
介護サービス大手の
ツクイ<2398>(JQ)は年初来高値を更新。全体相場が軟調な地合いのなか、9月22日につけた年初来高値945円を3営業日ぶりに更新し、960円の高値引けで終えた。
同社は、デイサービス、訪問介護、訪問入浴などの在宅介護事業、有料老人ホーム事業、人材派遣事業の3事業を柱に事業展開している。
つい先頃、9月10日には上方修正を発表しているように、足もとの業績は好調そのもの。中間期・通期ともに業績予想を上積みし、09年3月期通期は売上高373億300万円(前期比24.2%増)、経常利益16億4300万円(同38.6%増)、純利益7億9800万円(同45.4%増)と大幅な増収増益となる見通し。
デイサービスセンターの利用率や有料老人ホームの入居率を引き上げるなど収益の改善を図る一方で、深刻な人材不足に関しては人材の確保、育成、定着といった課題に取組んでいる。
拠点展開も順調に進んでおり、9月27日には人材派遣サービス「ツクイスタッフ」を山形、滋賀、山口の3県に開設。人材派遣事業の事業所数は61ヶ所(44都道府県)となり、在宅介護事業の332ヶ所(45都道府県)、有料老人ホーム事業16ヶ所(11都府県)と合わせ、全事業所数は全国409拠点となる。
株価は年初1月18日の安値479円からほぼ倍増となったが、今期予想1株当たり純利益124円59銭から弾くPERは未だ7.70倍と、業界の中では極めて割安水準。配当は今期5円増配の年間20円配当(中間10円、期末10円)で利回り2.08%に乗せる。
04年4月上場時の高値は2810円であった。02年3月期の最高純利益を6期ぶりに更新した前期に引き続き、今期も過去最高となる見込み。ブームに乗ってビジネスチャンスを拡大したかと思える企業とは違い、現社長の母親への思いを込めた事業哲学が同業他社との差別化を歴然としていることが、投資家の賛同を得ている。
>>ツクイのIR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:05
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