■それぞれ愛用の端末で好きな場所から快適に会計業務を遂行する環境を実現
パイプドビッツ<3831>(東マ)は7日、会計クラウド「ネットde会計(R)」を、企業向けITコンサルティングを展開するウィンドに提供した導入インタビュー記事を公開した。
ウィンドは、働く場所にとらわれないノマドという働き方を選択している。MacBook Airユーザーの現場がオンラインストレージDropboxに経費書類をアップし、在宅勤務の経理担当者が入力を担い、Windowsユーザーの税理士がチェックしてオンライン付箋機能でコメント、現場ではMacやiPadでそれを確認するなど、地理的に距離がありPC環境も異なる三者が、「ネットde会計(R)」導入により、それぞれ愛用の端末で好きな場所から快適に会計業務を遂行する環境を実現している。
大手コンサルティングファームで活躍後、今年7月に独立を果たした株式会社ウィンドの林社長。自分が使う端末はMacだけにしたい。さらに、データは複数のデバイスで見られるようにしたい。しかし、Macで使える会計ソフトは少ない上に、在宅の経理担当者や税理士はWindowsを使っている。 この悩みを解決したのが、いくつかある会計クラウドの中から選択した「ネットde会計」である。林社長は領収書をDropboxに入れておき、在宅の経理担当者はそれをもとに仕訳を入力。入力されたデータを、林社長はMacから、税理士はWindowsから確認、修正している。
このようにMacでクラウドを活用している林社長に、導入の経緯や活用方法などについてうかがった。
「私自身はノマドとして働いています。このため、仕事で使うツールはいつでも、どこにいても使える「クラウド」が最も使い勝手が良く、会計ソフトも最初からクラウドであることを条件にしていました。
ただ、自分の周りで独立している友人たちは、なぜか皆パッケージタイプの会計ソフトを使っていたため、クラウドだけに絞る前に一般的な会計ソフトの機能も把握しておいた方が良いだろうと、よく使われている会計ソフトの機能や動作環境を調べてみました。
私はMacユーザーで、税理士はWindowsユーザーですが、パッケージ型のものは基本的にWindowsオンリーで、たとえMacで使えても税理士がWindowsだと共有できないことが分かりました。これらの問題を解決するには、やはりクラウドしかないとインターネットで調べたところ、会計クラウドサービスは3つ出てきました。その中の1つがネットde会計でした」とネットde会計との出会いを語った。
「会社の会計情報は、きちんと自分でも把握したいと考えていました。初年度は記帳代行のサービスを使うことも検討しましたが、どうせ1年くらいで乗り換えるのであれば、最初からしっかり自社で使えるものにしたいと思っていました。
当社では実際の入力業務を在宅勤務のアルバイトが担当していて、依頼している税理士は少し離れた場所に事務所を構えています。おまけに、私自身は自分のオフィスだけでなく、自宅や外出先等で仕事をしていることが多い状況です。三者が地理的には慣れていて、パソコン環境も異なる。この状況でパッケージソフトを使って会計をやろうとするとファイルの同期がとれないし、かと言って、ネットワーク版などを使うと、結構なコストになってしまいます。MacでもWidnowsでも使えて、必要な機能が揃っている会計クラウドは、ネットde会計だけでした」と選択理由を説明。
「ネットde会計は自分の条件にはぴったりだったのですが、いきなり申し込むのは冒険すぎると思い、まずはWebサイトからお試し版のIDを取得しました。ダミーのデータを作って、ある程度の機能をチェックしてから、経理担当者や税理士さんにも操作してもらい、良さそうだねという反応が返ってきました。 さらにデータをエクスポートできることが分かったので、もし使い勝手が悪ければ、1、2年後に他の会計ソフトにデータを移せるなと(苦笑)。すべての機能を事前にチェックできたのはありがたいと思いました。
また、一度サポートセンターに問い合わせのメールをした時に、数分以内に回答が返ってきました。こうしたことも安心につながり、すぐに導入を決めて、申し込みをしました」と導入理由を語った。
「日々の会計データは自分が領収書をスキャンしてドロップボックスに入れておき、それを元に在宅勤務の入力担当者がネットde会計に入力しています。
入力担当者は他の会計ソフトを使ったことはありますがネットde会計は初めてなので最初は少し戸惑ったようですが、すぐに慣れてくれましたね。自分は試算表と元帳、それと仕訳帳を見ていますが、初めての会計ソフトながら違和感もなく使いやすいと思いました。
最もクラウドの効果を発揮したのは、決算の時です。自分は仕事を終えてから、夜中に入力内容をチェックし、寝る前に税理士さんにメールをしておきます。そうすると、翌朝には税理士さんがすぐにチェックして返してくれます。付箋をつけておけば、同じ画面内で確認できるので税理士さんも楽だったようです。
これがメールにデータを添付して、チェック内容もメールに書いて、なんてやってたら、あれほどスピーディに決算が終わらなかったと思います。しかも、途中で人間を介することによる誤操作等のリスクも発生します。税理士さんもデータや付箋を入力できるし、これがクラウドの醍醐味だなと実感しました。2週間程度で決算が終わったのって、すごいと思います。
また、税理士さんは初めてクラウドサービスを使ったそうですが、感動していて、他のクライアントにも薦めていくって言ってましたよ」と使用後の感想を語っている。
>>パイプドビッツのMedia-IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:01
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