
今回のバージョンアップの大きな特徴は、Google Analyticsとの連動により、アクセスログ解析が行えるようなった点。Google Analyticsとの連動は、これまでPC版の電子ブックにおいて提供を行ってきたが、今回iPhone、iPad版の電子ブックにおいても解析が行えるようになった。
アクセスログ解析機能では、電子ブックへのアクセス数のほか、ページ滞在時間やどのページを拡大しているかなどを知ることができ、またPCで閲覧した結果、iPhoneで閲覧した結果などデバイス別にアクセス状況を確認することができる。
■顧客の動向を数字で把握できるためよりユーザーのニーズに合った電子ブックの提供が可能
これにより、電子ブックの作成者は、顧客の動向を数字で把握することができることから、よりユーザーのニーズに合った電子ブックの提供が可能となる。
更に今回のバージョンアップにおいては、ページ上で動画が再生される電子ブックの提供が可能となる「動画埋め込み機能」や電子ブック上にペンで自由に記入ができる「ペン書込み機能」の追加、電子ブックデータのダウンロード中も電子ブックの操作が出来る「バックグラウンドダウンロード機能」に対応した。
また、スターティアラボでは、ワンオーサリングマルチデバイス(一度の編集作業で複数のデバイスに合ったコンテンツの作成ができる)というコンセプトで開発を進めており、同機能は近日中にAndroid対応スマートフォンへの対応も行う予定。
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