[IR企業情報]の記事一覧
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記事一覧 (03/05)カプコン、『バイオハザード レクイエム』世界販売500万本突破
記事一覧 (03/05)アンジェス、AV−001の熱傷治療で米FDA治験許可取得、血管漏出抑制薬の臨床評価へ
記事一覧 (03/05)オンコリスバイオファーマ、OBP−601研究が米ARPA−H採択、最大2200万ドル支援
記事一覧 (03/05)NTTグループ4社、IOWN活用の次世代オフィス検証、遠隔ICT環境で生産性向上へ
記事一覧 (03/05)楽天グループ、VEONとウズベキスタン通信高度化へ覚書、Open RANとAIで協業
記事一覧 (03/05)JR東海、東海道新幹線駅の入換効率化へ「線路開通システム」開発
記事一覧 (03/05)オリックス、杉孝GHD保有会社をカーライルへ売却、958億円で株式譲渡
記事一覧 (03/05)レナサイエンス、極細ディスポーザブル内視鏡の多施設臨床試験を完了
記事一覧 (03/05)UBE、欧州事業再編で新会社UPCE設立へ、化学品事業を集約
記事一覧 (03/05)ネクセラファーマ、韓国で不眠症治療薬ダリドレキサントの承認申請
記事一覧 (03/05)カナデビア、全固体電池事業をスズキへ譲渡、宇宙実証技術を電動モビリティ分野へ展開
記事一覧 (03/05)クロスキャット、26年3月期配当を3円増配し37円へ、クラウド・公共分野の受注拡大
記事一覧 (03/05)ジェイホールディングス、EV再生医療で臨床研究申請を開始
記事一覧 (03/04)ユビキタスAI、米SecEdgeと販売代理店契約、IoT/エッジ機器の国際セキュリティ対応を強化
記事一覧 (03/04)アステリア、宇宙ロボット開発向けシミュレーション基盤をJAOPSと構築
記事一覧 (03/04)富士山マガジンサービス、雑誌の日に東証スタンダード市場へ市場区分変更
記事一覧 (03/04)NEC、Jumbotailとインドのマスマーケット向け小売エコシステムの変革を目指した戦略的協業を開始
記事一覧 (03/04)ラクサス・テクノロジーズ、ピアリーとShaaS連携で基本合意、ブランドバッグシェアリングをOEM提供
記事一覧 (03/04)キヤノンと日本シノプシス、NEDO採択の次世代半導体設計プロジェクトに参画
記事一覧 (03/04)大和総研、KDDIのデータ管理刷新へAIマイグレーション開始
2026年03月05日

カプコン、『バイオハザード レクイエム』世界販売500万本突破

■シリーズ30周年の最新作、世界で高評価を獲得

 カプコン<9697>(東証プライム)は3月4日、2026年2月27日に発売したサバイバルホラーゲーム『バイオハザード レクイエム』の全世界販売本数が500万本を突破したと発表した。同作は今年3月に30周年を迎える「バイオハザード」シリーズの最新作であり、国内外のユーザーから高い評価を受け販売拡大につながったとしている。

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 同作は「震える恐怖」と「スリリングなアクション」の対比を高めたゲーム体験を特徴とし、自社開発エンジン「RE ENGINE」を採用。人物の肌や潤んだ瞳、揺れる髪の毛、光の透過表現などフォトリアルな描写を実現した。また、複数の難易度設定に加え、一人称視点と三人称視点をリアルタイムで切り替え可能とすることで、初心者から上級者まで幅広いユーザー層に対応した。

 さらに同作は、欧州最大級のゲームショウ「gamescom 2025」のアワードで「Most Epic」を含む4冠を獲得するなど発売前から高評価を獲得していた。「バイオハザード」シリーズは1996年の第1作発売以来、シリーズ累計販売本数1億8300万本(2025年12月31日時点)を記録するカプコンの代表的コンテンツであり、世界的な人気を維持している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:10 | IR企業情報

アンジェス、AV−001の熱傷治療で米FDA治験許可取得、血管漏出抑制薬の臨床評価へ

■重度熱傷患者の急性期蘇生治療を対象に臨床試験開始へ

 アンジェス<4563>(東証グロース)は3月5日8時30分、カナダのバイオ医薬品企業Vasomune Therapeuticsと共同開発するTie2受容体アゴニスト「Pegevongitide(AV−001)」について、重度熱傷患者の急性期蘇生治療を対象とした新薬臨床試験(IND)申請が米国食品医薬品局(FDA)により許可されたと発表した。これにより、同治療領域での臨床プログラム開始が可能となる。なお、今回の許可による2026年12月期連結業績への影響はないとしている。

