シスメックス<6869>(東大1)は24日、インドの現地販売代理店であるトランスアジア バイオメディカルとの合弁会社「シスメックス インディア」を、現在の出資比率75%から100%に引き上げ、完全子会社化するこ旨を発表した。近年、成長著しいインドは、10億人以上の人口を抱え、医療インフラの拡充・医療の質の向上が急務となっており、今後検体検査領域における検査装置・試薬の普及が急速に進むと予想され、さらに質の高い検査を実施するため、高機能製品へのニーズも高まっていくものと見込まれる。
同社は既に1993年、トランスアジア バイオメディカルズを販売代理店として以来、両社で協力して現地での販売・サービスネットワークの拡充を進め、1998年にはトランスアジア バイオメディカルズとの合弁会社をムンバイに設立し装置および試薬の生産を行ってきたが、今回の合弁会社独資化により、シスメックスブランドのさらなる浸透と、試薬の生産体制を整備、高品質な試薬の安定供給や生産の効率化を目指していく方針。また将来的には、シスメックス インディアの試薬生産工場から周辺諸国への試薬供給も検討していくことも予定している。
なお、シスメックス グループとトランスアジア バイオメディカルズは、インドにおける協力体制をさらに強固にするため、両社の協業推進を目的とする新たな合弁会社シスメックス トランスアジア サービシズを来年1月にも設立する予定。シスメックス トランスアジア サービシズは、インドでの学術セミナーの開催など、学術サービス活動を中心に活動していく予定である。
今期は主要先進国の経済悪化で、欧米を中心に輸出が伸び悩んでいることから、成長著しいアジア諸国を強化することで、収益源の多様化・拡大を目指す。


















































