■給与明細書等の作成から配布に至る一連の業務のコスト削減、業務効率化を実現
インフォコム<4348>(JQ)のグループ会社であるインフォベックは、コンソーシアム方式で展開する完全Web−ERP「GRANDIT」の人事・給与モジュールの強化を目的に、給与明細ペーパーレスシステム製品との連携を実施したと発表。
GRANDITコンソーシアムでは、日本企業に最も適し、最新技術基盤を採用した「GRANDIT」のERP(経営資源管理)パッケージソフトウェアとしてのデファクトスタンダード(事実上の標準規格)化に向けた取り組みを進めており、これまでにコンソーシアム参加各社(13社)による様々なテンプレート(雛形)やアドオン(機能拡張)モジュール等の開発・販売を通じた製品ラインアップの拡充や販売体制の拡充に努め、04年5月の販売開始以来、コンソーシアム全体での累計受注社数は約460社となっている。
今回販売を開始する、「GRANDIT」とインターコムの給与明細ペーパーレスシステム「Web給金帳V3」の連携ソリューションは、完全Web製品であり豊富な導入実績を持つ「GRANDIT」と、給与明細書等の電子化システムとして豊富な導入実績を持つ「Web給金帳V3」を組み合わせる事で、ユーザビリティ、セキュリティ性に優れ、毎月発行が必要となる給与明細書等の作成から配布に至る一連の業務においてコスト削減及び業務効率化に効果を発揮し、環境負荷軽減にも寄与する新時代の人事・給与モジュールを実現。
■社員500人の企業では10分程度で実行 「Web給金帳V3」は、給与明細書や賞与明細書などを電子化/ペーパーレス化して、あらかじめ設定された方法で、パソコン、スマートフォンや携帯電話、複合機などへ自動配信するソフト。紙で配付していた明細を電子化し自動配信することにより、明細用紙のサプライコストや明細郵送コストを削減し、印刷、封入、封かん、仕分けなど給与業務担当者の作業負担も軽減できる。毎月の運用も、給与計算ソフトからのデータ読み込み、電子化、配信という3ステップで行え、社員500人の企業では10分程度で実行できる。
景気の先行きが不透明な昨今、企業ではコスト抑制の取り組みが例年以上に進んでいる。とりわけ人事部門においては、定型業務を効率化し付加価値業務へ重点化する転換を迫られており、新たなコスト削減および業務効率化の手段として定型業務のIT化に関心が高まっているため、「GRANDIT」と給与明細ペーパーレスシステム「Web給金帳V3」の連携ソリューションのニーズは高いと思われる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:42
|
IR企業情報