伊藤園<2593>(東証プライム)と富士通<6702>(東証プライム)は5月10日、AI画像解析により茶葉(茶芽)の摘採時期を簡便に判断する技術を共同開発し、伊藤園が展開する茶産地育成事業の契約産地(契約産地)にて試験運用を開始すると発表した。

同技術は、伊藤園の茶栽培に関する知見と富士通の画像解析技術およびAIの機械学習を組み合わせて共同開発した画像認識アルゴリズムにより、スマートフォンで撮影した摘採(収穫)前の茶葉の画像をクラウド上でAI解析して、摘採時期の判断指標となるアミノ酸量や繊維量を推定するものである。2022年の新茶摘採から同技術の試験運用を開始し、画像認識アルゴリズムの正確性や実用性を検証する。
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