 AV−001は、血管漏出を抑制するTie2アゴニストの注射製剤であり、血管内皮の安定化を通じて血管漏出や炎症を抑える新たな治療アプローチを特徴とする。現在は急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の予防・治療を対象とした臨床開発が進められており、Tie2/Angiopoietin−1シグナル伝達経路を標的とすることで血管機能を安定化させる。前臨床試験では血管漏出の低減と血行動態の改善が示されている。

 今回のFDAによるIND許可により、重度熱傷患者の蘇生過程におけるAV−001の安全性および有効性を評価する臨床試験が開始される見通しとなった。アンジェスは今後も同剤の開発を進め、血管漏出が関与する重篤疾患に対する新たな治療の実現を目指すとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:12 | IR企業情報

オンコリスバイオファーマ、OBP−601研究が米ARPA−H採択、最大2200万ドル支援

■ライセンス先Transposon社がPROSPRプログラムに採択

 オンコリスバイオファーマ<4588>(東証グロース)は3月5日8時30分、同社が米Transposon社へライセンスアウトしたLINE−1逆転写酵素阻害剤「OBP−601(TPN−101)」について、同社が米国の医療先端研究計画局(ARPA−H)の研究プログラム「PROSPR」に採択され、最大2200万ドルの研究開発支援を受けることが公表されたと発表した。研究資金は、研究の進捗や費用発生に応じてTransposon社および参画する研究機関へ支払われる予定である。

 OBP−601はLINE−1逆転写酵素を特異的に阻害する医薬品候補で、ヒトゲノム内のレトロトランスポゾン「LINE−1」の異常活性化が細胞老化や炎症反応を引き起こす可能性に着目して開発が進められている。LINE−1の制御異常によりDNAが過剰産生されると自然免疫応答が誘導され、神経変性疾患や自己免疫疾患、加齢関連疾患の病態形成に関与するとの知見がある。OBP−601は同逆転写酵素を阻害することで自然免疫の過剰活性化や炎症、細胞老化プロセスの抑制が期待される。

 今回の採択は、健康寿命の延伸を目的とする研究開発の一環として評価されたもの。ARPA−Hは2022年設立の米国機関で、生物医学や健康分野における高インパクト研究を支援している。同社によると、本件による2026年12月期業績への影響はないものの、OBP−601が加齢関連疾患領域における画期的新薬として開発が進展することに期待を示している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:08 | IR企業情報

NTTグループ4社、IOWN活用の次世代オフィス検証、遠隔ICT環境で生産性向上へ

■GPUなど高度ICT機器をオフィス外に集約、超低遅延ネットワークで遠隔利用

 NTT<9432>(東証プライム)グループのNTTドコモビジネス、NTTドコモソリューションズ、NTTアーバンソリューションズ、NTTファシリティーズの4社は3月4日、次世代ネットワーク「IOWN APN」を活用した新たなオフィスモデルの検証結果を発表した。高度なICT機器をオフィス外のデータセンターに集約し、遠隔利用することで、オフィスの省電力化と快適な働き方の実現をめざす取り組みである。

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 近年、建設・設計分野のBIM活用やゲーム・映像分野の高度映像処理、製造業におけるAI活用など、高度な計算資源を必要とする業務が拡大している。一方、GPUマシンなどの高性能機器をオフィス内で運用するには、電力消費や発熱対策、設置スペース確保などの設備負担が増大している。こうした課題に対し、IOWN APNによる超低遅延・高速通信を活用し、データセンターに機器を集約してオフィスから遠隔利用する構成の有効性を検証した。

 検証では、NTTドコモソリューションズの都内データセンターと、秋葉原UDXの「未来のオフィス 4×SCENE」、田町グランパークの共創空間「FL@T」を接続。100Gbps回線による非圧縮映像伝送、10Gbps回線による圧縮映像伝送、一般的なインターネット回線の3構成を比較した。ゲーム制作や建設・設計など計10社が参加し、映像品質や反応速度、業務活用可能性などを評価した結果、IOWN APN100Gbpsおよび10Gbpsの双方で90%以上が高評価となった。

