アドアーズ<4712>(JQ)は、15日の引け後に前08年3月期業績を発表。連結売上高227億1900万円(前々期比10.9%増)、経常利益19億1700万円(同51.2%増)、純利益8億2700万円(同2.38倍)と増収大幅増益を達成した。同社は首都圏を中心にアミューズメント施設を多店舗展開しているが、前期発行済株式総数の28%を占める自己株式を取得したことで、同社独自の店舗運営が出来たことが、業績の大幅改善に繋がった。出店も当初計画5店舗を上回る7店舗と近年最多となった。また、業界全体が不振にあえぐ中、既存店売上高は17ヶ月連続で対前年同月を上回るなど、前期から続く好調な業績で推移している。
今期も業界で最も重要な差別化は「接客力・提案力」であると位置付け、前期実施した顧客アンケートなどを元にしたマーケットインの視点からの接客強化や、クオリティ確保のための接客監査を随時行う方針。また、提案力も強化するためにリアルタイム売上分析などの営業支援システムの導入も実施していく。
今期連結業績予想は、売上高250億円(前期比10.0%増)、経常利益16億2500万円(同15.3%減)、純利益8億3000万円(同0.3%増)を見込んでいる。なお、配当は7円の予想。
5月15日現時点で、新規出店は5店舗、リニューアル1店舗で総店舗数74店となっている。新店開設を積極的に推し進めているため、増収は確実であるが、開設経費、J−SOX対応のためのコーポレートガバナンス強化費用が嵩むために、営業・経常利益共に減益を予想している。
出店加速の背景には、風適法強化やサブプライム問題などで、中小のパチンコ店、アミューズメント施設の撤退が相次ぎ、駅前の好立地の物件に空きが出ている点が挙げられる。そこで、同社では出店攻勢をかけるチャンスと捉え、新規出店を進めている。
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