アイデミー<5577>(東証グロース)と、ベントナイト事業やクレイサイエンス事業を展開するクニミネ工業<5388>(東証スタンダード)は、共同研究「メチレンブルー(※1)吸着量測定における終点判別の自動化に向けた画像判定モデル構築」について、2024年9月4日〜5日に、日本粘土学会(※2)が主催する第67回粘土科学討論会(※3)でポスター発表を行った。

■目視判定の過程を画像解析モデルに置き換える
クニミネ工業では、ベントナイト(※4)の中の有効成分モンモリロナイトの含有量を調べるためにメチレンブルー吸着量測定を実施している。その測定方法は目視判定であるため、複数人による判定結果の平準化と作業効率性が長年課題としてあげられてきた。この目視判定の過程をカメラを利用した画像解析モデルに置き換えることで解決を目指すべく、アイデミーとの共同プロジェクトを立ち上げるにいたっている。
クニミネ工業は従来より、DX人材育成に注力しており、その一環で2021年より2年間アイデミーの提供するオンラインDXラーニング「Aidemy Business」でAIやDXへの知見を深めてきた。同プロジェクトの実施にあたっては、「Aidemy Business」で学習を進めたクニミネ工業社員とプロジェクト伴走型支援「Modeloy」を展開するアイデミー社員が一丸となって取り組んだとしている。
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