
売上高は、従来予想を1億8500万円上回る40億8500万円(前期比24.6%増)、経常利益は1億5000万円上回る6億6000万円(同3.61倍)、純利益は8500万円上回る3億7500万円(同3.79倍)となる見込み。
同社は、遺影写真等画像映像のデジタル加工、通信出力を主体としたメモリアルデザインサービス事業と、個人向け写真集の作製、販売を主体としたパーソナルパブリッシングサービス事業を展開。
上方修正の理由としては、特にパーソナルパブリッシングサービス事業において、高付加価値製品の売上が好調だったことに加え、売上高の増加により稼働率が向上したことや、生産効率の向上、材料費・経費の節減などにより粗利率が予想より向上したことが主な要因としている。
また、業績好調に伴い、株主への利益還元重視の観点から、今4月期の期末配当を従来予想の1300円から1700円(前期実績675円)に引き上げた。
同日発表の第3四半期決算は、売上高30億100万円(前年同期比25.8%増)、経常利益5億400万円(同4.54倍)、純利益2億8600万円(同5.11倍)と大幅な増収増益だった。
メモリアルデザインサービス事業は、東日本エリアではやや不調であったものの、西日本エリアでは堅調に新規顧客を獲得したほか、動画を用いた葬儀演出ツールが好調に推移し、売上高12億3400万円(同5.3%増)となった。
前期に広告宣伝投資を行った米国を中心とした海外市場及びマイブックサービスを中心としたBtoC市場が好調に推移した、パーソナルパブリッシングサービス事業は、売上高17億6600万円(同45.7%増)と急拡大している。
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