最近、パソコンの機能を備えた大画面の多機能携帯端末「スマートフォン」は好調な伸びを記録している。業界団体のモバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)の予測では、スマートフォンの10 年度国内出荷台数は224万台、12 年度に329万台まで増加すると言われている。
なかでも、全世界で出荷台数5000万台を突破し加速度的に普及を続けるiPhone市場に対して、同社では、iPhone3G、iPhone 3GS向けけに、09年7 月より、声でメール作成ができるDSR版「音声認識メール」を有償配信しており、好評を得ている。
iPhone3GSは従来の携帯端末に対して、大きな機能強化が図られているが、同社では、そのような動作環境を生かし、iPhone3GS 向けに、新たに携帯端末単体で動作可能なスタンドアロン版「音声認識メール」をラインナップに加えた。
スタンドアロン版「音声認識メール」では、DSR版「音声認識メール」の高度で高性能な音声認識技術・性能はそのままに、電波の通じないところでも通信環境を選ぶことなく、いつでもどこでも簡単にメール作成が可能である。
同社は、今後、一般コンシューマ、企業向けにDSR版・スタンドアロン版の「音声認識メール」の提供を行う。また、「インターネット」化していくモバイル市場で、iPhoneのみならず、Windows Mobileなどのスマートフォンや一般携帯にも、幅広く、スタンドアロン型「音声認識メール」の実装を推進し、音声認識技術を活用したサービスを提供していく方針。









































