[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (09/14)稲葉製作所は下げて始まったが持ち直す、特別配当、自己株式の消却など好感
記事一覧 (09/14)スリー・ディー・マトリックスは第1四半期の売上高95%増など好感されがストップ高
記事一覧 (09/14)スマレジが急伸、第1四半期の売上高48%増など好感され4か月ぶりに2800円台を回復
記事一覧 (09/14)レーザーテックが出直り基調、「柱のマスク検査装置は膨大な受注残」などとされ見直される
記事一覧 (09/13)イントランスは「特別株主優待」が好感され後場急伸、再三ストップ高
記事一覧 (09/13)アートネイチャーは配当方針の拡充・増配と海外新工場など好感され4カ月ぶりに800円台を回復
記事一覧 (09/13)阿波製紙は朝安を切り返し反発幅拡大、9月中間配当の復活など好感
記事一覧 (09/13)ブリヂストンは第2四半期の売り上げ初の2兆円超、証券会社の投資判断を受け注目再燃
記事一覧 (09/12)三陽商会は2018年以来の高値に進む、「月次」発表から再び上値を追う
記事一覧 (09/12)丸千代山岡家は業績予想の大幅増額が好感され上場来の高値を更新
記事一覧 (09/11)セブン銀行は4日ぶりに高値更新、8月のATM総利用件数7.9%増加
記事一覧 (09/11)ユニフォームネクストは再び出直り6%高、8月の月次売上高32%増など好感、テクニカル妙味も
記事一覧 (09/11)日本スキー場開発が高値に迫る、7月決算の営業利益4倍、今期予想も3割増など好感
記事一覧 (09/08)アプリックスが2年ぶりの高値に進む、業績好調で上場20周年を前に「期待」の動き
記事一覧 (09/08)三陽商会は次第高で続伸幅を拡大、8月の「月次」11%増加など連日好感、高値に向けて出直る
記事一覧 (09/08)ビューティガレージは第1四半期の営業益50%増など好感され実質上場来高値を更新
記事一覧 (09/07)アイモバイルは後場、大きく持ち直す、正午過ぎに7月決算と株式3分割など発表し好感される
記事一覧 (09/05)アディッシュはV字急反発、急伸後「3分の2押し」まで調整し再び手がけやすい位置に
記事一覧 (09/05)トスネットが急伸、9月期末配当を7円増の30円に引き上げ好感買い集中
記事一覧 (09/04)伊藤園が急伸、第1四半期の営業利益66%増加し連日の猛暑で第2も好調の見方
2023年09月14日

稲葉製作所は下げて始まったが持ち直す、特別配当、自己株式の消却など好感

■消却株数は90万株(消却前の発行済株式総数の5.0%)

 稲葉製作所<3421>(東証スタンダード)は9月14日、5%安(80円安の1512円)で始まった後持ち直し、午前11時にかけては3%安(50円安の1542円)と出直りを強めている。物置の大手で、13日の15時に7月決算と特別配当、自己株式の消却を発表し、好感されている。同時に名物会長・稲葉明氏の代表権のない会長への就任(10月20日付)も発表、時代の流れを感じさせたようで、これが株価軟調の原因ではないかとの見方も出ている。

 特別配当は1株につき10円の予定とし、前7月期末(2023年7月期末)のため過ぎ去った期の配当になるが、普通配当と合わせ23円の予定(前期比10円の増配)とした。従来予想比でも10円増になる。消却する株式の総数は90万株(消却前の発行済株式総数に対する割合5.0%)、消却予定日は23年10月31日。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:12 | 業績でみる株価

スリー・ディー・マトリックスは第1四半期の売上高95%増など好感されがストップ高

■2023年5〜7月、経常利益と純利益が黒字に転換

 スリー・ディー・マトリックス<7777>(東証グロース)は9月14日、飛び出すような急伸相場となり、午前9時30分前にストップ高の186円(50円高、37%高)まで上げた後もほとんどストップ高買い気配を続けている。13日の15時過ぎに発表した第1四半期決算(2023年5〜7月・連結)の売上高が前年同期比95%増の8億27百万円となり、経常利益と四半期純利益は前年同期比で黒字に転換、注目集中となった。

