[IR企業情報]の記事一覧
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記事一覧 (05/04)インテージ:出直り感強める展開、上値志向も期待
記事一覧 (05/04)エスプール:システム事業継承でワンストップサービス提供
記事一覧 (05/04)アライドテレシスホールディングス:低位有望銘柄として目先は上値志向
記事一覧 (05/04)インスパイアー:臍帯血を使った再生医療分野に進出で反発期待
記事一覧 (05/04)GMOホスティング&セキュリティ:のれん減損損失一巡で安値圏から反発局面
記事一覧 (05/03)アーバネットコーポレーション:新築残戸物件の仕入れ・再販事業の強化に期待
記事一覧 (05/03)アスカネット:北米や欧州での婚礼向け写真集制作サービス拡大
記事一覧 (05/03)セントラル警備保障(CSP):割安感見直し局面だが業績面の好材料に期待
記事一覧 (05/03)アドアーズ:小幅レンジでモミ合い展開、業績面の好材料が必要
記事一覧 (05/03)TAC:足元は調整局面で好業績見直し期待
記事一覧 (05/03)OBARA:右肩上がりの展開だがファンダメンタルズ面では慎重に
記事一覧 (05/03)ぱど 前09年3月期連結業績の下方修正だが
記事一覧 (05/03)クレスコ 前09年3月期業績の修正を発表
記事一覧 (05/02)鈴茂器工:26週移動平均線突破で出直り感を強める展開
記事一覧 (05/02)陽光都市開発:不動産の流通・流動化事業縮小へ
記事一覧 (05/02)夢真ホールディングス:建設業界向け技術者派遣に経営資源を集中
記事一覧 (05/02)日本ライフライン:実績PBRや配当利回り割安感強く見直し買いに期待
記事一覧 (05/02)毎日コムネット:学生マンション新規オープンなど管理戸数増加基調を維持
記事一覧 (05/02)JCLバイオ 決算発表
記事一覧 (05/02)森下仁丹 ‘09食博覧会・大阪に出展
2009年05月04日

インテージ:出直り感強める展開、上値志向も期待

インテージホームページ インテージ<4326>(東1)は、国内マーケティングリサーチのパイオニアで、市場調査・コンサルティング事業、システムソリューション事業、メディカルソリューション事業を展開している。市場調査の分野では、国内最大手、世界でも第11位である。
 2009年3月期の業績については、2月4日に予想の下方修正を発表した。景気悪化の影響でカスタムリサーチ分野が減速し、競争激化で受注単価も下落している模様だ。この結果、売上高、利益ともに従来計画を下回る模様で、増収は確保するが、営業利益、経常利益、純利益は微減益となる見込みだ。10年3月期については、受注の伸び悩みや単価下落の影響が懸念されるが、一方では衆院解散・総選挙関連の特需も期待される。また減価償却費の減少も寄与するため、増収増益を確保する可能性が考えられる。
 株価の動きを見ると、3月下旬以降に出来高を伴って急反発した。週足ベースで見れば26週移動平均線を突破して、出直り感を強めている。これは、市場全体の心理が好転したことに加えて、3月23日に東証1部へ指定替えとなったことが材料視された可能性も考えられる。ファンダメンタルズ面の安定感に加えて、中期的な成長期待も考慮すれば指標面の割安感も強い。上値志向の展開も期待できそうだ。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:59 | IR企業情報

エスプール:システム事業継承でワンストップサービス提供

エスプールホームページ エスプール<2471>(HC)は、営業支援分野と物流分野を主力とする人材派遣会社である。人材派遣業以外の分野を拡充する方針で、企業研修事業やコンサルタント事業も展開し、2008年10月にはジーアイエムからシステム事業を継承した。
 2009年11月期業績の会社計画は、売上高が前期比29%増の86億円、営業利益が同36%増の1・5億円、経常利益が同14%増の1・3億円、純利益が同2%増の0・5億円の見込みである。買収したシステム事業の通期寄与に加えて、スタッフ募集費用の削減、拠点の統廃合など経費圧縮の効果で、増収増益を見込んでいる。しかし、派遣先企業の業績悪化や雇用過剰感の高まりなどで、人材派遣需要の減速、派遣抵触日による契約終了、稼働率の低下、単価の下落圧力などが懸念される。
 事業継承したシステム事業がシステムエンジニア派遣、システムコンサルティング、システム開発受託とワンストップでサービスを提供する体制を構築していることが、今後、売上に貢献していくものと思われる。
 株価の動きを見ると、2月中旬の安値圏から反発した水準だが、大勢としては、徐々に上値を切り下げて軟調な展開が続いている。週足ベースで見れば、26週移動平均線が上値抵抗線の形で、右肩下がりのトレンドである。戻りを試すには26週移動平均線の突破がポイント。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:41 | IR企業情報

