今期、三カ年計画最終年
グループシナジー増大に取り組む
CIJ<4826>(東1)は本日6月期決算を発表した。
売上高20,563百万円(前期比15.4%増)、営業利益1,263百万円(同17.7%増)、経常利益1,279百万円(同14.8%増)、当期純利益661百万円(同15.5%増)と前期比2ケタの成長となった。
同実績は、計画値に比べCIJ単体の数値未達が売上高0.7%、営業利益2.8%、経常利益2.4%マイナスとなり、繰延税金資産の増加で当期純利益は9.1%増となった。
今期業績については、前期から今期にかけてM&Aにより連結対象となった三事業会社(潟}ウス=前期=ソフトウェア開発、潟Vー・エックス=前期下期=ソフトウェアの受託開発・システム開発支援サービス、鞄本アドバンストシステム=今期=フトウェア開発・システムイテグレーション)の業績がフルに寄与し業績拡大の要因となった。
事業セグメント別※では、「システム開発等の事業」の売上高212億65百万円、営業利益15億55百万円、「介護サービス事業」売上高1億69百万円、営業損益49百万円。
※一部セグメント間取引含む。
システム開発等事業のセグメントの売上状況は、同社グループの@主力事業「システム開発」は、単体のデータ管理、保管システム稼動管理製品の開発案件、カーナビ開発案件などの受注が好調に推移、また、上記三社業績寄与し売上高142億20百万円(同22.4%増)。
Aコンサルテーション・調査研究は、鰍bIJマネージの受注は安定的に推移したが、単体の受注が減少し売上高7億15百万円(同21.9%減)。Bシステム/パッケージ・インテグレーション・サービス単体の統合顧客管理支援パッケージ関連、子会社の保健福祉総合システム、開発支援受注の減少で、売上高14億28百万円(同17.6%減)。Cインターネット・サービスは、インターネット・サーバーの構築・運用・保守等の受注減で売上高62百万円(14.9%減)。
取引高上位10社の売上高は、3社が331百万円減少したほか差し引き496百万円の増加となり、11位以下の取引会社(1,021社)の売上高は全体の63.2%となった。また、日立製作所グループ(15.4%)、NTT/NTTデータ(14.4%)二社の売上高占有率は29.8%となった。
介護サービス事業では、小規模多機能型併設老人ホーム「愛夢(あいむ)」(佐伯市・07年9月・19人収容)、グループホーム「愛夢潮風」(高知市・08年4月・18人)、有料老人ホーム「愛夢オレンジ」(津久見市・08年4月・18人)を新規開設、売上高1億48百万円(同755.4%増)。
今期は、三カ年計画の最終年に当たるが、グループ各社のコア技術横展開、技術組み合わせ、戦略的戦力集中、M&Aの推進などグループシナジーの増大などグループ一丸となって業績アップに取り組み、売上高223億00百万円、営業利益14億05百万円、経常利益14億15百万円、当期純利益6億65百万円の達成に取り組む。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:45
|
IR企業情報