大和ハウス工業<1925>(東大1)が2008年11月21日(金)、滋賀県大津市にショッピングセンター「フォレオ大津一里山」をオープンすることを発表した。
「フォレオ大津一里山」は、インモール内に核テナント5店舗、モール専門店100店舗、計105店舗を組み合わせたショッピングセンターであり、スーパーマーケット、書店、家電量販店、インテリアショップ、ドラッグストアといったデイリー性と、フィットネスクラブやボウリング場、キッズアミューズメントパークなどのエンターテインメント性を兼ね備えた日常ニーズに応えることを目的とした商業施設である。またその日常性を重視するため、クリニック・銀行・カルチャー教室や、保育園(2009年4月開園予定)など地域に密着したテナントも合わせて誘致した。
一方で滋賀県初上陸の店舗を37店舗誘致、また電子マネー「Edy」と「iD」が一体となったクレジットカードを発行するなど、ベッドタウン地域ならではのニューファミリー層をターゲットとした先進性も重視しており、顧客の多様なニーズに対応していく方針。
同ショッピングセンターは、琵琶湖と比良山系、湖南アルプスを望む丘陵地「大津市一里山」に位置しており、周辺地域は大阪・京都のベッドタウンであるとともに、公共施設や大学が点在している人口増加地域である。滋賀県全体として見ても、2008年8月1日に人口調査開始以来、初めて人口140万人を突破、消費基盤の磐石な地域と判断される。
アクセス面においても主要幹線道路である国道1号線バイパス、名神高速道路瀬田西I.C、新名神高速道路草津田上I.C、京滋バイパス瀬田東I.C.から近く、石山方面・草津方面から、また湖北・湖東地域(長浜・彦根方面)、東近江・甲賀地域(信楽・水口・土山方面)からのアクセスも良い場所である。
因みに同社が手掛ける住宅地については、全149区画からなる「ローズベイガーデン瀬田一里山(約2.8ha)」を2007年1月より販売中であり、工業用地(約1.9ha)については、2008年3月に電子部品メーカーの研究所用地として、民間企業に土地を売却済みである。
尚、同商業施設以外でも近日に、2008年10月31日オープン予定の「イーアスつくば」、2008年11月21日オープン予定の「イーアス札幌」が控えており、今後同社の商業施設プロジェクトが業績に大きく貢献されることが期待される。
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【株価診断】 10日に年初来安値となる652円まで下げたが、その後底値到達感から株価は上昇傾向に転じ、21日には868円まで値を飛ばした。その後、マーケットの地合いの悪さもあり、調整色が強まっているが、直近の信用倍率は1倍を切っており、大幅な値崩れリスクは低いものと見込まれる。昨日終値(742円)換算での配当利回りは3.23%と1部上場銘柄としては高配当。ここは押し目買い好機か。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:33
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