2009年04月17日

アーバネットコーポレーション 下方修正だが配当2000円は据え置く

アーバネットコーポレーションホームページ■株式の流動性を高めるため1対2の株式分割も発表

 投資用マンションの1棟販売を行っているアーバネットコーポレーション<3242>(JQ)は、16日の引け後に09年6月期通期業績予想の下方修正を発表した。
 売上高は前回予想を53億1000万円下回る96億4000万円、営業利益は17億円下回る△14億5000万円、経常利益は17億円下回る△16億3000万円、純利益は18億5500万円下回る△18億2000万円となる予想。
 下方修正の理由は、銀行融資の厳格化により、個人投資家への販売が出来ず、ワンルーム販売会社への販売となったが、1棟販売とはいうものの戸別売上計上となることから販売期間が長期化するため、今期決算期間を超え、予定していた物件の計上が来期にずれ込むことと、棚卸資産評価損8億9600万円を計上するに至ったことが主な理由である。
 同社では昨年10月より代表取締役20%、その他全取締役10%の役員報酬カットを実施しているが、今回の下方修正に伴い、本年9月まで代表取締役40%、その他取締役12〜20%の役員報酬カットとし、追加で部長10%、課長5%の賃金カットを5月より今期末まで実施するほか、賞与の50%削減についても今期中は継続していくことを表明している。
 なお、期末配当については、従来予想どおり1株当たり2000円の配当を実施する。また、同日、6月30日最終の株主名簿及び実質株主名簿に記載された株主を対象に、1株につき2株の株式分割を行うことを発表している。発行済株式数1万7508株と少ないため、流動性を高めることで企業価値の向上を図ることが目的。
 世界的な信用収縮の煽りを受け、同社も業績の悪化は免れなかったが、これまでにも自社株買いをはじめ、何とか株主に報いるようにとの姿勢が窺える。
 今後の取り組みとしては、事業の再構築により今期末には第2四半期末従業員に比較して15%の人員削減を行うほか、徹底した経費削減に努め、全社一丸で来期黒字転換を実現する方針。来期はファミリーマンションの新築残戸物件再販事業に加え、ワンルームマンションの新築残戸物件再販事業を計画している。 

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 03:36 | IR企業情報
2009年04月16日

参天製薬 S高の大台乗せ

 眼科薬の国内トップメーカーである参天製薬<4536>(東大1)が一時、3,020円まで値を飛ばし、ストップ高の大台乗せを演じた。3000円の大台の乗ったのは約10ヶ月ぶりである。10時18分現在の株価は前日比215円高の2835円。
 前日発表された、緑内障・高眼圧症治療薬「タフルプロスト」の販売に関して、米国メルク社とライセンス契約を結んだというニュースを好感した動きと見られる。
 このライセンス契約により、参天製薬は契約時の一時金、今後のマイルストン及び売上に応じたロイヤリティ収入を見込めるほか、ドイツ・ポーランド市場においてはメルク社の販売支援を受けることが可能となり、収入・販路の大幅な拡大に繋がることが期待される。
 3月には眼内レンズ「MD−14」が米国の眼科医療機器メーカーの製品ラインナップに加えられるニュースが伝わるなど、ここ最近、好リリースが相次いで発表され、来期以降の業績向上への繋がりが見えれば、10年来高値である3,450円の更新となる可能性も出てきたと言えよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:43 | IR企業情報