 さらに、サーバー室をオフィス外へ集約することで、約50平方メートルのサーバー室削減により年間約50トン相当のCO2排出量削減効果が見込まれると試算した。オフィス空間の再設計や高度ICT環境の整備による人材獲得効果についても80%以上が支持した。今後は共創ワークプレイス「OPEN HUB Park」に検証環境を展示し、企業の声を取り入れながら本格導入を検討する。NTTが掲げる次世代通信基盤「IOWN」を活用し、超低消費電力社会を実現する「光の街」構想に向けた技術・ビジネス検討も進める方針である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:46 | IR企業情報

楽天グループ、VEONとウズベキスタン通信高度化へ覚書、Open RANとAIで協業

■クラウドネイティブネットワークとAI自動化で通信基盤を高度化

 楽天グループ<4755>(東証プライム)は3月4日、同社傘下の楽天シンフォニーとVEONグループのBeeline Uzbekistanが、ウズベキスタンにおけるOpen RAN(オープン無線アクセスネットワーク)の開発やAIを活用したネットワーク高度化、次世代デジタルプラットフォーム推進に向けた戦略的協業の覚書を締結したと発表した。両社は同国での通信インフラとデジタルサービスの高度化を図り、急速に拡大するデジタル経済の発展を支援する方針である。

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■eSIM・国際ローミングやIoT分野でも連携、デジタルサービス拡充

 同合意では、楽天が日本で培った通信ソフトウェアスタックやプラットフォームの知見を活用し、ネットワークの展開、最適化、開発、デジタルサービスなどの分野で協業枠組みを構築する。楽天グループサービスの1億以上の会員基盤や楽天モバイルの1000万回線超の運用経験を背景に、Open RANアーキテクチャー、AIによるネットワーク運用、次世代デジタルプラットフォーム、クラウドソリューション、グローバルIoTなどの優先技術分野で連携を深める。さらにeSIMや国際ローミング分野での協業も進める。

 Beeline Uzbekistanは2025年9月時点で770万人のモバイル契約者を有する。同社の市場基盤と楽天シンフォニーのクラウドネイティブネットワークや自動化アーキテクチャーの知見を組み合わせることで、同国の通信インフラ高度化とデジタルサービス拡充を図る。今回の覚書は、2023年に開始した楽天とVEONの協業を基盤とする取り組みであり、ウクライナやカザフスタンでも同様の協業検討が進んでいる。

 また同プロジェクトは、楽天モバイルが日本政府の支援のもと進めるOpen RANの世界的普及と通信サプライチェーン多様化を目的とする戦略の一環である。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の成果であるO−RANインテグレーション基盤技術を適用し、通信ネットワークの競争力と安全性の向上を図る。楽天シンフォニーはこれまでもインド、ベトナム、クウェート、ケニア、バングラデシュ、スリランカなどで同様の取り組みを展開している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:26 | IR企業情報

JR東海、東海道新幹線駅の入換効率化へ「線路開通システム」開発

■保守用車入換を自動化する新システム、計画作成時間8割削減へ

 JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東証プライム)は3月4日、東海道新幹線駅における保守用車の入換作業を効率化する「線路開通システム」を開発したと発表した。東海道新幹線では安全・安定輸送を維持するため、毎晩約50編成の保守用車を用いて軌道や電気設備の保守作業を実施しており、駅での方向転換や番線変更を伴う入換作業の効率化が課題となっていた。

 現行では、日中に保線所員が保守作業計画を基に駅ごとの線路配置に合わせた入換計画を手作業で作成し、夜間の作業では駅係員が分岐器を操作する形で作業を進めている。これに対し同システムでは、保守作業の計画から入換計画を自動作成できる仕組みを導入する。計画作成や駅係員との相互確認に要する時間を大幅に削減し、作業時間は約8割削減できる見込みで、人の注意力に依存していた工程を減らすことでヒューマンエラー防止と安全性向上を図る。

 さらに夜間の入換作業では、保守用車の作業責任者がタブレット端末を用いて分岐器を操作できるようにする。これにより駅係員との通話による確認や分岐器操作の負担を軽減し、計画された順番のみ操作可能とすることで誤操作を防止する。複数の保守用車を同時に入換することも可能となり、作業待ち時間の短縮にもつながる。運用開始は2029年7月を見込んでいる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:23 | IR企業情報

