
まず、第3四半期の連結業績は、売上高55億5800万円(前年同期比9.3%増)、経常利益7億5400万円(同2.2%増)、純利益4億400万円(同12.5%増)と増収増益であった。
同社は、酸素をはじめとする医療用ガスを必要とする患者を対象に全国8000件の病院や医院にサービスを提供している。事業別に分けると医療用ガス器械・器具開発事業、在宅医療事業、介護福祉機器関連事業、メンテナンス事業の4つに分けられる。いずれも医療用ガスを必要とする患者にとってなくてはならないサービスである。
当第3四半期も、社会的使命をまっとうするため、経営の効率化や合理化に軸足を置き、総合的な医療サービスの提供による顧客ニーズへの対応、市場シェアの拡大に注力し、業績向上に向け営業力の強化を図ってきた。その結果、増収増益となった。
通期連結業績予想は、売上高78億円(前期比10.6%増)、経常利益11億4000万円(同9.4%増)、純利益6億1000万円(同2.6%増)、1株当り純利益169円82銭と増収増益を見込む。
なお、同日自己株式の取得を発表。取得期間は2月12日から3月21日まで、取得する株式の総数は発行済株式総数の5.55%にあたる20万株を上限とする。取得価額の総額は3億4000万円を上限とする。