■日本向け特化型AI開発を加速、東京科学大やソフトバンクなど採用
NVIDIA(エヌビディア)(NVDA:NASDAQ)は7月16日、日本の主要企業、スタートアップ、研究機関が「NVIDIA Nemotron」のオープンモデル、データ、ライブラリを活用し、業界特化型AIモデルやアプリケーションを構築していると発表した。日本の言語、産業、労働力のニーズに適応したAI開発を加速する。
高齢化や労働力構造の変化を背景に、国内では生産性の維持やイノベーションを支えるAI需要が拡大している。オープンモデルは、組織が自ら制御できるAIを用途に応じて検証、改善、展開、管理できる点が特徴。東京科学大学、ソフトバンク、SB Intuitions、Stockmarkなどが独自モデルの構築に採用した。
■日本語に強い基盤モデル、通信・産業用途へ展開
東京科学大学は日本語処理とリーズニング能力を高めた基盤モデル「Swallow」を開発。SB Intuitionsは国産生成AI「Sarashina」を学習させ、「Sarashina3 mini」はデジタル庁の特定のAI活用事例に選定された。ソフトバンクは通信業界向け「Large Telecom Model」を開発、導入した。
Stockmarkは「Nemotron 3 Nano Omni」ベースの日本語文書理解特化型モデルを公開した。avatarinは企業向けAIエージェントの日本語音声認識などを開発。ENEOSホールディングスは材料探索、NTTデータは「tsuzumi 2」の質問応答精度向上に活用する。日立製作所はIT・OTの知見と組み合わせ、複雑な業務プロセスの変革を支援する。
■モデル公開でカスタマイズと展開を支援
Sakana AIはモデルルーティング基盤「Fugu」にNemotronを統合し、タスクごとに最適なモデルを動的に選択できるようにした。Nemotronはモデルの重み、データセット、学習レシピを公開。開発者は「NVIDIA NeMo」で用途に合わせて最適化でき、「Hugging Face」などを通じて利用できる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:56
|
IR企業情報