■ECサイト構築から運用に関わる全ての過程でセキュリティ対策支援サービスを導入
ECサイト構築のリーディングカンパニーである
ソフトクリエイト<3371>(東2)とラックは、同社データセンターにて展開するECサイトを不正アクセスの脅威から守るため、ECサイト構築パッケージ「ecbeing」を活用したECサイト構築から運用に関わる全ての過程でセキュリティ対策支援サービスを導入する包括契約を締結し、ECサイトとして最高レベルの情報セキュリティ対策を実施することを発表。
同社は、99年に立ち上げた自社運営ネットショップ「特価COM」(09年3月期売上実績約27億円)の運用経験をベースに開発したECサイト構築パッケージ「ecbeing」を提供しており、ECパッケージソフトウェア部門で国内No.1 の実績(矢野経済研究所調べ)を有している。550サイト以上の実績を誇るECサイト構築パッケージ「ecbeing」は、中堅・大手企業を中心に様々な業界で導入され、そのほとんどが同社データセンターで運用されている。
■ラックとセキュリティ対策における包括契約により、幅広い脅威に対して対策を実施 近年、ECサイトへの攻撃手法が巧妙化し、不正浸入によるデータ改ざんや、顧客情報の漏洩などが大きな問題になっている。一般利用者と同じ通信手段(プロトコル)を利用してのファイアウォールの突破や、各種サービスの妨害・停止、ルート権限の奪取まで、その攻撃は実に多彩。こうした脅威からECサイトを守るためには、ログを詳細に解析して攻撃手法を検知する侵入検知システム(IDS)/侵入防止システム(IPS)の導入や統合脅威管理(UTM:Unified Threat Management)といったセキュリティソリューションが必要不可欠な状況になっている。特に、導入するだけではなく、導入後の的確な運用管理がセキュリティ対策の成否の鍵をにぎっているといっても過言ではない。
同社は、ネットショップ運営における最重要課題は、店舗と客がいつも安全な電子商取引を安心して実行できる環境の提供にあると考えている。円滑な電子商取引をおびやかす脅威に対して問題意識を持ち、今回ラックと取り交わしたセキュリティ対策における包括契約により、幅広い脅威に対して対策を実施し、セキュリティ品質を高める取り組みを開始した。
■今期予想PER8.4倍と割安であり見直し買いの継続が予想される セキュリティに対する関心は非常に高まっていて、同社の不正接続PC検知・排除システムL2Blockerの売上は、当初の予想の売上を半年で達成し、今期予想売上高を当初予想の数値の2倍に引き上げている。
消費者の購入形態もPCの普及と共にネット購入が各家庭に浸透してきていることから、EC(イーコマース)の売上高は年々高まってきている。
日本のイーコマースの市場規模は経済産業省によるとBtoCで6.7兆円と言われており、年間成長率は10%以上見込まれていることから、今後も市場規模は拡大することから同社のECサイト構築ビジネスのニーズは高まると共に、一方でセキュリティの重要性が高まる。
今回ラックとの業務提携により、同社の業界における基盤は更に強固なものとなる。
株価は、15日に1000円台となり、出来高を伴い急上昇している。11月の下旬から市場全体が活発化していたが、同社の出遅れがここにきて見直されたことによる。しかし、17日の株価は、1040円(前日比8円安)で、今期予想PER8.4倍と割安であることから、今後も見直し買いが継続するものと思われる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:50
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