
九州地区には今年に入り、4月6日鹿児島営業所、7月6日長崎営業所、8月16日熊本営業所を開設している。今回の北九州営業所を開設したことで、今年4カ所目の九州営業所となる。
今10年12月期第2四半期累計期間の日本での主な活動を挙げると、地域密着サービスが出来る体制を構築するために、営業拠点の拡充を重要課題としていて、前期末の14拠点から第2四半期末には25拠点まで増やしている。今期中には31営業拠点を予定している。
■医療機関向けの「止まらないネットワーク」システム提供を推進
今期は、全国21ヶ所で「x900 Day 〜Solution Showcase〜」を開催する一方で、「学校ICTキャンペーン」の期間延長を行なうなど積極的な販売活動を実施している。更に、医療機関向けの「止まらないネットワーク」システム提供を推進した結果、各地での導入事例が増えている。
九州地区での直近の医療機関向けの導入事例は、医療法人社団 寿量会 熊本機能病院にコア・スイッチにVCS(Virtual Chassis Stacking)対応のx900シリーズ、ディストリビューション・スイッチにx600シリーズを導入し、機器と経路の冗長化による高い可用性と広帯域化を実現している。
同社の「止まらないネットワーク」システムは、順調に日本各地の病院への導入が進んでいることから、今10年12月期連結業績予想は、売上高393億6000万円(前期比15.1%増)、営業利益13億6000万円(同159.1%増)、経常利益10億6000万円(同77.6%増)、純利益6億4000万円(同31.7%増)と2桁増収大幅増益を見込む。
>>アライドテレシスホールディングスのMedia−IR企業情報