セントラル警備保障 前09年2月期は最高益更新を達成

■主力の常駐警備は10.4%増

CSPのホームページ 15日引け後にセントラル警備保障<9740>(東1)は、前09年2月期の決算短信を発表した。連結売上高397億900万円(前々期比5.0%増)、営業利益17億6200万円(同1.7%増)、経常利益19億4200万円(同1.5%増)、10億6900万円(同7.9%増)と増収増益で最高益更新を達成した。
 同社の主力事業であるセキュリティ事業は、部門別に分けると、常駐警備、機械警備、運輸警備、工事・機器販売部門の4部門となる。
 各部門別の売上高を見ると、常駐警備部門は新規の大型施設で警備を開始する一方で、前々期に受注した大型警備が通年で売り上げに寄与した。また、北海道洞爺湖サミットによる臨時警備のニーズがあったことも加わり、売上高は206億3100万円(同10.4%増)と2ケタ増収であった。
 機械警備部門では、マンション・セキュリティ「HiSCT(ハイセクト・シリーズ)と「安心部屋」が堅調であった。また、昨年1月に発売した一般家庭向けセキュリティ「FG−i(ファミリーガードアイ)」に続き、賃貸マンション・セキュリティ「FG−i(プライベートエリアガードアイ)、小規模オフィスセキュリティ「BiZ Guard S(ビズガードエス)」を投入した結果、売上高は122億5600万円(同2.8%増)となった。
 運輸警備部門については、集配金・精査サービスの向上に努めた。売上高は26億6100万円(同1.7%増)。
 工事・機器販売部門では、Suica・PASMO・ICOCA等ICカードが利用できる入退室管理システム「centrics(セントリックス・シリーズ)」や機械警備付リサイクル型入出金機「アスコス」が堅調であった。AEDや住宅用火災警報器の販売も大きく伸びた。しかし、不動産業界の不振、設備投資の縮小、見直し、延期等の影響から、売上高は34億8100万円(同12.4%減)と2ケタの減収となった。
 その他の事業では、主に清掃業務や電気設備の保安業務等の建物総合管理サービスを中心に事業を運営している。売上高は6億7900万円(同7.0%増)と順調に伸びている。
 前期は06年3月からスタートした中期経営計画「CSPパワーアップ計画」の最終年度であったが、最高益更新で終了しているように中期経営計画は予定通りに達成された。
 今期は、厳しい経済環境の中で、更に業績を飛躍させる目的で、新中期経営計画「CSPニューパワーアップ計画」を策定し、スタートしている。
 しかし、今期連結業績予想は、売上高397億円(前期比0.0%減)、営業利益17億5000万円(同0.7%減)、経常利益19億3000万円(同0.6%減)、純利益9億9000万円(同7.4%減)と減収減益を見込んでいるが、洞爺湖サミットの特需がなくなった影響もあると思われる。
 同社のビジネスモデは、警備の受注件数が増加するとともに売上も拡大するストック型。しかも、Suica・PASMO・ICOCA等ICカードが利用できる入退室管理システム「centrics(セントリックス・シリーズ)」を開発していることで、鉄道関連施設に強く、今後も継続的に成長すると予想される。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:16 | IR企業情報

SKジャパン 決算発表

エスケイジャパンホームページ アミューズメント施設向けグッズの卸売、バラエティーグッズの小売業を営むエスケイジャパン<7608>(東大1)は15日、09年2月期決算を発表した。
 家庭用ゲーム機の普及や、景気減速に伴う節約志向の高まりを受けて主力取引先であるアミューズメント施設向け卸売が大幅に減少、ヒット商品も今期は不在で、卸売事業の売上高は前期比21.4%の減少を余儀なくされた。また小売事業において、バラエティーストア「ナカヌキヤ」を期中に3店舗閉鎖したことに伴う売上減少から、同事業は前期比65.5%の大幅減を余儀なくされた。
 その結果、通期連結売上高は前期比37.1%減の9,264百万円に留まった。
 損益面についても不採算業務の改善、経費節減を押し進めたものの、売上減少の勢いに追いつかず、437百万円の営業損失、476百万円の経常損失を余儀なくされたほか、不採算店舗整理損などの計上により、最終損失は789百万円の赤字を余儀なくされた。
 今期も個人消費低迷に伴い、アミューズメント施設向け、小売店舗とも厳しい経営環境が続くと予想されることから、売上高は前期比2.9%の減少を見込む。ただし損益面については、非効率業務や不採算業務の改善、一般経費の削減等による収益性の改善を図ることで、全ての段階での黒字化を見込む。

 【株価診断】 株価は4月2日の年初来高値198円まで値を伸ばした後、天井感からその後、徐々に下降ラインに転じ、昨日終値は前日比10円安の175円。
 今回の発表は既に織り込まれており、株価に与える影響は大きくないと予想されるが、今期は年間12円配当に戻す見込みで(前期は9円に減配)、配当利回りは6.86%と高配当。インカム銘柄としては魅力が高く、下値拾いする妙味はあるか。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:27 | IR企業情報
2009年04月15日

スタイライフ コスメ事業を強化

■完全子会社2社を合併

スタイライフのホームページ スタイライフ<3037>(大へ)は15日引け後、コスメ事業を強化するために同社全額出資の子会社ハイマックス(福岡県筑紫郡)、カサデロミカ(東京都港区)を6月1日付で合併させると発表した。
 ハイマックスは、化粧品の企画・開発・販売を行っている。特に、電話によるカウンセリング営業を強みとしている。一方のカサデロミカは、専門医や化粧品原料研究者と共に開発されたクオリティの高いコスメ商品の企画・開発・販売を行っている。この2社を合併することで、ハイマックスの営業力によるカサデロミカ商品の販路拡大、販売力強化により、コスメ事業の高収益化を図る方針。
 合併は吸収合併方式により、ハイマックスを存続会社とする。同社の完全子会社同士の合併なので、合併比率の取り決め、新株発行、資本金の増加等は無い。
 同社は、アパレルを中心としたファッション系eコマース事業において80万人を超える女性顧客を獲得していることから、コスメ事業を強化することで、高いシナジー効果が期待できると予想される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 23:01 | IR企業情報

