シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東証プライム)は23日、同社の子会社でエネルギーソリューションを提供するシナネン(東京都品川区)、および脱炭素経営企業、RE100参加企業等の顧客に対して脱炭素ソリューションを提供する株式会社クリーンエナジーコネクト(東京都千代田区)が、オフサイトコーポレートPPAサービスの仕組みを活用し、クリーンエナジーコネクトが開発した太陽光発電所から調達する再生可能エネルギー由来の電力をシナネンホールディングスの本社ビル(東京都品川区)に供給、及び環境価値の提供を11月から開始と発表した。オフサイトコーポレートPPAサービス(電力購入契約)とは、需要家が発電事業者から再生可能エネルギーの電力と環境価値を長期に購入する契約のことである。

■同PPAによる再生可能エネルギー電力の提供について
シナネンホールディングスおよびグループ5社は、2024年7月に東京都品川区東品川に建設した新本社ビルに移転し、稼働開始した。新しい本社ビルでは屋上に太陽光パネルを設置するとともに、シナネンから実質再生可能エネルギー由来100%の電力の供給を受けていたが、11月より、自社専用で追加性のある太陽光発電所から電力供給を受けられるコーポレートPPAのスキームを用いることになった。追加性とは企業の選択した調達方法が再生可能エネルギーへの投資を促進し、化石燃料の代替に繋がっているものを表すものである。
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