シークス<7613>(東大1)は17日、米国USA Zama, Inc.社(本社:米国デラウェア州)の全発行済株式を飯田電機工業株式会社(本社:東京都三鷹市)と共同で取得することを発表した。シークスは今月31日までに、USA Zama, Inc.社の発行済み株式総数の60%を取得する予定。
USA Zama, Inc.社はZAMAブランドの小型ガソリンエンジン用気化器(キャブレター)の販売会社で、米国市場において大きなシェアを有しており、同社が取扱う製品は、世界有数のパワーツール(チェーンソー、芝刈り機等)メーカー向けに販売されていることから、同じパワーツールメーカー向けに小型エンジン用イグニッションシステム及び電装品を販売する飯田電機工業と共同で買収することで、米国内での販売ビジネスの拡大を目指す。また将来的には、製造のための部材調達、物流ならびにEMSの各分野における業容拡大につなげていきたい方針。
今12月期業績への影響はないものの、来期には連結ベースで約40億円の増収を見込む。同社の株価は近時、PER3倍を切る割安水準におかれており、これが株価上昇のきっかけとなるか注目である。
















































