トーホー<8142>(東大1)が09年1月期第3四半期及び通期業績の下方修正を発表した。
3Q売上高は前年同期比3.8%増の128,112百万円、営業利益は同2.1%増の1,637百万円を達成したが、経常利益は53.8%減の774百万円、最終利益は同67.9%減の225百万円となった。
業務用食材現金店舗販売であるA−プライス事業は店舗閉鎖により売上減少を余儀なくされたが、主力事業であるディストリビューター(業務用食材直接卸)事業は営業所の開設に伴う、新規取引先の増加や新メニューの増加で収益に寄与、また食品スーパー事業も水産物・惣菜分野の拡大と的確な目玉商品企画が奏功し、売上増に寄与した。
利益面においては売上増に伴い、営業利益は増益となったが、有価証券評価損を営業外費用に計上したたまえ、経常・最終段階では減益を余儀なくされた。
同日、通期業績の下方修正を発表、取引先の業績不透明感と運用益の損失を見込み、売上・全ての利益段階共、前回予想より引き下げ、結果、売上高は前期比3.9%増、営業利益は同1.3%増、最終利益は同39.1%減を見込む。
しかしながら、インカム銘柄としての魅力は高く、1月末・7月末の権利確定で株主優待(割引券)を実施しているほか、配当利回りも9日終値(310円)換算で2.58%を確保している。特に1月末の配当・優待取りを控えていることから、株価が2番底の様相を呈している今が押し目買い好機と言えよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:07
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