■走行時の車体に対する前後変位、左右変位等の計測が可能
ひずみゲージを使った応力計測業界でトップの共和電業<6853>(東1)は、9月2日に開催された今第2四半期決算説明会で、アライメント計測システムという自動車の操縦安定性能試験分野で使用される新製品を発表した。アライメントセンサとは、車体とホイールの間にセンサを取付け、走行時の車体に対するホイールの変位などの挙動を計測するもので、操縦時の安定性の向上を図るために用いられる。
走行時の車体に対する前後変位、左右変位、上下変位および舵角度変化、キャンバー角度変化の計測が可能な画期的な計測システムで、装置の小型化を実現し、同時にアーム部に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を使用していることから、軽量化も図られている。また、取付け方法が他社製品に比べ非常に簡易で、短時間で完了できるうえに、取付けた状態で、ボンネットの開閉が可能なので、車両のメンテナンスが容易である。

■操安分野において共和製品による総合的な計測システムの提供が可能となる
今回新製品を開発したことにより、同社の自動車分野における既存の計測機器「操舵力角計」「踏力計」「加速度計」「ホイール6分力計」などと併用可能となり、操安分野において共和製品による総合的な計測システムの提供が可能になった。
また、アダプタを使用することで、他社製品(すべり角センサ等)の取付けが可能。
今後は、操安分野のみでなく強度分野でも要求があるため、耐振性や耐衝撃性の向上を図り強度試験分野へも展開していく方針。
基本価格は1輪当り480万円で、11年12月までに20台(輪)の販売を見込んでいる。
世界でトップクラスの技術力を持っていることから、同社の製品に対する信頼は厚く、アライメント計測システムの需要は高まるものと思われる。






















































