
ソリューションサービス事業の中では、いろいろなサービスを提供しているが、その中の一つに「スピード翻訳サービス」がある。このサービスは、07年から行っている。内容は、インターネットを経由して24時間いつでも、翻訳家が日本語と英・中・韓国語の翻訳を行う、クラウド型翻訳サービス。
依頼者は、ウェブサイト上の自動見積りシステムに必要事項を入力するだけで、その場で翻訳費用の見積りと納期の確認ができ、発注することができる。翻訳作業は、翻訳家が常時待機しているのでリアルタイムで行う。
一般的な翻訳会社のように書類やメールで依頼を出して返信を待つ必要がなく、依頼までにかかる作業時間の大幅な短縮を図ることで最短納期30分以内、2,100円のサービスを実現。また、翻訳は英語を母国語とする者やTOEICやTOFLEで高得点を取得し、かつGMOスピード翻訳株式会社の厳しい審査に合格している翻訳家が担当するので、ビジネスにも通用するクオリティの高さが保たれている。
従来の翻訳会社が、営業していない夜間や週末でも手軽にクオリティの高い翻訳作業を依頼できることから好評である。サービス開始以来、1万人以上(12月1日現時点)が利用している。
■国内の主要なポータルサイトとの契約を締結
自動翻訳サービスを提供しているポータルサイトからもサイト訪問者の幅広いニーズに対応するサービスであり、2010年末時点では、国内の主要なポータルサイト(@nifty、OCN、So−net、livedoor、Infoseek)との契約を締結。翻訳ポータルサイトからも直接スピード翻訳サービスを利用することができる。
更に、今年度は英語・語学書総合出版のアルクグループが運営するウェブサイト「SPACE ALC」やアリババマーケティングの子会社であるグローバルデスクが運営する企業の海外進出をサポートする「Global DESK」とも提携し、更なる販路拡大を実現。
今後も引き続き、販路拡大をすすめると同時に、対応可能な言語を増やしていく予定。
また、約2,000億円といわれる日本国内の翻訳マーケットをインターネット技術を武器に革新的なサービスで切り開く計画。
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