オリックス、杉孝GHD保有会社をカーライルへ売却、958億円で株式譲渡

■足場・仮設機材大手「杉孝」グループを巡る投資回収、4月中旬に株式譲渡実行予定

 オリックス<8591>(東証プライム)は3月4日、連結子会社であるSGKホールディングスの全株式を、米投資会社カーライル・グループが組成する特別目的会社(SPC)に譲渡すると発表した。譲渡主体は同社の連結子会社OPI2002投資事業組合で、保有する224万9999株(議決権割合90%)を全て譲渡する。譲渡価額は958億円で、株式譲渡の実行は2026年4月中旬を予定している。

 SGKホールディングスは、建設現場向け足場・仮設機材レンタル大手の杉孝を中核とする杉孝グループホールディングスの株式を保有するために設立された特別目的会社である。杉孝は石油プラントや橋梁補修など高い安全性が求められる工事向けに足場・仮設機材を提供してきた実績を持ち、建物情報を3Dモデルで管理するBIM(Building Information Modeling)を活用するなど、建設現場のデジタル化による業務効率化を進めている。オリックスは2020年の出資以降、ガバナンス強化や営業ネットワークを活用した事業支援を通じて企業価値向上に取り組んできた。

 建設業界では人手不足やインフレ進行などにより事業環境が変化しており、同社はインフラ投資分野で豊富な実績と経営支援ノウハウを持つカーライルを最適なパートナーと判断し、株式譲渡を決定した。今回の取引により、2027年3月期連結決算で約623億円の売却益を計上する見込み。オリックスは長期ビジョンと新3か年計画に基づき、ROE向上を目的としたキャピタルリサイクリングを進め、成長企業への投資と事業支援を継続する方針である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:21 | IR企業情報

レナサイエンス、極細ディスポーザブル内視鏡の多施設臨床試験を完了

■6施設共同試験で60例を評価、全症例で安全性を確認

 レナサイエンス<4889>(東証グロース)は3月4日、同社が開発したディスポーザブル極細内視鏡「経カテーテル腹腔鏡PD VIEW」に関する多施設共同臨床試験が完了したと発表した。同医療機器は腹膜透析(PD)患者の腹腔内を非侵襲的に観察することを目的に開発されたもので、日本腹膜透析医学会(JSPD)の支援研究事業として推進されてきた。聖路加国際病院や東京大学医学部附属病院など6施設が参加し、臨床的意義の検証を進めてきた。

 腹膜透析は在宅で実施可能な腎代替療法として患者の生活の質を維持できる一方、長期継続により腹膜機能の劣化や被包性腹膜硬化症(EPS)などの重篤な合併症が生じる可能性がある。従来は腹膜平衡試験(PET)や排液バイオマーカー測定、CTなどの検査が主な評価手段だったが、腹腔内部を直接観察することは困難だった。これに対し同機器は腹膜透析用カテーテルを通じて挿入できる外径約1mmのディスポーザブルファイバースコープで、腹腔内を低侵襲で可視化できる点が特徴である。

 臨床試験では腹膜透析開始後3カ月以上の外来患者60例を対象に、初回検査と12カ月後のフォローアップ検査を実施した。60例が初回検査を受け、49例が12カ月フォローアップを完了。全症例で安全に実施でき、有害事象は確認されなかった。腹膜やカテーテル内腔の肉眼所見を反復的に評価できる技術として、フィブリン沈着など臨床指針上重要な所見の観察が可能であり、腹膜透析患者の臨床評価を補完する実践的手法になると考えられるという。なお、2026年3月期業績への影響は現時点でないとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:20 | IR企業情報

UBE、欧州事業再編で新会社UPCE設立へ、化学品事業を集約

■中計「UBE Vision 2030」の一環、海外事業の統括体制を整備

 UBE<4208>(東証プライム)は3月4日、欧州子会社再編に伴い「UBE POLYMERS & CHEMICALS EUROPE S.L.U.」(UPCE)を設立すると発表した。2026年3月に設立予定で、既存子会社の事業を承継する新会社として化学品の製造・販売を担う。売上高は2025年3月期連結売上高の10%以上に相当する規模となる見込みで、東京証券取引所の開示規則に基づき公表した。

