ゼリア新薬工業<4559>(東1)12年3月期第1四半期業績は、医療用医薬品事業ならびにコンシューマーヘルスケア事業の両事業部門とも好調に推移し、全体の業績は、売上高13,460百万円(前年同期比15%増)、営業利益1,408百万円 (同299.5%増)、経常利益1,579百万円(同245.2%増)、当期純利益1,030百万円(同390.9%増)と大幅な増収増益となった。当期は、売り上げが前年同期に比べ医薬品部門14%、ヘルスケア部門17%それぞれ2ケタの大幅増収となり、営業利益では、医薬品部門2倍超、ヘルスケア部門47.0%増と大幅増益を記録した。
医薬品部門では、潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」が国内外で順調に伸長した。特に、海外でティロッツ社による自販化を進めたことが大きく業績アップに寄与した模様だ。
ヘルスケア部門では、コンドロイチンが引き続き好調に売り上げを伸ばしているのに加え、第2のNBを目指す肝臓水解物「ヘパリーゼ」シリーズが、順調に売り上げを伸ばしている。今夏は暑さ対策としての健康維持に役立つ点が注目されており、タレントの川平慈英さんを起用した高感度の新CMを7月から放映し商品の認知度アップに取り組んでいる。
同社は、第1四半期連結業績公表に際し、第2四半期業績予想を据え置いたが、第1四半期の実績は売り上げは予想通りの巡航速度ながら、利益面での伸長が著しく、各利益が第2四半期予想数値を指呼の間に見ており、上方修正が必至と期待が膨らんでいる。
同社株は、1,100円を付けた後やや下落局面だが、機能性ディスペプシア治療剤「Z−338」の来期上市も見込まれ、また、このところの円高も同社にとってはむしろ支援材料といえるなどプラス要因含みだ。1株あたり利益の成長を見込むと、時価の割安感が魅力だ。下げたところは絶好のチャンスだ。
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