2009年01月28日

ダイハツデ 09年3月期3Q決算好調

ダイハツディーゼル株式会社 ダイハツディーゼル<6023>(大2)は本日、09年3月期第3四半期決算を発表した。
 売上高は51,720百万円(前年同期比18.5%増)、営業利益は5,596百万円(同52.6%増)、経常利益は5,504百万円(同57.1%増)、最終利益は2,759百万円(同49%増)と好調な業績を達成した。
 また3Q期間の売上は前年同四半期比20.9%増となるなど、好調さを維持していることが覗える。
 主力得意先である海運・造船業界は豊富な受注残を抱えており、主力の内燃機関関連事業における新造船向け発電用ディーゼルエンジンを中心に販売台数、売上とも増加したことが業績に大きく寄与した。またメンテナンス受注も好調で採算性の向上につながり、全ての段階で増益を達成するに至った。
 通期も売上高が前期比12.1%増、営業利益は同14.7%増、最終利益は同25.3%増と過去最高業績を見込む。
 その一方で株価は低迷が続き、本日終値は前日比22円高の525円となったものの、前日は一時500円の大台を割るなど、下値を切り下げるトレンドが続いている。よって今期予想PERは5倍台半ばと超低位株であり、早急に押し目買いを狙っていきたい。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:38 | IR企業情報

ファルコバイオ 1Q決算発表

ファルコバイオシステムズホームページ 臨床検査受託及び調剤薬局を展開するファルコバイオシステムズ<4671>(東大1)は本日、09年9月期第1四半期決算を発表した。
 売上高は9,840百万円(前年同期比5.8%増)、営業利益456百万円(同11.1%減)、経常利益406百万円(同13.8%減)、最終利益は100百万円の赤字となった。
 主力の臨床検査受託事業は新規開拓が進んだことで受託検体数が増加、周辺分野の、日本医師会が推進する「日医標準レセプトソフト(ORCA)」の導入支援・サポートサービスの実施や、検査結果照会システム「TASCAL for ASP」、「Healthcare TASCAL」及び診療所向け電子カルテシステム「@home Dr.」について拡販が進んだことが売上増に寄与、また調剤薬局事業も既存店舗の経営効率化で売上増につながった。
 しかし利益面においては検体集配にかかる費用等の販売費及び一般管理費が増加し営業・経常減益につながったほか、投資有価証券評価損を計上した結果、最終赤字を余儀なくされた。
 通期では引き続き臨床検査受託の新規開拓を進めていくほか、調剤薬局の経営効率化を引き続き進めていくことで増収を見込むほか、今年3月には調剤薬局を営む連結子会社3社を合併させることで全体の収益改善を目指し最終損益は増益を見込む。
 本日終値は前日比1円安の729円。今月5日には798円まで値を飛ばした株価は26日には700円の大台を割るなど、調整局面にある。同社はライバル他社の比較的手薄な西日本を主力地盤としており、収益上昇の可能性も高い。ここは押し目買い好機とも言える。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:57 | IR企業情報

アルインコ 3Q決算発表

アルインコホームページ 建設機材・住宅関連機器を主力事業とするアルインコ<5933>(東大2)が本日、09年3月期第3四半期決算を発表した。
 売上高は24,644百万円(前年同期比△10.3%)、営業利益1,078百万円(△27.0%)、経常利益1,058百万円(△35.7%)、最終利益565百万円(△32.3%)となった。
 下期以降のマンション・オフィスビルの着工延期・中止が増加、その煽りを受けて主力の建設機材関連事業及びレンタル事業の売上が減少、既往着工済み工事や改装工事に向けた機材の売上は堅調に推移したものの、全体の売上をカバーするには至らなかった。また円高進行に伴い、輸入コストは軽減されたため、一方の主力である住宅機器関連事業の利益率は改善したものの、建設機材関連事業やレンタル事業の落込みから結果としては営業減益、加えて為替差損の計上で経常・最終段階でも減益を余儀なくされた。
 通期も新設住宅着工件数の落込みが続くと予想されることから、建設関連・レンタル関連及び住宅機器関連何れも回復が期待出来ず、減収減益を見込んでいる。
 本日終値は前日比5円高の235円。今期予想PERは6倍を切っており、かなりの割安水準が続いている。よって配当利回りは本日終値換算で7.23%と超高配当。加えて3月20日権利確定で株主優待も実施する予定であり、インカム銘柄としては大変魅力が高い。株価が低位に沈んでいる今のうちに仕込んでおり、配当・優待取りしたいところである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:31 | IR企業情報