 この第1四半期は、米国での製品販売が同978.6%増となり、欧州における製品販売は同45.7%増となった。日本における製品販売は同175.2%増となった。米国で適応拡大を目的とした市販前届を申請していた止血材(TDM−621)が23年3月に販売承認を取得したほか、粘膜隆起材(TDM−644)は22年12月より保険適用が開始された。独自開発の次世代止血材(TDM−623)は23年8月に症例登録を完了した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:48 | 業績でみる株価

スマレジが急伸、第1四半期の売上高48%増など好感され4か月ぶりに2800円台を回復

■新規有料契約の増加、低解約率、価格改定など寄与

 スマレジ<4431>(東証グロース)は9月14日、飛び出すように大きく出直り、一時17%高の2930円(436円高)まで上げて約4か月ぶりに2800円台を回復し、出来高も急増している。13日の15時過ぎに発表した第1四半期決算短信(2023年5〜7月)の売上高が前年同期比48.4%増加し、営業、経常利益は各々2.2倍となり、注目が再燃した。

 第1四半期は、•新規有料契約の増加、低解約率によるストック売上高の積上げ、クラウドサービス月額利用料の価格改定効果などにより売上高が大幅に増加し、営業利益も粗利率の改善などにより大幅に増加した。今期・24年4月期の業績予想は全体に据え置いたが、営業利益は第1四半期までで通期予想額の45%に迫ったため、通期予想の上振れ濃厚との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:24 | 業績でみる株価

レーザーテックが出直り基調、「柱のマスク検査装置は膨大な受注残」などとされ見直される

■10月1日から225種構成銘柄に、需給に厚みつく要因

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は9月14日、2日続伸基調となり、午前9時40分にかけて5%高に迫る2万2095円(970円高)まで上げ、2日続伸基調の出直り継続となっている。このところ日米金利の上昇観測などを受けたグロース株安に埋没する相場が続いているが、12日の高輝度EUVプラズマ光源に関する開示に続き、13日には「四季報先取り」(東洋経済・四季報オンライン)で「柱のマスク検査装置は膨大な受注残の消化で活況」などと伝えられ、事業の好調さが改めて見直される様子となっている。

 また、同社株は日経平均225種構成銘柄の定期見直しにともない、10月1日から225種に採用される。今回は同社とニトリHD<9843>(東証プライム)メルカリ<4385>(東証プライム)の3銘柄が採用され、証券会社からは同平均型で運用するファンドによる組み入れ需要は3銘柄の中で最も小さいとの予想が出ているが、需給に厚みがつく要因であり、買い増加要因であることは事実として注目されている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:03 | 業績でみる株価
2023年09月13日

イントランスは「特別株主優待」が好感され後場急伸、再三ストップ高

■22年5月に廃止したが特別優待として実施、今後は完全復活を検討

 イントランス<3237>(東証グロース)は9月13日の後場、急伸し、14時にかけてストップ高の94円(30円高、47%高)まで上げ、一時ダレたものの14時半にかけて再びストップ高で売買され、2022年5月以来の90円台に進んでいる。昼12時に特別株主優待制度を発表し、好感買いが殺到した。2023年9月末日の権利確定日に300株以上を保有する株主に「QUOカード(1000円)または同額の代替ギフト券」を、1万株以上を保有する株主には、前記の優待に加え「無料宿泊券/Folio Sakura Shinsaibashi Osaka」も贈呈するとした。

 同社は以前、株主優待制度を導入していたが、コロナ禍における業績不振などを理由として22年5月13日付で株主優待制度を廃止した。今後は、毎年3月末日時点もしくは9月末日時点で、半年間以上保有する株主を対象として株主優待を完全復活する予定とし、権利確定日の時期や優待内容については、適宜公表して行くとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:56 | 業績でみる株価