ビューティ花壇が台湾最大手と胡蝶蘭切花の国内独占販売契約結ぶ

■胡蝶蘭の生花祭壇、新商品『花蝶』を販売を開始

ビューティ花壇ホームページ ビューティ花壇<3041>(東マ)の子会社である美麗花壇股フェン有限公司(台北市)が台湾の大手胡蝶蘭生産者、台霖生物科技股フェン公司(台南縣)と日本市場における胡蝶蘭切花の独占販売契約を結ぶことで合意した。
 台湾は胡蝶蘭はじめアジアの主要花き生産国であることから、同社は06年より台湾最大手の葬儀ビジネス業者龍厳人本服務股フェン有限公司と合弁で美麗花壇股フェン有限公司を設立し、日本市場向けの花き調達・輸出拠点としての機能強化を図ってきたが、同社は今回の契約により一年間を通じて大量の胡蝶蘭を安定した価格と品質で調達できることになる。これに伴い日本市場での胡蝶蘭切花の花き市場、生花店、葬儀社生花部への卸販売を開始した。
胡蝶蘭 また、同社は昨年10月から華道家假屋崎省吾氏のプロデュースによる生花祭壇「KARIYAZAKI SHOGO PRESTIGE LINE」を最高級生花祭壇として販売しているが、それに次ぐプレミアムラインとして胡蝶蘭切花をふんだんに使うことで、「美しい自然の景色と大切な人との別れを心に美しく残したい」という願いをコンセプトに生花祭壇「花蝶(かちょう)」を開発し、4月15日から販売を開始した。
 新商品「花蝶」は、同社の今後の主力商品として提案・販売する。スタンダードの生花祭壇に比べ単価の高いプレミアムラインの販売を拡大することで、受注単価の引き上げと収益の増加を図る戦略商品である。
 これらの事業の業績への本格的寄与は10年6月期からとなるが、美麗花壇股フェン有限公司では初年度16万本、次年度30万本、3年目50万本の輸入を計画しており、ビューティ花壇にとっては、先に発表した「スポーツエンターテイメントレストラン」への投資(4/10付既報)に伴うウェディング装花事業、庭園「イングリッシュガーデン」の施工・管理、そして「花蝶」の販売(10年の売り上げ2億円見込む)など事業の拡充により成長エンジンが強化され、同社の大きな飛躍が期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:12 | IR企業情報

リヒトラブ 決算発表

リヒトラブのHP ファイル・バインダー等の事務用品メーカー、リヒトラブ<7975>(大名2)は本日、09年2月期決算を発表した。
 それによれば連結売上高は、特に下期の景気低迷に伴う法人需要の減少により、主力のファイル部門において価格競争が激化したこと、またバインダー・クリヤーブック部門においても高付加価値商品の売上低迷で、前期比4.2%減の96億1百万円に留まった。
 また損益についても、売上減少と原材料コストの高止まりで採算性の低下を余儀なくされ、営業損益は74百万円の赤字、経常損益は79百万円の赤字となった。また最終損益は、固定資産廃棄損及びたな卸資産評価損等による特別損失1億5千3百万円を計上したことに加え、繰延税金資産1億5千5百万円の取り崩し等により、3億2千8百万円の赤字を余儀なくされた。
 今期については、ベトナムの生産子会社LIHIT LAB.VIETNAM INC.の生産比重を高めることで、価格競争力のアップを目指すほか、商品機能やデザイン性を向上させた新商品を提供することで、他社との製品差別化を図り、新規需要の掘り起こしを強化する。
 よって今通期連結売上高は前期比1.6%増、営業損益から最終損益全ての段階で黒字転換を見込む。

 【株価診断】 本日終値は前日比3円安の192円。今回発表された決算内容を見る限り、上値追いするにはやや材料不足か。ただ、今期は増収・黒字転換を見込んでおり、例えば増配などが視野に入ってくるようであれば、年初来高値220円を更新する展開も期待出来るであろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:46 | IR企業情報