ユーシン11月期業績(連結)を修正

ユーシンホームページ ユーシン<6985>(東1)は、本日2時に08年11月期決算を発表するが、昨日、特別損益の発生と同期業績予想(連結)を修正すると発表した。
 ユーシン単体は、08年6月1日付で子会社の潟ーシン広島、潟ーシン東京、潟ーシン・コンピュータ・サービスおよび潟ーシンエンジニアリングを吸収合併したが、当該合併に伴い過年度に減損処理した子会社株式を消去した抱き合せ株式消滅差益を1,165百万円計上した。
 同連結ベースでは、@同社グループが保有する固定資産の再評価を行った結果、減損損失として623百万円、A投資有価証券評価損732百万円、B関係会社出資金の減損で関係会社出資金評価損353百万円をそれぞれ計上した。
 08年11月期連結決算修正後見込み数値は、売上高78,800百万円(前期比5.4%増)、営業利益4,700百万円(同96.8%増)、経常利益3,900百万円(同67.7%増)、当期純利益1,000百万円(同137百万円損失)。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:01 | IR企業情報

新明和工業 3Q決算発表

新明和工業ホームページ 特装車、飛行艇等の輸送用機器や産業機器メーカーである新明和工業(7224>(東大1)は27日、09年3月期第3四半期決算を発表した。
 それによれば受注高は89,404 百万円(前年同期比11.5%減)、売上高は87,396百万円(同7.0%減)となったほか、営業利益は1,597百万円の赤字、経常損益は1,867 百万円の赤字、純損益は2,637 百万円の赤字を余儀なくされた。
 主力事業である航空機セグメントにおいて、ボーイング社向け主翼スパーなどの売上が航空会社の経営環境悪化の煽りを受けて売上を大きく落としたほか、特装車セグメント、ポンプ製品や機械式駐車設備等を手掛ける産業機器セグメントも振るわず、結果として減収を余儀なくされた。
 損益面においても航空機セグメントの売上落込みで利益率が悪化、円高進行に伴う為替差損の発生も拡大し、全ての段階で赤字を余儀なくされた。
 通期も売上高が前期比7.2%減と低迷が続くものと見込まれるが、利益は前期比減益とはなるものの、経費の積極的な節減努力と、円高の一服で、全ての段階で黒字を確保する見込み。
 業績低迷と合わせて、株価も220円から250円のボックス圏での小動きで低迷が続く。ただ27日終値(232円)換算での配当利回りは4.31%と1部銘柄としては非常に高配当であり、インカム狙いの投資家にとっては底値圏に沈んでいる今が仕込み時とも言えよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:45 | IR企業情報

尾家産業 年初来高値更新 3Q決算控えさらなる上値追いとなるか

尾家産業ホームページ 業務用食品の卸売商社である尾家産業<7481>(東大1)は27日、終値895円を付け、年初来高値を更新した。既に今月15日には昨年12月16日の昨年来高値881円を上回ったが、その後も上値追いが続き、900円の大台を目指す展開となっている。
 今期は地域密着型営業活動を強化し、8月から9月にかけ全国13会場でいち早く新製品の紹介に取り組み、自社ブランド15商品を販売したほか、一部商品の値上げを実施、一方で物流効率化、販売費及び一般管理費の圧縮に努めた。その結果2Q売上高は321億99百万円(前年同期比7.9%増)、営業利益3億36百万円(同19.1%増)、経常利益4億35百万円(同75.4%増)、四半期純利益2億28百万円(同144.3%増)と増収増益の達成に成功している。
 今月30日には3Q決算の発表を控えているが、通期予想と合わせて好調な決算数値が見込まれている。今期予想PERは19倍強と特に割安感はないものの、3月末権利確定で株主優待も控えており、早急に押し目買いを狙っていきたいところ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:21 | IR企業情報