アートネイチャーは配当方針の拡充・増配と海外新工場など好感され4カ月ぶりに800円台を回復

■配当は連結配当性向40%以上、現状水準を下限として実施

 アートネイチャー<7823>(東証プライム)は9月13日、8%高の852円(66円高)まで上げた後も840円前後で売買され、飛び出すように大きく上げてほぼ4カ月ぶりに800円台を回復している。12日の15時30分に配当方針の拡充・増配と海外生産子会社の設立、東証スタンダード市場への上場の選択・申請などを発表。買い優勢となっている。

 配当方針については、連結配当性向40%以上を基本に、現状水準(年間配当28円)を下限とし、連結業績に応じた配当水準の向上(1円単位で増配)を図る。ただし、ROE10%超を達成するまでは連結配当性向50%以上を基本とする、などとした。これに基づき、9月中間配当は前年同期実績と同じ1株14円の予想を据え置き、3月期末配当は予想比5円増の19円の予定(前年同期比5円の増配)とした。

 新工場は、フィリピンでの一国集中生産によるリスクの分散、今後の事業拡大および生産台数増加に伴う生産ラインの確保を目的とし、バングラデシュ共和国内に新生産子会社を設立するとした。設立時期は23年12月の予定。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:32 | 業績でみる株価

阿波製紙は朝安を切り返し反発幅拡大、9月中間配当の復活など好感

■段ボールの需要増につながる案件に反応した実績あり思惑買いも

 阿波製紙<3896>(東証スタンダード)は9月13日、510円(6円安)で始まった後切り返して出直りを強め、5%高の540円(24円高)まで上げて反発幅を広げている。12日の15時に未定だった9月中間配予想と新工場の建設に関する途中経過を発表し、注目が再燃した。また、ウクライナに段ボール製の無人機が供給され使われているとの報道もあり、需要増に期待する向きもある。同社株は、以前、段ボール素材の組立キットと「Nintendo Switch」を連動させた任天堂<7974>(東証プライム)の体感ゲーム『Nintendo Labo』が発売された際に急騰したことがある。

 今期・2024年3月期の第2四半期末配当(9月中間配当)は1株2円の予定とした。前年同期は無配だった。一方、3月期末配当については引き続き未定とした、前年同期は3円50銭だった。

 新工場については、建設コストの上昇などにより設備投資金額を変更し、投資金額を従来の約90億円から約110億円に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:54 | 業績でみる株価

ブリヂストンは第2四半期の売り上げ初の2兆円超、証券会社の投資判断を受け注目再燃

■JPモルガン証券が「中立」から「強気」に引き上げたと伝わる

 ブリヂストン<5108>(東証プライム)は9月13日、一段と出直る相場となり、5945円(189円高)まで上げた後も堅調に売買され、約5週間ぶりに5900円台を回復している。同社株の投資判断をJPモルガン証券が「中立」から「強気」に引き上げ、目標株価は600円引き上げて6600円に見直したと伝えられた。これを受け、好調な業績や円安の寄与などに注目が再燃している。

 第2四半期連結決算(2023年1〜6月・累計)の売上高は前年同期比11.4%増の2兆1017億円となり、断トツ商品の拡販、販売MIXアップなどを進めた結果、「為替円安の追い風もあり、上期において当社初の売上収益2兆円超」(決算説明資料より)を達成した。12月通期の為替前提は1米ドル123円、1ユーロ133円。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:11 | 業績でみる株価
2023年09月12日

三陽商会は2018年以来の高値に進む、「月次」発表から再び上値を追う

■8月の売上高11%増加、PBR向上への取組にも期待が

 三陽商会<8011>(東証プライム)は9月12日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時を過ぎては5%高の2188円(103円高)まで上げて約2ヵ月ぶりにこのところの高値を更新し、2018年以来の2100円台に進んでいる。9月5日に8月の「月次業績報告」を発表したあたりから再び上値を追う相場になっており、8月の売上高が前年同月比11%増加したことなどを受け、引き続き買い優勢の展開となっている。