アライドテレシスホールディングス:低位有望銘柄として目先は上値志向

アライドテレシスホームページ アライドテレシスホールディングス<6835>(東2)は、情報・ネットワーク機器の開発・製造・販売を展開している。国内、欧米ともに、通信キャリアや公共機関などの通信インフラ向けを主力としている。また国内では2009年7月に子会社のアライドテレシスとコレガを合併させる予定。中小企業向けの通信機器販売も強化する方針だ。
 2009年12月期業績の会社計画は、売上高が前期比9%減の435億円、営業利益が同70%減の9億円、経常利益が同2倍の6億円、純利益が同32%減の3億円である。景気悪化に伴うIT投資需要の減速で、減収営業減益となる見込みだ。経常利益は前期に計上した為替差損の一巡により増益、純利益は前期に特別利益で計上した新株予約権戻入益の一巡で減益を見込んでいる。
 これまで、毎期、売上の10〜12%を研究開発費に投じてきたことで業績圧迫となっていたが、一巡したことで利益の出る体質となってきた。20年間の研究開発で製品化された「トリプルプレイ」は、音声・画像・データをワンステップで提供できる。既に、米軍横田基地に導入されており、今後に期待の高い製品。復配も接近、低位有望銘柄として一気に見直されている。
 株価の動きを見ると、2月中旬に動意づいた後、40円近辺のモミ合いから上放れる形で上昇し50円台を回復した。26週移動平均線も上向き、上昇トレンドの形である。2月13日に「08年12月期の営業利益が計画を大幅に上回った」と発表したことを好感して、動意づいたと考えられる。株価が低位だけに、目先は上値志向の展開も期待できそうだ。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:34 | IR企業情報

インスパイアー:臍帯血を使った再生医療分野に進出で反発期待

insphp.jpg インスパイアー<2724>(HC)は、旧フォーバルクリエーティブで、ネットワークセキュリティソフトの輸入販売を主力事業としている。2003年3月期以降、営業損失の計上と営業キャッシュフローのマイナスの状態が続いているため、08年3月期の有価証券報告書で「継続企業の前提に重要な疑義が存在している」と注記した。08年10月には、インスパイアーに商号変更した。
 2009年3月期の業績について3月2日、予想の下方修正を発表した。IT関連の投資需要が一段と減速しているため、売上高、利益ともに従来計画を下回り、営業利益は249百万円の赤字、経常利益は277百万円の赤字となる見込みだ。また、取引先に対する貸付金の一部を貸倒引当金繰入額として特別損失に計上するため、最終利益は1423百万円の赤字となる見込みだ。
 ただ、新たな材料として「つくばマネイジメント」と資本・業務提携し「臍帯血」を使った再生医療分野に進出。筑波大学と関係の深い、つくばマネジメントの臍帯血保管技術と、同社のIT構築技術の組み合わせで、今後、本格化する臍帯血事業を拡大する。既に、白血病治療に用いられ、骨髄移植に比べ患者及び提供者の負担がほとんどなく、最近は日本赤十字社のテレビCMでも紹介されている。
 臍帯血の保管は、これまで日本では出生の記念品としての認識だった。このため、日本での臍帯血の採取比率は0.4%とアマリカの7%程度、韓国の11%程度に比べ非常に低い。2006年に国が定めたガイドラインに基づき、白血病のほかに脳梗塞、心筋梗塞、悪性腫瘍、アルツハイマー、皮膚・神経・血管病などの分野において使われている。
 特に海外ではアルツハイマーでの利用が増加しているという。これまで適合検査に10日間程度かかっていたが、同社のIT技術によって1〜2日に短縮が可能で利用が増えるとみている。また、今度の提携によって、同社は新たに医療分野でのシステム構築に進出できることになる。再生医療関連として注目できる。
 株価の動きを見ると、4月上旬には一時的に反発したが、再び10000円台を割り込み、安値圏で軟調な展開が続いている。目先は自律反発の可能性も考えられる。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:01 | IR企業情報

