■医療用医薬品原料は、主力の解熱鎮痛剤、ジェネリック医薬品原料、賦形剤は伸長
医薬品卸の
イワキ<8095>(東1)は、8日の引け後に今10年11月期第3四半期連結業績を発表した。
売上高368億4700万円(前年同期比5.2%増)、営業利益3億3600万円(同111.6%増)、経常利益4億5100万円(前年同期△1億8800万円)、純利益1億8000万円(同△2億9400万円)と増収大幅増益で黒字転換となった。
同社の事業は、医薬品、医薬・香粧原料、化成品、食品原料に分けられる。
まず、医薬品の医療用医薬品は、主力の外皮用剤が4月の薬価改定により納入価の落ち込みがあったものの、4月から導入された「後発医薬品調剤体制加算」制度により、大幅に伸長した。一般用医薬品は、保冷・冷却材、整腸剤、下痢止めなどが大きく伸長したものの、ミニドリンク剤や水虫、殺虫剤などの季節品が低迷し、全体的に医薬品は苦戦した。その結果、売上高131億8400万円(前年同期比0.0%増)、営業利益△1億300万円(前年同期△2億700万円)。
医薬・香粧原料では、医療用医薬品原料は、主力の解熱鎮痛剤、ジェネリック医薬品原料、賦形剤は伸長した。一般用医薬品原料は、血管収縮剤が低調であった。その結果売上高は133億9000万円(前年同期比2.1%増)、営業利益7億4000万円(同9.1%減)。
■めっき薬品は、韓国向けのプリント配線板関連製品や台湾向けの半導体関連製品の輸出が好調 化成品事業は、子会社のめっき薬品が、韓国向けのプリント配線板関連製品や台湾向けの半導体関連製品の輸出が好調に推移。国内では、コネクター・チップ部品関連製品が、堅調であった。化学品原料は、めっき薬品や機能樹脂向け原料が堅調だったが、塩ビ安定剤原料や溶剤関連原料は、市場の価格競争の影響を受け低調であった。その結果、売上高72億6100万円(同24.4%増)、営業利益1億1400万円(前年同期100万円)と大幅増収増益。
食品原料は、関連会社製品は、主力のエキス系調味料が即席麺スープ用途を中心に回復傾向が見られたほか、粉末受託加工に関わる新規ビジネスの獲得や、既存ビジネスの伸長により前年同期を上回った。輸入原料は、アミノ酸調味料の大手顧客向け販売の増加、乾燥ポテトのスナック食品向け新規採用、また「食べるラー油」ブームを背景とした乾燥オニオンの需要増など、全般に順調に推移した。その結果、売上高30億1100万円(同3.6%増)、営業利益1億円(同23.8%減)。
今通期連結業績予想は、売上高506億円(前期比5.5%増)、営業利益5億3000万円(同76.2%増)、経常利益6億4000万円(同7.33倍)、純利益2億5000万円(前期△1億1800万円)と増収大幅増益で黒字転換を見込む。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:43
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