■「収益性の改善」「市場競争力の強化」を2本柱に キーコーヒー<2594>(東1)13年3月期第1四半期(4〜6月)連結業績は、前年同期に比べ7.8%の増収となり、利益面では大幅増収となり、V字型回復へ大きな一歩を踏み出した。
当四半期は、期初より「収益性の改善」「市場競争力の強化」を2本柱に、新たな事業領域の開拓、ニーズを汲み上げた新商品の開発、企画提案型営業の展開に取り組んだ結果、売上高14,023百万円(前年同期比7.8%増)、営業利益425百万円(同103.0%増)、経常利益493百万円(同76.6%増、四半期純利益249百万円(同133.3%増)となった。
【セグメント別動向と業績概要】 1.コーヒー関連事業では業務用で「トアルコ トラジャ コーヒー」「氷温熟成珈琲」など差別性の高い「プレミアムコーヒー」拡販推進のための取引先支援策として、「夏のカレーフェア」はじめ各種フェアを実施、「野菜たっぷり赤カレー」「オリジナルジュース」などの新商品を発売した。
また、カフェビジネスの質的向上、充実した最新情報の提供施策として、5月に体験型講座「バリスタネーション」を日本で初めて開催した。
家庭用市場では、大正時代の味わいを再現した「横濱1920CLASSIC」をドリップオン形態で新発売、割りカフェシリーズに新商品「抹茶オレベース」「バナナオレベース」を、水出しコーヒーシリーズでは新たに「氷温熟成珈琲 水出し珈琲」を投入した。また、中元期に「氷温熟成珈琲 アイスコーヒー」や「氷温熟成水出し珈琲&ドリップオン」を詰め合わせなどギフト製品全42アイテムを揃え提供した。
売上高11,738百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益412百万円(同67.6%増)。
2.飲食関連事業では、イタリアントマトは「初夏のカップスイーツフェア」「夏のフードフェア」「夏のコールドドリンクフェア」などの販促策を実施した。また、前期末に会社分割した上で、飲食・物販を主な事業とする新会社となった「アマンド」の業績が当期から加わった。
店舗の状況については、「国内は充実・海外は拡大」を基本方針に堅実な出店を目指し、海外ではアジア地域での新規出店、国内では大学キャンパス内への出店を進めている。第1四半期中では、海外で福建省廈門市に「イタリアン・トマト カフェ アモイ中華城店」を出店するなど、国内外で新規出店4店、不採算店6店を閉鎖し、当期末現在の店舗数は301店(直営店69店、FC店232店)となった。
売上高1,635百万円(同25.0%増)、営業利益七一百万円(同212.1%増)。
【トピックス】■「アロマフラッシュ」12年度モンドセレクションで2年連続『最高金賞』! アロマフラッシュ「鮮やかな香り キリマンジェロブレンド」が12年度モンドセレクションで『最高金賞』を2年連続して受賞した。また、2012年iTQi(国際味覚審査機構)では「真空パック(VP)スペシャルブレンド」が『優秀味覚賞「三ツ星」』を受賞するなど、同社製品の数々が世界で高く評価されている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:40
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