GMOホスティング&セキュリティ:のれん減損損失一巡で安値圏から反発局面

GMOホスティング&セキュリティホームページ GMOホスティング&セキュリティ<3788>(東マ)は、GMOインターネット<9449>(東1)の子会社で、ホスティングサービス(サーバー管理)と、セキュリティサービス(認証サービス)が2本柱である。セキュリティサービス事業では、自社で認証局を運営している。2009年12月期の業績は、売上高が前期比9%増の78億円、営業利益が同25%増の10億円、経常利益が同28%増の10億円、純利益が同6・3倍の4・4億円と、増収増益の計画である。インターネットセキュリティサービスやITアウトソーシングサービスの需要は引き続き旺盛であり、販売代理店との連携強化などにより、顧客拡大を目指す。前期にセキュリティサービス事業で計上した英国子会社に関する、のれん減損損失も一巡する模様だ。ただし世界的な景気悪化の影響で、IT投資需要の減速や、海外事業の進捗遅れは懸念材料。
 株価の動きを見ると、3月中旬の年初来安値圏からは反発した水準である。26週移動平均線も回復した。しかし大勢としては昨年秋以降、30000円近辺でのボックス展開が続いている。予想PERなどの指標面には割安感も浮上しているが、ボックス圏から上放れて出直るには、業績面でのサプライズが必要だろう。09年12月期の業績進捗状況を見守りたいところ。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | IR企業情報
2009年05月03日

アーバネットコーポレーション:新築残戸物件の仕入れ・再販事業の強化に期待

アーバネットコーポレーションホームページ アーバネットコーポレーション<3242>(JQ)は、投資用ワンルームマンションを主力とし、不動産開発・販売事業を展開している。新築残戸物件の仕入れ・再販事業も強化する模様だ。
 2009年6月期の業績については、4月16日に下方修正を発表した。従来の計画に比べて、売上高で53億円、営業利益と経常利益で17億円、純利益で18億円の下方修正となり、営業利益、経常利益、純利益は赤字に転落する見込みだ。ワンルームマンション販売会社への1棟販売物件で、最終顧客への販売が進まず、売上計上が10年6月期となる模様だ。また不動産価格が大幅に下落しているため、売却済み物件の実現損失や、棚卸資産評価損が拡大することも利益圧迫要因だ。なお6月30日現在の株主に対して、1対2の株式分割を実施することも発表している。
 株価の動きを見ると、大勢としては20000円台でのモミ合い展開が続いている。4月上旬には一時40000円近辺まで急騰したが、通期業績予想の下方修正発表が嫌気され、一転して急落した。経済対策効果に対する期待先行で買われたようだが、下方修正発表で期待が剥がされた形である。10年6月期の最終黒字化を目指すが、不動産市況の動向には不透明感が強いだけに、新築残戸物件の仕入れ・再販事業の強化に期待がかかる。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:14 | IR企業情報

アスカネット:北米や欧州での婚礼向け写真集制作サービス拡大

アスカネットホームページ アスカネット<2438>(東マ)は、葬儀社向けの遺影写真デジタル化(メモリアルデザインサービス事業)と、個人向けの写真集制作(パーソナルパブリッシングサービス事業)が2本柱である。プロフェッショナル市場向けの新ソフトウェア投入、北米や欧州での婚礼向け写真集制作サービス拡大などを進めている。
 2009年4月期の業績については3月9日、売上高、利益ともに下方修正を発表している。パーソナルパブリッシングサービス事業で、海外向け売上高が伸び悩み、計画を下回る模様だ。また為替の円高影響、新サービス投入の遅れ、減価償却費の増加などもマイナス要因となり、営業利益、経常利益、純利益ともに減益となった模様だ。10年4月期には、新サービス投入の効果や、減価償却負担の減少などで増収増益を見込む模様だが、世界的な消費低迷の影響も懸念される。
 株価の動きを見ると、業績予想の下方修正を嫌気して、3月中旬には年初来安値を更新した。その後、やや反発した水準だが、13週移動平均線が上値抵抗線の形である。大勢としては、安値圏でのモミ合い展開だろう。予想PERなどの指標面には割安感も浮上しているが、出直りには業績面の好材料が必要だろう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:09 | IR企業情報