 今回の再編は中期経営計画「UBE Vision 2030 Transformation―2nd Stage―」の一環である。欧州では従来、100%子会社UBE CORPORATION EUROPE S.A.U.(UCE)を中心に事業を展開してきたが、2025年4月のウレタンシステムズ事業取得により傘下企業が増加した。これに対応するため、UPCEへ事業運営機能を移管し、UCEは欧州・南米地域を統括する地域統括会社として機能を担う体制へと改編する。

 新会社UPCEはスペイン・バレンシア州カステリョン市に設立予定で、化学品の製造・販売などを行う。設立時資本金は3000ユーロ、増資後は300万ユーロを予定する。UCEの事業(2025年3月期売上高649億11百万円)を承継することで、売上高は連結売上高4868億02百万円の10%以上となる見込みである。事業譲渡は2026年第2四半期を予定しており、同再編が連結業績に与える影響はないとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:18 | IR企業情報

ネクセラファーマ、韓国で不眠症治療薬ダリドレキサントの承認申請

■日本では「クービビック錠」として販売、韓国市場でアクセス拡大へ

 ネクセラファーマ<4565>(東証プライム)は3月4日、デュアルオレキシン受容体拮抗薬「ダリドレキサント」について、不眠症患者の治療を適応として韓国の食品医薬品安全処(MFDS)に製造販売承認申請を提出したと発表した。同剤は日本では塩野義製薬との提携のもと「クービビックR錠」として販売されている不眠症治療薬であり、今回の申請は韓国で実施した第V相試験の良好な結果を踏まえたものだ。

 韓国で実施された第V相試験では、不眠症の成人および高齢者を対象にダリドレキサント50mgを1日1回、28日間投与し、有効性と安全性を評価した。その結果、主要評価項目である主観的総睡眠時間(sTST)でプラセボと比べ有意な改善を示したほか、副次評価項目の睡眠潜時(sLSO)および入眠後覚醒時間(sWASO)でもいずれも有意差を達成した。有害事象の発現割合はダリドレキサント投与群13.41%、プラセボ群14.81%と同程度で、安全性面でも大きな差は認められなかった。

 韓国では成人人口の約15〜25%、約650万〜1100万人が不眠症に悩むとされ、市場ニーズは大きい。同社は今回の申請を韓国市場でのアクセス拡大に向けた重要な節目と位置付け、2027年の承認取得を見据え審査の進捗を注視する方針だ。なお同剤は米国、カナダ、欧州の一部ではIdorsia Pharmaceuticalsが、中国および香港ではSimcere Pharmaceutical Groupが販売を担当している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:16 | IR企業情報

カナデビア、全固体電池事業をスズキへ譲渡、宇宙実証技術を電動モビリティ分野へ展開

■宇宙環境で実証された全固体電池技術、電動モビリティ分野での展開を加速

 カナデビア<7004>(東証プライム)は3月4日、全固体電池事業をスズキ<7269>(東証プライム)に譲渡することを発表した。同日開催の取締役会で決議し、スズキと事業譲渡契約を締結した。譲渡期日は2026年7月1日を予定しており、対象は全固体電池の技術開発、設計、販売など同事業全体である。譲渡価額や対象事業の経営成績、資産・負債の詳細は守秘義務により非開示とし、決済方法は現金とした。

 同社は2006年から全固体電池の研究開発に取り組み、独自の乾式製法を用いた「AS−LiB」を開発した。液漏れのない高い安全性や耐環境性、広い温度域での動作が特徴で、宇宙や高温・真空など特殊環境向け用途に強みを持つ。2022年には宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同実証研究により、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の船外で全固体電池の充放電動作を宇宙曝露環境下で確認することに世界で初めて成功し、2024年には宇宙飛行証明書を受領した。

■2027年3月期に事業譲渡益約74億円を特別利益として計上見込み

 一方、近年は全固体電池分野で開発競争が激化しており、性能向上や量産体制の構築、販売強化を迅速に進める必要が高まっていた。電動モビリティやリチウムイオン電池の開発を手掛けるスズキに事業を引き継ぐことで、同技術のさらなる発展と産業界への展開を加速できると判断した。なお同事業譲渡に伴い、2027年3月期第2四半期の個別および連結決算で、事業譲渡益約74億円を特別利益として計上する見込みである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:15 | IR企業情報