 また、株価水準はいぜんPBR(株価純資産倍率)0.7倍台のため、引き続き、東証が進めるPBR向上への取組に期待の強い銘柄のひとつでもある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:27 | 業績でみる株価

丸千代山岡家は業績予想の大幅増額が好感され上場来の高値を更新

■一部商品の値上げ後も来店客数など好調

 丸千代山岡家<3399>(東証スタンダード)は9月12日、再び上値を追って始まり、取引開始後は8%高の3860円(290円高)まで上げ、株式分割を考慮した上場来高値を約3週間ぶりに更新している。11日の16時に発表した第2四半期決算(2023年2月〜7月・累計)が3月に開示した予想を大幅に上回る着地となり、24年1月期の予想を大幅に増額修正、好感買いが先行している。

 「ラーメン山岡家」を展開し、新型コロナの制限解除、訪日観光客の回復に加え、4月に実施した一部商品の価格改定以降も来店客数の増加が続いているとして、今期・24年1月期の予想売上高は従来予想を20%上回る245億円に見直し、営業利益は同84%上回る10億円に、純利益は同77%上回る5億60百万円に各々見直した。

 第2四半期累計(23年2月〜7月)の売上高は前年同期比45.3%増の116億17百万円で、3月に開示した予想を21%上回った。営業利益は43倍の4億76百万円で、同じく3月に開示した予想の13.6倍だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:34 | 業績でみる株価
2023年09月11日

セブン銀行は4日ぶりに高値更新、8月のATM総利用件数7.9%増加

■設置台数は2.3%増加、長期金利の上昇とともに好感される

 セブン銀行<8410>(東証プライム)は9月11日、4日ぶりに高値を更新する相場となり、後場は一段と強含んで2%高の324.2円(7.0円高)まで上げ、2020年1月以来の高値に進んでいる。朝、8月の月次データ(単体)を発表し、ATM(現金自動出入金機)の総利用件数は87.2百万件(前年同月比7.9%増)。国内長期金利の9年ぶり0.7%台乗せを受けた銀行株買いに加えて好材料視されている。

 8月のATM月末設置台数は2万7071台(同2.3%増)だった。一日1台当たりの利用件数は104.4件(同5.6%増)だった。8月初に発表した第1四半期連結決算(2023年4〜6月)は売上高に相当する経常収益が前年同期比14.9%増加し、経常利益は同6.1%増にとどまった。第4世代ATMの入替設置を進めているため先行投資があるものの、この要因を除けば好調と見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:40 | 業績でみる株価

ユニフォームネクストは再び出直り6%高、8月の月次売上高32%増など好感、テクニカル妙味も

■期初の1月から2ケタの伸び率が続く中で3割増は今期最大

 ユニフォームネクスト<3566>(東証グロース)は9月11日、再び出直りを強め、午前10時にかけて6%高の729円(42円高)まで上げて上値を指向している。4日に発表した8月の月次動向が好調で、発表後に5日移動平均線が上向いて75日移動平均線を上抜く可能性を見せてきたとして、テクニカル面で注目する様子もある。大引けまで現時点の上げ幅を保てば75日移動平均線を上抜くとみられている。

 8月の月次売上高は前年同月比32.2%増加した。期初の1月から2ケタの伸び率が続いている中で、3割増は今期初めてとなった。「全国的に猛暑日が続いたことで、ファン付き作業服や春夏作業服、ポロシャツ、コンプレッションインナーといった夏物商品の販売が伸び」「また、飲食店カテゴリのエプロンや小物類の販売も前年比で好調に推移した」。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:07 | 業績でみる株価

日本スキー場開発が高値に迫る、7月決算の営業利益4倍、今期予想も3割増など好感

■夏場の「グリーンシーズン」も好調、取引開始後は12%高

 日本スキー場開発<6040>(東証グロース)は9月11日、一段高で始まり、取引開始後は12%高の1202円(132円高)まで上げ、約6か月ぶりに1200円台を回復、今年3月につけた2018年以来の高値に迫っている。8日の15時に7月決算などを発表し、営業利益は前期の4倍となり、今期の予想も30%増としたことなどが好感されている。