ケイブ 自己株式の取得終了を発表

ケイブホームページ ケイブ<3760>(大へ)は、27日に自己株式の取得終了を発表した。
 同社は、1月14日に開催された取締役会で、自己株式取得上限470株、取得価額総額上限4700万円、取得期間1月20日から2月13日までを条件に自己株式の取得を決議している。
 ところが1月26日までに上限の470株全部を取得したため、27日に自己株式の取得終了を発表となった。
 上限である470株を取得したことで、同社の信頼性は更に高まるものと予想される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 04:42 | IR企業情報
2009年01月27日

バリオセキュアネットワークス 自己株式の取得終了を発表

バリオセキュア・ネットワークスのホームページ バリオセキュア・ネットワークス<3809>(大へ)は、27日に自己株式の取得終了を発表。
 同社は、1月6日の取締役会で、自己株式の取得上限1000株、取得価額総額上限5000万円、期間1月7日から3月31日までの条件で自己株式の取得を決議した。
 決議に基づき、1月26日まで取得した自己株式数は725株、取得価額の総額は上限の5000万円とほぼ同額の4994万7400円となったため、自己株式取得の終了となった。

>>バリオセキュア・ネットワークスのIR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 21:05 | IR企業情報

スーパーツール 3Q決算発表

スーパーツールホームページ 作業工具・吊クランプ・クレーン等の主力メーカーであるスーパーツール<5990>(JQ)は本日、09年3月期第3四半期決算発表を行った。
 それによれば売上高は4,014 百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は598 百万円(同3.8%減)、経常利益は529 百万円(同9.1%減)、最終利益は321 百万円(前年同期比6.0%減)となった。
 下期以降、公共工事減少とマンション建設の頭打ちが鮮明化し、レンチ類、配管工具類等の作業工具の売上は僅かな伸びに留まったものの、造船・重機業界からの需要は堅調に推移し、吊クランプ等の産業
機器部門が前年同期比9.5%増となるなど、大きく増収に寄与した。しかし損益面においては鋼材をはじめとした原材料価格の高止まりと、円高に伴う輸出の鈍化で採算性が低下、全ての段階で減益を余儀なくされた。
 決算発表と同時に今通期業績予想の下方修正発表、修正後の数値では売上高が5,000百万円 (前期比2.1%減)、営業利益は650百万円(同18.8%減)、経常利益は600百万円 (同19.1%減)、最終利益は300百万円(同10.2%増)を見込む。下期以降の急速な円高進行による輸出売上の減少が続くことや、国内においても特に10月以降、製造業の設備投資抑制が鮮明化した影響により、国内販売の鈍化は避けられない見通しであることから、以上のような業績数値を発表した。
 今後は、生産技術面からの洗い直しの徹底を図り、いっそうのコスト低減を進めるほか、ブランド力の強化と差別化を徹底化するため、新分野向け製品の開発、ニッチ分野製品の開発、既存製品分野のモデルチェンジに注力していくことで収益改善を目指す。販売面では、地域販売店への積極的な販促活動とアフターメンテナンスの強化を目指すことで継続受注の確保を図っていく。
 
【株価診断】 建設不況の煽りを受けて株価はジリ下がりが続き、直近22日終値は270円。しかし同社製品はニッチな分野であり、比較的ライバル他社が少ないこともあり、収益モデルの改善が進めば、再び業績は上向く可能性が高い。実際、上期までは増収増益が続いていた。今期予想PERは7倍台半ばであり、よって配当利回りは22日終値換算で5.93%と高配当。本日の通期業績下方修正で悪材料は出尽くし感もあり、そろそろ下値を拾い、配当取りに向けて仕込んでいきたいところ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:39 | IR企業情報

キムラユニティ、減収減益ながら部門により明るさ(3Q業績)

 キムラユニティー<9368>(東1・名1)の09年3月期第3四半期連結業績は、連結売上高29,182百万円(前年同期比1.4%減)、営業利益237百万円(同70.9%減)、経常利益313百万円(同69.3%減)、四半期利益213百万円(同60.0%減)となった。
キムラユニティーホームページ 部門別の期中状況では部門ごとに増減があり斑模様となった。@物流サービスは、包装事業では主要顧客の国内外減産等により受注は減少したが、中国天津・広州の子会社の順調な拡大で増収となったが、格納器具製品事業は大幅な減収となり、物流サービス事業の売上高は前年同期比1.6%減し、営業利益は新規事業の収益改善が遅れ同66.3%減となった。A自動車サービスは、企画提案型営業を継続展開しリース契約が増加し売上高は前年同期比0.8%増となった。また、競争が激化する中、原価削減に注力した結果、利益も同8.5%増加した。Bその他部門は、自動車関連事業を中心とした急速な減速により派遣人数が減少し、売上高は前年同期比12.5%減少したが、情報サービス事業でのシステム開発体制整備によるコスト削減効果もあり、営業利益は同7.9%増加した。
 09年3月期通期連結業績は、下方修正し公表(1月15日開示)した数値を据え置き5期ぶりの減収・2期連続の経常減益を想定している。
なお、本日の株価は703円(前日比9円高:1/27日前場引値)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:08 | IR企業情報
2009年01月26日

