ゼリア新薬工業<4559>(東1)の100%子会社であるイオナは、チンホア・バイオテック社(台湾台北縣、CEO林振部)と台湾での総代理店契約を結び、4月24日より台湾でのイオナ製品の販売を開始した。チンホァ社は台湾国内で、化粧品、健康食品、薬品等の卸・販売を展開している中堅企業であり、イオナは今回の総代理店契約を契機に、同社の主力製品である「IONA」スキンケアライン全品をチンホァ社が直営している台湾国内の百貨店内の薬局や化粧品コーナーでのブース展開、市街地直営店での販売を行なうとともにカタログ・インターネット等の通信販売を計画している。
イオナは08年10月にゼリア新薬の100%子会社になり、新経営陣のもとで新しくスタートし、ゼリアグループに入ったメリットを最大限に活かし、09年11月には、新生イオナとゼリア新薬との本格的なコラボレーション製品「Ritorno? (リトルノ)」を発売している。
今回のチンホァ社との総代理店契約は、イオナのグローバル展開の第一歩と位置付け、台湾での「IONA」ブランド確立に向けて積極的展開を図るが、同時にゼリアグループとしては、「イオナの台湾進出は、現在ゼリアグループが推進しているグローバル展開の中で、コンシューマーヘルスケア分野のアジア戦略の一翼を担う」と期待している。
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