ポーラ・オルビスホールディングス<4927>(東証プライム)グループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業は28日、宇宙に着想し、国際宇宙ステーション(ISS)で使用するためのスキンケア製剤2品を開発したと発表。同製剤は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)のISS搭載可否審査を通過済みで、2024年頃、油井亀美也宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在において使用される予定である。

■宇宙用コスメに求められる3つの要件
(ISSで使うスキンケア品のために、主に3つの要件を満たす必要があった)
1.「簡潔・凝縮」(スキンケアタイムの充実)・・・決められたスケジュールの中でも使用可能であること。
2.「節水」(貴重な水資源)・・・…排水をリサイクルするほど貴重な水の使用量を極力減らすこと。
3.「非流動」(中身の飛散防止)・・・…装置や備品などの故障を防ぐため、内容物が飛散しないこと。
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