ダイケン 決算発表

ダイケンホームページ 建築金物・外装用建材メーカーのダイケン<5900>(JQ)は14日、09年2月期決算を発表した。
 上期に改正建築基準法の影響で住宅着工件数が減少したことに加え、下期は景気後退により、取引先である不動産業者の破たんや、市場悪化による設備投資の抑制の影響で受注が減少、売上高は前期比12.2%減の114億74百万に留まった。
 また損益面においては、原材料高騰の影響で営業利益は前期比50.1%減の3億30百万円、経常利益は同50.9%減の2億99百万円となったほか、繰延税金資産60百万円を取り崩し法人税等調整額(税金費用)に計上したことにより最終利益は同76.0%減の84百万円に留まった。
 今期も引き続き設備投資の低迷、大型案件の延期・中止とした動きが発生すると見込まれることから、低リスクな工期の短い案件、比較的需要の堅調な福祉関連施設向け建築金物、外装用建材の拡販に注力していく方針。また収益性の低い製品の見直しや、販売管理費の低減、仕入原価や配送コストなどの低減を積極的に図ることで利益率の改善を目指す。今期は鋼材やアルミ、ステンレスなど一部原材料価格の低下も見込まれており、営業利益率の改善が期待される。
 結果として、売上高は前期比1.5%減を見込むが、営業利益は前期比60.2%増、経常利益は同67%増、最終利益は同171.6%増を見込む。

 【株価診断】 株価自体は値段の付かない日も多く、直近株価は4月6日の333円。今年に入り、300円から350円の比較的狭いレンジでの小動きに終始している。
 ただし、建築関連ということもあり、今期予想PERは約8.5倍という超割安銘柄。配当利回りも直近で約3.6%と高配当。期末には株主優待も実施しインカム銘柄としての魅力は高い。
 10年来安値が今年3月6日に付けた310円であることを考慮すれば今はまさに底値圏であり、今がまさに下値拾い好機と言えよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:59 | IR企業情報

テークスグループ 試験機事業の営業利益191.4%増

株式会社 テークスグループ■デジタル事業は大幅増収増益

 14日にテークスグループ<7719>(東2)は、前09年2月期連結業績を発表した。
 売上高62億1500万円(前々期比13.7%増)、営業利益2億2400万円(前々期△3億2000万円)、経常利益1億9200万円(同△4億1300万円)、純利益2億2100万円(同△22億8200万円)と2ケタ増収、大幅増益で黒字転換となった。
 自動車関連業界や鉄鋼業界からの試験機需要が急激に落ち込み、締結部材業界でも原材料高や建築基準法改正による建設着工の大幅減少等により厳しい状況であった。しかし、IT業界では、既存のネットワーク関連サービスは堅調に推移した。
 事業別に見ると、試験機事業では、標準動力計の受注は伸び悩んだが、試験機事業全体の売上は増加し、売上高30億6100万円(同16.6%増)、営業利益3億8300万円(同191.4%増)と2ケタ増収、大幅増益。試験機事業は受注から売上まで数カ月要する案件が多く、前期の業績に不況の影響は比較的少なかった。
 民生品事業は、原材料の高騰や人件費の上昇、景気の悪化、電気用品に対する安全性の要求の厳格化に伴うコスト増大等により、売上・利益とも減少した結果、売上高20億3400万円(同16.9%減)、営業利益△8700万円(前々期△1億4000万円)。更に、棚卸資産評価損1300万円が発生し、特別損失として計上している。
 デジタル事業は、新たに開始したアップローダーレンタルは低迷したものの、関連機器販売は堅調に推移したため、売上高6億1900万円(同241.5%増)、営業利益1億7000万円(同230.4%増)と大幅増収増益を達成。なお、アップローダーのレンタル先との事業変更に伴い、固定資産を売却したことで、売却益1000万円を特別利益として計上。
 ゆるみ止めナット事業は、従来製品に加え、ハイパーロードナットの出荷を5月より開始し、広範な業界への活発な販売活動を展開した結果、売上高5億円(同259.5%増)、営業利益3900万円(前々期△5600万円)と大幅増収黒字転換となった。
 また、特別利益として固定資産受贈益7500万円、特別損失として土地売却損1100万円が計上されている。
 業績が好転したため、純資産は6億100万円増加し、34億7900万円となり、自己資本比率は9.8ポイントと大幅に改善し、51.8%となっている。
 今期業績に関しては、景気後退の影響により厳しい状況が続くと判断しているため、売上高54億5000万円(前期比12.3%減)、営業利益2600万円(同88.4%減)、経常利益△2100万円、純利益△2300万円を見込んでいる。
 売上の主力である試験機事業への不況の影響が今期に出てくるのが響く。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 04:42 | IR企業情報
2009年04月14日

