■5億5900万円の減損損失を特別損失として計上
インターネット検索エンジン最適化のコンサルティングを手がける
アウンコンサルティング<2459>(東マ)は、3日に特別損失の計上と前09年5月期通期連結業績予想の下方修正を発表した。
売上高は前回予想を300万円下回る37億9500万円(前回予想比0.1%減)、営業利益は2500万円下回る7800万円(同24.3%減)、経常利益は2300万円下回る8300万円(同21.7%減)、純利益は5億2700万円下回る△4億6100万円を見込む。
修正理由としては、シリウステクノロジーズより事業を譲受けたモバイルSEO事業に関して、事業を取り巻く環境の大きな変化により、当初の計画と大幅な差異が発生する可能性が高くなったため、将来の回収可能性を保守的に検討した結果、5億5900万円の減損損失を特別損失として計上したことを挙げている。
現在、同社はグローバル化を進めている。これまで行ってきた国内企業向けから、海外にもビジネスの目を向け、多言語化を進めている。そのため、外国人の採用を強化している。
今後は、海外のユーザー向けに、英語、フランス語、中国語、韓国語、スペイン語といった多言語のホームページを作ると共に、それぞれの言葉で検索できる検索エンジンも提供できるように取り組みを始めている。そのため、昨年6月に、多言語が得意な制作会社であるアート・スタジオ・サンライフを子会社化した。
昨年10月に観光庁が新設され、この7月1日からは中国人の個人向け観光ビザが解禁となったように、政府は国を挙げて海外からの観光客を増やす活動に取り組んでいる。同社では既に、観光スポットの宿泊施設をターゲットに、外国人専用ホームページと検索エンジンの制作を提案している。
一方で、日本の製品を海外で販売するためのECサイトにも着目している。内需拡大が叫ばれているが、ITによる外需の取り込みも重要で、同社が提案する海外向けのホームページ、検索エンジンはこの点における一つの解決策ともいえる。
今回は、減損損失を計上したための下方修正となったが、既に今後の業績回復に向けての取り組みは始まっている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:05
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