アドアーズ<4712>(JQ)と
ネクストジャパンホールディングス(以下ネクストHD)<2409>(東マ)は、9月14日開催の各取締役会において、資本業務提携関係の強化について決議し、両社間での資本・業務提携契約変更に関する契約を締結することについて決議した。
両社が属するアミューズメント業界は、世界的な景気後退・企業業績の悪化や雇用環境の不透明感に起因する個人消費の低迷のみならず、家庭用ゲーム機の伸張や法的規制の厳格化等により、これまでの成長市場が崩壊し、急激な市場縮小の岐路にたたされている。
一方で、安価で手軽な余暇産業の代表格としてのアミューズメントにおける社会的な潜在需要は依然高く、今回の業界不況は、黎明期から続く業界の非効率な慣習の打破や、デファクトスタンダードを塗り替えるチャンスと捉えている。
こうした共通認識のもと、両社は今年5月13日に資本業務提携契約を締結し、この契約に基づき景品仕入れ業務における提携、プライズゲーム部門に関する意見交換・コンサルティングなど、アミューズメント施設運営事業の主要ジャンルであるプライズを中心に、両社のシナジーを活かしたこれまでに無い効率的な運営を目指してきた。
また、アドアーズはネクストHDの普通株式4万4700株(発行済株式総数に占める割合9.9%)をネクストHDの筆頭株主であるRevival Asset Management1号投資事業組合から市場外取引により取得し、ネクストHDはアドアーズの普通株式435万株(発行済株式総数に占める割合7.9%)を市場買付にて取得し、業務提携を円滑に推進できるよう相互の株式を持ち合っている。
しかしながら、依然として、アミューズメント業界を取り巻く環境の変化が続く中、両社の当初の共通認識である業界の革新・牽引のためには、プライズという一ジャンルのみならず、両社の提携範囲を広げた企業としての垣根にこだわらない、互いの持つ特徴やノウハウを融合したアミューズメント運営事業の推進が持続的成長に必要不可欠との判断から、さらなる資本・業務提携関係の強化を進めることにした。
また、提携関係をこれまで以上に推し進める上で、より確実かつ円滑に推進するため、経営レベルでの意見交換や両社の社風を理解することを目的に、両社の代表取締役を相互に派遣するとともに、ネクストHDによるアドアーズの株式の取得を再開し、資本提携をより強固なものとすることも決定している。
両社には競合する店舗が少なく、双方が得意とするクレーンゲームとメダルゲームの相乗効果も大きく期待出来るため、両社のこれまで蓄積してきたノウハウ及び経営資源の相互活用による高い相乗効果創出も期待できることから、前回提携致したプライズ関連での業務範囲を超えた、情報交換を行っていく。また、両社のリソースを活かした新業態の開発なども推し進め、今までに無いタイプのアミューズメントを共同で研究するほか、両社の遊休スペースでの積極的な事業運営を目指す。
さらに、両社の従業員同士の情報・意見交換を円滑にすべく、ネクストHDは現本店所在地である大阪府吹田市から、アドアーズの本店所在地である東京都中央区日本橋馬喰町近隣へ、本店所在地を移動することを含めた定款の変更を09年10月28日開催予定の第16回定時株主総会に上程する予定。
なお、前回の資本業務提携契約で締結したアミューズメントプライズ景品の仕入業務における提携ならびにアドアーズへのプライズゲーム部門に関するコンサルティング業務の受託は継続して推進する。
また、アドアーズとネクストHDとの間で相互に取締役を派遣するなど、経営への直接的参加を通じて、提携シナジーの最大化と、親和性の向上を促進したパートナー関係の構築を確固たるものとする。アドアーズの代表取締役である中川健男氏及び財務経理部 部長代理の沖聡氏の2名がネクストHDの09年10月28日開催予定の第16回定時株主総会において、中川氏はアドアーズの代表取締役を兼任しながらネクストHDの非常勤の社外取締役、沖氏はアドアーズを退職の上、ネクストHDの常勤取締役として選任される予定である。
ネクストHDからは代表取締役の藤澤信義氏がアドアーズの平成10年6月に開催が予定される第43回定時株主総会において取締役として選任される議案を上程する予定である。なお、アドアーズの定時株主総会上程までの間は、アドアーズと取締役就任を前提とした顧問契約を締結し、アドアーズの取締役会等への臨席を含め、経営施策の助言を行う。
両社は09年5月13日に資本業務提携契約を締結し、先述しているように、この契約に基づきアドアーズはネクストHDの普通株式4万4700株を市場外取引により取得している。
一方、ネクストHDは締結以後、アドアーズの発行済普通株式数の9.9%(547万7000株)を目標として市場買付していたが、普通株式435万株(発行済株式総数に占める割合7.9%)を買い付けた時点で、取得資金目処であった10億円に達したため買い付けを一時取りやめている。
今回の業務提携の拡大をふまえ、ネクストHDによるアドアーズ株式の市場買付を、取得上限目処を改めた上で再開し、一層の信頼・協力体制を構築し、業務提携を円滑にする。
なお、資本提携にあたり、原則として1年間は保有しあうものとすること、ならびにその後については双方協議することには変わりはないとしている。
>>アドアーズIR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:16
|
IR企業情報