日電線 決算発表及び単元株変更

日本電線工業のHP 計測・制御用電線の主力メーカーである日本電線工業<5817>(大2)が本日、09年2月期決算を発表した。
 売上高は、改正建築基準法の施行による受注減の影響をまともに受けたほか、銅価下落に伴う販売価格の低下、石化材料価格の高騰等の影響で採算性の悪化も余儀なくされ、売上高は5,123,148千円(前期比17.0%減)、経費節減が売上の減少に追いつかず、営業利益50,757千円(前期比82.3%減)、経常利益60,990千円(前期比79.2%減)となった。さらに特別損失として役員退職慰労引当金繰入額、工場移転費用等を計上したことにより、最終損益は273,497千円の赤字を余儀なくされた。
 今期も景気原則に伴う建築・設備投資の減退が続くと見込まれることから、売上高は前期比10.2%減を見込むが、生産性の効率向上、経費削減をいっそう押し進めることで、営業利益は前期比254.6%増、経常利益は同227.9%増、たな卸資産評価損等の計上を予定しているものの、営業・経常増益で最終利益も黒字化を見込む。
 同時に本日、今年6月1日付けで単元株を1,000株から100株へ変更する決議をしたことを発表、個人投資家を中心に投資促進を図っていく方針。

 【株価診断】 値段の付かない日が多く、直近株価は4月2日の333円。出来高数も1,000株から2,000株と少ないのがネックである。
 ただ現状の株価水準では今期予想PER30倍を切る比較的割安水準。また昨年11月28日に付けた10年来安値が298円と、底値圏で推移しているのが現状である。
 しかし配当利回りは約4.5%と高配当で、インカム銘柄としては魅力。今回の単元株数を下げたことで投資しやすくなることから、下値を拾ってインカム狙いするのも悪くない。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:22 | IR企業情報
2009年04月13日

期待の社長:元ホンダ副社長の入交昭一郎氏が社長就任で業績回復に期待

■東証1部の値上り率63%とトップ

 旭テック<5606>が13日(月)、東証1部値上がり率トップとなった。前週末10日(金)の終値36円に対し、13日の終値は59円と63.8%の上昇。上昇率弟2位の日本アジア<8518>の50.9%を大きく上回った。
 同社のこの日の高値は64円まであった。高値まで取れば実に8割近い上昇率。特に、材料が出たわけではない。業績は低迷。09年3月期は売上高30.8減の2185億円、営業損益では67億円の赤字見通し。特に、当期損益では04年3月期以来の赤字継続で長期無配が続いている。
 にもかかわらず株価の急伸。推測されることとしては、4月1日から入交昭一郎会長が会長兼社長に就任したことがある。特に、入交社長は本田技研(現ホンダ<7267>)の副社長を務めた経歴を持つことから、今後、ホンダとの関係強化などで収益の回復が期待されている。折しも、マーケットでは自動車株が人気となっている。同社も自動車用ホイールを手がけ自動車人気に乗る。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:37 | IR企業情報

京進 決算発表

京進のHP 京都・大阪・滋賀を中心に難関中学・高校及び大学受験を目指した学習塾を展開する京進<4735>(大2)が本日、09年2月期決算を発表した。
 それによれば連結売上高は、小中部で4校、高校部で1校、個別指導部で2校の新設開校を行ったものの、小中部において集客が計画通り進展しなかったことが影響し、前期比5.2%減の11,657百万円に留まった。
 一方、損益面においては、全社的な経費削減を進めた結果、営業利益は305百万円(前期比15.3%増)、経常利益は238百万円(同20.2%増)を達成、最終利益も賞与引当金戻入益104百万円を特別利益に計上した結果、前期の赤字から59百万円の黒字転換に成功した。
 今期は、前期より導入している自立型人間育成プログラム“リーチング”等の新教育商材の開発・導入を強化するほか、少子化の進む環境下において、的確な教室展開によるサービス提供エリアの拡大、個別指導教室や英会話教室の運営を強化することで様々な教育ニーズに応える環境を提供し、生徒数の増加に繋げていく方針。
 その結果、今連結売上高は前期比1%増、営業利益は同0.1%増、最終利益は同153.6%増を見込む。尚、今期は前期比3円増の4.75円の期末配当を実施する予定。

 【株価診断】 3月12日に年初来安値となる160円まで下げたが、底値感からその後持ち直し、本日終値は前日比2円高の192円。この1ヶ月程は200円が一つのフシとなった小幅な値動きに留まっている。
 既に今月9日、前期末決算の業績予想修正を発表しており、株価には織り込み済みであることから、本日の発表が株価に与える影響は大きくないと思われるが、それでも今期末増配予想で、配当利回りは本日終値換算で2.47%あり、その辺りが好感材料となるか。今期予想PERは10倍強の割安株であり、下値を拾う妙味はある。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:03 | IR企業情報