 2023年7月期の連結売上高は前期比23.9%増加し、営業利益は4倍の10億36百万円だった。夏場の「グリーンシーズン」も『HAKUBA VALLEY国際山岳リゾート白馬八方尾根』などが好調だった。今期・24年7月期の連結業績予想は営業利益を30.3%増とするなど増収増益を見込み、21年7月を底に回復傾向を一段と強める見通しとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:49 | 業績でみる株価
2023年09月08日

アプリックスが2年ぶりの高値に進む、業績好調で上場20周年を前に「期待」の動き

■第2四半期はMVNE事業の新規ユーザー獲得好調、大幅増益

 アプリックス<3727>(東証グロース)は9月8日の後場、10%高の222円(20円高)で始まり、前場に続いて大きく反発したまま2021年5月以来の高値に進んでいる。新製品の発表などは出ていないが、8月に発表した第2四半期連結決算(2023年1〜6月・累計)が各利益とも大幅増となり、株式上場(2003年12月)から20周年になるため、記念の株主還元策に期待の膨らみやすい状況との見方が出ている。第2四半期決算発表の時点では配当予想を無配継続としている。

 1〜6月は、売り上げ規模が最大のストックビジネス事業でMVNE事業(他社MVNOに対する回線供給・運営支援など)の新規ユーザー獲得が好調に推移し、契約顧客数増加によるストック売り上げが順調に積み上がり、同事業の売上高は前年度期比12.8%増加した上、営業利益は2.7倍に拡大した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:58 | 業績でみる株価

三陽商会は次第高で続伸幅を拡大、8月の「月次」11%増加など連日好感、高値に向けて出直る

■盛夏商材や先行展開の秋物商材を積極的に投入した効果が発現

 三陽商会<8011>(東証プライム)は9月8日、次第に強含んで続伸幅を広げ、午前11時にかけて4%高の2102円(81円高)まで上げて今年7月につけた2018年以来の高値2153円に向けて出直っている。8月の「月次業績報告」(9月5日発表)では、「盛夏商材や先行展開の秋物商材を積極的に投入したことにより、リアル店舗を中心に前年を上回る推移となり」、8月単月の売上高は百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗の合計で前年同月比11%増加した。連日好感されている。

 また、7日には、ブランド「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」から2023年秋冬より新カスタムオーダーシステム『customLAB』を開始と発表した。9月20日(水)からは、ECサイト『SANYO iStore』が新たに『SANYO ONLINE STORE』としてスタートする。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:09 | 業績でみる株価

ビューティガレージは第1四半期の営業益50%増など好感され実質上場来高値を更新

■台湾子会社の完全譲渡も発表、一段と注目強まる

 ビューティガレージ<3180>(東証プライム)は9月8日、一段高で始まり、取引開始後は10%高の5030円(445円高)まで上げ、約2か月ぶりに高値を更新し、株式分割を調整後の値段で上場来初の5000円台に乗っている。7日の15時に第1四半期決算(2023年5〜7月)と台湾子会社の完全譲渡を発表し、一段と注目が強まっている。

 第1四半期の連結決算は、売上高が前年同期比18%増加し、営業利益は同50%増、親会社株主に帰属する四半期純利益も同30%増で大幅増益。4月通期の予想は全体に据え置いたが、売り上げ、各利益とも連続の最高益更新は手固いとの見方が出ている。

 台湾の子会社「美麗平台」(ビューティガレージ65.0%保有)の譲渡額については、譲渡先の意向により非開示とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43 | 業績でみる株価
2023年09月07日

アイモバイルは後場、大きく持ち直す、正午過ぎに7月決算と株式3分割など発表し好感される

■分割後の配当は3分の1プラスアルファで小幅だが増配に

 アイモバイル<6535>(東証プライム)は9月7日の後場、大きく値を戻す相場となり、前引けの2.6%安(34円安の1239円)から0.1%安(9円安の1264円)まで持ち直して出直りを強めている。正午過ぎに7月決算と今期の業績予想、株式3分割などを発表し、買いが舞い戻っている。