セントラル警備保障(CSP):割安感見直し局面だが業績面の好材料に期待

CSPのホームページ セントラル警備保障(CSP)<9740>は、警備サービス業界3位で、関東を地盤として警備員を派遣する常駐警備を主力としている。4月15日に発表した2009年2月期の業績は、売上高が08年2月期比5%増、営業利益が同2%増、経常利益が同1%増、純利益が同8%増の増収増益だった。常駐警備事業では洞爺湖サミットの警備受注が寄与し、機械警備事業ではマンション向けが好調だった。警備契約の途中解約に伴う和解金を特別利益に計上して純利益を押し上げた。10年2月期については、常駐警備事業の解約増加や特別利益の一巡などで、売上高は09年2月期比横ばい、純利益は同7%減を見込んでいる。
 警備サービス業界は、企業向けの市場成熟感が強いうえに、景気悪化の影響などで小売、外食、消費者金融などの業界で店舗閉鎖が相次ぎ、契約解約が目立っている。このため各社ともに、家庭向けの商品開発や営業を強化しているが、競争も激化している。人件費などのコスト対策も課題だ。
 株価の動きを見ると、年初には一時900円台を回復したが、その後は徐々に上値を切り下げる形となり、足元は800円近辺でのモミ合い展開となっている。実績PBRが1倍を割り込む水準のため見直しも期待されるが、10年2月期が最終減益の見通しだけに、株価を押し上げるには力不足の感が強い。本格的な出直りには業績面の好材料に期待がかかる。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:52 | IR企業情報

アドアーズ:小幅レンジでモミ合い展開、業績面の好材料が必要

アドアーズのホームページ アドアーズ<4712>(JQ)は、アミューズメント施設運営事業と各種施設開発・設計施工事業が2本柱で、首都圏の駅前立地を中心として、ゲームセンターを80店舗強展開している。
 2009年3月期の業績については、2月10日に通期利益予想の下方修正を発表している。売上高については、計画を大幅に上回る18店舗の新規出店効果や、各種施設開発・設計施工事業の増収効果で、08年3月期比14%増収に上方修正したが、ゲームセンター既存店の不振や、大量の新規出店に伴う償却負担増加などにより利益を下方修正した。営業利益は同60%減となる見込みだ。10年3月期については、新規出店を抑制し、償却負担も軽減する模様だが、消費低迷の影響などで既存店は低水準が予想される。業績面では慎重な見方が必要だろう。
 株価の動きを見ると、大勢としては160〜180円の小幅レンジでのモミ合い展開となっている。09年3月期の利益見通し減額を嫌気する形で、一時的に下落したが、その後は小幅な値動きとなっている。上値が重く、信用買い残も高水準だ。アミューズメント施設業界は、娯楽の多様化や消費低迷の影響などで苦戦をしいられ、物色の圏外に置かれている感も強く、業績面の好材料が必要だろう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:06 | IR企業情報

TAC:足元は調整局面で好業績見直し期待

資格試験・資格取得の情報サイト|資格の学校TAC[タック] TAC<4319>(東1)は。公認会計士や税理士などへの「資格の学校」や、企業研修などを展開している。地方では提携校で当面20校を目標に展開している。景気悪化や雇用情勢悪化を背景として、学生、会社員、主婦、中高年の間では生活防衛のために、公務員講座や社会保険労務士講座などを受講し、資格を取得する機運が盛り上がっている。このため受講生は増加基調である。
 2009年3月期の業績は、公認会計士講座や公務員講座の増収、採算性の改善などにより、増収増益だった模様だ。会社の公表計画を上回った可能性も考えられる。10年3月期の業績も、公認会計士、公務員、社会保険労務士などの講座が好調を維持し、採算性の改善や新規校の開設効果なども寄与して、増収増益が予想される。
 株価の動きを見ると、昨年秋の安値圏から急反発し、2月には出来高を伴って500円台を回復した。その後は徐々に上値を切り下げる形となり、足元は13週移動平均線を割り込み、やや調整局面となっている。ただし、予想PERや配当利回りには割安感があり、ファンダメンタルズ面で好業績を見直す展開も期待できるだろう。チャート面では、26週移動平均線が下値サポートラインの形となるかどうかがポイントだろう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:45 | IR企業情報