シスウェーブ 前09年3月期業績予想の修正を発表

■売上、営業・経常利益は前回予想を上回る

6636hp 10日にLSIのテスト開発受託を主力とするシスウェーブ<6636>(JQ)の前09年3月期業績予想の修正が発表された。
 前回予想を売上高1億4000万円、営業利益3300万円、経常利益5400万円それぞれ上回る、売上高25億4000万円(前回予想比5.9%増)、営業利益1億5300万円(同27.8%増)、経常利益1億7400万円(同45.6%増)となる見込み。純利益は早期退職優遇制度の実施により特別損失4400万円を計上するため前回予想を1500万円下回る4800万円(同24.4%減)となる。
 LSI開発事業では、半導体業界のカーエレクトロニクス、デジタル家電分野に経営資源をシフトし、営業活動を強化したことで、主要顧客からのテスト評価業務の受注が増加した。一方、システム開発事業は予想通りの結果となる見通し。
 前09年3月期業績予想は対前々期比で売上高12.0%増、営業利益36.6%増、経常利益48.7%増、純利益5.9%減。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:39 | IR企業情報

ハブ 09年2月期も最高益更新を達成

■900円増配の3400円配当を発表

ハブホームページ 首都圏を中心に英国風居酒屋HUBを多店舗展開しているハブ<3030>(大へ)の前09年2月期決算が10日引け後に発表された。
 売上高49億8900万円(前々期比15.9%増)、営業利益2億2900万円(同19.7%増)、経常利益2億4100万円(同17.4%増)、純利益1億2500万円(同23.9%増)と2ケタ増収増益を達成し最高益更新を達成した。
 同社では外食産業の基本であるクオリティ、サービス、クリンリネスの向上に取り組んで顧客満足度を高めている。前期の既存店の売上高は104.2%(対前々期比)、客数107.5%(同)と好調に推移し、売上高は26カ月連続、客数は35カ月連続で前年実績を上回った(但しワールドカップ特需のあった07年6月は省く)。
 また、店舗出店については、HUB業態6店舗、82業態店舗2店舗を出店し、前期末店舗総数は53店舗となった。
 今期のスローガンは、「凡児徹底」で「あたり前のことをあたり前にできる会社の仕組み」を再構築し、顧客満足度を更に一層高める方針。
 今期業績予想は、売上高56億8800万円(前期比14.0%増)、営業利益2億6200万円(同14.4%増)、経常利益2億6000万円(同7.9%増)、当期純利益1億3000万円(同4.0%増)と増収増益で最高益更新を見込む。
 今期に入って、3月の売上速報では、既に2ケタの増収を達成し、4月には新規出店2店舗を発表するなど順調なスタートを切っている。
 また、同日09年2月期末の増配を発表している。前回予想の期末配当は3300円、今回は100円上回る3400円(08年2月期配当2500円)と900円の増配となる。

 【株価診断】 業績は不況にもかかわらず最高益更新で、しかも毎期増配を継続している。しかし、株価は前期1株当たり純資産11万971円を割り込む9万円台で推移している。まずは、1株当たり純資産までは戻したうえで、今期1株当たり純利益1万442円を加えた12万1413円までの戻しが期待される。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:25 | IR企業情報
2009年04月12日

日本ライフライン 第4四半期売上高の速報を発表

■保険償還価格の改定を跳ね返し第4四半期は8.5%増収

日本ライフラインのホームページ 心臓のペースメーカーの販売を主力とする日本ライフライン<7575>(JQ)は、10日に前09年3月期の第4四半期売上高の速報を発表した。
 第4四半期の売上高は52億300万円(前年同期比8.5%増)と保険償還価格の改定という逆風を跳ね返し増収。
 セグメント別の売上高を見ると、リズムディバイス26億5200万円(同14.1%増)、EP/アブレーション10億300万円(同25.1%増)、外科関連8億6600万円(同12.9%減)、インターベンション6億8100万円(同1.6%増)と外科関連以外は増収となった。
 外科関連は、血液浄化装置・回路、人工心肺回路、人工血管などの製造、輸入、販売を行っているJUNKEN MEDICAL社(旧ウベ循研)を買収して、2月17日付で同社の子会社とし、4月1日よりJUNKEN MEDICAL社製の国内初の人工血管J Graftシリーズの販売を開始している。これまで販売してきたバスクテック社製の人工血管の販売を3月末で終了している。今後は、JUNKEN MEDICAL社製に切替えていく方針。尚、売上が減少した要因は、人工弁および人工心肺関連製品の売上が低迷したため。
 先述しているように、昨年4月の保険償還価格引き下げにより、全体の売上が約8%下落する影響を受けている。中でも主力のペースメーカーの価格は13.0%強の引き下げとなっている。そのような環境の中、第4四半期で8.5%増収を達成したことは評価される。

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スターティア ファシリティ事業部門をMACオフィスが事業継承

