■マレーシア第一号ユーザーとして、ゲームポータル運営会社に「WEB CAS」シリーズの提供が決定
エイジア<2352>(東マ)は17日、 RnA International(本社:タイ王国バンコク、以下RnA)と、今回新たにマレーシアでの販売業務委託を目的とした業務提携を発表した。
マレーシアは、ASEAN加盟国のなかでもシンガポールに次ぐGDP(一人あたり10,085ドル)を誇り、内需拡大を背景に、実質GDP成長率5.1%という堅調な経済成長を維持している。特にメールマーケティングの土壌ともいえるITインフラに関しては、近年スマートフォンやタブレット端末の普及を受け、モバイルデータ通信・ブロードバンドサービスの需要が高まっており、通信各社によるインフラ整備が進んでいる。また、安定した政治情勢、外資企業への各種税制優遇、自然災害の少ない地域特性などを背景に、2012年3月末時点で1,383社もの日本企業が進出している。また現在、政府主導で2020年までに先進国入りを目指す政策を推進中であり、購買力の高い中間所得層が増加傾向にある。
このような状況であることから、同社では、タイに続き、マレーシア市場での販売体制を構築するため、RnA社とマレーシアにおける同社製品の独占販売契約を締結し、新たに業務提携を行った。
今回の業務提携により、RnA社はマレーシアでメールマーケティングシステム「WEB CAS」シリーズの販売・マーケティング活動およびパートナー企業の開拓を行う。なおマレーシア第一号ユーザーとして、ゲームポータル運営会社であるFunnel Malaysia Sdn Bhd社に「WEB CAS」シリーズを提供することが既に決定している。
Funnel Malaysia Sdn Bhd社は、香港、上海、シンガポール、マレーシア、日本、韓国など、アジア地域でゲームポータルを運営するFunnel Groupのグループ会社。今回、約70万ユーザーに対してゲームの利用促進を行う目的で、メール配信システム「WEB CAS e−mail」を導入する。
なお、今回の業務提携が今期の連結業績に与える影響は、現在精査中であり、今後内容が明らかになった段階で速やかに開示するとしている。
>>エイジアのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:25
|
IR企業情報