アスカネット<2438>(東マ)は9日取引終了後、10年4月期3四半期業績を発表し、売上高は微増に止まったものの、効率的な生産体制、業務運営の推進による費用抑制効果がでるなど計画を上回る実績の2ケタの大幅増益となった。売上高3,383百万円(前年同期比0.4%増)、営業利益494百万円(同20.2%増)、経常利益490百万円(同19.5%増)、四半期利益278百万円(同18.0%増)。
当第3四半期累計期間(09年4月〜1月)の経営環境は、景気低迷による消費マインド低下が響き、業務向けの写真市場やフューネラル(葬祭)市場、一般消費者市場ともに厳しい環境が継続した。一方、同社が提案している「個人が1冊から注文できる」写真集作成サービスは「フォトブック」としてマーケットでの認知が進んだ。
事業別では、メモリアルデザインサービス事業は、画像処理の高い技術力、充実した自社サポート体制を背景に「新規顧客の獲得」「動画を用いた葬儀演出ツール」「カラー額」などの販売に注力し、売上高1,381百万円は前年同期比4.3%の増収となった。
パーソナルパブリッシングサービス事業は、自社営業による新規顧客開拓、インターネットを中心とした広告宣伝の実施により業務拡大を図った。9月にはプロフェッショナル写真家向けコンベンションを開催、知名度の向上に努め、受注面では安定した水準を維持したが、海外市場および国内一般消費者市場が伸び悩み、売上高は2,002百万円前年同期比2.2%減少した。
利益面では、パーソナルパブリッシングサービス事業でコンベンションの実施に伴う広告宣伝費が増加した反面、海外事業関連の販売手数料等販売経費や製造設備関連の減価償却費の減少、前期発生した移転関連経費の剥落に加え、効率的な生産体制、業務運営の推進を実施たした効果で各種費用が減少し経常利益、当期純利益が大幅に伸長した。
通期業績については、収益の安定的成長と適切な利益獲得を目指し、高付加価値サービスの提供に注力するが、引き続き経済状況は厳しいまま推移するものと見みて、09年6月12日に公表した、売上高4,825百万円(前期比7.1%増)、営業利益577百万円(同5.1%増)、経常利益575百万円(同5.2%増)、当期純利益327百万円(同8.1%増)と増収増益の予想を据え置いた。なお、期末配当は1株当たり1,750円(年間期末一回)を据え置く予定。本日の終値は47,850円(前日比700円高)、出来高109株、配当利回り3.66%、PER6.82倍、PBR0.94倍。
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