スターティアホームページ■各事業部門の再編を実施

 10日引け後にスターティア<3393>(東マ)は、同社のファシリティ事業部門を会社分割の方法により分割し、MACオフィス(本社:大阪府大阪市)が承継することを決定し、同時にMACオフィスの第三者割当増資を引き受けることを決議したと発表。
 同社は、東京・大阪・福岡の中堅・中小企業に対して、主にオフィス内の情報通信関連サービスを提供している。また、ファシリティ事業部門では、顧客企業の新オフィスの開設や移転、改装に伴う内装設計・施工・原状回復工事等を行っている。
 今回、同事業部門をMACオフィスに承継するのは、より効果的に経営資源を再配分することで、顧客企業の高まるニーズに応えることが出来ると判断したため。
 第三者割当増資の概要は、引受株式数600株、引受価額は1株につき5万円(第三者機関による査定を実施)、引受価額の総額は3000万円、発行株式総数の42.86%を保有する。MACオフィスは同社の持分法適用会社となり、スターティアは取締役1名を派遣する。払込期日は5月29日を予定している。
 MACオフィスは1966年の創業で、企業の移転、開設、改装等に伴うオフィスの企画、設計、デザイン、各種工事を主力事業としている。前08年5月期の業績は売上高4億9400万円(前々期比21.9%増)、営業利益900万円(同1637.8%増)、経常利益1000万円(同724.8%増)、純利益700万円(同1374.6%増)。過去3年の売上高の推移は、06年5月期3億7300万円、07年5月期4億600万円、08年5月期4億9400万円と順調に伸びている。今後は、同社のグループとして加わることで、更に売上拡大が予想される。
 同社は、各事業部門の再編を実施している。人材派遣業務のスターティアレナジーの事業譲渡、インターネットメディアコンテンツ関連事業部の分社化によるスターティアラボの設立等である。今回のファシリティ事業部門の分割もその流れに沿ったもの。事業再編を行うことで、各事業領域の競争力を高める事で、事業拡大を図る方針。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:14 | IR企業情報
2009年04月10日

MORESCO 決算発表及びOEM契約締結合意

MORESCO 松村石油研究所ホームページ 特殊潤滑油、ホットメルトなどの化学品メーカーである松村石油研究所(MORESCO)<5018>(東2)は本日、09年2月期決算発表を行った。
 それによれば連結売上高は、下期、特に11月以降に、主要販売先である自動車業界、鉄鋼、エレクトロニクス業界等の在庫調整や生産調整の影響を受け受注が低迷、13,659 百万円と前期比0.8%の減収となった。ホットメルト、流動パラフィンは堅調に推移したものの、主力の特殊潤滑油が前期比10%以上の落ち込みを余儀なくされた影響が大きかった。
 また損益面においては減収に伴い、営業利益は前期比65.8%減の295百万円、経常利益は前期比56.8%減の400 百万円、最終利益は投資有価証券評価損の計上から、前期比66.2%減の185 百万円に留まった。
 今期も国内・海外とも引き続き厳しい市況が続くと見込まれることから、売上高は前期比10.7%減、営業利益は同49.2%減、最終利益も同35.1%減を見込む。
 なお、本日、同社は今年9月1日付けで正式商号を現在の松村石油研究所からMORESCOに変更することを発表。またダイカスト用離型剤の国内トップメーカーである渇ヤ野(本社:神戸市西区)と、同社が製造・販売するダイカスト用離型剤およびプランジャー潤滑剤について製造委託(OEM)契約を締結すること、さらに同社のダイカスト用離型剤等の製造・販売事業の譲り受けを検討することに関し基本合意書を締結したことを合わせて発表した。
 今回のOEM契約により、固定費削減効果が期待されるほか、花野のダイカスト用離型剤等の事業を譲り受けた場合には、製品ラインアップの充実化、研究開発・生産・販売効率の向上が期待され、また同じ神戸市に本社を置く企業ということで、ダイカスト用の潤滑剤関連製品において、シナジー効果を発揮出来るものと判断し、今回の締結に至った。
 今後、同社の業績にどの程度貢献出来るか、注目である。

 【株価診断】 本日終値は前日比18円高の300円。4月に入り、300円が一つのフシ目となっている。
 今回の発表は好悪入り乱れた内容であり、同社の株価に与える影響は結果としては小さいか。今期予想PERも約116倍と割高感があり、当面は様子見といったところ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:06 | IR企業情報

