ビューティ花壇<3041>(東マ)の子会社である美麗花壇股フェン有限公司(台北市)が台湾の大手胡蝶蘭生産者、台霖生物科技股フェン公司(台南縣)と日本市場における胡蝶蘭切花の独占販売契約を結ぶことで合意した。台湾は胡蝶蘭はじめアジアの主要花き生産国であることから、同社は06年より台湾最大手の葬儀ビジネス業者龍厳人本服務股フェン有限公司と合弁で美麗花壇股フェン有限公司を設立し、日本市場向けの花き調達・輸出拠点としての機能強化を図ってきたが、同社は今回の契約により一年間を通じて大量の胡蝶蘭を安定した価格と品質で調達できることになる。これに伴い日本市場での胡蝶蘭切花の花き市場、生花店、葬儀社生花部への卸販売を開始した。
新商品「花蝶」は、同社の今後の主力商品として提案・販売する。スタンダードの生花祭壇に比べ単価の高いプレミアムラインの販売を拡大することで、受注単価の引き上げと収益の増加を図る戦略商品である。
これらの事業の業績への本格的寄与は10年6月期からとなるが、美麗花壇股フェン有限公司では初年度16万本、次年度30万本、3年目50万本の輸入を計画しており、ビューティ花壇にとっては、先に発表した「スポーツエンターテイメントレストラン」への投資(4/10付既報)に伴うウェディング装花事業、庭園「イングリッシュガーデン」の施工・管理、そして「花蝶」の販売(10年の売り上げ2億円見込む)など事業の拡充により成長エンジンが強化され、同社の大きな飛躍が期待される。















