日立ツールは第3四半期、環境悪化で売上伸び悩む

 日立ツール<5963>(東・大1)は、本日の取引終了後、09年3月期第3四半期連結業績を発表した。
 工具業界も、自動車・IT関連等の伸び悩みから業況への影響が懸念されていたが、同社グループも急激な受注伸び悩み等、売上高が前年同期比8.2%減と伸び悩み、営業利益も同25.6%減少した。
 通期連結業績については既に下方修正を発表(08年12月15日開示)しているが、期末配当金15円(年間配当金30円)は据置く予定。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:46 | IR企業情報

ダイトーケミ 3Q決算発表

ダイトーケミックスホームページ 感光性材料・印刷材料から医薬中間体製造を主力事業とするダイトーケミックス<4366>(大2)は本日、09年3月期第3四半期の決算発表を行った。
 それによれば売上高は前期比1.8%減の10,641百万円、営業利益は同59.6%減の244百万円、経常利益は同82%減の87百万円、最終利益は同98%減の6百万円となった。
 主力の「感光性材料及び印刷材料」分野は、g線・i線用材料と液晶用感光性材料、印刷材料が個人消費低迷の影響をダイレクトに受けて減収、「写真材料及び記録材料」分野も写真材料が減少したほか、医薬中間体の売上も低迷を余儀なくされた。
 利益面においても減収が直結し、全ての段階で減益を余儀なくされたが、経費節減が進み、当初予想されていた減益幅よりは改善された。
 通期も医薬中間体を中心に売上の減少が予想されているものの、全体としては小幅な増収を見込んでいる。一方利益面においては原料の高止まりから、営業・経常減益を見込む。
 ただし、株価的には本日終値が295円。今期予想PERは約13倍と割高感はない。この1ヶ月ほどはジリ安展開が続いており、来期への業績回復期待が感じられれば、今は押し目買い好機とも言えよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:52 | IR企業情報

サムティ 08年11月期決算発表

引け後のリリース明日の1本 マンション分譲及び不動産流動化事業を行うサムティ<3244>(大ヘ)は本日、08年11月期決算を発表した。
 それによれば売上高は22,048 百万円(前期比20.8%減)、営業利益は4,257百万円(同43.8%減)、経常利益は1,960 百万円(同64.7%減)、最終損失は△4,522 百万円となった。
サムティホームページ 既に今月23日に前通期業績下方修正を発表済みであるが、金融危機に伴う景気不透明感の強まりから、本来予定されていた分譲マンション(投資用を含む)や流動化事業における再生不動産の販売が延期・中止になった案件が多く発生したことで減収を余儀なくされた。
 また利益面においても減収が直接的に営業・経常減益につながったほか、保有資産に対する評価損や減損損失、投資有価証券評価損等合計6,239百万円を特別損失として計上した結果、最終赤字を余儀なくされた。
 今期は不動産市況低迷のいっそうの深刻化を免れないこと、一部の販売用不動産を固定資産に科目変更することから、減収及び営業・経常減益を見込む。ただし評価損・減損損失計上は減少すると予想し、最終黒字は確保する見込み。
 本日終値は前日比510円高の15810円。業界全体を取り巻く信用リスク増大も災いして、底値圏が続く。しかし取引先金融機関とは良好な関係を保持しているものと思われ、今期予想PER1.5倍という超低位株、しかも単元1株であり、現状16000円あれば株主になれる超割安株としてキャピタル狙いの投資家にとっては今仕込みのチャンスとも捉えられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:24 | IR企業情報
2009年01月25日

