インターネット機器の販売を世界各国で行っているアライドテレシスホールディングス<6835>(東2)は、コア・スイッチSwitchBlade x908/x900シリーズのファームウェア「AlliedWare Plus」をバージョンアップし、「Ver.5.3.3−03」の同社ホームページからのダウンロードサービスを12月2日より開始している。ファームウェアとはハードウェアの基本的な制御をおこなうために機器に組み込まれたソフトウェア。ファームウェア「Ver.5.3.3−03」は、SwitchBlade x908/x900シリーズの基本機能に含まれる「ローカルRADIUSサーバー機能」の登録可能ユーザー件数を従来の100件から1,000件に拡張したフィーチャーライセンス、「ローカルRADIUSサーバー拡張ライセンス」(新製品)をサポートし、より拡張性の高い認証環境を実現する。
「ローカルRADIUSサーバー機能」は、一般的なRADIUSサーバーと同様にEAP−MD5/EAP−TLS/EAP−PEAPなどの認証方式に対応。IEEE 802.1X認証では認証局(CA)の発行する電子証明書を使用する場合があるが、ローカルRADIUS機能には独自の証明書を発行するローカルCA機能が付属しているため、別途認証局(CA)を用意する必要なく容易に認証環境の構築が可能。また、ユーザー認証状態や登録状態、認証関連の統計情報をx900シリーズのコマンド体系に準じて運用・管理することが可能である。「ローカルRADIUSサーバー拡張ライセンス」により、別途、RADIUSサーバーを準備することなくネットワークインフラと認証環境を同時に構築することが可能で、導入の容易性、構築コストの削減、管理対象デバイス削減による導入・運用コストの削減を実現している。
また、ファームウェア「Ver.5.3.3−03」は、SwitchBlade x908においてDC電源用ユニット「AT−PWR05−78」 をサポートする。本電源ユニットはホットスワップに対応するため、筐体内での二重化を組み合わせることによりネットワークの停止をすることなくシステムの運用・保守対応が行える。
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