 株式3分割は、2023年10月31日(火曜日)を基準日として実施するとした。これにともない、今期の配当(期末のみ実施)は1株13.50円の予定としたが、妥当額は前7月期の同40円の3分の1(13円33銭)のため、分割後の配当は小幅だが増配になる。

 前7月期の連結決算は営業利益が7.1%減など各利益とも減益だったが、今7月期の予想は営業利益を7.8%増とするなど各利益とも増益を見込む。売上高は21.8%増を見込むとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:58 | 業績でみる株価
2023年09月05日

アディッシュはV字急反発、急伸後「3分の2押し」まで調整し再び手がけやすい位置に

■第2四半期の売上高は過去最高、「TikTok」との連携など材料性も

 アディッシュ<7093>(東証グロース)は9月5日、急激な反発相場となって再び上値を指向し、8月30日につけた直近の高値1787円に向けてV字型に出直っている。スタートアップ企業へのグロース支援サービスや、企業、教育機関向けのアダプション支援サービスなどを行い、第2四半期(2023年1〜6月・累計)の連結売上高は第2四半期として過去最高を達成。その後、独自の監視システムに関する発表などもあり、8月下旬に1000円トビ台から1787円まで7割高の急騰を演じた。その後調整してきたが、9月4日になって、この上げ幅の「3分の2押し」の水準で下げ止まる様子となったため調整一巡感が台頭し、再び手がけやすい位置に来たとみた向きが買い出動したとの見方が出ている。

 8月23日に、動画サイト「TikTok(ティックトック)」をマーケティングなどに活用する企業のTikTok公式アカウントのリスク対策を一層強化するために、アディッシュ独自の監視システム『Police』に『TikTok’sAccountsAPI』を連携し、TikTokに投稿された動画に対するコメントを24時間365日体制で監視すると発表。株価は翌日23%高と急伸した。続いて、29日に総務省の請負事業の落札を発表し、この日の株価はストップ高の25%高まで一段高となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:10 | 業績でみる株価

トスネットが急伸、9月期末配当を7円増の30円に引き上げ好感買い集中

■警備事業、電源供給事業が好調で第3四半期は39%増益

 トスネット<4754>(東証スタンダード)は9月5日の前場、一時26%高の1445円(299円高)まで上げて一気に2020年以来の1400円台に進み、その後も13%高(1300円)前後で売買されて活況高となっている。交通誘導や施設警備事業などを行い、4日の夕方、今期・2023年9月期の配当予想(9月期末のみ実施)を1株につき前回予想の23円から30円に引き上げると発表し、好感されている。前期比でも7円の増配になる。

 8月中旬に発表した第3四半期連結決算(2022年10月〜23年6月・累計)は前年同期比で営業利益が39.2%増加し、純利益も同39.5%増加した。警備事業、電源供給事業が好調で利益に貢献した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | 業績でみる株価
2023年09月04日

伊藤園が急伸、第1四半期の営業利益66%増加し連日の猛暑で第2も好調の見方

■進ちょく率も高く4月通期の予想に上振れ期待が

 伊藤園<2593>(東証プライム)は9月4日、飛び出すように大きく上げて始まり、取引開始後は14%高の4960円(596円高)まで上げ、約6か月ぶりに年初来の高値を更新し、2022年12月以来の4900円台に進んでいる。前取引日(9月1日)の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年5〜7月)の営業利益が前年同期比66.5%増加するなどで大幅増益となり、注目が再燃した。4月通期の予想は期初の予想を据え置いたが、進ちょく率が高い上、8月以降も東北・北海道まで連日の猛暑とあって、上振れ期待が出ている。

 5〜7月の連結売上高は前年同期比7.0%増の1211億54百万円となり、営業利益は同66.5%増の99億92百万円だった。四半期純利益も同61.9%増の68億28百万円だった。4月通期の予想は期初に開示した数値を全体に据え置き、営業利益は210億円(前期比7.2%増)。第1四半期までの進ちょく率が目立っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43 | 業績でみる株価