スターティア 自己株式取得の終了を発表

スターティアホームページ スターティア<3393>(東マ)は、23日引け後に自己株式取得の終了を発表した。
 08年10月15日の取締役会で、自己株式取得数上限200株、取得価額総額上限4400万円、期間08年10月16日から09年3月31日を条件に自己株式取得を決議している。
 ところが、1月の23日までに上限の200株を取得したことで、自己株式取得の終了となった。
 上限の200株全てを取得したことは、評価されることであり、投資家の信頼性は更に高まるものと思われる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 03:50 | IR企業情報
2009年01月24日

モリト 08年11月期決算発表

モリトホームページ 服飾用面ファスナーや汎用資材商社のモリト<9837>(大2)が23日、08年11月期決算を発表した。
 売上高は373億6400万円(前期比3.7%減)、営業利益16億2600万円(前期比11.9%増)、経常利益13億4300万円(前期比0.7%増)、当期純利益は10億1000万円(前期比1.6%増)となった。
 主力の汎用資材において、大口特得意先である自動車メーカーの変調でアームレスト等の内装加飾部品や内装ネット、エンブレムの売上が下期失速、デジカメ用の樹脂成型部品やストラップの売上も世界規模の需要低迷により急減した。また服飾資材関連においては上半期は中国、西南アジア市場でのホックの販売が堅調に推移し、調達先から販売権を取得した前カンやメンズアパレル向けのアジャスターが好調に推移したものの、下期以降はナショナルブランド向けの副資材の売上が減少、結果として全体の売上減少につながった。
 利益面においてはクラレ<3405>(東大1)グループと08年3月、事業・資本提携を行ったことに伴い、物流・加工業務を同グループ会社のクラレファスニングの丸岡工場(福井県)に集約したことで配送コストの低減につながり、全ての段階で増益を達成するに至った。
 今期は主力の服飾資材・汎用資材共に前期以上の需要減退が予想されることから、売上高で前期比11.7%減、営業利益で同32.4%減と大幅な減収減益を見込んでいる。しかしクラレグループと提携したことで、CO2削減につながる環境配慮型成形面ファスナーなどの拡販が期待される点は明るい材料である。
 
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:52 | IR企業情報

三洋ロジ 3Q決算堅調

三洋電機ロジスティクスホームページ 三洋電機ロジスティクス<9379>(JQ)が23日、09年3月期第3四半期決算を発表した。
 それによれば営業収益は28,847百万円(前年同四半期比2.2%減)、
営業利益は1,662百万円(同8.2%増)、経常利益は1,702百万円(同4.8%増)、最終利益は779百万円(同11.2%減)となった。
 主力の国内一般物流事業、国際物流事業は、世界的な景気失速に伴う家電製品の輸出入取扱量の減少、生産物流の低下により減収減益を余儀なくされたが、近年力を入れているロジスティクス・ソリューション事業において、既存顧客との取引拡大や、宅配・設置事業の取引拡大等を図ったことに伴い物流量が増加し、営業収益拡大に寄与した。また物流システムの構築・管理まで包括して請け負う3PLシステムの導入が進んだことで、倉庫内作業のオペレーション原価低減等に結びつき、営業・経常増益を達成するに至った。
 通期は前述3PLシステムの普及による利益率のアップ、拠点集約による経費節減効果及び流通系共同プラットフォームの導入に伴う流通系物流の取引拡大が見込まれることから、営業収益で前期比4.7%増、利益面においても全ての段階で増益を見込む。
 22日終値は前日比42円安の1019円。この1ヶ月間は1000円から1100円の間のボックス圏に入っており、小幅な値動きに留まっているが、今期予想PERは10倍を切っており、割安感は強い。期末に向けた業績の大幅な下ブレ懸念は少なく、押し目買い好機と言える。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33 | IR企業情報
2009年01月23日

エスティック 3Q決算好調

エスティックのホームページ ナットランナ(ネジ締め付け機器)の主力メーカーであるエスティック<6161>(東マ)が本日、09年3月期第3四半期決算を発表した。
 それによれば売上高は前年同期比35.8%増の19億700万円、営業利益は同42.6%増の3億2900万円、経常利益は同27%増の2億9200万円、最終利益は同18%増の1億6300万円と好調な業績を達成した。
 主力得意先である自動車メーカーの変調が同社の業績にとって憂慮される事態となってはいるが、期中においては中国、韓国を中心とした海外市場における自動車メーカーの設備投資が活発だったこともあり、主力製品であるナットランナ及びハンドナットランナの受注が堅調に推移した。また国内においても一昨年度後半から昨年度にかけて設備投資が抑えられてきたこともあり、今上期からの設備投資回復の波に乗り、受注が回復したことが増収増益につながった。
 今年4月よりリリースした新型ハンドナットランナも6月に開催した展示会でのPRやWEBカタログでのカスタマーサポートなどの効果もあり、好調な販売状況で推移していることも追い風となっている。
 通期でも売上高は前期比29.8%増、営業利益は同23.6%増、最終利益は同38.5%増と大幅な増収増益は見込む。