OBARA:右肩上がりの展開だがファンダメンタルズ面では慎重に

OBARAのホームページ OBARA<6877>(東1)は、自動車向けを中心とする抵抗溶接機器の大手メーカーで、抵抗溶接機器、レーザー溶接機器のほか、子会社ではシリコンウェハー向けの精密平面研磨装置も展開している。
 2009年9月期の業績見通しについては、2月9日に中間期予想と通期予想の下方修正を発表している。世界的な景気悪化の影響で、自動車メーカーや半導体関連メーカーの設備投資が大幅に抑制・凍結されたため、通期ベースで見れば、売上高が前期比半減し、営業利益、経常利益、純利益は赤字に転落する見込みだ。繰延税金資産の取り崩しで最終赤字が拡大する。期末配当については減配または無配となる可能性も考えられる。また10年9月期についても、設備投資需要は引き続き低水準が予想されるため、業績に関しては慎重な見方が必要だろう。
 株価の動きを見ると、年初から下値を切り上げて、緩やかな右肩上がりの展開となっている。26週移動平均線も突破して、出直り感を強める展開だ。これは、過度な不安心理の後退や、業績改善に対する期待などが考えられる。しかし、主要顧客である自動車や半導体関連の設備投資需要は、引き続き低水準となる可能性が高く、ファンダメンタルズ面で見れば、慎重に望みたいところ。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:20 | IR企業情報

ぱど 前09年3月期連結業績の下方修正だが

■利益重視策により3期振りに黒字達成

ぱどホームページ ぱど<4833>(大へ)は、5月1日の引け後、前09年3月期連結業績の下方修正を発表した。
 売上高は前回予想を9億700万円下回る95億9200万円(前々期比4.3%減)、営業利益は1億3800万円下回る1億6100万円(前々期△3100万円)、経常利益は1億5100万円下回る1億4800万円(同△2600万円)、純利益は7400万円下回る1億5500万円(同△9000万円)を見込む。
 第3四半期以降、世界の金融不安により、日本の経済が急速に収縮した影響を受け、広告需要が落ち込んだため、売上高は計画より約10億円下回る結果になった。
 しかし、事業方針を売上重視から利益に軸足を移したことから、06年3月期以来3期振りの黒字回復を達成。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:07 | IR企業情報

クレスコ 前09年3月期業績の修正を発表

■但し、配当は前回公表通り

クレスコのホームページ 1日引け後にクレスコ<4674>(東1)は、前09年3月期連結業績の修正を発表した。
 売上高は前回予想を1100万円下回る139億8900万円(前回予想比0.1%減)、営業利益は3900万円上回る6億5900万円(同6.3%増)、経常利益は3800万円上回る7億7800万円(同5.1%増)、純利益は3700万円下回る5300万円(同41.1%減)となる見込み。
 売上高については、ほぼ公表数値となったが、営業利益、経常利益については、経費の削減等により前回予想を上回った。ただ、投資有価証券の評価損、子会社ののれん一括償却を特別損失として計上したため前回予想を下回ることになった。
 配当については、前回公表通りで、修正は無い。
 
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:55 | IR企業情報
2009年05月02日

鈴茂器工:26週移動平均線突破で出直り感を強める展開

鈴茂器工のHP 鈴茂器工<6405>(JQ)は、米飯加工ロボットを主力とする食品機械メーカーで、寿司ロボットの分野では市場シェア約5割を誇っている。食に対する安全意識が高まっているため、洗浄剤や除菌剤を製造販売するセハージャパンを完全子会社化し、寿司ロボット用洗浄剤など衛生商品の販売を強化する。さらに、食品メーカーや大手スーパーなど、総菜市場向けの食品用包装機械も拡販する方針だ。
 世界的な景気悪化の影響で、特に米国など、海外の需要先における設備投資抑制が懸念されている。10年3月期の業績は、金型投資負担の軽減や、セハージャパンの洗浄剤・除菌剤販売も寄与する見込みだが、弱含みとなる可能性も考えられる。
 株価の動きを見ると、昨年秋の安値圏から反発した後は、13週移動平均線がサポートラインの形となり、26週移動平均線も突破して、出直り感を強める展開だ。PBRは依然として1倍を大きく割り込んでおり、割安感の強い水準である。薄商いが難点だが、下値を切り上げる展開も期待できるだろう。ただし10年3月期の業績見通しには注意が必要だろう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:15 | IR企業情報

