エア・ウォーター<4088>(東証プライム)は30日、陸上養殖プラットフォーム提供事業に参入すると発表した。同社は、北海道東神楽町に建設した陸上養殖プラント「杜のサーモンプラント・東神楽」を稼働させ、高品質で美味しいサーモンの生産技術やノウハウを確立するとともに、各自治体や漁協、外食チェーン店、食品商社などに陸上養殖プラットフォームの提供を開始する予定だ。

陸上養殖プラットフォームとは、養殖時に不可欠な酸素、エネルギー、人工海水などに加え、遠隔監視・鮮度保持・食品分析などの技術を組み合わせ、養殖プラントの設計から設備の運転、メンテナンスまで一貫したパッケージで展開する事業だ。同社は、この事業により、食料自給率の向上に貢献するとともに、2030年度には年間売上100億円を目指すとしている。
>>>記事の全文を読む