
レギュラーコーヒーの
ユニカフェ<2597>(東1)はこのほど、経営改革に関わる中期経営計画「革進と挑戦 40th」を発表した。
レギュラーコーヒー業界は、主原料のコーヒー生豆相場並びに原油価格の高騰の影響を受け、主力事業のコーヒー製品の製造資材の仕入れコスト上昇が続いている。
同社はこうした環境下にあってコア事業のコーヒー関連事業で「提案型営業」を推進し、新規取引先開拓、既存取引先の深耕を図り、コーヒーマシン・コーヒー生産地関連商品の開発など、レギュラーコーヒー周辺領域での新規事業育成に取り組んできた。
その結果、高付加価値新製品による大口取引先開拓が進み始めたが、収益力向上にまでには至っていない。同社は、これまでの取り組みを「改革」として加速させる時期と判断し、抜本的な「経営改革」を柱とする中期経営計画を策定した。
【中期経営計画「革進と挑戦 40th」概要】 企業価値・消費者価値を高める「グッドカンパニー・ユニカフェ」を目標に、創業40周年に向けた「原点回帰」をスローガンに掲げ、@レギュラーコーヒー焙煎専業メーカーとしての原点回帰、A戦略基地神奈川総合工場への原点回帰を目指す。
基本方針としては、@「革進」〜収益力回復とローコストオペレーション企業への転換に向けた「経営改革」の実施。A「挑戦」〜「"only one"コーヒーのユニカフェ」としてのコーポレートブランド確立に向けた、徹底的な差別化戦略の推進に取り組む。
今期から2011年9月期までの連結業績目標は、08年9月期売上高22,974百万円(営業利益0)、09年9月期同23,000百万円(同430百万円)、10年9月期同24,500百万円(同600百万円)、11年同27,000百万円(同900百万円)。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:14
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