
■「ルイシャトレ戸田公園セレスタ」:今期業績への寄与を見込む

同社は、買取再販事業の第1号として未竣工物件「レヴィ亀戸」(総戸数78戸)を取得、建物完成後の7月に販売を開始している。同社では、ルイシャトレ戸田公園セレスタは完成済み物件であり、販売契約後速やかな引越しが可能な物件であることから今期業績への寄与を見込んでいる。
このルイシャトレ戸田公園セレスタは昨年11月に竣工。JR埼京線「戸田公園」駅の徒歩圏内にあり、ファミリータイプ、全戸南向き、駐車場100%完備で、住居間取りは3LDK〜4LDK(住居面積60.03平方メートル〜82.82平方メートル)。
このプロジェクトは6月24日業務提携したフィンテック グローバル社紹介により、金融系事業パートナーとの取組みにより取得したもの。
■1Q業績:売上高微減ながら損失大幅減少
同日発表した同社10年3月期第1四半期連結業績は、売上高微減で損失計上したが前年同期に比べ損失が大幅に減少した。売上高6,537百万円(前年同期比2.2%減)、営業損失384百万円(前年同期営業損失1,908百万円)、経常損失509百万円(同1,700百万円)、当期損失522百万円(同1,343百万円)。
事業別動向は、流動化事業で件数が3件で売上高2,714百万円(前年同期比176.3%増)が伸び営業損失16百万円(同1,179百万円損失)が減少した。マンション販売は売上戸数が12戸減少し売上高2,410百万円(同4.5%減)となったが営業損失は232百万円と半減した。
戸建販売は宅地分譲を含め47棟増の127棟を販売したが、売上高1,251百万円(同60.0%減)、営業利益65百万円(同35.6%減)に止まった。また、その他事業では、不動産仲介業が売上高159百万円(同262.8%増)、営業利益3百万円(同92百万円損失)と黒字計上した。
なお、第2四半期並びに通期業績見通しは5月15日公表数値を据え置いた。