陽光都市開発:不動産の流通・流動化事業縮小へ

陽光都市開発ホームページ 陽光都市開発<8946>(JQ)は、横浜・川崎市エリアを地盤として、投資用マンション「グリフィン・グリフォーネシリーズ」の企画・開発・販売を主力事業としている。また、不動産の流通・流動化事業については、新規物件の取得を中止し、事業を縮小する方針だ。
 2008年12月期の業績は42億円の最終赤字に転落した。投資用マンション事業では、保有不動産に関して棚卸資産評価損および減損損失を計上した。流通・流動化事業では、資金回収および保有不動産の圧縮を進めるため、原価を下回る価格での販売を行った。09年12月期は、経営資源を投資用マンション事業に集中するとともに、固定費削減などで最終黒字を目指すが、不動産市場の状況を考慮すると不透明感が強い。
 株価の動きを見ると、10000円台を回復して、2月後半の安値圏から見れば大幅に反発した水準である。13週移動平均線、26週移動平均線を突破して、出直り感も強めている。これは、中堅のマンション関連銘柄に対する過度な不安心理が後退したことが要因と考えられる。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:37 | IR企業情報

夢真ホールディングス:建設業界向け技術者派遣に経営資源を集中

夢真ホールディングスホームページ 夢真ホールディングス<2362>(HC)は、設計や施工管理など建設関連を中心に、M&Aで成長を目指す戦略を推進してきたが、相乗効果が得られず業績が悪化したため、戦略転換して事業規模を縮小した。現在は、建設業界向け技術者派遣に経営資源を集中する戦略だ。
 2009年9月期通期業績について4月8日に、売上高予想の下方修正と、営業利益、経常利益、純利益予想の上方修正を発表した。マンション工事の減少などで前期比17%減収の見込みだが、粗利益率の改善や人件費の削減が寄与して、営業利益は同64%増、経常利益は同113%増、純利益は同86%増の大幅増益となる見込みだ。
 株価の動きを見ると、通期利益予想の上方修正発表を材料視し、直後に出来高が増加して動意づいたかに見えたが、その後は上値の重い展開だ。大勢としてはモミ合い展開だろう。日本技術開発への敵対的TOBなどで注目を集めた時期もあったが、その後の業績悪化や戦略転換などの混乱でイメージダウンした感は否めない。09年9月期業績は大幅増益見込みだが、1株利益は依然として低水準である。値動き自体は材料視されるが、ファンダメンタルズ面を評価して上値を試すには材料待ちか。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:26 | IR企業情報

日本ライフライン:実績PBRや配当利回り割安感強く見直し買いに期待

日本ライフラインのホームページ 日本ライフライン<7575>(JQ)は、医療機器の専門商社で、心臓ペースメーカーなどを得意分野としている。不整脈検査・治療用カテーテルなどを自社生産していることも特徴である。さらに、心疾患治療機器事業を強化するとともに、宇部興産<4208>(東1)の医療機器子会社であるウベ循研を買収して完全子会社化し、利益率の高い自社ブランド製品の生産・販売を拡大する方針だ。
 2009年3月期の業績は、心臓ペースメーカーの公定価格下落を新製品効果などで補ったが、経常利益は微減益だった模様だ。10年3月期の業績については、主力の心臓ペースメーカーや自社製カテーテルなどは順調だが、人工血管の仕入れ先との販売契約が09年3月末で終了するため、減収減益となる見込みだ。
 株価の動きを見ると、昨年秋の安値圏からは反発した水準だが、上値も重い展開である。また、3月期末の配当権利取りの買いが一巡した後は軟調な展開となっている。大勢としては、13週移動平均線を挟む形でのモミ合い展開だろう。実績PBRや配当利回りには割安感が強く、見直し買いも期待される水準だが、本格的な出直りには業績面の好材料も必要だろう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:49 | IR企業情報