クロスキャット、26年3月期配当を3円増配し37円へ、クラウド・公共分野の受注拡大

■連結配当性向35%以上を目標、業績拡大を背景に増配

 クロスキャット<2307>(東証プライム)は3月4日、2026年3月期の年間配当予想の修正(増配)を発表した。2025年5月13日に公表していた普通配当1株当たり34円の予想を3円引き上げ、37円とする。業績の堅調な拡大を背景に、株主還元の強化を図る。

 同社は株主への利益還元を経営の重要課題の一つと位置づけており、将来の事業展開や経営体質の強化に必要な内部留保を確保しつつ、安定した還元を行う方針だ。具体的には連結配当性向35%以上を目標とし、業績動向を踏まえた継続的な株主還元を基本方針としている。

 今期はクラウド関連分野や公共分野での受注が好調に推移し、業績が堅調に拡大している。こうした状況を踏まえ、従業員への還元を強化するとともに株主還元を一段と拡充する判断に至った。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:09 | IR企業情報

ジェイホールディングス、EV再生医療で臨床研究申請を開始

■尿道狭窄症向けEV療法で臨床研究へ

 ジェイホールディングス<2721>(東証スタンダード)は3月4日、連結子会社アドバンスト・リジェンテック(ART社)が進める再生医療関連事業において、「尿道損傷及び尿道狭窄症に対する経尿道的EV療法のためのEV製剤開発」に関する臨床研究開始に向けた申請手続きを開始したと発表した。防衛医科大学校病院 外傷・熱傷・事態対処医療センター再建部門の堀口明男教授が、同院で実施予定の再生医療計画について、再生医療等安全性確保法に基づく第二種再生医療等提供計画の申請を特定認定再生医療等委員会に対して開始した。

 尿道狭窄症は外傷や医療行為などにより尿道上皮や尿道海綿体の線維化が進み、尿道内腔が狭くなる難治性疾患で、排尿困難や再発を繰り返すことが多い。本研究では既存治療が抱える「再発率の高さ」と「侵襲の大きさ」という課題を克服する新たな治療概念を目指す。防衛医科大学校はART社との受託研究契約に基づき、歯髄由来間葉系幹細胞由来細胞外小胞製品「SHED−EV−L」を用い、自家組織と細胞外小胞を組み合わせたハイブリッド型再生医療モデルの構築を目指す。

 ART社はこれまで、細胞外小胞技術を基盤とする再生医療の研究開発を推進し、基礎研究(in vitro)や動物モデル研究(in vivo)で炎症制御や線維化抑制に関する有望なデータを取得してきた。同研究はそれらの成果を踏まえたヒト初回投与(First−in−Human)の探索的臨床研究に位置付けられ、安全性や実施可能性の確認を主目的とする。なお、同件が当期業績に与える影響は現時点で軽微としている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:07 | IR企業情報
2026年03月04日

ユビキタスAI、米SecEdgeと販売代理店契約、IoT/エッジ機器の国際セキュリティ対応を強化

■SEC−TPMとTPMソフトウェアの統合で導入負担を軽減

 ユビキタスAI<3858>(東証スタンダード)は3月4日、エッジデバイス向けデジタルセキュリティ企業のSecEdge(米ワシントン州)と販売代理店契約を締結したと発表した。TPM2.0準拠のファームウェアTPM(fTPM)「SEC−TPM」を日本市場で本格展開するほか、同製品と同社のTPMソフトウェアスタック「Ubiquitous TPM Security」との統合に向けた枠組みにも合意した。

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 近年、IoT機器やエッジデバイスではクラウド常時接続や遠隔アップデートが一般化し、改ざん防止や真正性確保などデバイスレベルのセキュリティが重要課題となっている。欧州サイバーレジリエンス法(CRA)やIEC62443、NISTガイドラインなど国際的なセキュリティ基準への対応も企業に求められているが、TPM実装には高度な技術理解やハードウェア変更が必要で、開発現場の負担が大きいとされてきた。

 SEC−TPMはTrusted Computing Group(TCG)が策定するTPM2.0に準拠したfTPMソリューションで、設計からアクティベーション、管理までを含むプロビジョニングサービスを備える。ArmTrustZoneなどのセキュアハードウェア上で動作し、NXP i.MX、STM32MP、NVIDIA Jetson Orinなど主要Armプラットフォームに対応する。両社は今後、TPM導入を容易にする環境整備を進め、日本のメーカーによるIoT/エッジ機器の国際セキュリティ基準対応と製品競争力向上を支援する方針である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:09 | IR企業情報

