(クリーク・アンド・リバー社)<4763>(東証プライム)は8月16日の後場、1461円(30円高)で始まり、5日続伸基調となっている。日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月5日には、全体の下げに巻き込まれるように一時1250円まで下押したが、その後は株価回復が好調。今期予想1株利益は140円93銭で、株価は直近もこの10倍(PER10倍)に過ぎず、東証プライム銘柄の平均PER15.03倍(日本経済新聞・投資指標より)との比較でも割安感が目立っている。
クリエイティブ分野(映画・TV番組・ゲーム・Web・広告・出版等の制作)の専門家を派遣するプロフェッショナル・エージェンシー事業やプロデュース(制作請負・アウトソーシング)事業、ライツマネジメント(知的財産管理)事業などを行う。7月に発表した第1四半期決算(2024年3〜5月・連結)は売上高が前年同期比0.8%増加した一方、利益面では「過去最多の新卒採用等に伴い、当初より前年を下回る利益を計画」(決算説明資料より)とし、親会社株主に帰属する四半期純利益は同17.7%減となるなどで減益だった。ただ、「下期以降に向け、案件獲得は増加傾向」(同)とし、今2月期の連結業績予想は4月に開示した前回予想を継続した。売上高は前期比10.4%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同16.6%増、1株利益は140円93銭。純利益の額は31億円で2期ぶりに最高を更新することになる。(HC)
C&R社(クリーク・アンド・リバー社)<4763>(東証プライム)は8月16日の後場、1461円(30円高)で始まり、5日続伸基調となっている。日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月5日には、全体の下げに巻き込まれるように一時1250円まで下押したが、その後は株価回復が好調。今期予想1株利益は140円93銭で、株価は直近もこの10倍(PER10倍)に過ぎず、東証プライム銘柄の平均PER15.03倍(日本経済新聞・投資指標より)との比較でも割安感が目立っている。
クリエイティブ分野(映画・TV番組・ゲーム・Web・広告・出版等の制作)の専門家を派遣するプロフェッショナル・エージェンシー事業やプロデュース(制作請負・アウトソーシング)事業、ライツマネジメント(知的財産管理)事業などを行う。7月に発表した第1四半期決算(2024年3〜5月・連結)は売上高が前年同期比0.8%増加した一方、利益面では「過去最多の新卒採用等に伴い、当初より前年を下回る利益を計画」(決算説明資料より)とし、親会社株主に帰属する四半期純利益は同17.7%減となるなどで減益だった。ただ、「下期以降に向け、案件獲得は増加傾向」(同)とし、今2月期の連結業績予想は4月に開示した前回予想を継続した。売上高は前期比10.4%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同16.6%増、1株利益は140円93銭。純利益の額は31億円で2期ぶりに最高を更新することになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:19
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ブイ・テクノロジーが出直り拡大、フォトマスク欠陥修正装置の受注など好感、12%高
■第1四半期決算は赤字だったが売上高は65%も増加し注目集まる
ブイ・テクノロジー<7717>(東証プライム)は8月16日、一段と出直りを強める相場となり、午前10時にかけて12%高の2937円(307円高)まで上げている。15日付で、「フォトマスク欠陥修正装置『Draco』を国内大手フォトマスクメーカー様より受注」と発表し、買い材料視されている。受注金額には触れていないが、NY株式市場で半導体株指数SOXが5%近く急伸したことなどを受け、買い安心感が強まっている。
8月9日に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は各利益とも前年同期比で赤字拡大だったが、売上高は同65.6%も増加した。前年同期は売上高が26%減で各利益とも赤字だったため、業績動向が変化したとの見方が出ている。同時に自社株買いも発表した。取得上限株数19万8000株(自己株式除く発行済み株式総数の2.06%)、取得総額5億円、期間は2024年8月13日から同年9月30日までの予定。(HC)
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ブイ・テクノロジー<7717>(東証プライム)は8月16日、一段と出直りを強める相場となり、午前10時にかけて12%高の2937円(307円高)まで上げている。15日付で、「フォトマスク欠陥修正装置『Draco』を国内大手フォトマスクメーカー様より受注」と発表し、買い材料視されている。受注金額には触れていないが、NY株式市場で半導体株指数SOXが5%近く急伸したことなどを受け、買い安心感が強まっている。
8月9日に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は各利益とも前年同期比で赤字拡大だったが、売上高は同65.6%も増加した。前年同期は売上高が26%減で各利益とも赤字だったため、業績動向が変化したとの見方が出ている。同時に自社株買いも発表した。取得上限株数19万8000株(自己株式除く発行済み株式総数の2.06%)、取得総額5億円、期間は2024年8月13日から同年9月30日までの予定。(HC)
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:15
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