■大型ヨットからインスピレーションを得た大胆なデザインが特徴
ホンダ<7267>(東証プライム)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは8月15日、Acuraブランドの次世代EVモデルの方向性を示す「Acura Performance EV Concept(アキュラ・パフォーマンス・イーブイ・コンセプト)」を世界で初めて公開した。同モデルは、プレミアムパフォーマンスブランドとしてのAcuraの新たな進化を象徴するものであり、カリフォルニア州に位置するアキュラデザインスタジオで開発された。ホンダの次世代EVプラットフォームを採用したこのコンセプトカーは、EV時代におけるAcuraのビジョンを具体化したものである。
この「Acura Performance EV Concept」をベースにしたSUVタイプのEVモデルは、2025年末から米国オハイオ州のメアリズビル四輪車工場で生産が開始される予定である。このEVモデルは、ホンダが独自に開発した次世代EVプラットフォームを採用する最初のモデルであり、北米におけるEV生産の拠点として改修中のメアリズビル工場で生産される初のEVモデルとなる。メアリズビル工場は今後、HondaのEV生産の中心的な役割を担うことになる。
カリフォルニア州で開催されるモントレー・カー・ウィークのイベント「The Quail」と「Pebble Beach Concours d’Elegance」で展示される。このコンセプトモデルは、アグレッシブなフロントデザインやクーペのようなシルエット、大型ヨットからインスピレーションを得たサイドパネルが特徴であり、2代目NSXへのオマージュとしてデザインされたリアディフューザーやテールライトが備わっている。ボディーカラーはセミマット調の「ムーンリットホワイトパール」で仕上げられており、その陰影が際立つデザインとなっている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:22
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