アステリア、宇宙ロボット開発向けシミュレーション基盤をJAOPSと構築

■仮想空間で宇宙環境を再現、開発工数98%削減など効率化を実現

 アステリア<3853>(東証プライム)の連結子会社であるアステリアARTとJAOPSは3月4日、宇宙環境を高精度に再現したロボットシミュレーションおよびテストプラットフォームの共同開発に着手すると発表した。宇宙ビジネスへの投資拡大が続く中、宇宙ロボティクス分野では地上での実地試験機会の不足やロケット打ち上げ機会への依存が開発コスト増大や検証遅延の要因となっており、こうした課題解決を狙う取り組みである。

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 アステリアARTはロボットアプリケーション向け継続的シミュレーションプラットフォーム「Artefacts」を開発・提供しており、実機や物理環境を準備せずにバーチャル空間でロボットの稼働テストやシミュレーションを一括管理できる開発環境を構築している。同プラットフォームを活用することで、従来の実機検証中心の開発に比べ、開発工数は98%以上、開発コストは50%以上削減でき、開発開始までの期間も数カ月から最短1日へ短縮可能となる。

 共同開発では、JAOPSが持つ宇宙ミッション運用の知見とアステリアARTのシミュレーション技術を融合し、実際のミッション運用を想定したシミュレーションおよびテスト環境を構築する。地上から宇宙環境を再現した検証を可能とし、ミッション運用前のリスク低減や開発サイクル短縮を図る。将来的には衛星運用管理や月面・惑星探査、有人宇宙活動など多様なミッションに対応する統合プラットフォームとして展開する計画である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:28 | IR企業情報

富士山マガジンサービス、雑誌の日に東証スタンダード市場へ市場区分変更

■書店減少の環境下で出版社と読者を結ぶビジネスモデルを強化

 富士山マガジンサービス<3138>(東証スタンダード)は3月4日、東京証券取引所グロース市場からスタンダード市場へ市場区分が変更されたと発表。2月25日付で同変更の承認を受けていたもので、同日付で正式に市場区分が切り替わった。なお、3月4日は同社が記念日として登録している「雑誌の日」に当たる。

 同社グループは「求めている読者に求めている雑誌を提供する」を企業理念に掲げ、雑誌定期購読サイト「Fujisan.co.jp」を通じて出版社と読者を結ぶサービスを展開している。書店数の減少により出版社が購読者を獲得する機会が減少する中、雑誌出版業界における流通プラットフォーマーとしての役割を担い、購読者と出版社をつなぐ事業基盤の強化を進めてきた。

 今後は雑誌関連事業に加え、新たなサービス領域への展開も進める。2024年から取り組むEdTech分野など、サブスクリプション型サービスの拡大を通じて事業領域を広げ、「雑誌のFujisan」から「Ikigai支援のFujisan」へと事業展開を加速させ、Ikigaiのプラットフォーマーとしての成長を目指す方針である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:16 | IR企業情報

NEC、Jumbotailとインドのマスマーケット向け小売エコシステムの変革を目指した戦略的協業を開始

■25万店超のKirana基盤と融合、B2Bコマースと在庫最適化を高度化

 NEC(日本電気)<6701>(東証プライム)は3月3日、Jumbotailとインドのマスマーケット向け小売エコシステムの変革を目指す戦略的協業の開始を発表した。協業の一環としてNECはJumbotailに出資する。インド国内に約1,900万店ある地域密着型のKiranaストアのDXを推進する構えである。

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 インド小売市場は、世帯の42%を占め約8,000億ドルの市場機会を持つ中間層「India 2」に支えられている。Jumbotailは25万店以上のKiranaにB2Bマーケットプレイスや物流、フィンテック、J24、GoldenEyeを統合した基盤を提供しており、同協業でNECのAIや小売ノウハウと融合させる。

 具体的には、AI活用による在庫率や運転資金の最適化、GTM型小売ソリューションの共同開発、J24の拡大支援を進める。エンタープライズグレードの技術を小規模事業者にも開放し、顧客維持率や収益性の向上を図ることで、インドのKirana小売バリューチェーンのデジタル化と近代化を目指す。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:06 | IR企業情報

