■第2四半期連結業績は増収増益と順調 BtoBの食品の電子商取引プラットフォーム「FOOS Info Mart」の業界標準化を進める
インフォマート<2492>(東マ)は、3日に今10年12月期第2四半期連結業績を発表した。
売上高14億6400万円(前年同期比4.7%増)、営業利益3億3200万円(同1.4%増)、経常利益3億3200万円(同1.5%増)、純利益1億9200万円(同0.7%増)と増収増益であった。
翌日4日に兜町平和ビルで決算説明会が開催された。
■ASP受発注システムの09年の取引高は約5000億円で、外食産業の総仕入れ額の7%まで伸びる 卸企業、メーカー、生産者等と、外食産業、ホテル、給食事業者は、同社の「FOODS Info Mart」を利用することで、効率的に売買取引できることから、利用企業社数は増加している。
同社が提供するサービスは、ASP商談システム、ASP規格書システム、ASP受発注システムと、昨年からスタートした卸企業と飲食店(個店)向けのASP受注・営業システムの4種類がある。
BtoBの食品の卸販売、仕入をASP受発注システム、ASP受注・営業システムを使用することで、これまで電話、ファックスで行っていた注文をWebで行えることから、業務の効率化が進んでいて、利用拡大シナジーで、卸会社のデータ受注率が加速度的に向上している。
ASP受発注システムでは、売り手企業1万6271社と買い手企業728社、1万5779店舗が日々の取引に使用している。09年の取引高は約5000億円で、外食産業の総仕入れ額の7%まで伸びてきている。
ASP受注・営業システムは売り手である卸48社と買い手である926店舗を結んでいる。開始したばかりであるが、6月には月間1億円の取引高になるほどで、今後の急成長が予想されている。
ASP商談システムは、売り手企業2177社、買い手企業2415社からなり、主に新規取引先の発掘に役立っている。
ASP規格書システムは、製造会社、卸会社、販売会社の間で商品情報の共有化に役立っている。また、商品情報を明確にすることで、安心・安全体制を構築している。メーカー機能を3243社、卸機能を75社、買い手機能を77社がそれぞれ活用している。
■FOODS Info Mart利用企業数は、2万1118社(前期末比878社増) 第2四半期末のFOODS Info Mart利用企業数は、2万1118社(前期末比878社増)、月額顧客単価は1万1880円(同522円増)と利用企業も客単価も伸びている」。
ASP受発注システムは、外食チェーンに加え、ホテル等の他業態での利用も進む一方で、キャンペーンによる売り手からの買い手の紹介が継続し、新規稼働が順調に進んでいる。
ASP受注・営業システムは、食品卸会社の稼働数は48社に増加し、先述しているように6月のシステム取引高は1億円を超えた。
ASP商談システムは、新規数減少により、利用企業数が減少している。
ASP規格書システムは、昨年のリニューアル効果により、食の安全・安心をサポートする商品規格書データベースとしての利用拡大が継続している。自社管理システムとしての導入も進んでいる。
海外ライセンス事業では、北京のパートナー企業、現地外食チェーンに向けASP受発注システムの利用を推進している。現在買い手企業1社が稼働している。
クラウドサービス事業では、メーカー・卸会社間のクラウド型プラットフォーム「FOODS Info Rise 販促支援システム」を6月にリリースした。現在卸会社113社が新規利用。メーカーの利用は8月から開始する。
■ASP受発注システムの売上高は対前年同期比13.6%増、営業利益は同19.5%増 サービス別の売上高、営業利益は、ASP商談システム4億1700万円(前年同期比20.8%減)、△3400万円(前年同期100万円)、ASP受発注システム9億100万円(同13.6%増)、4億2900万円(同19.5%増)、ASP規格書システム1億4500万円(同85.8%増)、2100万円(前年同期△1900万円)、海外ライセンス事業0円、△3300万円(同△1200万円)、クラウドサービスの営業利益△5000万円となっている。
サービス別の利用社数は、ASP商談システム4592社(前期末比250社減)、ASP受発注システム1万6999社(同995社増)、ASP規格書システム3470社(同275社増)、全体の利用者数は2万1118社(同878社増)。
月額顧客単価は、ASP規格書システム7427円(前年同期4484円)、ASP受発注システム9205円(同9234円)、ASP商談システム1万4803円(同1万4094円)となり、全体では1万1880円(同1万1358円)となっている。
今通期連結業績予想は、売上高34億4500万円(前期比17.0%増)、営業利益8億円(同10.0%増)、経常利益8億円(同10.0%増)、純利益4億6300万円(同14.0%増)と増収増益で今期も最高益更新を見込んでいる。
配当は年間6600円と600円の増配を予想。
■中期目標として2012年売上高50億円を目指す 特に今後取引高が拡大すると思われるASP受注・営業システムについての現況は、売り手である卸会社220社のうち既に取引用の画面が出来上がっているのが100社で、うち48社が取引を開始している。買い手の外食店は4376店舗あるが、6月にはそのうちの928店舗が取引を開始した。
「上半期で使用した販促費は1600万円で、まだ8400万円残っているので、残りの半年間で販促費を使用し、取引社数を拡大します」(村上勝照社長)と語った。
中期目標としては、まず、売上高成長率は前期比2ケタ増の継続を掲げている。次にFOODS Info Martの利用企業社数2万4000社、月額顧客単価1万7000円で、2012年に月額売上高4億円を目指し、年間売上高50億円の達成を目標としている。その時の売上高経常利益率は35%で、経常利益は18億円としている。
今期売上高34億4500万円で対前年比17.0%を見込んでいるので、このペースでいけば2年後の50億円は、ASP受発注システム、ASP受注・営業システムの成長により、達成可能な数字と思われる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:18
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