■7機種のAndroid搭載スマートフォンに対応
スターティア<3393>(東マ)の子会社であるスターティアラボは、1月12日よりAndroidマーケットにて電子ブック閲覧用アプリ「ActiBook」を公開した。
今回、公開されるアプリ「ActiBook」は、Androidを搭載したスマートフォンから、電子ブックが閲覧できるようになるアプリケーションで、7機種のスマートフォンに対応していることが特長として挙げられる。また、本アプリはAndroidマーケットで無償公開される。
従来のAndroid用電子ブックアプリとの大きな違いは、7機種のスマートフォンに対応している点である。現在、Android対応を行っている他の電子ブック作成ソフトは、対応している機種が1〜2機種であり、また各機種毎で違った電子ブック閲覧アプリをダウンロードすることが必要であった。今回のAndroid対応では、当初より7機種のスマートフォンへの対応を行っている。
このため、Android搭載スマートフォンを利用する多くのユーザーからも電子ブックの閲覧が可能となることから、電子ブックの利用者がより増加してくると予想される。
また公開に伴い、Android対応の電子ブックが作成できるソフトウェア「アクティブック カスタム3」の提供開始及びSaaS型電子ブック作成サービス「ActiBookSaaS」もAndroidに対応する。
尚、電子ブックの作成においては、ワンオーサリングマルチデバイス(一つの編集操作で、各種電子端末向けの電子ブックを作成できる)という開発コンセプトを重視し、電子ブック制作者は一つの操作方法を覚えるのみで、Android搭載スマートフォンだけでなくiPhone、iPadなど他の端末にも対応した電子ブックを作成することが出来る。
今回のリリースについて、執行役員経営企画室長の後久正明氏に緊急インタヴュを行ったところ
「ワンオーサリングマルチデバイス(一度の編集作業で様々な機種での表示を最適化する機能)を表明しているスターティアとして、アンドロイド対応は必須事項であった。中期的な電子ブック作成ソフト対応としては、今回のアンドロイド対応により当社グループの電子ブック作成ソフト導入が加速すると予測する。今後も電子ブック作成ソフト業界を牽引し、デファクトスタンダードとなるべく、顧客の顕在化されているニーズは勿論のこと、様々な潜在的な部分まで掘り起こし、積極的な開発を進め、シェアを一気に拡大させる。」と語気を強めている。
>>スターティアのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:03
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