【株価診断】 今月5日の大発会では安値79300円と昨年来の底値圏でスタ−トしたが、翌6日には9万円の大台乗せを演じ、その後一度も大台を割ることなく、本日終値は9万円。それでも今期予想PERは5倍を割る割安水準である。また配当利回りは本日終値換算で5.56%とインカム銘柄としての魅力は非常に高い。今後の展開次第ではさらなる一段高、上値追いの可能性も秘めており、キャピタル・インカム双方狙える希少銘柄との見方も出来よう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:13 | IR企業情報

ニッケ 08年11月期決算発表

日本毛織ホームページ 日本毛織(ニッケ)<3201>(東大1)が22日、08年11月期決算発表を行った。
 売上高は101,674百万円(前期比1.1%減)、営業利益は6,984百万円(同4.1%増)、経常利益は6,945(同0.8%減)、最終利益は同4,035百万円(7.9%減)となった。
 主力の繊維事業において百貨店での高級素材の落込み、経費削減に伴う官公庁・製造業におけるユニフォーム需要の落込みが大きく減収を余儀なくされた。ただ部門別に観察すれば、ショッピングセンター事業、スポーツ事業や不動産事業が好調に推移し、これらの部門では増収を達成、営業増益につながった。
 今期は前期好調であったエンジニアリング事業が主力得意先である自動車業界の変調で減収を見込むほか、消費マインドのさらなる冷え込みで主力の繊維事業も回復が期待薄であることから、減収減益を見込む。
 22日終値(564円)換算での配当利回りは3.19%。加えて5月末権利確定で株主優待も実施しており、優待利回りを加えれば3%台後半にまで上昇し、インカム銘柄としての魅力は高い。権利取りに向けて今のうちに仕込んでおく妙味はある。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:18 | IR企業情報

アドアーズ 23日にメダルゲームマシン専門フロア「メダルファンタジア」をグランドオープン

アドアーズのホームページ アドアーズ<4712>(JQ)は、1月23日、全ての直営アミューズメント施設の第1号店となった、アドアーズミラノ店(新宿区歌舞伎町)で、メダルゲームマシン専門フロア「メダルファンタジア」をグランドオープンする。
 時流を見据え、新たな顧客開拓を目指した新業態第1弾のカジノラウンジaddict、第2弾のレトロスロット専門店アドスロに続く第3弾となる。
 アドアーズミラノ店の3階を全てメダルゲーム機で占有し、全店舗一の100種類以上のメダルマシンを揃える。主役は四半世紀前の大型競馬ゲーム「THE DERBY MkW」。その他にも往年の名機を揃えている。
 同社は、同業他社が消極策をとっているなかで、ピンチをチャンスと捉え、集客力のある駅前の好立地に出店し、高収益店舗数を増やす積極策を取り、業界の注目を浴びている。
 
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:38 | IR企業情報
2009年01月22日

夢真ホールディングス 第2四半期業績予想の上方修正を発表

夢真ホールディングスホームページ 夢真ホールディングス<2362>(大へ)は、21日の引け後に09年9月期第2四半期業績予想の上方修正を発表した。
 連結売上高予想は前回予想を1億7600万円上回る32億8200万円(予想比5.7%増)、経常利益は1億200万円上回る4億2200万円(同31.9%増)、純利益は4500万円上回る3億1400万円(同16.7%増)へとそれぞれ上方修正した。
 マンション不況が深まる中で、一般管理費の削減に努め、営業に傾注した結果、首都圏を中心に新規開拓が進む等、売上高は堅調に推移したことが主な要因となっている。
 なお、通期業績予想については、現在見通せないとのことで、11月22日に開示している業績予想を据え置いている。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 03:50 | IR企業情報