ラクサス・テクノロジーズ、ピアリーとShaaS連携で基本合意、ブランドバッグシェアリングをOEM提供

■シェアリングプラットフォームをOEM提供、ブライダルシーンに新たなファッション体験

 ラクサス・テクノロジーズ<288A>(東証グロース)は3月3日、ブライダル関連EC・サービスを展開するピアリー(岐阜県羽島市)と、ShaaS(Sharing as a Service)連携に関する基本合意を締結したと発表した。ラクサスが提供するブランドバッグのシェアリングプラットフォームをShaaSとしてOEM提供し、ピアリーが新たにブランドバッグシェアリングサービスを展開することを目指す。なお、同件による同社業績への影響は軽微と見込む。

 連携の背景には、結婚式や前撮り、記念日などのブライダルシーンにおいて「所有」から「利用」へと価値観が変化している消費動向がある。ラクサスはエルメス、ルイ・ヴィトン、シャネルなどラグジュアリーブランドのバッグを定額・交換自由で提供するシェアリングサービスを展開し、創業以来バッグ廃棄ゼロの運用を継続してきた。一方、ピアリーは結婚準備や引き出物、内祝いなどライフイベントに関連するECやサービスを展開し、多くのカップルの利用実績を持つ。

 ShaaSは、ラクサスが構築したシェアリングサービスの仕組みを事業者向けにOEM提供するモデルである。同連携ではブランドバッグの在庫管理、真贋鑑定・品質管理、サービス基盤システム、運営オペレーションなどを一体提供する。これによりピアリーは自社のブライダル領域の顧客接点を活用し、特別な日に高級ブランドバッグを購入せず利用できる新たな体験を提供する。両社は今後、サービス内容やシステム連携、運営体制の詳細を協議し、事業化に向けた検討を進める方針だ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:02 | IR企業情報

キヤノンと日本シノプシス、NEDO採択の次世代半導体設計プロジェクトに参画

■「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」に採択、研究期間は原則5年

 キヤノン<7751>(東証プライム)は3月3日、日本シノプシスとともにNEDOの公募事業に採択された「先端半導体技術を活用した画像処理SoC技術開発」への参画を発表した。対象事業は「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/先端半導体製造技術の開発(助成)」である。研究期間は開始時点から原則5年(60か月)以内とする。

 同プロジェクトでは、キヤノンの画像処理技術と日本シノプシスの設計技術を融合し、2nm世代の微細プロセス技術とチップレット技術を組み合わせた次世代半導体の設計技術を開発する。複数チップの高密度統合により、従来の単一チップ構成では困難だった高性能かつ低消費電力の画像処理SoCの実現を目指す。

 ポスト5G時代の到来を背景に、IoTや自動運転、スマートシティ、遠隔医療などでリアルタイム画像処理需要が拡大している。両社はエッジ端末向けに高効率な画像処理とAI処理を可能とする半導体プラットフォームの確立に取り組み、日本の先端半導体技術開発と産業基盤強化への貢献を図る。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:55 | IR企業情報

大和総研、KDDIのデータ管理刷新へAIマイグレーション開始

■生成AI「Smartrans」でレガシー資産をモダナイズ

 大和証券グループ本社<8601>(東証プライム)グループの大和総研は3月3日、KDDI<9433>(東証プライム)のデータ管理システム刷新に向け、生成AIを活用したAIマイグレーションの取り組みを開始したと発表した。生成AIを活用したマイグレーションツール「Smartrans」を用い、大量データを扱うシステムのモダナイズを進める。

 Smartransは、コード変換・最適化・検証をAIが一貫して自動化する点が特長である。従来のサンプリングによるテストではなく、全件を対象とした突合検証を志向し、高精度な品質確認を実現する。さらに、多様なレガシー言語で構築された既存アプリケーションをLLMが解釈し、最新のデータ処理・アプリケーション基盤に適したモダンアーキテクチャへ書き換えることで、言語変換とモダナイズを同時に進める。

 今回の取り組みでは、既存バッチ資産のモダンアーキテクチャ化に向けた開発を推進する。今後は最新LLMの適用により最適化を図るほか、KDDIが公表しているGemini on Google Distributed Cloudを活用したAIデータセンター基盤との連携も進め、効率的で柔軟なシステムモダナイズを支援する。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:45 | IR企業情報