■国内最大のクラウド・Web関連の展示会
スターティア<3393>(東マ)と子会社のスターティアラボは11日から3日間東京ビッグサイトにて開催されている「クラウドコンピューティングEXPO」と「Web&モバイルマーケティングEXPO」に、それぞれ出展しており活況を呈していた。
スターティア 株式会社 常務執行役員経営企画室長の後久正明氏によれば国内最大のクラウド・Web関連の展示会である今回のEXPOに向けて、スターティアグループとしては開発に力を入れてきた経緯があり導入を検討している企業様だけでなく株主様や投資家の皆様にも積極的に来場して頂き当社の素晴らしいサービスを御覧になって頂きたいと話す。
また、東日本大震災では、企業におけるBCP(事業継続性計画)の重要性が見直される契機となっておりクラウドコンピューティングEXPOでは、オンラインストレージ「セキュアSAMBA」を全面に押し出している。
セキュアSAMBAは、クラウドによるファイルサーバサービスだが、オプションサービスとしてVPNによる暗号化通信とバックアップ用の大容量ストレージ、管理システムなどを用意。さらに専任の情報システム担当者を確保できない企業向けに、ネットワーク回線、バックアップ管理や運用のオペレーションなどをラインナップしたメニューとなっている。
先日リリースしたばかりのオンラインストレージ「セキュアSAMBA」をシャープのネットワーク対応複合機と組み合わせたドキュメント管理ソリューションも紹介している。これは、複合機でコピーした書類やFAXで受信した書類をPDFデータに変換して、自動的にクラウドのファイルサーバにバックアップするというものだ。紙媒体の資料の電子保存が可能になり、通常の文書管理から、災害時も書類の消失リスクに対する対策になる。もちろん保管されたデータをPCに転送したり、コピー機に出力したりもすることも可能とのこと。
現状保存データのフォーマットはPDFだが、今後JPEGにも対応する意向だと語った。
オンラインストレージ「セキュアSAMBA」は、日本郵政様にも導入頂いているほか、某大手公共放送会社でも導入頂く等品質についても、大規模エンタープライズ向けの帯域保障といったSLAにこそ対応していないが、サーバの稼働率は99.99%と、AmazonやSalesforceなどのサーバと比べ遜色のないものとなっていると自信を見せている。
電子ブック作成ソフトでトップブランドとして市場を先行している子会社のスターティアラボも、iPadやiPhone、Android端末などマルチデバイスを武器としてソリューションを行っており、今回のスターティアが提供するオンラインストレージ「セキュアSAMBA」も、グループとしてのその特徴を活かしiPadやiPhone、Android端末などマルチデバイスへの対応であり、災害時にはオフィスのPCが利用できなくなっても、スマートフォンやタブレットがあれば、クラウドデータやバックアップファイルにアクセスできるとのこと。
今後、更にスターティアのクラウドサービスと、スターティアラボの電子ブック作成ソフトとのシナジー効果を出し、他社が真似できないソリューションを一気に進めていきたいと語った。既にスターティアラボでは、先述のことを実現するような企画が上がってきていると付け加えた。
今回のオンラインストレージ「セキュアSAMBA」ではシャープ製の複合機との連携が取られており、先のリリースではスターティアラボの電子ブック作成ソフトが富士ゼロックスの「ネットプリント」に採用され、セブン-イレブンの複合機でプリントアウトが可能となるなど、非常に早いスピードで開発が進んでいるのではないかと感じられる。
常務執行役員経営企画室長の後久正明氏によれば、開発部門は顧客企業や最終需要化が便利になるというものを一生懸命開発しておりスターティアグループが電子ブック作成ソフトだけでなく、クラウドサービスへの広がりを感じてもらえるような展示となっており、3日間のブース来場予測の3倍実績で人気となっていて非常に嬉しいと語る。
スターティアグループでは、同業他社のような売切り型ではなく、継続してサービス提供をしていくストック型サービスを強化しており今後の成長を期待していただきたいと熱く語った。
>>スターティアのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:07
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