ビューティ花壇はスポーツエンタメ・レストランへ投資

ビューティ花壇ホームページ ビューティ花壇<3041>(東マ)は、(株)サンライズジャパン(本社:東京都渋谷区・資本金1億6,750万円・代表取締役社長兵頭慶爾氏=サンライズ社)が09年9月に恵比寿ガーデンプレイス内(サッポロビール本社前)にオープンする予定のスポーツエンターテイメントレストラン(一般にはMLBカフェと呼ばれている)へ150百万円の投資をすることを決めた。
 また、このレストランに併設されるウェディングハウス「Duo DOMO:デュオ ドォーモ」と現在サンライズ社が運営している婚礼式場のブライダル装花を受注することが決まった。
 レストラン及びDuo DOMOは、企画・運営で「ドレス」「司会・演出」「装花」「写真」「ジュエリー」の各分野の専門事業者とのコラボレーションによる新しい形態のブライダル・ビジネスを視野に事業パートナーの選定をおこなっていたが、ビューティ社は既にサンライズ社の運営する結婚式場「アンジェパティオ」のブライダル装花を受注していること、子会社クラウンガーデネックスが熊本のホテル・レストラン等にブライダル装花を40年提供してきた実績があること、並びに冠婚葬祭の生花業者唯一の上場企業であることなどが評価され、装花の分野で事業パートナーに選ばれた。
 今回の投資による業績への本格的寄与は来期以降になるが、サンライズ社が運営する結婚式場2つを合わせた年間約450件のウェディング装花の装飾が予定されるのに加え、スポーツエンターテイメントレストランの敷地内に新設される庭園「イングリッシュガーデン」の施行、庭園のメンテナンス管理を受託することが決まっており、同社プランツスケープ事業への貢献が見込め、売り上げ増への効果として年間1億円を見込んでいる。
 なお、投資額の内30%の4,500 万円を開業から5年で償却、残る105百万円は開業4か月目より60回払いで株式会社サンライズジャパンより返還される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:00 | IR企業情報

ワッツ 2Q決算発表

ワッツホームページ 「meets(ミーツ)」、「シルク」などの100円ショップを展開するワッツ<2735>(JQ)は本日、09年8月期第2四半期決算を発表した。
 それによれば連結売上高は161億77百万円(前年同期比1.6%減)、営業利益は5億14百万円(同6.1%減)、経常利益は5億3百万円(同1.4%減)、最終利益は3億37百万円(同55.5%増)となった。
 2Q時点における店舗数は20店舗増加したものの、新型発注機の導入に時間を要し、既存店の店舗運営に支障をきたしたことから減収を余儀なくされた。また損益面については減収の影響により営業・経常減益となったが、最終利益はグループ内の組織再編に伴う子会社株式消滅差益682百万円を計上したことから、大幅な増益につながった。
 通期は前述新型発注機の導入も軌道に乗るほか、新店効果及びタイバンコクに設立した子会社が6月に開店する店舗の売上が加わることから、連結売上高は前期比1.1%増、営業利益は同10.2%増、最終利益は同40.8%増を見込む。

 【株価診断】 直近株価は昨日9日に付けた73000円。ここ1ヶ月はボックス圏内の小動きに終始している。今回の決算発表も大方の予想の範囲内で株価への影響は少ないであろう。
 ただ今期における希少な増収増益銘柄であり、今期予想PERが4倍を切る超低位株であることを考えれば、下値を拾っておく価値は高い。昨今の景況感の中で100円ショップという業態が追い風になっている点も無視出来ない。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:22 | IR企業情報

中北製作所 3Q決算発表

中北製作所ホームページ 自動調節弁、バルブの主力メーカーである中北製作所<6496>(大2)が本日、09年5月期第3四半期決算を発表した。
 それによれば3Q売上高は、工程管理の精度アップと生産性向上を目指したコンピューターシステム(新NAPS)が軌道に乗ったことで生産性が向上し、20,841百万円(対前年同期比13.8%増)を達成。自動調節弁、バタフライ弁、遠隔操作装置と主力製品の増収が大きく売上増加に寄与した。ただ受注残高は、主要販売先である造船業界において、年明けから新規案件の引き合いが殆どストップしたほか、一方の陸上部門も実績のあるガスタービン用バルブや、今後期待される原子力発電プラント関連の受注が低迷したことから、前年同期に比べ減少を余儀なくされた。
 損益面においては、前述採算ラインの向上で、営業・経常増益を達成したが、株式市場の急落を受け、投資有価証券評価損613百万円を特別損失として計上したことから、最終利益は減益を余儀なくされた。
 通期は第4四半期も生産環境、受注環境とも同様の流れが続くと予想されることから、売上高は前期比9%増、営業利益は同12.8%増、最終利益は今回の投資有価証券評価損計上により、同2.1%減を見込む。

 【株価診断】 今年3月10日に年初来安値となる367円まで下げた株価は、割安感と好業績への期待感からその後上値追いの展開となり、同月30日には年初来高値となる619円まで値を飛ばした。
 本日終値は前日比5円高の598円。高値は600円。600円が現在フシ目となっている様子。今回の決算発表は今までの上昇で織込済みであり、本日の決算発表が大きな影響を与える可能性は少ないであろう。
 ただ直近でも今期予想PERは10倍を切る割安株であり、相場の動き、他社業績の展開によっては一段高の可能性も十分ある。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:54 | IR企業情報