製紙用薬品の星光PMC<4963>(東2)は、5日に今3月期第3四半期連結業績を発表している。売上高166億7600万円(前年同期比12.9%減)、営業利益13億7200万円(同108.4%増)、経常利益14億1200万円(同105.9%増)、純利益9億5900万円(同160.7%増)と2ケタ減収ながら大幅増益。
同社は、高品質化・生産性の向上や環境保護・省資源等、需要業界の経営戦略に対応した差別化商品を市場に投入したが、販売先業界の需要減少の営業で減収となった。しかし、利益面では、大幅増益。
減収ながら、大幅増益の要因を探ると、原価率は5.0ポイント改善し、販売費および一般管理費を2億600万円削減したことで、営業利益以下が大幅増益となった。
■リサイクル古紙の生産性を飛躍的に向上させる薬品システムを業界で唯一同社が開発
今通期連結業績予想は、売上高218億4000万円(前期比9.2%減)、営業利益16億円(同124.0%増)、経常利益16億5000万円(同118.9%増)、純利益10億7000万円(同202.6%増)と減収ながら大幅増益を見込んでいる。
今期は減収予想であるが、板紙の抄紙PHを酸性からアルカリに転換し、リサイクル古紙の生産性を飛躍的に向上させる薬品システムを業界で唯一同社が開発していることから、この薬品システムが国内外の製紙会社に導入されると、来期より大幅増収も期待できる。
10日の株価は前日比4円安の264円。好業績に加え、PBR0.44倍、今期予想PER7.48倍と割安歴然。配当利回りも3.79%と高配当であることから、配当狙いの出来高も増加すると思われる。
















