毎日コムネット:学生マンション新規オープンなど管理戸数増加基調を維持

毎日コムネットホームページ 毎日コムネット<8908>(JQ)は、首都圏を地盤として、学生マンションの物件を開発し、オーナーから管理・運営などを受託する不動産ソリューション事業を展開している。また、学生に対する課外活動や就職活動を支援する事業も行っている。管理戸数については年間400〜500戸の増加基調を維持する模様だ。
 2009年11月期は、学生マンション4棟の新規オープンなどで、管理戸数は前期比1割増の6200戸強へ拡大する見込みだ。首都圏を地盤とするため、入居率は高水準の模様である。学生支援事業も順調な模様だ。しかし、前期に計上した自社開発の学生マンション売却益10億円が一巡するため、最終利益は前期比半減となる見込みだ。
 株価の動きを見ると、3月の安値圏から反発したかに見えたが、13週移動平均線が上値抵抗線となる形で反落し、再び安値圏に接近している。これは、09年11月期の大幅減益と減配の見通しなどに加えて、不動産関連に対する不透明感も嫌気されていると考えられる。PBRなどの指標面には割安感も浮上しているが、出直りには業績面の好材料、信用不安の後退など、買い安心感が必要だろう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:42 | IR企業情報

JCLバイオ 決算発表

JCLバイオアッセイのHP 3月17日、大証ヘラクレス市場に新規上場した、CRO(医薬品開発受託研究機関)のJCLバイオアッセイ<2190>(HC)が4月30日、09年3月期決算を発表した。
 それによれば売上高全体の8割強を占めるバイオアナリシス(生体試料中薬物濃度測定)事業において、従来より取り組んできた人材育成による戦力拡大と、作業の効率化推進による処理能力の向上により、受注拡大が進んだことから大きく売上を伸ばし、結果として全体の連結売上高も前期比7%増の2,488,479千円と過去最高を達成した。
 また損益面についても売上増増加で、営業利益は502,435千円(前期比40.6%増)、経常利益は437,321千円(前期比32.3%増)、当期純利益は259,096千円(前期比11.3%増)となり、それぞれ過去最高益を達成した。
 今期は製薬会社によるアウトソーシング化の流れがいっそう進展すること及び同社の処理能力拡大の進展により、連結売上高は前期比3.5%増を見込む。また売上拡大により、営業利益は11.2%、経常利益は3.8%の増益を見込む。ただし、純利益については、開業前の連結子会社JCL Bioassay USA,Inc.の繰越欠損金に係る繰延税金資産が、回収可能性の観点から計上不可能となるため、前期比10.8%の減益となる見込み。

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森下仁丹 ‘09食博覧会・大阪に出展

森下仁丹ホームページ 森下仁丹<4524>(東大2)は、4月30日(木)から大阪市住之江区のインテックス大阪(大阪国際見本市会場)で開催されている「‘09食博覧会・大阪」(開催期間:4月30日〜5月10日)に、同社が出資・運営している関西唯一のデンマーク生まれホットドッグ「ホールドバゲット」の出張販売、及び独自商品として発売している「仁丹のおみそ汁」「仁丹の食養生カレー」「仁丹の有機緑茶青汁」の試食などを行っている。
 同社は健康の基本は「食」とのコンセプトの下、昨年度より食品事業に着手しており、今回の国際的な食イベントへの参加により、同社の健康食品の認知度向上を図る。
 なお、今後のイベントスケジュールとして
 5月3日(日)10時半〜 会場内、食育ステージに、森下仁丹が協賛する関西独立リーグ「大阪ゴールドビリケーンズ」の村上監督、石毛コーチほか、選手が登場。ステージ後は、球団のPRも兼ねて森下仁丹ブースにも登場予定。
 5月5日(祝・火)13時〜 博覧会企画として「こどもの日・ゆるキャラ大集合」を開催。食博覧会のキャラクター10数種類が集合するが、「仁丹おじさん」もそのうちの一人として登場予定。

 このゴールデンウィークに是非、足を運んでみたい。因みに同社の09年3月期決算発表は5月14日を予定。

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